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ベイグラ風味

2010-06-20 18:02:06 | ベイグラントストーリー

05

 最近は、ベルサガ攻略に時間を取られがちですが、ベイグラ関係の更新も忘れずにやっていこうと思っています。

 しかし、またしても寸劇が訳のわかんない方向に進みつつあります・・・。

 ここは、いったん方向修正するべきなのだろうか?

 正史に則った紹介をするべきなのだろうか?

 ネタバレは許されるのだろうか?

 果てしない思案に煩悶するばかりであります。

 

 しかし、意識的な自己抑制によって無難に更新が続けられるとしても、それによって生じた潜在的情熱の消失は、結果として更新の妨げになりかねず、だとするならば、ここは、思い切って抑制の枷(かせ)を解き、正史とはまた別の道を進んでみるのも面白かろう!

 そう思ったのであります。

 

 という訳で、今回からベイグラ風味と題しまして、ベイグラントストーリーの魅力を多角的にボヤッとお伝えしていきたいと思います。

 不定期更新ではございますが、気長に、気軽に見ていただきたいと思います。


ストーリーを簡単に紹介 その3 (ベイグラ)

2010-06-11 17:12:58 | ベイグラントストーリー

04

 え~っと、確か、前回はバルドルバ公爵について話したと思います。

 バレンディア王国の内戦終結に一役買った英雄。

 でも、裏社会との繋がりもある怖い人、それがバルドルバ公爵だ。とかなんとか。

 

 ん?

 確か、バレンディア王国は内戦終結時に王政が廃止されて、議会制に移行したはずだったような。

 となると、ゲーム開始時にはバレンディア王国ではなくて、バレンディア共和国とか、国名が変わっていたのかな?

 ・・・ううむ、よく覚えてない・・・。

 もう一度、見直してみようかな。オープニング・・・。


ストーリーを簡単に紹介 その2 (ベイグラ)

2010-06-02 17:45:32 | ベイグラントストーリー

B

 さて、前回は「メレンカンプ」と「バルドルバ公爵」という見慣れない名前が出てきましたが、今回はもう少し詳しく説明していきます。

 

 まずは「バルドルバ公爵」です。

 この人は、大昔にバレンディア王国で起こった内戦の終結に一役買った、とっても偉い人です。

 でも、その裏では怪しげな勢力との繋がりを噂されるなど、かなり怖い人でもあります。

 公爵邸占拠事件を引き起こした「メレンカンプ」というカルト教団とも、実はかなり深い関係があるらしく、バレンディア王国の諜報機関の調査では、今回の事件の裏には、内ゲバ的な色合いがあるのでは?との見方もされているようです。

 まぁ、何にせよ、オープニングを見ただけでも、このバルドルバ公爵が只者でないことが分ると思います。

 なんてったって、自身を評して曰く、「生きながら腐るとは我の事か・・・」ですから。


ストーリーを簡単に紹介 その1 (ベイグラ)

2010-05-25 16:47:37 | ベイグラントストーリー

02_c

 ベイグラントストーリーの発売を控えていた当時、某ゲーム雑誌に松野泰己さんのインタビュー記事が掲載されていました。

 それによると、ベイグラントストーリーのシナリオのボリュームは、テレビドラマの2時間もの程度の長さになると言うのです。

 それまで、オウガシリーズやFFT(ファイナルファンタジータクティクス)などの長大な物語に触れてきた私などは、正直、「なんだ、松野の新作は短編物かよ・・・」と、ひどくがっかりしたもんでした。

 ・・・しかし、いざ、そのベイグラントストーリーを遊んでみると、確かに物語そのものは短編的性質のものでしたが、その中身たるや、重厚で、複雑で、ゴシックスパイ物としての魅力がたっぷり詰まったゲームでした。

 

 しかも、物語そのものは短くても、その複雑な設定等を丁寧に説明する事が無いから、プレーヤーは、よっぽど意識的に物語の解釈に務めようとしない限り、なかなかその真相を理解するのが難しいという、何ともややこしい作りになっているんです。

 私も、未だによく解っていなかったりします。

 

 そんなややこしいベイグラントストーの物語を、私なりの解釈で、分かり易く説明したいと思います。

 

 物語は、「メレンカンプ」というカルト教団による、バルドルバ公爵という偉い人のお屋敷が占拠される事件から始まります。

 ・・・もう、この時点で見慣れない名前が2つも出てきました・・・。

 「メ、メレンカンプ・・・?」 「バルドルバ公爵?」

 横文字の苦手な人にとっては、最初の試練です。

 これはもう、頭の中で、ひたすら反芻(はんすう)するしかないです。

 「バルドルバ、バルドルバ、バルドルバ、バルドルバ、バルドルバ、バルバルバ、バルバレバ~ッ!」

 

 富野由悠季さんも、ガンダム関連の小説でこんな事を言っておられました。

 「記憶は繰り返されて鍛えられ、ニュータイプを生む土壌となる」 と。

 これがどういう意味なのか、私にはよく解りませんが、

 詰まるところ、「繰り返す事が大事!」と云う事なんですよ。・・・きっと。

 

 「繰り返し、繰り返し、」・・・そう、私も3週目をクリアして4週目に突入しました。

 私の記憶は鍛えられ、ベイグラントストーリーに対する理解は、相当に深まったはずです。

 

 しかし・・・、いまだにダメージを与えられない敵がいるのはどういう事なのか?

 何かが足りないのか?

 それがワカラナイ・・・。


何て ややこしい。 (ベイグラ)

2010-05-21 16:29:05 | ベイグラントストーリー

01

 タイトル画面をしばらく放って置くと始まる、デモムービーについて話したいと思います。

 

 このデモは、ベイグラントストーリーの物語の発端となった、バルドルバ公爵邸占拠事件の詳細を説明するために用意されたものです。

 ベイグラントストーリーは、非常にややこしい物語なんで、こういう説明デモは、とっても有り難い・・・はずなんです。

 でも、これって、特に初見プレーヤーには、逆に分かり難い作りになっているように思うんです。

 少なくとも、ゲーム的な文法はほとんど使っていません。

 見慣れない固有名詞。

 難しい言い回し。

 ただ、流し読みするだけには、あまりにも濃密な情報量。

 

 しかも、グラフィックと演出がまたスゴいんです!

 うっかり見入ってしまうと、ただでさえややこしい会議の内容が全然頭に入ってきません。

 これはもう、もしかすると、作り手側にその気が無いのかもしれないですね。

 プレーヤーに状況を説明する気が。

 

 となると、このデモムービー自体が何のためのデモなのか? 

 と云う事になるんですが、これはですねー・・・。

 これはたぶん、デモそのものが演出の一環だったんだと思います。

 この物語に漂う陰鬱な雰囲気。

 それは、特殊機関やら、諜報機関やらの、陰謀に次ぐ陰謀によって紡がれてきた隠蔽すべき血みどろの歴史。

 それに荷担してきた者たちのリアリズム。

 そういったものを、何となくプレーヤーに匂わす事が、このデモムービーの役割だったんじゃないか?

 と、そんな風に私は理解しています。