先日の放射能汚染水の海中投棄はアメリカ主導の作戦ではないかと思っております。福島原発事故の情報はもはやアメリカや海外に聞くほうが詳しいのではないか。米軍は放射能の拡散情況を飛行機を飛ばして、詳しく把握しております。自衛隊は何でそれができないのか不思議です。あるいは、すでにそれをやっているのですが、公表しないのでしょうか。アメリカは原発テロ対策の実戦部隊が今回福島原発で初めて実戦対応しております。それで、うまくいくのなら、対応能力のない日本の政府や東電に頼るよりはるかにましです。日本の原子力安全保安院はアメリカの原子力委員会の下部組織になったほうがいいくらいです。いわゆるお役所仕事しかしてこなかった組織に、実戦部隊になれというのが間違いです。ロータリークラブの会員にスコップを持たして震災復旧してくれというようなものです。実に情けない実態です。すべては原発の安全神話に洗脳されていた結果ですかね。批判することを恐れていたのでは仕事をしたことにはなりません。改善がトヨタを作ったように、どんな組織でも批判を取り込まないとすぐに腐ってきます。日本の官僚組織は賞味期限をとっくに過ぎております。政治家の誰がトップになっても、その体質が変わるとは思われない。外務省は、放射能の海中投棄に関して、海外からの批判を、条約の解釈で反論するという本筋を見誤ったバカなことをやっております。これがアメリカから言われたら、おそらくこんな言い方はしないのでしょうが、これで今後韓国や中国やロシアの原発事故が起きたときには、おそらく日本には情報を流さないのではないかと危惧するのです。震災に対して救援の手を差し伸べてくれた国に対してあまりにおかしな対応ではないのでしょうか。佐藤優のブロブ参照 今回の震災原発事故で日本の政治家および官僚の危機管理の能力が試されたわけですが、尖閣事件以来、予想はしておりましたが、恥ずかしいかぎりです。今後は震災復興の足を引っ張らないよう祈るばかりです。
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私もロータリークラブの会員を十数年やっておりますが、スコップを手にしたことは数知れず。
我々の突貫作業も案外喜ばれております。