快読日記

日々の読書記録

「電車のおじさん」辛酸なめ子

2021年08月11日 | 日本の小説
8月8日(日)

「電車のおじさん」辛酸なめ子(小学館 2021年)を読了。

リアルな恋愛の煩わしさやリスクを避けつつ、
でも女性ホルモンの分泌は促したい、という欲望をかなえるとなれば、
もう、この主人公・玉恵(20代OL・ 男性を“好きかキモいか”で分けている )のように「妄想プラトニック推しおじさん」しかないかもしれません。

最後に出てくる「プラトニック介護」までくると、手が届かない領域です。