先日、本屋の軒先のワゴン・セールに通りかかり、購入したDVD4本のうちの1本。バイロン・ハスキン監督、1950年、アメリカ。
ロバート・ルイス・スチーブンソン作、『宝島』。子供の頃、読んだような、読まないような。
でも知っているのである。
いや知らないのである。
「宝島」という島のことを誰が言いだしたのか。どうやらスチーブンソンさんが言いだしたようだ。大海賊フリント船長の宝が埋まっている。
宝島を巡るお話は、そこいら中を巻き込んで、プラマイゼロにして行く装置のようで楽しい。世の中にはたくさん、「宝島」と名付けられたところがあると思うけど(雑誌もあるし)、これもすべて、スチーブンソンさんのおかげである。ぱちぱち。
たいてい現実的で合理的で残酷な海賊の親分も、「宝島」という島のおかげでちょっとかわいらしい。
ディズニーの初の実写映画ということ。