碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

パーイへ

2017-03-31 20:24:35 | タイ紀行
3月から気温が上がり35度が当たり前の日々です。この時期は山焼きで空気も悪くなって遠くの山がかすんで見えなくなる。近くのドイステープ山が見えなくなる時もある、その時はマスクが必要です。煙くさいにおいがして、喉の奥がイライラするほどです。この時期を何とかうまくやり過ごすにはやはり場所を変えるしかない。というわけで、このあたりでは避暑地として知られるパーイへ行ってきました。パーイは以前、雨季に通過したことはある。その時は自然の風景が印象に残っていて、一度滞在してみたいと思っていたところです。今回は友人のKさん(女性)と我々夫婦そして現地でKさんの友人のタイ人のチーさん(女性)と合流しての4人での行動でした。パーイと言えばファラン(西洋人)のバックパッカーの聖地?と言われるくらいで、街につくとファランの多いこと。街のメインストリートと言っても100mほどですが、その通りを歩く観光客はほとんど9割以上がファランです。なんでそんな人気があるのかと言えば、気温が過ごしやすいのと、多分物価が安く、バックパッカー向きの宿があったのと、すべてにゆるーい生活環境が人気を呼んだのでしょうか。今やバンコクのカオサン通りなみの人気で、街の生活環境はガラッと変わったように感じました。収入源はファランの落とすお金が大きなウエイトを占めるようになってきて、ファラン好みの店が増え、夜な夜な怪しいパーティーも開かれているようです。チェンマイも昔はと言っても15年ほど前までは、靴を履いた人は少なかった。みんなゴムぞうりか裸足だったと、古くから住んでいる日本人に聞きました。そんな時代の名残がパーイにはいまだにあるのかどうかよくわかりませんが、ファランの街パーイという印象でした。
チェンマイからここまではミニバス(トヨタのハイエースワゴン)で約3時間の道のりでした。ここからはバイクを借りて動きまわることにして、すぐにバイク屋へ行った。街のあちこちにバイク屋があって、バイクがここパーイの足になっているということが分る。これだけ多くのバイク屋があっても、ハイシーズン12月~1月には足りないらしいということは、それこそカオサン並みの人出になるのかもしれません。今でさえ結構な人出だと感じましたが、これ以上となると、ウザったいのではないかと思ってみたりする。チーさんもパーイに1年暮らしてみたが、今はもっと奥のパンマパーへ移って暮らしていると、パーイはあまり好きではなくなったと言っていた。観光化されすぎて、地元の人には住みにくいのかもしれない。観光地は最初にまずファランが見つけ、集まりだしたころに日本人が続き次に中国人やアジア人が来る、そしてアラブ人が来るころには、観光地化が進みすぎて、魅力がなくなるというのが通説です。観光業に縁のない地元の人にとっては、案外わずらわしいだけなのかもしません。遅い昼食を食べてチーさんと待ち合わせ、この日は2台のバイクでチーさんの住んでいる村パンマパーへ向かった。  





路線バスの途中休憩所です。路線バスはパーイまで3時間で150バーツ約450円ぐらいです。大変安い





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