つながる つなげる

✨🌈I can fly with you🌈✨

転校

2023-03-31 13:44:00 | 日記

明日から新年度ですね。

土日を挟んでガラッと環境が変わる方も多いのではないでしょうか。

 

私は子供の頃から3月はソワソワしていました。

父の転勤で、3~4年ぐらいのスパンで引っ越しをせねばならず、

結果的に私は幼稚園・小学校・中学校それぞれ2つずつ通い、”転校”を3回経験しました。

 

その中でも、小学5年の時の転校はかなりインパクト大な出来事で…

 ”多分今年転勤になりそう”・・・そんな両親の会話を聞いて、

小学4年生の3学期、私はとても憂鬱に過ごしていた気がします。

そして言い渡された鹿児島への転勤。

仕事の都合とわかっていても、仲良しの友達や幼馴染と別れなきゃいけないのかと思うと、寂しくて泣き、

ちょうど4年生から5年生、高学年に入る時期でもあり、いじめや女子のグループ問題等、

不安要素ありありで、なんでこの仕事選んだのよ~とメソメソしていました。

 

そんな私を想ってか、母が誕生日会さながらのお別れ会を企画してくれました。

皆に招待状を配り、ぜひ来てね!と。

終業式で皆に別れの挨拶をしたその日の午後、7~8人ほど集まってくれたのではないかと思います。

当日の主役は私です。

お誕生会ではないので、誕生ケーキこそないものの、皆がお別れに、、とプレゼントを持ってきてくれて、

私のこと忘れないでね~!!手紙書くからね~!! 手紙書いてね~!!!

最後まで皆を見送り、、、楽しかった時間も過ぎ、、、急に現実。

転校嫌だな・・・

そうこうしているうちに、4月。

 

ところが・・・

 

鹿児島のオフィスの入居が遅れる・・・という理由で、

引っ越しが5月に延期に。

 

ということは、、です。

4月始業式の頃はまだ福岡在住・・・

ってどいういう事???

いやいや、盛大にお別れ会したんすよ、プレゼントもいただいたんすよ。

転校詐欺やんっ!状態です。

 

あんなに転校したくないって泣いたのに、

今更どんな顔で始業式に参加するのよ~と今度は転校したくて泣くという・・・

更に、5年生はちょうどクラス替えの学年なんです。

 

始業式の日、意を決して登校すると、

「あれっ?アイツ…」皆の視線が痛い・・・

プレゼントもらったのにごめんね、ちゃんと転校はするのよ、、、変な理由で皆に謝る私。

 

そして1か月だけ新しいクラスに在籍し、無事!?5月鹿児島へ転校を果たします。

当時は子供だったので、従うしかありませんでしたが、会社員として働く今、親となった今、

事務所開設が遅れたとしても、先に家族だけでも引っ越しさせてくれたらよかったのに・・・なんて思ったり。

私や弟は小学生でしたが、兄はちょうど中学入学の時期だったので、

1か月しか使わないのに急遽福岡での制服やカバン・靴を調達し、鹿児島の制服も調達し・・と

それはそれで大変だっただろうと思います。

 

鹿児島へ引っ越してみると、結構なカルチャーショックを受けました。

方言・イントネーションはもとより、1学年3クラスの片田舎の小学校から、

1学年8クラスのマンモス校で、皆制服を着用し、ラ・サール中学受験をする人も多く、皆塾に通っていました。

新学期4月の転校生なら他の転校生に紛れることもできたのに、

中途半端な5月の転校生。

すでにできている輪の中に入るのは勇気がいります。

そして女子あるあるですが、あの人とは仲良くならない方がいいよ、、かわるがわる耳打ちしにやってきます。

どこまで自分を出していいのかもわからず、結局そのまま窮屈な2年間を過ごしました。

 

転校して早々に運動会が予定されていました。

私だけ50M走のタイムを計っていないということで、昼休みに計測することになり、

クラスメート数人が見守る中、私は思いっきり走りました。

先生がストップウォッチを止めた瞬間、クラスメートが駆け寄ります。

そして一瞬空気が固まり、、「速いね」といった皆の顔が引きつっていました。

んっ? すぐに事態を飲み込めずにいましたが、

どうやら、リレー選手に選ばれていた子より私速かったみたいで・・・

でも既にリレー選手は決まっていて、運動会は目前です。

”空気を読んだ”私は、その時のタイムを主張することもなく、私の学生時代で唯一リレー選手になれなかった1年となりました。

 

中学の時は、中2から中3になる時の春に、鹿児島から熊本へ転校することになり、

楽しみにしていた修学旅行は、熊本では中2で既に実施済だったので、行けずじまい。

転校によって経験できなかったこともありますが、

2つの学校に通ったことによって、経験も友達も人より倍持てたのではないかと思います。

当時は嫌だと思っていた転校も、振り返ると鹿児島弁・熊本弁・福岡弁を操るトリリンガルになれたことだし、何より、各地に故郷ができたこと、各地に知り合いがいること、これが財産となりました。

そして、メンタルかなり鍛えられます(笑)

テレワークが可能になった時代、転勤も単身赴任も減っていくと思われますが、

新しい環境で自分らしく過ごせますように。

明日から4月、ドキドキするけど、ドーンと行きましょう!!


