大前神社お宝骨董市2019掘り納め

今日は毎月恒例の大前神社お宝骨董市。
11月は仕事で、10月は台風で行けなかった。８、９月も雨で中止だったような気がする。超久しぶりな気がする。

いつものようにけんたろう君に自宅マンションまで迎えに来てもらい、真岡市に向かう。
東に向かっているので朝の太陽が逆光で眩しく、光に包まれてあの世にでも行ってしまうような感覚で、鬼怒橋を渡る時には朝靄が幻想的でまるで三途の川を渡っているようだった。
早朝から下ネタ全開、レコード情報を交換しながらあっという間に神社に到着。

８時前なのにたくさんの人だかり。

参道でレコード発見。

でも、シングル300円とか500円とか高い値段を言われる。
そういう場合はよっぽどじゃないと抜かない。
前は１枚100円が相場だったのに、全体的に上がった気がする。

肩を落とし参道を逸れて杉木立のお店に。

いつも斜面でレコードを少しばかり置いているおじさんがいる。
パイオニア視聴盤デッドストックがあった。
けんたろう君がご購入。

一番奥のお店を期待せず覗くと珍しくレコードの姿が。

● 三木敏悟/高橋達也と東京ユニオン【北欧組曲】LP

久しぶりのTHREE BLIND MICE。
CHILDREN AT PLAYがSO FUNKY！
見開きジャケ中に破れがあるのでヤングジャンプ以下で買えた！

● 高橋達也と東京ユニオン・オーケストラ【ザ・シティー】LP

これは持っていなかった。
ルート246なんて聴いたら学生時代を思い起こしそう。
やったね！
高橋達也と東京ユニオン２連ちゃん！

● 中本マリ【アフロディーテの祈り】LP

三木敏悟プロデュース。
スティーヴィー・ワンダー提供曲収録。
このレコードの持ち主はきっと三木敏悟と高橋達也と東京ユニオン好きだろう。

再び参道に戻り境内に進むもレコードがない。

川向こうの骨董市に移動。

レコードがチラホラあるんだけど、いい盤が見つからない。
レコードを掘っていると「中国のレコードだったら無いよ！」と突然声をかけられる。
どうも中国人と間違われた様子。
どうも中国人が中国盤を掘りに来ているという。あれば2万円払うというからビックリ。

ここもレコードの値段が上がっていて、値段を聞くとシングル700円だとか。

１枚も抜けずに退散。
どうもLPを小脇に抱えて抜いてるから、吹っかけられている気がしてならない。

市内のフリマに移動。

ここも朝からすごい人。

会場内を捜索するとレコードもチラホラ見かける。

ここもシングル300円とか。

レコ屋よりはだいぶ安い気がするけど、既に持ってる盤でストック用には高い気がするので何も抜けず。


骨董市もフリマもレコードの値段が高くなってきている。
誰か入れ知恵したか？


でも久しぶりにいい和ジャズが抜けたので良しとしよう。
今年の骨董市は今日で掘り納め。
今年はあまり抜けなかった気がする。

Lo-D Master Disc Series Vol.1

早朝クライアントの電話で目が覚める。
起きがけにふと、先日亡くなった知人を思い出す。
急ぎクレーム処理。良い反響に対しての処理なので幾分気が楽。

突然の悲報は先日突然、後輩から伝えられた。
今年の2月に亡くなっていたとのこと。
十数年前、脳梗塞を発症し重度の麻痺が残ってしまった。
僕の10歳上の兄貴分で、いかにも名古屋出身というお洒落でお茶目な同じ業界で働く兄貴だった。プロレスとゴルフと酒が共通の趣味ということで即意気投合。当時人気だったナイキエアマックスのゴルフスパイクを必死に探し、お揃いで購入。タイガーウッズブームに乗って業界の連中とよくゴルフに出かけた。
立石の鳥房にもよく行ったものだった。月イチペースで気の合う業界の仲間とコンペも開催していた。埼玉辺りのゴルフ場に行き、上野仲町通りの焼肉屋で打ち上げと行った感じ。ほかのコンペと異質なのは、優勝者にはプロレスレプリカチャンピオンベルトが授与され毎回防衛戦を行い、ブービーとブービーメイカーはそれぞれプロレスのマスクを飲み会の間被り続けなければならない。いつも優勝していたのがこの兄貴。ビールジョッキ片手に肩にチャンピオンベルトをかけて嬉しそうに笑っている映像が今でもはっきりと思い出す。ブービーとブービーメイカーは残念ながらうちの社員。酒が進んでくると上半身を脱ぎだす始末。170センチそこそこの中肉中背マスクマン2人とチャンピオンベルトを肩にかけ誇らしげに呑む集団は極めて異質。今だったら西口プロレスでありそうな光景だが、当時はそうでもなかった。韓国人店員が不思議な目で遠巻きに見ていて、なかなか注文も取りに来てくれない。そんな馬鹿馬鹿しいゴルフコンペがとても懐かしい。倒れる前の一番元気で楽しかった頃に違いない。倒れてからは弱った姿を見せたくないのか、転勤も重なりだんだん疎遠になってしまった。

