映像ジャーナリスト、長井健司さんがヤンゴンで取材中、ミャンマー軍治安部隊に至近距離から銃撃されて亡くなってから、はや4ヶ月余りになります。
長井さんが最後まで握って離さなかったビデオカメラとテープの返却を求めるために、長井さんの友人たちがこの間もずっと署名活動や各地でのイベントを行い、また長井さんの本、CDを作る計画を進めておられます。
署名総数は1月26日現在で三万八千人を超えたそうで . . . 本文を読む
一昨年だったか、八重山諸島の波照間島へ行った時、民宿で米にモチキビを混ぜて炊いたご飯が出て、もっちりとしてとても美味しかったのです。お土産に「モチキビ」を買って帰って家でも炊いていました。
それも無くなったなあ、と思っていたところ、行きつけの生協でいい物を見つけました。
「おいしい雑穀・・十五穀」という商品で、2合のお米に混ぜて、いつもどおりに炊飯器で炊くだけでできます。
炊き上が . . . 本文を読む
先日、私の陶芸の師匠であるA.Y先生の陶展が高島屋であったので、伺いました。若手作家らしく、毎回どんどん「進化」しながらも、柔らかく素直でイキイキした作風がどんどん確立されていくようで、生徒としても、いつもとっても楽しみです。
(陶展の案内ハガキ・・豆皿各種)
とても気に入って、5客頒けていただいた湯のみ・・柔らかく鄙びた感じが素敵です。持った感じも軽くていいし、たっぷりとお茶 . . . 本文を読む
お正月に母が具合悪くなってから、ずっと家でくすぶっていたのですが、やっと少しマシになってきたみたいなので、久しぶりにチョイさんと映画を見に行きました。
「長江哀歌(エレジー)」 賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督
なかなか面白かったです。なんたって長江・三峡の雄大なゆったりした景色がよかったし、音楽効果も抜群。主演女優の趙濤(チャオ・タオ)さんが美人。
二千年の歴史ある古都、奉節(フ . . . 本文を読む
今朝、家事をしながらTV朝日「スーパーモーニング」を何気なく見ていたら、高校の同級生だったF氏が記者会見をしておられました。
医者であり、医療ジャーナリストでもある人なので、テレビに出るのは特に珍しくないのですが、今回はご長男が被害にあわれた医療事故のことだったので、とてもびっくりしました。
一昨年、21歳の時に体調を崩されたご長男が、J k 医大病院で検査を受けて、その時の医療過誤で . . . 本文を読む
冬の寒い時期というのは、「高血圧系」人間にとっては、やはり「アブナイ」季節なわけで、「高血圧系かつ備えるタイプ」の私は、それなりに気をつけて暮らしています。
早朝はバタバタしない、お風呂に入る時は脱衣場と浴室を暖かくしてから裸になる、外出時はもちろん、ちょっと戸外へ灯油を入れに行く時でも必ず帽子マフラー手袋をするとか・・・いろいろと注意しているわけです。
それを見て亭主の言うことにゃ、「 . . . 本文を読む
このところずっと母が不調で、一人にしておけないので、陶芸教室にも1ヶ月以上行っていません。
そろそろ土を触りたくなったので、家でできる陶土再生作業でもやろうと思いつきました。
以前買った土が乾いてカチカチになってしまっているのを、2晩ほど水につけたのが下の写真。
(信楽赤土)
板の上で揉み始めたものの、まだまだ固い。そこで土にブツブツ穴をあけて、そこに水を流し込み、水を揉み込む . . . 本文を読む
「金の人生 銀の人生」 (松永 伍一 2000・4 祥伝社) (洛西図書館)
このごろ本を読むと必ず舟を漕ぐようになって、まさに「居眠り読書」で、こんなんだったら読まん方がマシか・・と思うことも多いです。
でも「お酒を飲むには何か本が欲しい」という長年の悪習から抜け出せずにいます。
で、この本は、「金の人生」というほど輝かしいものでなくても、日ごろの心がけ次第で素晴らしい「銀の人生」 . . . 本文を読む
「戦後ニッポンを読む 食卓のない家」 (円地文子 1997・3 読売新聞社) (久我のもり図書館)
著者は、連合赤軍「あさま山荘事件」で無期懲役の判決を受けた吉野雅邦氏の父親を作品執筆のきっかけにしたと思われるが、モデルというわけではなく、あくまで作者によるフィクション。
息子が残酷なリンチ殺人の殺人者となって、社会的な猛バッシングを受けたにもかかわらず、自殺もせず、エリートの職を辞すこ . . . 本文を読む
先日、用事があって長男と会う機会がありました。突然、彼が言いました。
「明日、面接試験やねん」。
エーッ! ついこのあいだ会社を変わったばかりなのに、ま、まさか、また別の会社を受けたのじゃあるまいな!?と、ドキ~ンとしました。
「め、面接って誰が・・?」
「T君や」
T君というのは長男とNちゃんのカップルがとても可愛がっている飼い犬のミニチュアダックスです。
「え? T君がなんで面接試 . . . 本文を読む