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はぎっしょサバ(半夏生鯖)!

2004-07-02 10:00:33 | 生活・趣味
はや今年も半年過ぎてしまった。

7月1日、暦は半夏生、夏はすぐそこに‥なのだが、
この2、3日お天気は夏日、カラっと気持ち良く晴れている。

半夏生の日、こちら福井県特に山間部の奥越地方では、
鯖の丸焼きを食べる風習がある。
食欲の落ちる梅雨を過ごし暑い夏を迎えるのために、
炭火でじっくり焼いた大ぶりの丸鯖を食べて体力をつけるのだ。

地元新聞やローカルニュースで取り上げるため、ここ10年ほどで
福井そこかしこに広がってるようだ。

海のそばに育った私などは、特に珍しいものではないが、
海岸から遠く離れ、新鮮な海産物がなかなか手に入らなかった
昔の人の知恵はさすがだと思う。

画像は、昨日夕飯に登場の「はぎっしょさば」(普通「浜焼きさば」といわれるものです)

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4 コメント

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とても美味しそう (kasa~va)
2004-07-02 16:40:53
塩焼きなんでしょうか?

ただ串に刺して塩を付けずに焼いてあるので

しょうか?

とても美味しそうです。



鯖は、大好きな魚です。

お写真の鯖、2尾くらいペロンと頂けそうです。



当地は新潟の山間部なのですが、

鯖を特に何かを祈念して食べることは

無いと思います。



ただ、いつでしょうか?

(恵比寿様の日かな?~こんな日が

あるのでしょうか?)

鯉を食べます。

何かを祈念しているのかも知れません。



[鯉こく] プロに捌いてもらった鯉のぶつ切り・

(普通の切り身一人前位の大きさ)

大根の銀杏切り・お豆腐(大きな切れ)・

長ネギ(斜めに大きくスライス)などを

お醤油味で

大きなお鍋でたくさん煮込みます。



一晩おいて(カレーのように)火を通すと更に,

おいしさがアップします。



それと、[鯉のあらい](お刺身)



美味しいです。

あぁ、思い出しただけで、

食べたくなってしまいます。





いよいよ、夏本番です。



「はぎっしょさば」を食べ、

お元気にお過ごし下さい。









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味付けは塩だけです (tokoneko)
2004-07-02 22:25:03
kasa~vaさん、コメントありがとう。



はぎっしょさばは塩焼きです。

仕上げにみりんをさっと一はけ塗ってあるようです。

ガスや電気でなく、炭火で焼いたサバは、皮までパリッと

焼けておいしいですね。



「鯖こく」

おいしそうですね。「鯉こく」ではなく、鯖こくなんですね。恵比寿様の日って、季節はいつかしら?

身体が暖まりそうなお料理のようですね。

レシピのご紹介ありがとう♪



鯖でも、地域によって、いろんなアレンジがありますね。



福井でも、苓北地域の三国や鷹巣方面では、鯖やイワシの青魚は味噌や醤油で焚きますが、越前町あたりから南の若狭方面では塩だけで焚くそうです。



もちろん、新鮮なモノが手に入る土地の調理法なので、

実家の三国あたりでは、地のカレイやメギスなどの白身魚を塩だけで焚きます。シンプルだけど、とてもおいしいですよ。



また、若狭方面では、1匹(修理済み)まるまる鯖やイワシを たくあんのようにこぬかと塩で漬けた「へしこ」があります。ぬかを落として焼いて食べますが、これがまた

お茶漬けや酒のおつまみにとてもおいしいのです。



昔から「鯖街道」という流通路(越前や若狭の漁村から京都へ生鯖を背中に負い徒歩で運んだ道筋)もあるくらいですから、鯖という魚は昔から民衆の大切な食の一つだったのでしょうね。



夏前に、はぎっしょさば!

土用には、うなぎ!



そうそう、もう一つ夏バテ防止の珍味、「越前塩雲丹」を

忘れてはいけませんでした。

毎年、実家からいただきますので、いずれ画像アップしますね。



日本人の知恵、日本独自の食べ物で、夏を乗り切りましょう!
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漢字は楽し (kasa~va)
2004-07-03 09:06:45
魚へん-漢字は楽し



いえいえ、[鯖こく]ではなく[鯉(こい)こく]です。

鯉こくは、tokonekoさんの方にもある様ですね。



魚へんですから、勘違いされたようです。

魚へんの漢字、たくさんありますからね。



漢字に関するブログ、この方のブログ

おもしろいなと思いました。



クリックして見て下さい。



http://onoda.blog.ocn.ne.jp/ma1866/

   ↑

漢字のコラムが有り、時々遊びに行きます。







半夏生という言葉を今回初めて教えて頂きましたが、

何かな?とネットで検索すると

    ↓

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/Hangeshou.html



がありました。



季節の事であったり、植物の名前だったり

色々のようですが、tokonekoさんのおっしゃる様に

何かと疲れやすいこの時期、体を元気づける為に

生きの良いサバを食べるのでしょう。



とても素敵なネーミングだと思いました。

越前や若狭人の智慧なのですね。



鯖やイワシの青魚、カレイやメギスなどの白身魚



む~、どれも食べたい。



更に、

「へしこ」ですか!

これは、ぬかに漬けるということは、

幾分か、発酵もするのでしょうか?

これを焼くのですね、どんな味なのでせう。

 

む~、これも食べてみたい。



「鯖街道」もある。



こちら、越後には、「塩の道」があります。

4~500年前のお話でしょうか?

高田だか糸魚川から信濃か甲斐のどなたかに

塩を送った事があるようですが、

勉強不足で確かな事は解りません。

忘れなかったら、今度ネットで検索してみます。



また、「越前塩雲丹」とは何でしょうか?



「へしこ」と「越前塩雲丹」の続報、お待ち致します。



む~、今回は美味しいものばかりで、

「参っちゃいました」       (^o^)



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ホントだ、鯉って云う字だわ(^^;) (tokoneko)
2004-07-03 14:28:38
言い訳じゃないけど、老眼と眼精疲労のせいにしちゃいますね。最近とみに細かいものが見にくくなっています。すみませんでした。



鯉こく‥こちらでは昔から、出産後のお嫁さんが母乳の出が良くなるようにと、鯉のおみそ汁やお吸い物を食べるという習慣があります。最近の若い人は川魚が苦手という人が多いので、珍しくなっていますが‥。

川魚というと、鮎漁が解禁ですね。それに合わせるように、鯉ヘルペスが当県の数カ所で見つかっています。広がらないことを祈ってるのですが‥。



漢字ってすごいなって思っています。もちろんアルファベット表記の単語も、いくつかの構成でなっていて、それぞれ意味がありますが、漢字のあの小さな表面積の中に、宇宙の様な大きな意味が隠されているのですから・・。

漢倹の4~3級問題くらいはそれなりに解答できますが、2級は難しいですね。特に4文字熟語などは、見たことも聞いたこともないようなものが出題されてますね。

アレレ、なんか別の話になっていきそうなので、この辺で終わりにします。

ご紹介のサイト、私も時々覗いてみますね。



塩の道‥確か、上杉謙信が、敵方の武田信玄に

塩を送ったというような話だったと思います。これから、敵相手に情けをかけることなどを「敵に塩を送る」と云うことになったとかなんとか。まちがってたら、ごめんなさいね。



長くなりましたが、最後に

鯖街道、へしこ、越前塩雲丹については、↓の水産コーナーをどうぞ。(おっと、決して県観光課職員ではありません・笑)



http://www.pref.fukui.jp/kankoushinkouka/rekishi/saba.html

http://www.fukui-bussan.or.jp/
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