みんなお星様になっちまう。


鉛色の雲が憂鬱な気分を助長する。


午後の仕事前に、スタッドレスタイヤ交換のためオートバックスに。
思ったより早く終わったので、ハードオフ宇都宮駅東店に。
ジャンクコーナーに直行。
最近は見ただけで新しく突っ込まれたレコード群が分かるようになってきた。

●アイリーン【いちご娘】EP 22円

アグネス・チャンのお姉さん。
サンリオレコードってレーベルも初めて。
青山ミチもカヴァーしたエミー・ジャクソン【涙の太陽】とか国内外の60年代GSを数枚捕獲。

● V.A.【Lo-D Master Disc Series Vol.1】LP 110円

久しぶりの和ジャズ。
日立家電販売の視聴用非売品。
八代一夫ワークスでシャフトのテーマも収録。
ジャケット裏面には八代一夫作曲の大名曲 白木秀雄クィンテット【祭りの幻想】の解説が。聴かなくても気分が上がる。

残務処理も終わり、自宅近くのTSUTAYAに寄ると、100円CD市。

3枚抜いといた。明日までやってる。

これが全部レコードだと想像してみると身震いがした。

明日の骨董市に行く時聴いてみるか。

爆釣の予感がする。

今宵は田中兄貴を忍んで一杯やろう。

テレビまんがでぶっとばせ！

今日は日本で唯一のいちご研究所に。

 栃木県はいちごとかんぴょうと大麻の生産量日本一。

 3月に開催するいちごイベントの下準備。 須永辰緒さん断捨離フリマでいただいたイ・パングン＆コリアン・ジャス・クインテット・78【ジャズ：ジャズで聴く韓国民謡、歌謡、ポップス】を聴きながら南下。 韓ジャズ見直した！

 レコード欲しくなった！

 78年作品なのにヒップホップを感じた！ 韓国にレコード掘りに行こう！

  栃木市の片田舎にあるいちご研究所に到着。 新品種をいち早く試食させていただき、サクッと打ち合わせと撮影を終了。

 栃木市内にあるリサイクルショップに行ったが、生憎やってなかった。 

汚い店ながら、ドラゴンボールが掘れたこともある穴場スポット。 

栃木市から小山市に移動。

 田んぼ道を爆走。

 誰も居ないからクラクション鳴らし放題でカラスを驚かす。 

 ここのホテルでの思い出。 

新入社員の頃、イベントで訪れた際、ホテルのトイレでジャイアント・キマラとばったり！

全日の最強タッグトーナメントの地方巡業で宿泊していたらしい。 

ジャイアント・キマラと連れション状態になり、こっそりあそこを覗いたら、ジャイアント・キマラだけにジャイアント・マラだった。

 中学の時、後楽園ホールで全日観戦した時も、トイレでビル・ロビンソンとばったり会った時もこっそり覗いたけど、その時はばれてしまい頭を小突かれた。

 人間風車だけにクルクル回るのかと思って。

クルマを飛ばしたせいか、少しばかり早く着いたので超久しぶりにハードオフ小山店に。 売り場が全然変わっていて、ほぼレコード屋（笑）。 

5桁レコードも鎮座してるし。 戦闘意欲がなくなりトイレだけ借りて退散。 

 小山駅で結構相談所の仕事。 初めて来たので場所が分からず、ビルの受付で結婚相談所を訪ねると、気の毒そうな目で教えてくれた。 

ハゲた50過ぎのおっさんが嫁探しに必死に見えたのだろう。 

結構美人の奥さんいるんだけど‥ 

美人社員と合流して打ち合わせ終了後、車中でおならを我慢しながら宇都宮に戻る。 もうひと掘りしたくなり、ハードオフ宇都宮西川田店に。 マイメン★野さんが「掘れなくても定期的に覗かないと、新しく入った形跡がわからなくなるからダメモノでもパトロールしないと」の言葉が蘇る。 確かに2日前と少しだけ雰囲気が違う場所が気になり掘ると出た。 

●V.A.【ぼくらのうた テレビのうた７集 テレビまんがでぶっとばせ！1】LP　100円 久しぶりのアニメ。 サンダーバードが収録されているのが嬉しい。

 ハードオフ2軒廻ってこの有様。 

昔は良かったなあとつくづく思う。

野球拳

宴会シーズン到来も、最近では宴会らしい宴会も少なくなった。
まあ、もともと大勢で呑むの苦手だったし、一人でも酒飲めないやつ参加してるだけで興ざめするし。そこは井筒監督に同意。
カフェの宴会プラン打ち合わせ後、イベント出店依頼でまちなかをぶらぶら。


昼時に斎藤を呼び出し、超久しぶりにハードオフ宇都宮西川田店に。
昔はレジ前うぶにでアニメシングルがざっくり抜けたり、NOW＆THENの在庫がそのままあって「ヤ行」で山下達郎のシングルをごっそり抜けたり、数々のミラクルを体感してきたが、ここ数年はさっぱり。
最近の情報では、大したことないレコードにも数百円の値が付いたが、改心したのかジャンクレコードも放出し始めたと。

