小平中央駅・業務日誌

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【西武】6連化された3005Fが運用開始

2010-10-02 16:02:22 | 西武鉄道
9月24日に武蔵丘検修場を全検出場した3005Fですが、その後6連化に伴う性能確認の試運転を数回行い、30日より国分寺線での運用を開始しました。
もともと他形式との連結が出来ないため、電気連結器を持たない3000系でありますが、6連化された3005Fも同様で6連単独運用のみとなります。従って、主とする運用線区は国分寺線となり、乗り入れとして西武園線・新宿線(東村山~本川越)になりそうです。なお、3000系の6連化はあと2本計画されているようですが、具体的にどの編成が6連化されるのかは不明です。



競輪ダイヤのため、西武園線直通運用に入る3005F(2010-10-02 小川)


国分寺線から新宿線への直通運用に就く3005F(2010-10-02 新所沢)


本川越で折返し、再び国分寺へ向かう3005F(2010-10-02 航空公園)

気になる6連化後の性能ですが、単純に中間1ユニットを抜いただけとなっています。主制御器・主電動機は変わりませんので、起動加速度はMT比率が変わった分、2000系6連と同様の2.6km/h/sに下がっています。また、補器類は変更されませんでした。これまでの西武ですと、6連には補助電源として120kVAのMGを使用していましたが、今回の3005Fは元より搭載している140kVAの日立製ブラシレスMGをそのまま利用しています。6連にしてはオーバースペックではありますが、新調するほどのメリットが無いという社内での判断と思われます。
車内ですが、従来のままで更新工事は行われていません。長期の使用は想定しておらず、ワンポイントリリーフといった印象です。方向幕については、設定器と見たところ新宿線用3000系と同じように見えます。種別幕も拝島快速を含めて全て搭載しており、幕自体の内容も8連と同じものが使用されているようです。



Tc1(西武新宿・国分寺方クハ)に設置されている方向幕設定器。内容は8連と同じ。(2010-10-02 新所沢)

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