快読日記

日々の読書記録

「絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理」大谷義夫

2020年06月01日 | 暮らし・健康・理科っぽい話
6月1日(月)

「絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理」大谷義夫(日経BPマーケティング)を読了。

刊行は昨年の12月9日のコロナ騒動前ですが、「エビデンス・マニア」を自認する筆者の解説はとにかくわかりやすい。
人柄もよさそうだし。
ここで教えてくれる体調管理術は、そんなに無理なかんじではなく、しっかり理解したら誰でも実践できそうです。
そして、確かに病気にかかるリスクは下がりそう。


でも、いつから人間は“体調管理”なんてことしなきゃならなくなったんですかね。
食べたいものを食べ、飲みたいものを飲み、眠りをむさぼる一方で夜更かしをし、それで不摂生がたたって病気になって死ぬ、じゃダメになったんですね、いつの間にか。


それから、自分を「絶対に休めない」って追い込むのはつらそうです。
さらに帯には「代わりのいないあなたへ」とまで書いてあるけど、代わりがいない人なんかいないよ~、みんな死ぬから大丈夫だよ~、と聞こえないように言いたいです。