もし、神宮寺三郎と「龍が如く」がコラボしたら、けっこう面白いと思うんです。
オープンワールドを巡り歩いて情報収集したり、物証を集めたりするのって、探偵アドベンチャーゲームの醍醐味じゃないですか。
世界観なんかも、この2作品はかなり共通点がありますし(神宮寺三郎はヤクザの親分と昵懇の仲です)、きっと、相性ぴったりですよ。
発売後に探偵依頼を配信していけば(無料で)末永く楽しめますし、新たなコラボレーションの可能性も出てくるはずです(日本には有名無名の探偵がいくらでもいますからね)。
例えば、名探偵コナンの新作映画の公開に先駆けて、その前段階の物語をゲームで配信する。なんて、どうでしょう。
あくまで、宣伝の一環として捉えるなら、メディアミックス戦略のリスクを大いに軽減できるはずです。
何と言っても、ゲームの根幹部分はすでにできあがってる訳ですから、お金がかからないんです。
そして、配信されたエピソードの最後に、「名探偵コナン」の劇場版につながる大きな謎の一つでも見せられた日には、こいつぁ、もう、映画館に足を運ぶしかないでしょう。「だって、続きが気になるんだから!」
と、いう具合に、宣伝効果もばっちりだと思うんですけど。
宣伝効果をきっちりと数値化できれば、権利関係も含めて、それほど非現実的な企画でもないように思うんです。
なんとなれば、エンターテイメントとは、すなわち遊び心ですからね。
ギルさん、正解です!
ドラクエ5は、国産RPGの中で最も好きな作品の一つです。
堀井さんはやっぱりスゴいですよ!
なんてったって、ゲームの中で大河物語をやっちゃうんだから。
当時のエニックスは、ドラクエ5の発売に先駆けて、月刊ガンガンを創刊したりして、なんか、こう、情熱がほとばしっていたような印象がありました。
たぶん、そうした会社の雰囲気がドラクエ5制作での、ああいう冒険的試みを容認したんでしょうね。
だって、いまのスクエニが、過去にまったく前例の無い、マーケティング不可能な冒険をする訳がないですから。
でも、そうした無謀な冒険は会社を潰しかねないという教訓が、映画版ファイナルファンタジーの興行的大失敗を以て、戦慄と共に業界にもたらされた事も忘れてはいけないんでしょうね。
でも、やっぱり熱いゲームを遊びたいなぁ~。