見出し画像は、九州新幹線ができて、親友に会いに行った時の鹿児島です。随分近くなりました。

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あーちゃんのご機嫌な理由

2023-03-30 19:16:00 | 日記
今日は久々に当時6歳の、娘のあーちゃんのお話です。

以下当時のblogより

         

あーちゃん、あまり積極的にやりたがらない音楽教室の練習ですが、

レッスンがある土曜日は朝からグズグズ…

そしていつも土壇場にチョロっとおさらいして
なんとなくついてってるかんじ。

長男の少年野球も卒団して一区切りした先週末は、少し余裕めに時間が過ぎて、
私も気持ち大らかに練習を促す。

いつもは片手間に耳だけ傾けて

「ちが~う!」

「また間違った(`へ´)」

なんて怒鳴ってますが、大らかさゆえに手取り足取り横に付き添います♪

ゆえにちょっとのミスも笑って注意できる♪

最初はビビりながら弾いていたあーちゃんも調子上がってきて、
今日はなかなかの仕上がり(^^)v

ね、ちゃんと練習すれば弾けるようになるし、
弾けたら楽しいでしょ?

きっと皆の前で得意気に披露するんだろうなぁと
レッスンに向かう車中でご機嫌なあーちゃんに聞いてみました。

「どうしてあーちゃんはそんなにご機嫌なのかな?」




「だってママがニコニコだからよ



参った…。

まるで鏡とは良く言ったものです(*^_^*)


          


余裕のある育児、子育てを心掛けたいと思っていても、実際には慣れないことから始めるのですから、アタフタしまくりです。

ましてや、仕事と子育ての両立なんてほぼ時間との闘いです。
仕事でも家事でも効率化を求め、ダイパ(タイムパフォーマンス)という言葉までできる世の中ではありますが、
生み出した時間で何をやるのか?が大事なのかなと思います。


自分が機嫌良く過ごせる為に、
いつも笑顔でいられる様に

桜が満開を迎えています。
見出し画像は近所の桜です。
大きな公園には桜がたくさん咲いていますが、私はここからの眺めも好きです。
緑とピンクと青空と。
そして奥から聞こえる公園からの子供達の声。
春に感謝です。
コメント (2)
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4世帯 2

2023-03-28 20:00:00 | シングルマザー

我が家が4世帯となった1年後…

コロナ流行により、生活が一変しました。
2020年3月。
まだ緊急事態宣言前で、在宅と出社が入り混じっている時期でした。
 
「ママ、私どこに行ったらいいと?」
 
出社していた時、寮生活を送っていた娘のあーちゃんからラインが入りました。
 
「どういうこと?」
 
「明日から寮が閉鎖するって」
 
な、なにぃぃぃぃ~!!!
 
「2~15日まで寮閉鎖で部活も禁止。」
 
なんて事。。。
ちょうどその前の週末に、センバツ予選の予定であーちゃんのところへ行ったばかりでした。
(コロナで大会は中止になりましたが・・・)
 
2週間、どこに行く?福岡のおばあちゃんち?大阪?

すると、あーちゃん、
「男子寮は閉鎖じゃないらしい。だから部活するって。私も休みたくない。他校が休んでる時チャンスやもん」
 
相変わらずスポ根少女です。

スポーツ強豪校で、全国から生徒が集まってくる学校です。
しかし、女子においては、県外から入寮したのはあーちゃん1人だけでした。
ほとんどの子が県内の、通学に時間がかかる部活生で、2週間休校となれば、皆帰省し、寮にはあーちゃん1人。

