１２月２４日 ＳＵＮ 
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沖縄では、２０日に福岡高裁那覇支部で辺野古代執行訴訟の判決が出ました。
予想したとおり、「知事は沖縄防衛局の設計変更申請を３日以内に承認せよ」という沖縄県民の思いを歯牙にもかけない、まったく酷いものでした。（三権分立なんて無い国になっちゃったからね、情けない！）
しかし、これは想定内の出来事。知事は、とことん不承認を貫いて上告して、最高裁で審理を尽くさせること、そして違う理由による埋め立て承認の再撤回の道を追求すること、この道しかありません。
知事、肺炎で静養中でしんどいでしょうが、頑張って初志貫徹してください。県民一人一人も、それぞれの場所で頑張り続けるしかありません。決してあきらめないこと、それしかないと思います。
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ところで、テレビのニュースで流れるパレスチナ・ガザの惨状には、日々胸をえぐられる思いです。なんでこんな酷いことを、国連はじめ世界中の誰も止めることはできないのか？！と憤懣やるかたなく、自分も含めた人間の無力さにうちひしがれます。でも世界中で「即時停戦、パレスチナに平和を！」のデモや集会が行われている、そういう声を各国から大きく世界中に広げて、イスラエルによる集団虐殺をやめさせ、即時停戦を実現する力になればいいなと思います。
去る１２月１０日、那覇市の県立博物館美術館講堂で、岡真理さん（京都大学名誉教授・早稲田大学文学学術院教授）の講演「パレスチナ・ガザはいま」を聞きにいきました。
３時間ほどの講演でしたが、内容の濃さ、岡さんの熱量にひきつけられて、あっという間に時間が過ぎました。まさに「眼からウロコ」の講演内容で、是非多くの人に視聴していただきたいです。
以下（青字）は、講演の中で、岡さんの示されたスライドの一枚です。
岡さん：「日本の新聞・テレビでは以下の文言が常套句のように使われています。
「イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するガザで・・」
「でも、日本のメディアがイスラエルやパレスチナ・ガザのことを報道する時に、以下のようにずっと報道してきたとしたらどうでしょう？」
・７５年前に植民地主義的侵略によって建国されたイスラエルで・・
・集団虐殺やレイプによってパレスチナ人住民の４分の３を民族浄化して建国されたイスラエルで・・
・安保理決議に違反して、６０年近く不法なパレスチナ占領を続けるイスラエルで・・・
・ユダヤ人至上主義のアパルトヘイトを続けるイスラエルで・・
・２００７年以来、イスラエルによる完全封鎖のもとに置かれているガザで・・
（講演ユーチューブの１時間５０分辺り）
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確かに、イスラエルとパレスチナの歴史を正しく知ることが、現在起きている事態を理解するうえで、いかに大事かを思い知らされる指摘です。
そういう意味で、この岡さんの講演は、非常によかったです。
この講演、「パレスチナ・ガザはいま」の映像がユーチューブで公開されました。
現在のパレスチナ問題を考えるために、是非、ご覧ください。
ユーチューブで、「岡真理 沖縄」で検索しても出てきます。
