革バンドの加工作業

最近になってバンド加工作業が増えてきたと感じています。

バンド汎用品がケースと合うように加工します。メタルバンドでは「削る」、革バンドでは、「切り込む」どちらとも既製品の形を引き算しケースと合うようにします。

加工作業自体、過去に何度も失敗して痛い目に遭っています。「削りすぎたり」「切り込みすぎたり」「バランス悪かったり」その度追加注文し再加工、納期遅れ無いように焦ってしまいます。

「上手くできた」時の爽快感と、お渡し時にお客様から頂く声のおかげで続ける勇気を貰っています。

 

 

革バンドの交換依頼ですが、革バンド自体への加工が必要なお品物でした。

お預かりして作業します。

付け根が剥がれてしまいました。

新しいバンドに対して

専用のヤットコで切り込みを入れます

一回で必要な幅を切り落とすことが出来れば良いのですが、今回の幅の場合２回作業が必要です。

複数回実施の時はズレのリスクが生じるので２回目はより注意が必要です。

切り込み跡（バンドの中身）か白っぽい場合は、色を塗り目立たないようにしています。

出来上がりました

革バンド加工時は「ややキツメ」を意識しています。

使用し続けることで、柔らかくなることを見越しています。

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リューズ合わせ作業

時計内部に湿気侵入しガラス内側に水滴があるお品物のご依頼がありました。

まずは機械内部の乾燥作業です。

乾燥材を多く入れているケース内にムーブメントを入れて数日掛けて乾燥させます。

次の確認事項は「どこから水気が侵入したか？」ってことになります。

一般的には『ガラス部』『リューズ部』『裏蓋部』のいずれかになります。

今回は

巻き芯の錆具合からしてリューズパッキンの劣化が原因として良さそうです。

新しい巻き芯と

新しいリューズを使用し改善します

実は『リューズ探し』は上手くいくときとそうでない時の差が激しい作業です。

リューズの在庫はそれなりに持っていると思いますが、やはり見つけるのに時間が掛かることも･･･

リューズ合わせにおいて必要な事は「ケースとの相性」「巻き芯との相性」「既存品と似たようなモノ」の3点ですが、似たようなモノの優先順位は低めで「防水性能維持」出来ることが最優先と考えています

「ケースとの相性」ではケースとリューズ間に隙間がなるべくない事

合わせた時点で上下左右に動かし隙間具合の点検します。

あとは「巻き芯との相性」ですが、巻き芯の太さとリューズの穴径が合わない場合もあります。

合わない時はかなりの時間を掛けても見つからない場合もあります

探す時は気合が必要な時もあります。

今回は画像のリューズで大丈夫な感じがありますのでこのまま作業進めます。

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東京都中小企業振興公社からの案内

先日、東京都中小企業振興公社から研修の案内が来ました。

日頃見て頂いているブログや当店ホームページは、東京都中小企業振興公社主催の研修（商人大学校）を受講した事をきっかけとして始まり現在に至ります。

ブログ・ホームページともに2015年9月から開始しました。

ブログ・ホームページ・X（旧ツイッター）を通じ多くの方々とお知り合いになることが出来たり、お仕事頂戴したりと、当店にとっては非常に有益な手段となっています。

なので、東京都中小企業振興公社さんや、WEB関連の講師さんには非常に感謝しつつ過ごしています。

今回の研修案内を見ていた所

竹内先生の講座を発見

中小企業診断士スプラム竹内幸次 東京都中央区銀座-企業診断(WEBブログSEO)講演-経営士

まさにキッカケを頂いた先生の講座です。

最初の受講から複数回竹内先生の講座を受講しています。

その度、キッカケを貰い自身の心持の変化となっています。

 

開催は来年とまだまだ先ですが受講してまた色々と教えて貰おうかと考えています。

来年の楽しみがひとつ増えました。

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【HAMILTON】分解掃除

ハミルトンのお品物です

全部で３針　６時位置小秒針付　小秒針は長さがあり目立ちます

ハミルトンについて（WIKI加筆編集しました）

アメリカ発祥のブランド。一般的な時計メーカーとは異なり、中小の時計企業の合併により誕生したのが特徴。ハミルトンの前身会社は1874年頃設立、倒産や買収の末1892年ハミルトン時計が設立される。

