快読日記

日々の読書記録

「小説8050」林真理子

2021年07月27日 | 日本の小説
7月22日(木)

「小説8050」林真理子(新潮社 2021年)を読了。

そのまんま、いわゆる“8050問題”の話。
うまいタイトルです。

話の展開は早いし、
語り口は読ませるし、
虚実の織り混ぜ方が巧妙でグイグイ引き付けられます、すごくおもしろかったです。

表現には、独特のデリカシーのなさがあって、
それが読み手を強く引っ張る力になっているところが魅力だ。