実際に売り場に行くとほぼデマだった。

ジャンクレコードはあるもののふざけた値付けばかり。

まあ僕らみたいなレコード乞食相手にしてたら商売にならないし。
それでも穴を見つけようとサクサク…
時期なのかクリスマスレコードが目に付く。
季節に合わせたジャンクレコードを蔵出ししてるとも思えないし（笑）。

●田原俊彦【チャールストンにはまだ早い】50円
ジャニーズチャールストン歌謡。
綺麗な盤だったけど何枚も持っているのでリリース。
今日の田原俊彦の充実ぶりったら

●V.A【大宴会カラオケ】2LP　100円
これからの季節に重宝するレコード（嘘）。
宴会カラオケ用レコード故に、当時の人気歌謡曲に合わせて宴会芸BGMが入ったもの。
運動会モノやカラオケにも上質なインストが眠っている場合がたまーにあるので要チェック。
Teddy Pendergrass【Do Me】ネタのドリフ「ヒゲのテーマ」収録。
「ヒゲのテーマ」ってもともとインストなので宴会芸用のBGM?
リメイクでもっとファンキーな仕上がりに？
いずれにしてもD（ドリフ）-FUNKは見つけたら抜く。
それよりも特筆は「野球けん（拳）」！
SP盤では何度か見かけたが、LP収録とかでは初めて。
お座敷お色気ムード歌謡LPなんかに本来は潜んでいる曲だろう。
宴会で野球拳って！どれだけ大らかな時代だったのだろう。
何かしら使える100円皿。

レジでお金を払うと100円ぽっきり。
税込みになったのね。知らないうちに。

DJカセッティはこの髪型を真似ていたのか

珍しい大根が掘れた！

急に経理部門の女性社員が辞めることになって職場は大混乱。
うる星やつら 宇宙は大ヘンだ的に明るく乗り切ろうと思うが、どうなることやら。
僕の部は女性スタッフが多く、イケメンでもないので笑いで職場を明るくするように努めている。

今朝も、森尾由美似のスタッフから「部長、よくわからない取材依頼が来てるんですけど…」と内線が回ってくる。俺の部署とは無関係の問い合わせだけど、長い間保留で待たせてしまったので、出てみることに。

電話の声の主はいい感じに訛った栃木弁のおじいさん。
「朝、畑で大根を掘ったら面白い形なので、取材に来てもらえないかなあと思って電話すますた。」
「こちらは編集部ではないので、担当者から折り返しますので、お名前、住所、電話番号をお伺いします。それと、その大根はどんな形なのかわかりやすく説明できます？」
「それが面白い形で１本に３本の大根が飛び出していて…」

ヤな予感…

「前から見ると男性のお〇〇〇ん、後ろから見ると女性のお〇〇こにそっくりなんです！これは珍しいのでみんなに知らせたくて、写真として残しておくべきじゃないかとね」

「すみません…。そんなんじゃ掲載できないじゃないですか？見た目そのままななんでしょ？」
「そうなんです。そのものです。珍しいので…」
「そのままなんじゃ余計うちは写真なんて載せられないですよ。写真撮ってネットとかに流したり、サブカル雑誌に投稿したりしたほうが、喜ばれますよ」
「ネットわかんねえしサブ何とかも見たことねえし、無理ですかねえ。とにかく取材に来てくれるかどうか電話もらえます？」
「取材の有無や掲載の可否はご連絡できないんですよ。ごめんなさい。わざわざお電話いただいたのに。」
「掲載になんねえってわかったからだいじだ。」
「ちなみにお客様、その大根どうするんですか？」と聞いてみた。

「ん？煮て食べんだ。」

久々に絶句、ゼックスしてしまい電話を切る。

女性スタッフが心配そうに「揉め事ですか？」


そんなの言えるわけないじゃないか！
朝っぱらから！


そんな電話で調子を崩されながら、黙々とデスクワーク。

3時過ぎに企画書を届けに行く用事があり外出。
ハードオフ宇都宮環状鶴田店にちらっと。

ジャンクシングルコーナーに新入荷の兆しが。
ひとつかみほどペラペラめくり１枚だけ。

●かまやつひろし【ゴロワーズを吸ったことがあるかい】EP　55円

説明不要の和レアグルーヴ定番皿。
このライブ盤シングルも２１円で抜いている。
何枚も持っているが、何枚も抜いてしまう。


ジャンクLPも新しく突っ込まれた形跡を探してサクサク…
和モノAtoZ掲載盤もチラホラあるが見ないことに。

●Nice and Smooth【Funky For You】12インチ　110円
説明不要の90年代ヒップホップクラシック。
Greg Nice好きだなあ。
ライブで観てもあのまんまだったもんね。
時給600円のアイス工場で一緒だったおじさんに似てるんだよ。
俺の原付またがったらウイリーして植え込みに突っ込んでたっけ。

今日は大根もレコードも掘れた。


今頃、あの大根どうしているんだろう