誕生日2

先日娘のあーちゃんの誕生日でした。

ちょっと気になったのであーちゃんに聞いてみました。

 

「お父さん(元夫)からおめでとうLINEきた？」

 

「あ、そういえば、、、きてないわ。ヤバくない？」

 

「ごめんね、そんな気がしたから聞いてみた。アイコン猫になってたから許したって〜」

 

そう、元夫のLINEのアイコンが、、、背景が、、、”らしくない”ものに変わっているのです。

 

可愛い猫2匹の写真。

しかも首輪には可愛い鈴つき。

 

犬派だったのに、いつから猫派に⁉

 

まぁ猫を飼っている事はあり得なくはないとして、、2匹も？

そしてアイコンにまで設定する、そんなタイプではない。

 

これ見よがし感を感じるのは元夫だからか。

誰へのアピールなの？と勘繰ってしまうのも、元夫だからか？

 

まぁ大凡想像はつきますが、どなたかとの新生活との一場面なのでしょう。

 

私にとって元夫は赤の他人、どういう人生を歩もうと勝手ですが、せめて子供の…娘の誕生日くらいは覚えていて欲しい、、、。

 

あれだけ面会交流でもめたのに。

 

っていうか、今時スマホのカレンダーでもリマインド機能あるし、LINEの友達リストでも表示されるだろうに。

 

スルーしたわけね。

知られたくなかったのかしら？

 

以下、そんな娘の7歳の時の誕生日のblogです。

 

　　　　　　　　

予想はしていましたが、
準備するのが一番簡単なようで一番難しいあーちゃんのプレゼント

 

そんなあーちゃんからありがたいことに申し入れがありました。

「ママ、あーちゃんのお誕生日、あーちゃんのお願い聞いてくれる？
今日皆でHappyBirthdayしてほしい。
パパも一緒にお食事行って、ケーキ買ってフーッてしたい。
ねっ！お願い！お願いします！」

うーん。

誕生日のリクエストに即答出来ず、でもルンルンでお出かけする気満々のあーちゃんから笑顔を奪うことが出来ず…

夫はいそいそと着替えてきて
「いいかな？一緒に行っても…」

ノーリアクションの私に間髪入れず、
「いーのいーの！あーちゃんのお誕生日なんだから！」とあーちゃん。

仕方なく一緒に外食に行くことに…

皆が好きなものを食べられるビュッフェ式のお店に行くと、パパ、パパ、とべったり行動を共にするあーちゃん。
皆お料理取りに行ってテーブルに残った長男と私。

「お母さん、離婚はやっぱりせんで。僕がお父さん見張っとくって。
もうしないって。だからお願い」

ハハ、日中見張る訳にいかないのよ。
そもそも見張らなきゃいけないって段階でアウトなんだけど…

"もうしない"も何度も聞いてきたんだけど…

心の中でそう思いながら苦笑いしか返事ができませんでした。

でも、久々家族一緒に行動するとあって子供達はいつも以上にニコニコ機嫌が良い。

空には中秋の名月が輝き、
「ママ、お月様も“あーちゃんおめでとう”って言ってくれてるみたいね(^-^)」

お月様に問いかける…
子供達から笑顔を奪う権利はあるのでしょうか？

 

　　　　　　　　

 

当時、元夫の何度目かの不祥事が発覚し、どうしても自分の気持ちをコントロールできず、子供達にも心配かけていたのだろうと、今振り返っても心が痛みます。

 

でも、こうやって許してやってと子供達に懇願されて、だんだん悪事を働く元夫よりも、それを許さない私の方が悪人になっているような気がして、この頃からとてもしんどくなっていきました。

 

この2年後、長男の後押しもあって離婚に踏み切るわけですが、やっと離婚したと思っても、その後の子供達の成長と共に、父親との面会やコンタクトの取り方も様変わりしていき、成人となってからも悩ましい事案は続きます。

私からの元夫へのお願いはただ一つ。

子供達を傷つけないでほしい。

猫のアイコンに誕生日だったのよと知らせるべきか否か。。。

見出し画像は今年の中秋の名月。

拡大したらお月様、きっと微笑んでますよね。