快読日記

日々の読書記録

「バシャール スドウゲンキ」須藤元気 ダリル・アンカ

2008年10月08日 | その他
《10/6読了 ヴォイス 2007年刊 【対談】 すどう・げんき(1978~)》

「この本は、須藤元気と、ダリル・アンカを媒体とする宇宙生命・バシャールが、東京で行なった対談を書き起こしたものです」(扉より)

は?宇宙生命って何?ダリル・アンカってポール・アンカみたいなもの?(本当に親戚らしい)
のっけから「?」続きの不思議な本でした。

元気好きのKちゃんが勧めてくれなかったらたぶん読めなかったです(笑)。
Kちゃんはこのバシャールからポジティブなメッセージをたくさん受け取ったもようです。

わたしはというと、どんな距離感が正解なのかとまどいながら半笑いで読み進めましたが、
中盤「日本の政治は今後どうなりますか」という須藤の質問に対し、「捕鯨」についての見解しか述べない"宇宙生命"に、思わず「あ゛~」という声をあげてしまいました。
宇宙生命の正体見たり。

そんな"バシャール"ではありますが、須藤元気のからみは軽快です。
茶茶を入れたり、意地悪な質問をしたりしたかと思うと、深く共鳴したり。
まさに「変幻自在のトリックスター」ですね。
なんだか楽しそうだなあ、というのが率直な感想です。

ネガティブでもいいじゃないか、人間だものくだもの。
ネガティブだから見えて来るものもあるもんね。