いつもどおりに目ざましは鳴った。いつもどおりに右腕を伸ばして、腹立たしさを覚える前に音を消す。
「……ふぁ~」
ゆっくりと上半身を起こして、首を一回り。長い髪がその流れに合わせてさらりと耳の後ろで音を立てる。これもいつもどおり。
…
……
………
「………えっ?!」
冷たい足を温かい布団から出して立ち上がろうとした瞬間、床に落とした視線の先に見慣れぬものがありしばし沈黙。
今まで床に仲間が転がっていたことや、美奈がいたことはあったが、得体の知れない物体がどんと置かれているなんてことは、記憶にはない。
「く……靴下?……」
自分と同じ大きさはある、誰が履くのか巨大な真っ赤な毛糸の靴下。中に何か入っているのか膨らんでいるし。
「え?…何……誰の仕業」
レイはしばし冷たい冬の朝、部屋で腕を組んで唸った。
まさか人が入ってやしないかと恐る恐る揺らしてみても、それほど重たくもないし、息をする音も聞こえてこない。
だからこれは、何か物なのだ。
「……………もしかして」
そう言えば、今年の12月25日は土曜日。
つまり今日。
偽物サンタクロースが何を考えているのかはわからないけれど、レイの部屋に不法侵入してどさっと赤い靴下を置いて行った、ということらしい。
美奈レイなんですけれど、みちるとかその家族ばっかり出てくる
来年には仕上げたいと思います。2011年、12月までには!!!!!!!!!!
「……ふぁ~」
ゆっくりと上半身を起こして、首を一回り。長い髪がその流れに合わせてさらりと耳の後ろで音を立てる。これもいつもどおり。
…
……
………
「………えっ?!」
冷たい足を温かい布団から出して立ち上がろうとした瞬間、床に落とした視線の先に見慣れぬものがありしばし沈黙。
今まで床に仲間が転がっていたことや、美奈がいたことはあったが、得体の知れない物体がどんと置かれているなんてことは、記憶にはない。
「く……靴下?……」
自分と同じ大きさはある、誰が履くのか巨大な真っ赤な毛糸の靴下。中に何か入っているのか膨らんでいるし。
「え?…何……誰の仕業」
レイはしばし冷たい冬の朝、部屋で腕を組んで唸った。
まさか人が入ってやしないかと恐る恐る揺らしてみても、それほど重たくもないし、息をする音も聞こえてこない。
だからこれは、何か物なのだ。
「……………もしかして」
そう言えば、今年の12月25日は土曜日。
つまり今日。
偽物サンタクロースが何を考えているのかはわからないけれど、レイの部屋に不法侵入してどさっと赤い靴下を置いて行った、ということらしい。
美奈レイなんですけれど、みちるとかその家族ばっかり出てくる
来年には仕上げたいと思います。2011年、12月までには!!!!!!!!!!