現在スウォッチグルーブ傘下の腕時計ブランドである。

ムーブメントはETA980.163です。

これから修理します。

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義母の施設と西東京市ぬくい果樹園

義母の施設へお届け物と面会出来ました。

足取りも軽く元気そうです。日常会話と現状報告しました。

近日中に義母のお友達とも面会出来そうです。

帰りがけ

西東京市ぬくい果樹園

立ち寄りました。

数年前に購入した時に非常に美味しかったことから、タイミング合うと寄って購入しています。

今回は梨とシャインマスカットを購入。

シャインマスカットはつまみ食いしてしまいましたがとっても美味しかったです。

冷やしたらもっと美味しくなるかもしれません。

これから11月位までは、色々な果物を楽しむ事が出来そうです。

また立ち寄ります。

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2023/08/26

朝から大泉学園です。

ゆめりあホールで発表会

お手伝い中です。

少し商店街見学しましたが、活気溢れる店舗も多く羨ましく思いました。

コイル断線がありました

修理依頼品です。

症例としては電池入れ替えても動作しない（針が動かない）ってことでした。

開けてみると画像下部にあるコイル左側に違和感があります

近寄ってみます

何かが当たったような跡です

少しえぐられた感じがあります

「コイル」は細い線が巻かれた部品で電流調整の役割があります。

断線すると停止の原因にもなります

今回の案件ではコイルの交換は必須となります。

他に不具合が無いか調査してからの修理となります。

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ブラックチャンネル ぬいぐるみ購入しました

コロコロコミックにて連載中の「ブラックチャンネル」主人公ブラックのぬいぐるみを発見したので購入しました。

作者の、きさいち さとしさんは親戚で当店キャラクター作成もしてくれました。

以前、頂いたサインも掲示しています

このまま展示しているとホコリで汚れてしまうのが勿体ないし、折角の展示ですのでキレイを維持したいと考えていたら、

丁度良いサイズのケースを見つけることが出来ましたので、こちらも購入しました。

ケースに入れてみた所、ぴったりでした。

店内結構目立つ所に展示出来ました。

『ブラックチャンネル』応援しています。

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「色紙フレーム」購入しました

来月準備の一環です。

色紙フレームが必要になり購入

店内掲示か店頭掲示か悩んでいます。

全部で６個購入

とある方々のサインが入ります

あと数日で再度紹介出来そうです。

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再修理することもあります

修理終了品は、動作させながら数日様子を見てから、ケースに収めます。

ケースに収めた後も、数日様子見て初期不良無いように心がけています。

今回様子見期間に止まってしまった時計がありました。

自身の分解掃除手順や組込に問題無かったか反省しつつ再度分解掃除します。

それぞれの部品の状態や洗浄具合の確認を目視で普段以上に時間を掛けます。

今回の案件では、針回し（カレンダー早送り・時刻合わせ）の際に、スリップするような感覚、歯車間で力が逃げていて空回りする間隔がありました。その機能を担う部品はより一層確認強化しました。

↓こちらの部品、歯車部の動きが非常に悪く重い感じがします。

部品のストックから良さそうなモノを取り出し、洗浄します。

組込実施し、動作確認した所、上手くいきました。

「これが原因かな？」って部品を交換し、動作確認を繰り返します。

やはりそれぞれ小さな部品なので目視では確認しきれない所はあるので、交換し動作確認することで真因を突き止めることは多いです。

複数の部品交換の必要がある場合も･･･

ムーブメント交換作業の場合は、旧ムーブメントはストックさせてもらい、どこかで役立つこともあります。

他時計屋さんとの比較も出来ませんが、個人経営店舗にしてはそれなりの量在庫あると思っています。

ストックあるムーブメント修理時は「ストックがある事」で安心して作業が出来ます

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