『カルフォルニア・ドールズ』に続いて、こちらも観に行く。
面白かったし、好きだったので、劇場で買った『ロバート・オルドリッチ読本1』を読む。こちらはそんなに面白い気はしないけど。
始まり方と終わり方が、とても格好よくて好きだった。
77年に作られた映画で、舞台は81年の設定。単にこの頃の手法が好きなのかもしれないけど、あまり比較対象がないので(自分に)、分からない。
オープニングにクレジットが入る。バックは、逆光の自由の女神を、斜め後ろから写した写真だった。動画ではない。向こうの波は動かないし、夕日も動かず。音楽と共に、気持ちよすぎて30分くらいこのままでいいんじゃないかと思った。
ラストはカメラが引いていく。
どんどんどんどん引いていく。芝生の上の真っ直ぐな道。距離感が、観ている私からどんどん人物を引き離して行く。合衆国は最後ではないんだなと、芝生の上の無機質な道を見ながら思った。
『ロッキー』のポーリーン役、バート・ヤングが(ちょっと)活躍している。
まくしたてているし、視線の焦点がコンマ以下で動いていてすごい。役柄の印象と違ってこの人は、歴史小説を出版しているらしい(読本より)。歴史好きなのか。
1977年、アメリカ・西ドイツ。ロバート・アルドリッチ監督。
面白かったし、好きだったので、劇場で買った『ロバート・オルドリッチ読本1』を読む。こちらはそんなに面白い気はしないけど。
始まり方と終わり方が、とても格好よくて好きだった。
77年に作られた映画で、舞台は81年の設定。単にこの頃の手法が好きなのかもしれないけど、あまり比較対象がないので(自分に)、分からない。
オープニングにクレジットが入る。バックは、逆光の自由の女神を、斜め後ろから写した写真だった。動画ではない。向こうの波は動かないし、夕日も動かず。音楽と共に、気持ちよすぎて30分くらいこのままでいいんじゃないかと思った。
ラストはカメラが引いていく。
どんどんどんどん引いていく。芝生の上の真っ直ぐな道。距離感が、観ている私からどんどん人物を引き離して行く。合衆国は最後ではないんだなと、芝生の上の無機質な道を見ながら思った。
『ロッキー』のポーリーン役、バート・ヤングが(ちょっと)活躍している。
まくしたてているし、視線の焦点がコンマ以下で動いていてすごい。役柄の印象と違ってこの人は、歴史小説を出版しているらしい(読本より)。歴史好きなのか。
1977年、アメリカ・西ドイツ。ロバート・アルドリッチ監督。