それにしても明日からってそんな非情な…

その後、やっぱり寮は閉鎖にはならない、閉鎖になる・・二転三転し、その度にどうする?どうする?と
なかなか決定打が打てません。

この様な状況がいつ落ち着くかも予想がつきません。

仕事中ということもあり、業を煮やして
「もう家具家電付きの物件を探すよ!」
 
本来のルールは百も承知ですが状況が状況です。

監督からは唯一の部活のチームメイトの家にお世話になることを勧められましたが、
飲食店をされているそのチームメイトのお宅で、万が一あーちゃんが陽性になったら、、、
 
とにかく、緊急事態なので監督に相談して・・・
 
とりあえず即入居可の物件を探すようにあーちゃんに指示し、仕事に戻ります。
 
先週行った時にわかっていれば・・・
2週続けての700キロ移動の往復は、
場所の移動よりも金銭的な面で重くのしかかっていました。

加えて新たにアパート契約・・・さすがに寮費とアパート代と両方は払えません。
4世帯をきりもりしなきゃいけないんですよ、私。
監督のご配慮もあって、退寮扱いとしてくださいました。
 
運よく学校の近くに即入居可の物件があり、週末契約をする旨伝えて仮押さえできました。
 
さて、問題は明日から週末までをどこで過ごすか・・・
 
監督からとりあえず布団を持って寮から出てこいという指示のもと、
ひとまず監督の妹さんご家族のお宅に居候させていただくことになりました。
 
これがまた・・・妹さん、小さなお子さん二人抱えての妊婦さんで。
ここもまた絶対陽性になってはいけない環境・・・
 
早く週末来てくれ~
そう願いながらその週末再びあーちゃんの所へ赴き、無事にアパート契約を終え、布団だけを持って入居。
通常は契約後、入居前の清掃が入るのですが、待っていられないということで、それも承知の上でした。
 
結局、その月末も寮の荷物を引き上げ、足りない物等を買いに、三度あーちゃんの元を訪れ、
高3にして一人暮らし・・・
いろんな家事を手伝わせておいてよかった。
 
そしてまた、量販店へフライパンやお鍋等日用品の買い出し。
百均では経験がものを言い、リストがなくても必要最低限のキッチン雑貨を
ヒョイヒョイヒョイとかごに入れ、新生活準備万端。
 
箱が整い、家事のスキルがあっても、不安なのが病気や怪我の時です。
 
あーちゃんが高校一年で寮に入ってまだ間もない頃、
朝から咳が止まらないと泣いて電話してきたことがありました。
もともとアレルギー体質で、乾燥は大敵。
皮膚も喉も乾燥でやられることが多く、
加えて慣れない生活、新しい人間関係、いろんなストレスの負荷がかかったのだと思います。

何度も電話が入り、その都度しんどい、止まらない、と訴えます。
 
「しんどい時は寮母さんに病院に連れていってもらいなさい」
 
寮母さんにも直接お願いして託します。
遠くにいてはどうすることもできません。
 
 
長男・次男・あーちゃん、それぞれが一人暮らしで病気になった時、
すぐに駆け付けられないもどかしさ、
リモートで指示できる時はまだ救われますが、
レスポンスが途絶えたり、一向に電話に出なくなった時・・・
寝てるんだよね?寝られるぐらい回復してるんだよね?といい方に考え・・・
 
こればかりは祈るしかできませんでした。
 
あーちゃんの引越しが落ち着いたところで、
長男は大学卒業を迎えていて、こちらは東京に行く引越しの準備。
長男の住まいは横浜。
次男は東京。
そして私は大阪。
 
緊急事態宣言下においては、移動することもままならず、
子供にも会えない、人とも会えない、外出は近所の公園とスーパーぐらい。
さすがの私も楽しみを見つけるのに必死でした。
 
唯一、母親らしいことができたと言えば、
それぞれに送るパッキングです。
 
子供達…と言えどいい大人です。
でも、小さい時から好きなお菓子やインスタント系と、それぞれに必要な物を詰めて。。。
夏と冬の年2回、ボーナス定期便です


見出し画像は、緊急事態宣言が出た時の静まり返った公園の一コマです。

そんな〜時代も〜あ〜ったねと〜
いつか〜話せる〜日が〜来るわ〜♪

あーちゃんが親元を離れ、寮に入ってまでも、頑張っていた部活ですが、
結局センバツもインターハイも国体も、全て中止となり、公式戦をほとんど経験する事なく高校時代が終わりました。

当時夏の甲子園が中止となり、高校球児にはいろんな配慮がありましたが、
野球やサッカー以外の競技を選択していた沢山の高校生、、中学生、、大学生、皆が涙をのみました。
 
何の為に…と思いたくもなりますが、
全ては何かにつながる、つなげるために意味のある事、と捉えて、今後の活躍に期待したいと思います。
 
〜つながる つなげる〜
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Winny

2023-03-26 21:00:00 | 日記
先日、気になっていた映画を見に行きました。

Winny。

ノンフィクションの映画なので、事実に基づいて描かれています。

ストーリーは当時を知っていただけに、おおよそ想像できましたが、
見終わった感想としては、、、思っていたものと少し違っていました。

この事件が無かったら、明らかに日本の未来は変わっていたのではないかと思いますし、
主人公の金子さんが日本ではなく、海外に住んでいたら世界はもっと違っていたのかもしれません…

