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つながる つなげる

✨🌈I can fly with you🌈✨

終盤

2025-07-21 14:33:00 | シングルマザー
爽やかな夏の便り次は真逆の、ドロドロ離婚劇の続きです。

十数年前の離活の話を備忘録として綴っていますが、やっと終盤に来ました。
調停を経て、裁判に移行して、面会交流や養育費、慰謝料についても決まり、残るは財産分与。
以下当時のblogより。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

財産分与について、家財道具の分与はほぼ固まった。
といっても、「離婚してほしい私」にとって「モラ夫」との財産分与は完全に分が悪く、
つまりは、「俺様と離婚したければ、この条件でしか合意するもんか」というスタンス。

そう、この離婚裁判の目的は慰謝料でもなく、財産分与でもなく、ただ一つ「縁を切ること」。

相手と縁を切ることで私が得るものは…

私が私らしく生きる権利と、子供達が安全安心に暮らせること、そして、子供たちの成長を見守る事ができ、子供たちと人生を共有できること。
後者の特権にどれだけの価値が存在するのかは、子供たち云々より「おれ様優先」の条件しか主張しないモラ夫には理解できないであろう価値だった。

離婚裁判の大詰めを迎え、これからの最大の要点は、何を隠そう…私たちの住処がなくなるかもしれない…ということだった。

この期に及んでよりによっての最大級は仮住まいのアパートが売却されるということ。
その退去日が迫っていること。
しかし、次のオーナーがそのまま住み続けていいというのか否か、家電付のアパートの家電がそのまま据え置きになるのか否か…
現段階では全く何も決まっていなかった。

退去日まで2か月をとっくに切っていた。
早く自宅を奪取しなければ…。
つまりは早く決着をつけなければ…

一つ一つの条件がこれまですんなり合意した試しがなく、
しかし、退去日は迫る中、少しでも早く決着をつける為に代理人がプロの目線で提案した内容はこうだった。

「この際事情説明したらどうでしょう?」

しばらく言葉を失い、まだわからないのか?と少し口調厳しく反論した。

「事情って?アパート追い出されそうだから早く出て行ってほしいって?
だから早く離婚裁判終わらせたいって?
事情汲んでこちらの要望を聞き入れるくらいならとっくに聞き入れてますよ、普通の人なら。
子供たちがあれだけ家を代わってほしいと懇願しても意に介さず、
それよりも私や子供たちが困窮していく姿をほくそ笑むタイプに
みすみす白旗を揚げるというんですか?
絶対に言わないでください!足元見られて条件吊り上げられるに決まってますから!」

モラハラとは?を散々説明してきたつもりだった。
普通って何?と思うけど、普通ではまかり通らないことがまかり通るのがモラハラ。
その全容をふまえ、交渉人である代理人が提案したことがそんな陳腐な案だなんて…。

お金払って依頼しているのに、いつも私が一枚上を行っている気がしてならない。

ただでさえ相手有利な条件ばかりの中、あえてこちらの不利になる状況をなぜ知らせる必要があるのか?

かくして、最大の要点をこちらの手中にするべく、相手の条件をのむ代わりに
「退去日」の条件を盛り込んでもらうことにした。

相手からの条件は、住宅ローンは私の単独名義にする事。
なぜなら売却すると借金が残り、相手は負の財産が増えるくらいなら放棄するとのこと。
こちらが却下すれば、裁判はまだまだ先延ばしとなることが明白だった。

住宅の名義ももちろん私の単独名義とする・・・ただし、名義変更に関わる諸費用は私がもつこと。
これがまた、結果的に諸費用に50万を要したので、相手片の条件は当然の"勝ち"スタイルだった。

子供たちの面会・その他写真等の提供は「子供たちの同意を得て」実行する。
このこちらからの要望である"同意を得て"の文言を追記することで調停が3回持越しとなった。

家財道具は相手のリクエスト通り。

そして退去日の指定。
この日までに退去すべし。
守らなければ強制退去が認められる。
それは離婚裁判の最終日から1か月以内、そして奇しくもアパートの退去日の2週間前の日だった。

