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プラチナモードの壁 セイクリッド2

2010-03-08 17:02:57 | XBOX360

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 「登山家が、常に困難な峻険に挑み続けるように、セイクリッダー(造語=セイクリッド2を遊び続ける人の意)はより困難なゲームモードに挑むのである。」   エリック・B・ストームウッド (民明書房刊 「ストームウッド語録」 第3章、「津軽の冬」より抜粋。)

 

 アイテム収集特化型キャラの「ミレディー」、

 ようやく、レベルが50の大台を突破し、シルバーモードの攻略も先が見えてきました。

 シルバーモードの次はゴールドモード。

 このゴールドモードこそは、アイテム収集の真の狩り場の入り口になるはずです。

 

 しかし、何と言っても、ゴールドモードは高難度モードでありまして、

 以前、ポンポニウスを使って挑みはしたものの、ボスドラゴンに瞬殺された苦い経験があります。

 果たして「ミレディー」は、この先の激戦を戦い抜く事が出来るのだろうか?・・・うう、心配だ・・・。

 とにかく今は、レベル上げと、アイテム収集を地道に行い、ちょっとでも戦力の増強に努めないと。

 

 ってな具合に、毎日ちょこちょこセイクリッドを遊んでいる訳なんですが、

 先日、マルチプレーモードで超高難度のプラチナモードで遊んでいる人を発見!

 「何と言う事だ!」

 「ミレディー」と、そんなにレベルの差が無いにも関わらず、プラチナって!

 世の中、やっぱりプロい人はいるんですね。

 

 ・・・と、なると・・・。

 やっぱり挑戦したくなるのがセイクリッダーのサガ。

 無謀にも、このプラチナモードに参加しちゃいました。

 

 結果は・・・。

 言わずもがなの大敗北!

 ザコ敵に瞬殺されました。

 

 やっぱり、囲まれたのがいけなかったなぁ。

 囲まれさえしなければ、それなりに戦えたはずなのに・・・、戦えたはずなのにぃ~~!

 孫子曰く、「敵を知り、己を知らば、百戦して危うからず」


新規作成キャラの育成に四苦八苦! セイクリッド2

2010-03-04 16:53:30 | XBOX360

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 ポンポニウスの火力と装甲では、ゴールドモード(ハードモード)のザコ敵にすら苦戦してしまう事が判明し、ここは一つ、装備強化のためのキャラを作成しようと考えました。

 

 装備強化! それは、武器防具と装備強化用素材を合成するという、RPGでおなじみの鍛冶システムであります。

 しかし、この強化用素材の収集というのが厄介でして・・・。

 普通に敵を倒しているだけでは、なかなかお目当ての品が手に入らないんです。

 そこで、アイテム収集に特化したスキルが必要になってくる訳です。

 その名も、「第六感」と「交渉」。

 この両スキルを鍛えまくる事によって、より価値の高い強化用素材アイテムの入手が容易になるんだそうです。

 

 しかしです。

 限りあるスキル欄を、戦闘用以外のスキルが占めるという事は、それだけキャラクターの本来の戦闘力が限定されるという事でもありまして、ここいら辺が、なんとも もどかしい限りですね。

 

 まず最初に作成したアイテム収集特化型キャラクターは、テンプルガーディアンの「コブラ」。

 この犬型サイボーグは、腕にサイコガン(らしき物)を内蔵した、如何にも「ただ者ではない!」って感じのキャラでして、

 「こういう奴に限って、案外、大化けするかも。」ってな具合に、過度の期待をかけつつ、いざ冒険の旅へ出発したのでありました。

 ・・・が、この新キャラの育成に なんとも手こずってしまいまして・・・。

 どのスキルを優先すべきか?、どのCA(コンバットアーツ=必殺技)が使えるのか?

 モー、全然ワカラナイ・・・。

 

 「こいつはイカン! もう少し、柔軟性のありそうなキャラでないと、ダイダロスの二の舞になってしまう!」

 私は、自らの直感に従い、泣く泣く「コブラ」との離別を決意し、再度、キャラクターの作成に取り掛かったのであります。

 

 そうして出来上がったのが、いま現在の主力キャラクターでもある、セラフィムの「ミレディー」です。

 とにかく、慎重にスキル配分を行い、大事に大事に育てた結果、まぁ、ポンポニウスほどの火力は無いにしても、「第六感」、「交渉」を備えた、そこそこ有能なキャラが出来上がったのではないかと思っています。

 この先は、とりあえずレベル75まで鍛えて強化素材の収集に当たらせ(各スキルは、レベル75で覚醒するそうなんです)、装備品の強化をしていこうかと考えています。


育成次第で世界は変わる! セイクリッド2

2010-03-01 17:06:03 | XBOX360

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 より良いキャラクター育成とは?

