9月15日 ＳＵＮ 
29℃
昨日、チョイさんから「Ｈさんが急逝された」と聞かされて「エッ！」と言ったきり、言葉が出ませんでした。
Ｈさんは、2012年9月に沖縄県民の反対を押し切って普天間飛行場にオスプレイが強行配備されてから、ずっと今まで野嵩ゲート前で毎日抗議行動を続けておられました。その頃、私たちは同じ普天間飛行場の反対側にある大山ゲートで、早朝出勤してくる米兵の車に「オスプレイ撤去、普天間基地閉鎖」を訴えて抗議行動を続けていたのですが、その時使っていた抗議の旗を立てる鉄製スタンドを何個も作ってくださったのが、鉄工所を経営しておられたＨさんでした。短い鉄パイプに十字の足を溶接した特別製の旗台で、毎朝どんなに重宝したかしれません。
そのＨさんが、59歳の若さで突然逝ってしまわれるなんて、とてもショックです。今日、告別式に参列したチョイさんの話によると、9月11日の朝、野嵩ゲート前にＨさんが来ないのを心配した仲間が鉄工所に行ったところ、一人で倒れておられて、すぐに救急搬送したけれど救命することはできなかったとのこと。脳出血だったそうです。
連日の早朝抗議行動に加えて最近は鉄工所のお仕事もとても忙しかったそうで、無理を重ねておられたのかなぁと想像すると、とてもつらいです。（自分もひと月半ほど前に、十数時間一人で意識なく倒れていたことを思い出すと、到底他人事とは思えません）
本当に残念なことです。心からご冥福をお祈りします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ところで、私の方ですが、8月19日に退院してからもうすぐひと月になります。病院でリハビリをしていたとはいうものの、退院後最初の頃は、さすがにしんどくて、料理をするにも「大根切っては一休み、ニンジン切っては一休み・・」という感じで、休み休みしか家事ができなかったのですが、毎日の家事の繰り返しがリハビリになったのと、自分で工夫して毎日筋トレを続けたこともあって、最近ではほとんど以前と同じように家事をこなせるようになりました。買い物もずっとチョイさんに頼んでいたのを、この頃は自転車を押したり乗ったりしながら自分で近くのスーパーまで行けるようになりました。有り難いことです。
でも、決して無理はしません。「カミサマにもう一度いただいた命」であることを十二分に自覚して、慎重に暮らしています。自転車も以前みたいに「颯爽とかっこよく乗ろう」などという気持ちはさっぱり捨てて、「老人用買い物カートの替わりに自転車を押している、時々乗る、危なそうな所は降りる」という「おばあさん自転車乗り」を心掛けていますので、心配しないでください。
毎日の家事復帰に一生懸命、精一杯で、ブログ更新をサボッていて、その後の体調について心配をおかけしたみたいで申し訳ありませんでした。なんとかぼつぼつ元気にやっていますので、大丈夫です。メールいただいて有難うございました。
