日頃の修理において修理作業時の洗浄は非常に大切な要素として考えています。
ベンジン溶剤を使用し、2回の洗浄を行うようにしています。
1回目で大部分汚れは取れていると思っていますが、2回行うことで「更にキレイに」と思い作業しています。
洗浄前にはこのような文様めいた跡があるものだと、洗浄具合が判りやすいです
洗浄後は文様も消えて無くなっておりキレイになったと感じますが、この部品において洗浄の必要性は平面部よりも、歯車歯先やカナ部の溝、中心の穴部の方がより洗浄の必要性が高くなります。
文様が無くなることで周辺も含みキレイになったことの目安になりますので、再度歯先などに注意して洗浄を行います。
自己満足を追い求めているような気配もありますが、しっかりとした作業の積み重ねでお客様にお渡しすることを第一としています
また部品の素材の仕上げにより、洗浄効果も違うような気がします。
単純な洗浄の行為ですが、色々考えると奥深い作業に感じました。
これから修理します。