 ① 明確な育成ビジョンの設定。(基本は一点集中型らしいです。)

 ② そつ無く、無駄の無い強化ポイントの配分。

 ③ CA(コンバットアーツ=必殺技)強化の抑制。(これを怠ると、必殺技が非常に使い難くなります。)

 ④ 装備強化のために必要な、鍛冶素材の収集に必要なスキルの取得と、その強化。(第六感というスキルと、交渉というスキルなんですが、私の好きなゾンビウォリアーは交渉スキルが習得できないので閉口しました。)

 だいたい、このあたりを踏まえてゲームを進めていけば、それなりに強くなります。なるはずです。

 

 と言う訳で、私のセカンドキャラクター、ゾンビウォリアーのポンポニウスですが、これが、もう楽しい!。

 何が楽しいのかというと、育成の成果が、これでもかと戦闘に反映されているんです。

 ファーストキャラのダイダロスの攻撃ヒット率が30%程度(あくまで体感ヒット率ですが)だったのに対して、ポンポニウスは70%位(これも体感ヒット率です)。

 しかも二刀流の多段ヒットです。

 純粋に火力だけを比較したら、火縄銃とアームストロング砲ほどの違いがあります。

 この火力でCA(コンバットアーツ)の猛攻撃(連続攻撃)を絶え間なく連発する事が出来るんで、少なくともシルバーモード(ノーマル難易度)あたりでは無双プレーを楽しむ事ができます。

 

 もしかして、最強キャラクター作っちゃったかな?

 な~んて、悦に入ってたら、世の中そんなに甘くはないんですね。

 たまたま参加したゴールドモード(ハードモード)のゾンビウォリアーが、スケルトンバリスタ(CAの一つ。地獄の砲台を召喚する。)で敵を薙ぎ倒していました。

 一方、私のポンポニウスは、と言うと、これがもう、ボロボロにやられてしまいました。

 なんとか、この熟練バリスタウォリアーの後ろに、くっついて行ったんですが、ボスのドラゴンに一撃で・・・何と、たったの一撃で昇天させられてしまいました。

 恐るべしゴールドモード!

 ちなみに、このバリスタウォリアーさんは、見事ボスドラゴンを倒してしまいました。

 ポンポニウスと大してレベルの差は無いのに、この違いといったら何なんでしょう?

 セイクリッド2の育成システムは、一筋縄では極められない。という事なのか。・・・深いなぁ~。


幕間の座興。 セイクリッド2

2010-02-25 20:59:27 | XBOX360

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 毎度お付き合いいただき、誠にありがとうございます。

 さて、今回は私のセカンドキャラクター、ゾンビウォリアーのポンポニウスの活躍を紹介させて頂く前に、私の、このゲームとのつきあい方について、ひとつ話をさせて頂きたく存じます。

 

 私は、このセイクリッド2というゲームを、ほとんど事前情報を調べることなく購入を決めました。

 だもんで、物語の舞台の事とか、登場キャラクターの事とか、その辺の事情がほとんど分らないままアンカリアの地を旅する事となったんです。

 しかし、ここに落とし穴がありました。

 オブリビオン以来の大きな落とし穴です。

 私のブラウン管テレビのモニターでは、ゲーム内の文字がボヤケて見えないんです。

 必死になって目を凝らせば、何とか判別できなくもないんですが、もう、目が痛くて痛くて。

 結局、私は、かなり早い段階でメッセージを読むのを諦めました。

 と、まぁ、こういう次第でして・・・、皆さんの中には既にお気付きの方もあるかもしれませんが、実は、私、セイクリッド2というゲームの物語をほとんど理解してないんです。

 もう、ゲーム中のメッセージというメッセージは、ことごとくスキップです。

 メインクエストでもスキップ。

 サブクエストでもスキップ。

 その他クエストでもスキップ。

 スキップ、スキップ、♪ ♪ ♪・・・。

 

 

 ゲームのネタに詰まり気味な最近。

 セイクリッド2は、このどん詰まりな現状を打破するネタ袋となってくれるものと期待していただけに、そのショックもひとしおでして・・・、結局、斯かる仕儀へと相成り申し候。

 でも、セイクリッド2そのものは、かなり面白いです!