綱渡り状態で迎えた離婚裁判最終日。
この日をどれだけ待ち望んだことか…
やっと終わる…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この退去日をどれだけ待ち望んでいたか。。。
その年の2月に家を飛び出し、車で住処がバレないように車を買い替え、狭いアパートの小さなテレビで東日本大震災の映像を見、それぞ進級して、アパートで家庭訪問を受けたり、夏は家裁調査官の面談を受け、弁護士事務所に何度も足を運び、そうこうするうちに、夏を迎え、秋が過ぎ、またコートの季節となって…
とにかく年内に全て片がつく。
つまり、新しい気持ちで新年を迎えられる。
この日を目標に、また一段とギアを上げたのでした。

続く…

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和解案2

2025-06-26 07:44:00 | シングルマザー
離活の最終段階に入ってきました。
和解するしか無いという事が決まり、離婚できる!というゴールが見えてくると、アパートの退去期限までに家を取り返せるか…が肝になります。

とりあえず一つ一つ、、焦る気持ちを抑えつつ、これから細かい話を詰めて行きます。

まずは財産分与。

以下当時のblogから…

まずは、財産分与ということで家財道具の折半から。
なぜか対等の立場のはずなのに(むしろ人数的には4対1の圧勝なのだけど)
持ち出しリスト=ほしいものリストはモラ夫からの提示からスタートした。

テレビ、冷蔵庫、洗濯機、炊飯ジャー(一升炊)、掃除機、という家電製品のすべては当然のことながら、
食器棚、テレビ台、コンポ、それから笑えたのはバーベキューコンロ、アウトドア用品、ビデオカメラ(子供たちの成長記でもある録画テープではないところがみそ)
そして“不要なもの”にペットである"犬"にチェックが入っていた。

家財道具の財産分与って、、、分与になってないじゃないか。
箱だけ返して中身は持っていくって。
どこまでもモラ夫王道をいくのか。

リストを見ながら呆れ返っている私を見て、代理人は「ここまでとは・・ですね」と苦笑。

犬は要らない…はハッキリしているんですね、と絞り出した私の一言に、
「ペットは家族かもしれませんが、法律上は"持ち物”扱いになります、、」と生真面目な回答をした代理人。

いや、そういう意味じゃなかったんだけど。。。

「あの…家電製品はほとんどが私が購入したもので、炊飯ジャーなんて一升炊きが一人暮らしに必要なんでしょうかね。
テレビ台は私がハンドメイドで組立てただけの土台ですけどそれも要るんだ・・・アイロンはともかくアイロン台まで?
っていうか、この要求を私はオッケーしなきゃいけないんでしょうか?
先に相手がリストUPできていて、それがまかり通っていることも不思議ですが。」

相変わらずイニシアティブをとられている代理人にチクリと刺した。

室内物干し竿や卓上コンロ…
モラ夫は家中を見て周りながらリスト化した模様。
つまり、子供たちに必要なものを残すという発想は無論あるはずもなく、
セレクトのポイントは”自分が必要なもの”ただそれだけ。

「ここにコンポは書いてありますが、スピーカーが記載されていないというのは
スピーカーは私がもらっていいんですかね?根本的に相手が”要らない”と判断したものはこちら側が引き取るスタイル?なんですか?
電話機(FAX機)はリストupされていないということは、電話機と番号はそのままいただいて使ってもいいんでしょうか?」

リストを眺めて思いつくことを口にしていたら、そこを争うだけ相手の思うつぼなのがわかって、早く縁を切るには細かいことで争っている暇はなかった。

ただ、狭いアパートで小さいテレビで我慢してきた子供達に大きい画面のテレビは保持したかったなぁ…と。
アパート暮らしの象徴として私の中に強く印象づけられたアパートのテレビ。

