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雑感! カンフーゲーム

2009-05-22 17:20:53 | ファミコン

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 「スパルタンX」・ジャッキー・チェン主演の同名映画とは全くの別物。簡単操作でさくさく進む痛快感は格別。

 「イー・アール・カンフー」・ブルース・リー系カンフーゲーム(私の勝手な思い込みです)不条理な当り判定に泣かされたプレーヤー多し。その特徴的な音楽は今なお耳の奥にこびりつく。

 「カラテカ」(カンフーじゃないけど)・バカ要素全開の意味不明ゲーム。が、往時の洋ゲーテイストは人々を幻惑する何かを持っていた。

 「飛龍の拳」・ファミコン時代を代表する傑作カンフーゲーム。ドラゴンボールや、聖闘士星矢など、当時の人気漫画の要素をふんだんに盛り込んだゲームシステムは、意外にも、飛龍の拳独自のテイストとして認知させるだけの説得力を持った。続編が作られる度に完成度を高めていき、また、娯楽性も増していくなど、ファミコン時代を代表タイトルとしての面目を備えるに至る。スーパーファミコン時代に入ってからの変遷については関知すること能わず。

 「ケルナグール」・ナムコ製カンフーRPG。私の周囲では、それなりに高い評価を得ていたようですが、私の記憶にはほとんど残っていません。

 私のカンフーゲーム遍歴は、この辺りで止まってしまいました。

 スーパーファミコン時代に入ると、私の関心はRPGとそれに準ずるシミュレーションゲームに偏ってしまい、それ以外のジャンルのソフトを遊ぶ事は極力避けてきました(お金の問題もありますが、当時、大作化を続けるRPGを順次遊んでいくためには、時間があまりにも限られたためです)。

 と、云うわけで、世間がストリートファイター2人気に沸いていた時代も、私はそれに加わることなく趣味的ゲーム三昧の日々を満喫していたのであります。

 


ファミコン探偵クラブ2

2009-04-10 16:07:41 | ファミコン

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 ファミコン時代、その乏しい表現能力にも関わらず、たくさんのテキストアドベンチャーが発売されました。

 その中でも、私の、最も印象に残っているタイトルがファミコン探偵クラブ2 後ろに立つ少女(ディスクシステム)です。

 このゲームはすごいですよ!

 ありとあらゆる面で、他のテキストアドベンチャーを圧倒しています。

 ファミコン時代を知る方には、メタルスレイダーグローリーがあるじゃないか!と、言われるかもしれませんが、あえて言います。ファミ探2こそ、ファミコン史上最高のテキストアドベンチャーであると!

 ファミ探2では、ゲーム内のサスペンス効果を上げるために、ファミコンのあらゆる性能が、フルに発揮されています。

 音楽は言うに及ばず、効果音などは、如何にも推理サスペンス!という絶妙な使い方がされました。

 シナリオそのものは、ジュブナイル的な雰囲気をまとっているため、大人の読み物として見ると少々物足りない感がありますが、そこはゲームですので、自ら主人公になってファミ探の世界を十分に楽しめばいいのです。

 実際、私が、ゲームボーイアドバンス版で十数年ぶりに遊んでみましたが、ファミ探1はともかくも、ファミ探2の面白さは、確かなものでした。

 ドット絵を使ったグラフィックが、なんとも言えない味を醸し出しているんです。

 しかも、当時の、あの当時のファミコンでありながら、口パクやら、まばたきやら、アニメーションするんですよ!

 健気じゃないですか!

 ゲームの半ばに差し挟まれた3Dダンジョン探索(実際には住宅街ですが)が唯一、邪魔くさいですが、

 きちんとどんでん返しも用意されていて、推理サスペンスとして十分な完成度を備えています。

 ファミコン以降、幾つか、良質なテキストアドベンチャーが発売されましたが(私はクロス探偵物語などはシリーズ化しても良かったのでは、と思うのですが)、ゲームの3D化に伴って、旧来のテキストアドベンチャー方式は、その役割を終えたと言っていいのでしょう。

 しかし、ファミコン時代に確かに存在した、多くのテキストアドベンチャーの、その中でも傑出した面白さを誇る、ファミコン探偵クラブ2の存在を、後世に伝えられないのであれば、当時を知るゲームファンの一人としては、とても残念なことです。