tokyoonsen(件の映画と日々のこと)

主に映画鑑賞の記録を書いています。

『宝島』(1950年)

2013-04-22 21:15:19 | 映画-た行

 先日、本屋の軒先のワゴン・セールに通りかかり、購入したDVD4本のうちの1本。バイロン・ハスキン監督、1950年、アメリカ。

 ロバート・ルイス・スチーブンソン作、『宝島』。子供の頃、読んだような、読まないような。
 でも知っているのである。
 いや知らないのである。

 「宝島」という島のことを誰が言いだしたのか。どうやらスチーブンソンさんが言いだしたようだ。大海賊フリント船長の宝が埋まっている。
 宝島を巡るお話は、そこいら中を巻き込んで、プラマイゼロにして行く装置のようで楽しい。世の中にはたくさん、「宝島」と名付けられたところがあると思うけど(雑誌もあるし)、これもすべて、スチーブンソンさんのおかげである。ぱちぱち。

 たいてい現実的で合理的で残酷な海賊の親分も、「宝島」という島のおかげでちょっとかわいらしい。

 ディズニーの初の実写映画ということ。