碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

ヴィーナス

2008-01-18 20:13:53 | 日記風雑感
ボッチチェッリの<ヴィーナス誕生>はよくご存知の絵ですが この絵を見て、何か違和感がありませんか。 美の象徴のようなイメージで語られてきたヴィーナスですが、 女性の裸体にたくされたエロスを感じさせない、それを超越した むしろ、その裏にあるタナトス(死)すらほのめかす神としての存在を 想像させるような顔の表情はキリスト教的な受難と通底しているような 気になります。これの弁証法的発展形にあるのは次の、 . . . 本文を読む