「テレビ以外はおおよそ認めますので、せめてリストアップされている家電のうち、テレビは譲ってほしいです。」

「わかりました。一応相手に伝えてみます」

そういって今度は返事待ち。
家電はともかく、アイロン台って笑うよね。
買うわ、それぐらい。。。

つづく。
〜〜〜〜〜〜〜〜

今振り返っても、なぜ家財のリストアップが相手方からだったのか…

まぁ、私からリストアップしたところで相手が承諾するはずもなく、結局相手の言いなりになるしかなかったのですが。

見出し画像はガクアジサイの一種。
純白が可愛いなぁとパチリ。
あの頃はそんな余裕も無かったけれどあと少し、あと少しと言い聞かせながら過ごしていました。
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和解案

2025-06-25 13:25:00 | シングルマザー
離活の話もやっと裁判のところまで来ました。

3つの調停を終えて、財産分与や慰謝料等をこれから詰めていかねばなりません。
姿を潜めてのアパート暮らし、そして迫り来るアパートの管理会社変更による退去期限、子供たちのメンタル、自宅とアパートの家賃二重払いや、生活費に裁判費用…

早く離婚に向けて終結させないと…生活はどんどん困窮していきます。
しかしながら、相手はモラ夫。
和解案がこれまた難航するのです。

以下当時のblogより

いよいよ裁判離婚も大詰めとなってきた。

協議離婚も調停離婚も成立せず、残る選択肢は裁判しかないのだけど、
離婚を決意してからというもの、離婚に関する沢山の本を読み、
本当に私が裁判などできるのか不安になりつつも、
離婚を考えた時点で、
相手がモラ夫であるという時点で
ある程度の覚悟をもって臨んできた。

いよいよ裁判が始まる・・・。

前回の調停で面接交渉については成立した。
実際「子供の同意を得て」という文言が入ったことで、おそらく、面会が現実化することは今の現状からすると「ない」に等しかった。

相手の不納得感がありありと伝わる中で、残るは裁判を続けるか否か。

面接交渉の調停証書にサインをした後、それぞれの代理人は、「和解」についての「合意内容」を話し合っていた。

つまり、私の「勝訴」への闘志とは無関係の場所で、既に方向性は「和解」へと進み、依頼人同士がお互いの落ち着きどころを探り合っていた。

そこに不信感を抱きつつも、実際一つ一つの証拠類を検証していく時間も価値も無駄である事が見えていて、結果的に「和解」になることは必至だった。

問題は和解案。

私の訴状には慰謝料500万と記載していた。
もちろん、相手方が払える金額ではないのは百も承知。
ただ、相手がモラ夫なだけに、こちらの要求通りの金額で妥結するはずがなく、
当然値踏み交渉になると見据えたうえで、私と子供達の怒りを表す500だった。

「芸能人とかの慰謝料とは次元が違うので、こういうケースで支払われる慰謝料・・いわゆる和解金は 100が妥当だと思います。相手方依頼人もそう言ってました。」

「…それで、相手方が100といってきたのをハイ、そうですか、といって私が100で承諾しなければいけない話なのですか?」

「実際それ以上要求しても払えませんといわれるのがおちですよ」

「だったら訴訟を続けるのみです」

「ですから・・・」
若い依頼人は深いため息をついた。

「おっしゃっていることはわかっていますよ。でも私は訴えた側で、和解を希望しているのは相手方ですよね?
払えません、はいそうですか、で済むなら裁判なんて必要ないですよ。」

相手方が提示した100の内訳のうち、50は未払いの生活費を含むという話。
つまり慰謝料にあたる和解金の実質はたったの50。

こちらの要望はまるで無視しておいて、調達できる限界が50だと。
払える額で妥協点を見つけるだなんて。

相手方が生活費を負担する義務があるのに支払わず、住宅ローンも共有名義ゆえ半額負担する義務があるのに支払わず、
一切支払いに応じない期間が2ヶ月続いたときに私は代理人に確認した。

