すいーと雑記帳

とっこの独り言

「朝日のあたる家」へ

2009-12-09 16:13:33 | 日録・雑感など
(12月9日 WED)  24℃ 


ポカポカ陽気の那覇市街

今日は朝から暑くて半袖でOKです。

京都は寒いそうで、コートにマフラーだとチョイさんが先日電話で言っ
てましたが、申し訳ないような暖かさです。

母は、昨日あたりからまた不調で寝ています。
仕方なく私も蟄居して、家の大掃除をボチボチしたりしていました。

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数日前も、同じような気持ちいい天気だったので、自転車に乗って、運動
がてら那覇新港の近く、曙(あけぼの)3丁目に新しくできた「朝日のあ
たる家」へ行きました。

沖縄のホームレス支援に取り組んでおられるNPO法人プロミスキーパーズ
(山内昌良代表。山内さんは牧師さん)の新しい拠点が安謝(あじゃ)
交差点の近くにできた、と新聞で読んだので行ってみたのです。

従来の施設は西原町だったのでちょっと遠かったけれど、今度2か所目
にできたこの場所なら自転車で25分ほどで行けるので、古紙回収に協
力できるなあと思ったから、場所の確認です。

以前、サンマリンナハというホテルだったという7階建の細長い建物で
した。大きな看板で「朝日のあたる家」と書いてあったのですぐに見つ
かりました。

玄関前に2,3人の人たちが座っておられましたが、その中の一人の青
年が、ほんとに放心したような顔をしておられたのに胸を突かれました。
長いこと厳しい生活を続けて、やっとここにたどり着かれたのか、という
感じさえ受けました。

1階は、沖縄ベタニヤチャーチという教会。
(中を覗いてみましたが、広くて立派な教会で、お年寄りの男性が二人、
椅子に腰かけてじっとしておられました)
2階から7階までがホームレスの人たちの暮らす部屋になっているみたい
です。

きょろきょろしていたら、玄関近くにいたオニイサンが声をかけてくれ
たので、
「古紙を集めておられると聞きましたが、どこに置けばいいでしょう?」
と聞くと
「こちらから車で取りに伺いますよ」とのことでしたが、
「いえ、少ししかないし、この近くですから自転車で持ってきます」と言
って、置く場所を教えてもらって帰ってきました。
「感謝します」とオニイサン。

プロミスキーパーズでは回収は古紙しかしてなくて、空き缶は集めない
のです。それは他のホームレスさんの空き缶集めの妨害になったらいけ
ないから、という配慮らしいです。

沖縄タイムス2009年11月29日
「自立目指し新拠点 プロミスキーパーズ/ ホームレス支援 古ホテルを改修」



往きは国道58号線をおおむね登り坂。帰りは下り坂で楽ちん、楽ちん、
ビュ~ンと帰ってきました。


安謝(あじゃ)と天久(あめく)のあいだで見かけた見事なブーゲンビリア

この季節、あちこちでブーゲンビリアが満開です。
うちのベランダのも、それなりに健気に咲いています。

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