すいーと雑記帳

とっこの独り言

やんばる東村高江へ

2011-07-04 16:52:53 | 日録・雑感など
7月4日 MON  31℃

昨日、母の体調もまずまずだったので、チョイさんと一緒に那覇から市民団体のチャーターバスに乗って、ヤンバル東村・高江まで行きました。

途中、道路沿いの木々、山々の木々は、先日の台風2号のダメージから見事に立ち直って、どの樹も新しい葉に覆われて、まぶしい新緑の色に輝いていました。
すごいですね、自然の力は! まさに「イチから出直しやり直し」をして、2度目の新緑の季節を楽しませてくれています。この力に感動しました。

那覇からバスで3時間弱、沖縄県の東北部にある東村(ひがしそん)に到着。
東村はゴルフの宮里藍ちゃんの故郷として有名だし、またパイナップルの生産地としても知られています。海も美しい森もあるのんびりした、とてもいい所です。

この東村高江に米軍ヘリパッド(ヘリコプター離着陸帯)建設工事の計画が持ち上がって、これにずっと反対してきた「ヘリパッドいらない住民の会」が、昨日、村の農民研修施設で「座り込み4周年報告会」を開きました。


会場には、近辺および県中南部から500人を超える人が詰め掛けて、座れない人が体育館?のうしろに立っている状態、すごい熱気でした。

報告集会の前座には、西アフリカの太鼓と踊りや、高江の人たちによるフラダンス、歌などの披露があって盛り上がりました。

(沖縄タイムス2011・7 ・4)
ヘリパッド反対「貫く」 高江座り込み4年 500人が集会

3月から6月までは、ヤンバルの森に棲息するノグチゲラなど希少動物の繁殖期なので控えられていた防衛局による工事ですが、7月に入った今、また再開されるのが確実です。

昨日の集会に集まったぐらいの人数が、常時現場に来て、道路を埋め尽くせたら、防衛局の重機や作業員の投入は防げるのだけれどね。
なんせ高江は、那覇からでも遠いから、常に座り込みテントに応援に行く人数が足りません。
あくまで非暴力の抗議活動・説得活動だから、少人数では多勢に無勢、どうにもならず工事を強行されてしまいます。なんとかならないかなあ。

もし高江にヘリパッドを作らせてしまったら、とんでもない事態になります・・。危険極まりない怪物オスプレイが沖縄県内を縦横に飛び回って、各地に訓練をしに行きます。
事故の危険性、騒音被害だけではありません。米軍のその訓練は、当然戦争の訓練、人殺しの訓練です。イラク、アフガニスタンなど世界各地で民衆をも殺してしまう戦闘の訓練です。そういう訓練を沖縄の地でやらせたくないと思います。
昨日の集会で、高江の住民のどなたかが、「被害者にも加害者にもなりたくない、だからヘリパッド建設に反対する」とおっしゃっていましたが、まさにその通りだと思います。

高江は、本土からははるかに遠い沖縄県北部ヤンバル(山原)の地ですが、もし遊びがてら素晴らしいブロッコリーの森を見に行こうと思う方は、下記のブログのアクセス方法などをご覧になってください。海もすでに夏の色をしてとても綺麗です。

やんばる東村高江の現状

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先日、夕方散歩に母を車椅子に乗せて近くの公園まで行きました。
そこでゴールデンシャワー・ツリーを見ました。沖縄へ来て3年になりますがこの花を見たのは初めてです。鮮やかな黄色、房状の花が見事でした。








ネットで調べたら、マメ科の半常緑高木で、タイの国花とのことです。

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