「相手方が払わない期間が長引けば長引くほど金額がかさみ、結果、払えないと言われるのがオチです。
住宅ローン分だけでも毎月回収できないのでしょうか?
最終的に慰謝料に含むとかならないでしょうか?」

「それはないと思います。そうはさせません」

随分とキッパリ言い切ったわりに、そんなやりとりなかったかのように「・・・含むそうです」と簡単に言ってのけた代理人。

生活費の調停の際、毎月の支払い金額が決まったのはいいが、それまでの未払い分含め、離婚が解決する際にまとめて支払う。というのが調停合意の条件。
それを認めなければ、調停はまた翌月へともちこし、私がYESと言わない限り未払い期間はどんどん長引き、金額も膨らみ、そして私の家賃とローンの2重払いの日々は続く。

結局は“The ゴネ勝ち”

それを提案した相手方代理人、またはそう提案した相手方の意向を否定せずに実行にうつす相手方代理人の誇りとプライドって。。。

お互いの和解案はほぼ合致した。
和解金の金額以外は。。。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
当然勝てると思って起訴したはずの裁判も、「和解」で話が進むことに気持ち的な反発を抱えていました。

これだけ苦しめられているのに和解なんかできるもんか、、と。

離婚の話し合いすらまともに出来ない私と元夫の醜い争いを、調停員や弁護士はじめ、多くの第三者に恥を忍んでさらけ出したのは、裁判で勝つという目標があったから。

和解の方向で動いている事で戦意喪失…

かと思いきや、和解案の詳細を決めるに当たって、またすぐに戦闘モードに切り替わる…
そんな要望を平気で言ってくるようなモラ夫との裁判の行方、、もう少しお付き合いください。。。

見出し画像は満開の紫陽花ロード。
アナベルてんこ盛りでした。
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認否について

2025-06-17 19:41:00 | シングルマザー
十数年前に離婚した時の話です。

3組に1組が離婚すると言われる時代です。
そのうち、話し合いでまとまらなかった場合、調停離婚する夫婦が10%,
調停も不成立に終わった場合は裁判に移行します。離婚裁判する夫婦は1〜2%だそうです。

つまり、離婚夫婦100組いたら裁判したのってうちだけ?レベル。
そんな離活も3つの調停を終えてようやく離婚について裁判まで辿り着きます。

裁判において、訴状をもって起訴した場合、被告人は訴状に対して認否する必要があります。

それは事実とは違う!実際はこうだ!と。

3つの調停のうち、2つは私が申立人。1つは元夫からの申立られ人となり、仕事と、子育てと、調停と、、、離婚する為になんとか踏ん張っていました。

早く終わらせたい。
早く平穏な日常を取り戻したい。
相手方である元夫は、あの手この手でごねまくり、いかに調停を長引かせるかに執着しているようでした。

何度目かの調停の日、控室で次回の調停日の連絡を待っている時のこと…

以下当時のblogより

調停が終わって合意書を作成している間、代理人の先生がおもむろにカバンから書類を取り出して私に差し出した。

パッと目にした書類の文字で、それが何なのかはすぐにわかった。

「調停前に届いていたのですが、心中察して調停後にお見せしたほうが良いとの判断で今日お持ちしました。」

先生が差し出した"それ"は、相手方の認否報告書だった。

私が離婚したい一心で書き並べた数々の訴えに対し、真っ向否定にて、また当然のことながら、私のことをかなり非難して書いてあり、なるほどこれを読んで調停に臨まれてはまとまる話もまとまらなくなるどころか、私が逆上して噛み付く勢いとの私の性格をお察しのようだった。

それによると、、、

子供達への暴言等記憶にないらしい。

盗んだお年玉は小遣いが少ないからだと。

当時四年生の次男に借りたお金は「色をつけて返した」だって。
“色つけて”って(;-_-+

勿論浮気も借金も私がいたらなかったから。
私が非常に嫉妬深い性格ゆえに、ただの食事会も問い詰められた、、とか。(いやいや、離婚申し立てしてますから)