 このゲームは、セカンドキャラのプレーで大化けします!

 少なくとも私は、このセカンドキャラクターによる2度目の挑戦で開眼しました。

 と言う訳で、次回あたりから、そういった事を話していきたいと思います。


ダイダロスの偶像 セイクリッド2

2010-02-23 21:01:07 | XBOX360

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 (注)・以下の寸劇は、セイクリッド2本編とは一切関係がありません。

 

 その日、アンカリアの朝刊各紙に衝撃的見出しが躍った。

 「ゾンビウォリアー ダイダロス逐電!」「任務放棄か?ダイダロス失踪」「停戦交渉難航!ダイダロス失踪が影響」

 前政権の肝煎りで始められた「人的資源再利用計画」。莫大な予算を食い尽くしながら、一向に成果の上がらなかったこの計画も、現政権が引き継いだ後、一つの転機を迎えようとしていた。

 人資局所管の研究所が、死者の再生に成功したのである。

 

 研究所の責任者、アーマンド・スットコビッチ博士によると、

 「私の造り出したものは、いわゆるゾンビなどとは訳が違う! 生前の知能と身体的能力をほとんど失うことなく蘇る事が出来るのだよ。」

 「それは、生き返る。と理解してよろしいのですか?」との質問に対してスットコビッチ博士は、

 「生き返るのではない。死体のまま動き出すのだ。そういう意味ではゾンビと変りはないのだが、私としては被験体がそう呼ばれる事には、いささか抵抗がある。何と言っても、彼らには程度の差こそあれ生前の人格が残されているのだから。」

 「それでは、彼ら被験体と我々との違いはどこにあるのですか?心臓が動いているのかいないのかの違いしかないのですか?」

 「それはだね、きみ、死体は死なない。と言う事だよ。」

 

 人資研の研究成果には、当初より各方面から強い懸念が示されていた。

 一つは人権団体からの強い反発である。

 彼らが言うには、「本人やご遺族の同意無く死者を蘇らせる事は、重大な人権侵害にあたる。」

 これに対してスットコビッチ氏の反論は、「全ての被験体は、政府の厳正な審査を経て当研究所へと運ばれて来る。もし仮に問題があるのだとしたら、それは我々の問題ではなく、政府の審査過程にあるのではないか。」

 いま一つは、有識者らによる復活した被験体の扱いに関する事であった。

 「被験体を提供されたご遺族らは、戦死したご子息が自分たちの家に戻ってくる事を期待している。政府としては、彼ら被験体に生前の戸籍を残し、アンカリア国民としての各種権利を認めるのか?」

 これに対する政府の公式見解は示されていないが、ある閣僚からは、「実験段階にある内は人権だの何だのとは考えていない、現段階では被験体は全て戦争資源の一部としか捉えていない、そういう細々としたものは、とりあえず戦争に勝ってからでないとね。」との発言が伝聞されるにとどまっている。

 政府としては、こうした国民の懸念が政府の支持率に悪影響を及ぼしかねないと判断し、急遽人資推進委員会を設置してこれの監督に当たらせた。

 

  ダイダロス。通称「地獄の自転車操業」はアンカリア陸軍の英雄である。

 陸軍士官学校を首席で卒業したダイダロスは、若くしてその軍事的才能を開花させ、幾多の戦場で輝かしい軍功を挙げてきた。

 ことにその名を世に知らしめたのが、サウスマウンドトップの戦いでの活躍である。

 38日間のにらみ合いの末、突如夜襲を仕掛けてきた敵軍にアンカリア国旗を奪われた際、当時東部方面軍第13独立遊撃部隊の隊長を務めていたダイダロス少佐は、麾下の精鋭5騎のみを率いて敵夜襲部隊を追撃し、敵兵38騎を惨殺した上、奪われた旗を見事奪還したのである。