パソコンの普及率は1990年代後半から2000年前半で劇的に伸びました。

ITの進化もこの30年ですごいスピードで成長したと感じます。
とはいえ、海外に遅れをとっているのも事実。

私が入社した頃、1990年代半ばはちょうどIT進化の過渡期にあたります。

入社当初はワープロで文書を書き、
会社に数台しかないPCでLotus1-2-3という表計算ソフトを使っていました。

そのうち1人1台ノートパソコンが支給され、
インターネットの普及でメール添付という画期的な方法により、FAXや郵送の手間も無くなり、大幅にペーパーレス化していきました。

ITリテラシーという言葉があり、
決して私も高い方だとは言えませんが、
映画を見て衝撃的な出来事を思い出しました。

PCの扱いに慣れ、ようやくExcelを使いこなせるようになった頃、先輩が見積書を作成したら、金額が違っていたとの事。
確認すると、数式が違っていたようで、慌てて作り直しましたが、先輩の上司の怒りは収まらず…言い放った一言が、

「パソコンなんかで作るからや!!!」

思わず耳を疑いました

先輩はその後、上司と合わないと言って退職。
辞めるべきは…

次元は全く違いますが、Winnyの映画では金子さんのプログラマーとしての人生の7年半を奪った事実があり、伏線として警察の裏金問題も露呈されました。
罰せられるべきは…

そもそも逆転無罪という判決。
冤罪があってはならない。
嘘の自白をさせてはならない。
そこに描かれる弁護士さんの強い信念。

人が人を裁くという事。
正義感。
いろんな事を考えてしまいました。

そして先日もニュースになった逆転無罪。
今回は、死体遺棄罪にあたるか否かが争点となり、
1審、2審とも、有罪で、最高裁で無罪。
無罪になって良かったと思う反面、
事実よりもその方法や手段がポイントだった事にちょっと驚きでした。 

そこに至る前のケアや整備が急務である事は言わずもがなですが、
今後、同じように対処すれば有罪にならないという安易な発想に至らない事を願っています。
コメント (2)
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108

2023-03-26 11:08:00 | 日記
このところ、年度末という事もあって、
仕事も忙しく、送別会等飲み会が立て続けに入り、やっと少し落ち着いたかな、というところで、今日はその飲み会での会話から…

その日は昭和な3人と、平成の2人が集合し、平成2人の結婚お祝い会をしていました。

なんと言っても終始放たれる2人のハッピーオーラが眩しくて、
新婚って良いなぁ〜
人を幸せにするって良いなぁ〜と改めて思いながら、
旦那様のサプラ〜イズ!なプロポーズのお話を聞いていました。

2人とも関東出身で帰省した際に東京デートを楽しんで宿泊ホテルへ。

部屋に入るや否や、お部屋のベルが鳴り、
ドアを開けるとボーイさんが大きな真紅の薔薇の花束を届けてくれて、
その花束は彼の手から彼女に…

「もう全然予想してなかったので、びっくりして!でも108本のバラだったんです〜!」

とても嬉しそうに説明してくれる彼女。
昭和な私たち、口を揃えて、

昭「あはは!なんで煩悩の数なん?」

平「えっ?煩悩の数って何ですか?」

昭「煩悩の数言うたら108やろ。」

昭「除夜の鐘の数でしょうよ。」

平「何の話ですか?とにかく!108本のバラと言えばプロポーズなんですよ〜!」

昭「えっ!そうなの??それローカルルール?」

平「えっ?知らないんですか??」

まるで話が進みません(笑)

お料理を運んで来てくれた店員さんに
「108本のバラって意味知ってます?」と聞いたら、

「煩悩の数ですか?」って。

「昭和生まれですか?」って。

更には、

平「"煩悩"って何ですか?」ときたもんで、ジェネレーションギャップすごいな、と。

108もある煩悩の種類の由来は、諸説あるようですが、

108本のバラにおける108は、

108(とわに…永遠に)だそうです。

うーんロマンチック〜

意味を知ってる相手に贈る前提ですね。。。

それにしても、108本分のバラの価格を考えると…それよりも…なんて下世話な発想はナンセンスなんでしょうね。

最近後輩たちが立て続けに結婚したり、
式の写真を共有してくれたり、
お祝いが続いています。
麗らかな春の季節に幸せなお裾分け、嬉しいです。
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