子供達が横着なのは、母親の私のしつけができていないからだと。

子どもが増長しているのは母親が甘やかしているからだと。

読み進めながら報告書を掴む両手が、わなわなと震えるのを感じつつ、こんなしょうもない話を文書にして活字化されると情けなさ以外に何も出てこない。
更に、この夫婦の口ケンカレベルのそれぞれの主張を、第三者の方々にさらし、一体私は何をやっているのか・・・

相手方代理人もよくそこまで書いたもんだと半ば呆れてしまう。

人としてとか、正義感とかないものかしら。

しかし、その認否書類は、子供達の調査官による面接があった後、そして調査報告書が裁判所に提出された後に書かれたものであり、相手方が調査報告書を見るまでは、真実をうたっていたに違いない。

調査報告書は子供達のそれぞれの思いがつまっていて、相手方が嘘を書き並べたことはこれで明白となった。

つまり、流れはこうだ。

子供達の調査官による面接
調査官による調査報告書の裁判所提出
元夫の認否報告書、裁判所提出
元夫、子供たちの調査報告書を見る
元夫の否認の内容と不一致が明らかになる・・・

基本、元夫、嘘つきですから。

認否報告書が裁判所に提出されたタイミングとしては、バッチリだった気がする。

~~~~~~~~~~~~~~~

私が認否報告書を読んで、十数年経った今でも忘れられないカチンとくる内容があります。
どれもカチンとくるんですけど(笑)その中でも特に。

それは、私が元夫の暴言等を非難したことに対する否認(暴言などは言ってないと主張)に加えて記載された下記の文言。

「原告は生理の時に非常に機嫌が悪かったようで、”私がイライラする時は生理の時なんだから(それぐらいわかってよ)と文句を言われることがあった」

えっ?
こんなこと裁判所に提出する文書に記載するの?
私の体質の話ですけど!?
元夫がその話を弁護士に話して、「いいですね、それも相手のダメージになりますので書きましょう」となったということか???

その記載について、裁判官は元夫のことをどういう人物像として認識したのだろうか・・・

この時、無性に悔しさが込み上げてきて、確かにこれを読んで調停に臨んでは、入室と同時に戦闘モードになっていたかもしれない。

婦人科系の持病を抱えて、毎月鎮痛剤無しではやり過ごせなかったあの頃。元夫にはただのヒステリックな母親として非難に値していたらしい。

元夫の言うがまま、記載して提出してきた元夫の代理人。結審するまでに、絶対元夫の代理人の顔を見てやる!と心に誓ったものです。

ちなみに、生成AIさんに聞いてみました。
答えはこうです。

生理によるイライラや感情の波があるのは、とても自然なことです。ホルモンバランスの変化によっておこるもので、身体的にも精神的にもリアルな影響を及ぼします。
とはいえ、社会や周囲の無理解から「わがまま」「感情的すぎる」などと誤解されることがあるのも事実です。でもそれはあなたのせいではありません。
むしろ、生理の影響を正しく理解し、認め合うことが大切です。
自分に優しくしたり、信頼できる人に相談したり、職場や家庭でちょっとした配慮をお願いする。
こうしたことは自分を守るための立派な選択肢です。
「生理でイライラすること=悪いこと」ではなく、それをどうケアするか、どう向き合うかが大切なんです。

だそうです。
ですよね。ですよね。
フェムテックやフェムケア商品も随分広まってきて、社会の理解度は上がりつつありますが、「それはあなたのせいではありません」…救われる一言でした。

さていよいよ離婚は確実という状況となり、残るは財産分与の話し合いとなります。
これまた…一筋縄ではいかないのでした。。。

続く…

見出し画像はふるさと納税で頼んでいたさくらんぼ
自分の機嫌は自分で取らないと…
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面接交渉最終章2

2025-06-08 11:05:00 | シングルマザー
