碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

大きなおせわ2

2007-12-24 11:47:05 | 日記風雑感
本題はこちらなんです、
「大きなおせわ」といいますが「大きいおせわ」
とはいいません。なぜか[大きな」と「大きい」は
ちがうのです。私も知りませんでした、60に近い
この年で初めて知りました。しかも、なにげに、
日常的に使っている日本語です。赤面の至りです。
日本語の文法なんて高校生のとき以来学んだことがありません。
かすかに五段活用、未然、連用、終止、連体、仮定、命令
のことばだけは、頭の片隅にありましたが、あらためて、
文法を調べる機会がありまして、よみなおしてみると、
日本語はむつかしいのです。英語とくらべて、はるかに
むつかしいのがわかります。私が外国人で、日本語を
学ぼうとしたら、おそらく活用形の種類にうんざりして
あきらめてしまうとおもいます。特に外国人に対する
日本語教育においては、日本の学校文法とちがって、
活用形が助動詞、助詞をふくめたかたちで、分類されるので、
12形になり、それに丁寧形普通形が掛け算されてくると
呆然となるのです。おぼえればそれまで、というのでしょうが。
みなさん、日本人であり、日本語のネイティブであることが、
どれほど、アドヴァンテージを得ているか
考え直さなければなりません。英語にくらべれば、シェアが
小さいというかもしれませんが、WINDOWSにたいするMACみたい
もんで、二つあることが、大事なんです。
おそらく英語圏の人間は、世界は、われわれが動かしている
という意識がいつのまにか、刷り込まれているのだと想像
するのですが、はっきり「そのとうりだ」というものはあまり
いないけれど、その事は、想像力をもって認識していたほうが
よいと、考えています。その陥穽に気づくためにも、
複数の言語で認識することは、大きなアドヴァンテージを
得ていることです。それが、むつかしい日本語
であれば、なおさらなんです。急にナショナリストになりますが、
ところで、外国人に「大きな」と「大きい」とはなにが違うのか
聞かれたらどう答えますか。?答えは同じですということしておきます。
文法的には「大きな」は連体詞で「大きい」は形容詞という説があります。
いや形容動詞で、「大きな」は「大きなり」の短縮形だという説もあります
しかしこれは形容動詞の活用はしないのです。はて?
考えると夜ねむれなくなる?「大きな疑問です」
写真は大きな疑問を探している愛犬です


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