タール色素、というと、多分多くの人が嫌な顔をすると思います。
「石油から作ってるんでしょう…?」
「○○と一緒にとるとだめだとか」
「認可されてるけど、注射した結果異常が発生したって」
こんな風に嫌われているタール色素ですが。
医薬品では結構使われています。
結構、というのは量的な問題ではなく、頻度的な問題ですが。
消費者が大好きないわゆる「天然」色素は確か使用できないんじゃないかと思います。
石油から作ったから嫌、っていうのは完全にフィーリングの問題ですね。
まぁ石油よりカイガラムシから抽出した色素の方が嫌、って思う人もいるし、価値観は人それぞれです。
いやいや、石油なんて危ないじゃん、というのであれば、石油からなんやかんやして高度に精製されて元の成分が殆ど残っていないような状態で何が危険なのか冷静に考えた方が良いような気がします。
不安なのは仕方ないですが、安心できないからと言って安全じゃないとは言い切れません。
○○と一緒に取るとだめだとか。
まぁ、正直、食品のほとんどが、食べ合わせについては科学的に検証されていないと思うので、化学物質っぽいものだけ取り上げて、「アレとアレを一緒にとるとだめらしい」というのは、わかっているから避けられるだけ幸運なんじゃないかと思うんですよね。
インドで子供がライチを食べたせいで死んだ、みたいな事件がありましたが、なんやかんや条件がそろうことによって食品も危ない物に変化します。
全ての何か安全を確認する科学技術はまだないですし、食品そのものが本当に問題ないのか、他のものとあわせたときどうなのか、など知らずに食っているもんです。
一つ「○○と一緒に食べるとダメ」みたいな話で、全部だめ、みたいにしたら、食べる物が無くなる可能性もあるように思います。
チーズと風邪薬は一緒にとったらダメ、とか、果てしなく日常にあるもののNG組み合わせはあると思います。
認可されているけど、注射した結果異常が発生した、これは本当に良くある話ですね。
毒性を論じるときに「こういう論文が出ている!」と根拠を出してくる人がいます。
が、論文が全て正しいか、と言われたら、反証の論文を出している人もいたりしますし、時代が過ぎればその論文がそもそも評価に値しない、とされることもあります。
注射した結果の毒性を、注射薬のデータとして出すのはアリですが、食べ物として食べた場合のデータとごっちゃにするのも???です。
通常摂取すると思われる量の何十倍もの量を直接体に注射器で入れた結果と、毎日ちょっとしか食べない、しかも消化吸収の間に色々変化する結果とを同列に語るのはナンセンスです。
極端な話をすれば、食べても消化吸収しないでそのまま排出されるものを、血管に注射すれば無理やり体内の臓器等を通されることになります。
流石にいきなり人に食べさす訳に行かないので、培養した細胞で試験を行うとか、注射剤に使用したくて試験を行うとか、色々な条件で試験が行われますが。
それを引っ張り出してきて「だから食品に入っていたら買うのは避けるべき」というのは恐怖を扇動したい人なのかなぁと思います。
まぁ、もちろん、実際毒性のあるタール色素もあるかもしれませんが、
食品添加物として使った範囲でも問題ある、となれば、使用が禁止されると思いますし。
しかし、実際問題として、食品添加物とかよりも、食中毒とかの方がずっと人の命を脅かしているような気がします…
「石油から作ってるんでしょう…?」
「○○と一緒にとるとだめだとか」
「認可されてるけど、注射した結果異常が発生したって」
こんな風に嫌われているタール色素ですが。
医薬品では結構使われています。
結構、というのは量的な問題ではなく、頻度的な問題ですが。
消費者が大好きないわゆる「天然」色素は確か使用できないんじゃないかと思います。
石油から作ったから嫌、っていうのは完全にフィーリングの問題ですね。
まぁ石油よりカイガラムシから抽出した色素の方が嫌、って思う人もいるし、価値観は人それぞれです。
いやいや、石油なんて危ないじゃん、というのであれば、石油からなんやかんやして高度に精製されて元の成分が殆ど残っていないような状態で何が危険なのか冷静に考えた方が良いような気がします。
不安なのは仕方ないですが、安心できないからと言って安全じゃないとは言い切れません。
○○と一緒に取るとだめだとか。
まぁ、正直、食品のほとんどが、食べ合わせについては科学的に検証されていないと思うので、化学物質っぽいものだけ取り上げて、「アレとアレを一緒にとるとだめらしい」というのは、わかっているから避けられるだけ幸運なんじゃないかと思うんですよね。
インドで子供がライチを食べたせいで死んだ、みたいな事件がありましたが、なんやかんや条件がそろうことによって食品も危ない物に変化します。
全ての何か安全を確認する科学技術はまだないですし、食品そのものが本当に問題ないのか、他のものとあわせたときどうなのか、など知らずに食っているもんです。
一つ「○○と一緒に食べるとダメ」みたいな話で、全部だめ、みたいにしたら、食べる物が無くなる可能性もあるように思います。
チーズと風邪薬は一緒にとったらダメ、とか、果てしなく日常にあるもののNG組み合わせはあると思います。
認可されているけど、注射した結果異常が発生した、これは本当に良くある話ですね。
毒性を論じるときに「こういう論文が出ている!」と根拠を出してくる人がいます。
が、論文が全て正しいか、と言われたら、反証の論文を出している人もいたりしますし、時代が過ぎればその論文がそもそも評価に値しない、とされることもあります。
注射した結果の毒性を、注射薬のデータとして出すのはアリですが、食べ物として食べた場合のデータとごっちゃにするのも???です。
通常摂取すると思われる量の何十倍もの量を直接体に注射器で入れた結果と、毎日ちょっとしか食べない、しかも消化吸収の間に色々変化する結果とを同列に語るのはナンセンスです。
極端な話をすれば、食べても消化吸収しないでそのまま排出されるものを、血管に注射すれば無理やり体内の臓器等を通されることになります。
流石にいきなり人に食べさす訳に行かないので、培養した細胞で試験を行うとか、注射剤に使用したくて試験を行うとか、色々な条件で試験が行われますが。
それを引っ張り出してきて「だから食品に入っていたら買うのは避けるべき」というのは恐怖を扇動したい人なのかなぁと思います。
まぁ、もちろん、実際毒性のあるタール色素もあるかもしれませんが、
食品添加物として使った範囲でも問題ある、となれば、使用が禁止されると思いますし。
しかし、実際問題として、食品添加物とかよりも、食中毒とかの方がずっと人の命を脅かしているような気がします…
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