 ダイダロスの活躍にアンカリア国内が沸き立つ中、時の政府はこの話題を最大限利用するため、散々にプロパガンダを打った。

 「救国の英雄ダイダロス。サウスマウンドトップに勝利をもたらす。」

 「アンカリア政府は英雄ダイダロスに聖白十字勲章と共に年金8万セステルティウスの授与を決定。同氏の首都帰還を待って、授与式を大々的に執り行う予定。」

 「ダイダロス氏、3階級特進!アンカリア陸軍最年少の将官誕生!」

 「ダイダロス氏に熱愛発覚!お相手はハリウッド女優のペーネロペー・クルスか?」

 「ダイダロス氏、無断で同氏の銘を打ったダイダロス煎餅の販売元であるアンカリア製菓を提訴。」

 「ダイダロス氏、政権与党アンカリア民主左派党の党大会に出席。イアン・ストロガノフスキー大統領と握手を交わす。」

 時の政権の後押しを受け、その前途には輝かしい未来が待っているはずのダイダロスではあったが、当の本人は政治や社交界での栄達には少しも頓着が無く、その目は常に戦場にのみ注がれていた。

 ダイダロスは正真正銘の戦士であった。

 彼は、自身の名を冠した特殊部隊の司令官を拝命し、常に陣頭指揮を執りながら各戦場を経巡り歩いた。

 そういう彼の姿から、アンカリア国民は格別の愛情を以て、ダイダロスを「地獄の自転車操業」と呼んだのである。

 後になって考えてみれば、何とも皮肉な話ではあった。ダイダロスには休息が無かったのだ。休む間も無く次の戦場へ駆けつけ、そしてまた次の戦場へ。

 そんな英雄の軍人生活も、サウスマウンドトップの戦いの栄光から3年後、突如として終わりを迎えるのである。

 彼が如何にして死んだのか、その詳細は伝わっていない。

 ただ、アトロパテネ会戦の前夜、作戦会議に参加するはずのダイダロスの姿が見えないのを気にした同氏の副官がその宿営天幕を訪れると、簡易ベッドの上で既に死亡しているダイダロスを発見したのである。

 

 ダイダロスの急死には、様々な憶測が飛び交った。

 中でも、同氏の戦争犯罪を猛烈に批判していた共和党のハーラン・ペコリツキー上院議員らの画策による暗殺説が、俄に喧伝されるようになり、命の危険を察したペコリツキー議員とその家族が国外脱出を余儀なくされるにまで至った。

 

 人資研の研究が開始されると、すぐにダイダロスの遺体がその験体として利用される事が決定された。

 何となれば、国民的英雄を失ったアンカリア国民の悲嘆は大きかったのである。

 さもありなん。アンカリア政府があれだけ大々的に祭り上げた英雄の死である。厭戦感情の増大どころか、反戦運動すら起こりかねない不気味な不安感が国民を覆っていたのである。

 

 被験体第一号となったダイダロスの遺体は、実際には人資局に報告が上がる1年前には既に蘇生に成功していた。

 報告が遅れた事に関して委員会から弁明を求められたスットコビッチ博士は、蘇生初期の混乱期に明確な自我の欠損が見られ、そのリハビリと経過判断に1年の期間を要したと釈明したのだが、実際には、事前に政治問題の処理を済ませるための、政府の意向による報告遅延だったのである。

 つまり、死の真相を如何に隠匿するか、その問題の解決である。

 

 結局の所、蘇生したダイダロスにはそれに関する記憶が欠如していた。

 それどころか、生前のあの覇気がまるで無かった。

 彼はリハビリとそれに続く戦闘訓練の最中、たびたび彼の監督官にこう漏らしていた。

 「私は、死にたい。もう死にたいんだ。」

 それを聞いた監督官はこう返したという。

 「何を言われます閣下。閣下は既に一度死んでいるではありませんか。」

 監督官は生前のダイダロスの信奉者の1人だったのである。

 世に隔絶した英雄ダイダロスが冗談以外にそんな言葉を吐くとは、まさかとも思わなかったに違いなかった。

 したがって、人資研あるいは人資局の上層部や委員会にダイダロスの本心が伝わる事は結局無かったのである。

 

 ゾンビウォリアー・ダイダロスが失踪した後、人資局に一通の封筒が届いた。

 差出人はMrsクルスという。

 中には2枚の紙片があり、一枚はクルス氏による手紙。

 もう一枚は、生前のダイダロスが彼女に当てて書いた遺書であった。

 クルス氏曰く「世界を自らの手で切り開くべきダイダロスが、いつの間にか権力の歯車の一枚として、その自由を縛られていたことは、すでにして彼の死を意味していたものであったのだと生前の彼は申しておりました。私は彼の死に、いささかも他者の作為を感じてはおりません。ただ彼の尊厳の赴くままの、その結果であったのだと信じるのみであります。」

 

 こうしてアンカリアの英雄の1人が、その表舞台から再び姿を消したのであった。