快読日記

日々の読書記録

「サイコパスの手帖」春日武彦 平山夢明

2020年05月11日 | その他
5月10日(日)

数日前、何かの啓示のように「あらいかずとよ」という名前が浮かび、
戦国武将?明治政府の人だっけ?とずーっと気になってたら、
夜、テレ東で過去の「テレビチャンピオン」傑作選みたいなのをやっていて、
そしたら出てました「あらいかずとよ」!
大食いの赤阪尊子の初期のライバルだった~!
すっきり~!
そして、なんてグッドタイミング~!


それはさておき、「サイコパスの手帖」春日武彦 平山夢明(洋泉社)を読了。

この2人の対談シリーズ、最初はうっすらと噛み合わないところがあって、
でも、かえってそこに緊張感が生まれていいかんじでしたが、
どんどんこなれてきて、今は完全に同好の志みたいになってます。
こんなにツーカーな対談も珍しい。

サイコパスかどうかはともかく、他人の何に違和感を覚えるか、「こいつやばい」と感じるか。
これはもう理屈じゃなくて勘というか嗅覚ですよね、そこら辺の感性がぴったり合うと「だよね~」「やばいよね~!怖い怖い怖い怖い」になります。

ちょこちょこ出てくる平山夢明の子供のころのエピソードや知り合いから聞いた話もおもしろい。
中でも、“知り合いの小学校時代からの同級生で、動物虐待と虚言を繰り返すやばいやつがいて、大人になった今、そいつは動物を虐待から守る署名運動をしている”という話。
見た目やテンションが植松某っぽい、というのも怖いです。

あと、春日武彦がサイコパスと確信している政治家って誰だろう?あの人?それともあの人?