もうこれ以上この人とは暮らせない、と思う数々の理由の中で、子どもたちが安心して暮らせないというのは、最も優先すべき理由だと思います。
どうにかしないと…と元夫の留守中に家を飛び出してアパート暮らしを始めた私たち。

当時元夫は少年野球のコーチをしていて、長男次男もチームメンバーとして所属していました。

長男は卒部して中学校で軟式野球を、次男はちょうど4年生で、低学年チームのキャプテンを任されていました。

が、野球に行けば父親がいる、となると、やはり参加ができず、練習を欠席せざるを得ませんでした。

休日を持て余す次男。
仲良しの友達は皆練習や試合で遊び相手も妹のあーちゃんぐらいです。

不憫に思っていた頃、監督から連絡が入ります。
次男を復帰させられませんか?と。
私も復帰させたい気持ちは山々ですし、次男も野球したくてウズウズしてます。

問題は…

そして、父親である元夫のコーチとしての活動を休止する事を条件に、なんとか復帰する事ができました。
本当にお父さんは来ない?と初日は不安そうでしたが、徐々に次男に笑顔が戻り、5年生になってからは、6年生と共にレギュラーメンバーとして頑張っていました。

そんな頃…
前回の続きです。以下当時のblogより。

どうも認識が甘い調停員に判断基準を問いたくて、私は挑戦的に聞いてみた。

「先日の家裁での調査報告書には子供達それぞれが、父親から受けた暴力について、父親に対する嫌悪感について吐露した事実が記載されていました。

相手方はそれを読んで大変ショックだったそうですが、その後自分は父親としてどうあるべきか、考えたり、改めたりということはないのでしょうか?」

「相手方も反省されてると思いますよ。」

調停員二人のうち、男性の方は最初の調停の時もお世話になった方でしたが、いつも苦悶の表情でうなずくだけで、発言は女性の調停員の方のみ。

恐らく男性の方は相手方の態度や主張を「そんな対応はないだろう」と思いつつも、それを打破できる“何か”があるわけでもない現実に「力になれなくて申し訳ない」と言いたげな憐れみの眼差しで聞き入ってるだけだった。

「次男は少年野球チームに所属しています。やっとのびのびとプレイできるようになったところです。
そんな時に相手方が突然コーチとして何の連絡もなく復帰しました。
監督に促されすぐに帰ってもらい、事なきを得ましたが、もしそこに次男が居合わせたらどうなっていたか…
そのことへの認識はどうなっているのでしょうか?」

「それは初めて聞くことなのでビックリしていますが…」

「事情を知らない周りの方に復帰したらどうかと言われて、あまり深く考えずに自分の気持ち優先で行動したのだと思いますが、次男は野球にも来てほしくないし、声をかけられるのも嫌だとハッキリ言っています。相手方も報告書読んでますよね?
次男の気持ちを無視した行動についてどう思われますか?!
常に相手の立場になって考えることができなければ面接交渉とかあり得ないと思うんですが。
また子供達が傷つくことは避けたいんです!」

「相手の立場になって…ということは、今回全てのことに当てはまると思うのですが、相手方にそこを直すように話はしてきましたが…変わらないでしょうね。人はそんなに変わらないですよ。ですから、ここで取り決めたことを守るか守らないかは本人次第というか…」

唖然としてしまった。

話し合いをするための調停で、今後子供達との面会をどうするのかを決めている中で、その取り決め事態を守るか守らないかは本人次第だと言う……

裁判しながら3つの調停を抱えて費やした日々が一瞬にして崩れ落ちたかんじだった。

何のための調停か?

「じゃぁ私は何のために今ここにいるんですか?
相手方に問題意識をしっかり理解してもらわなきゃ困るんです。
それが今は理解できても来月には忘れてるとかじゃ困るんです。
子供達に対してどうあるべきか?それを持続してもらわなきゃいけないんです!」

「じゃぁどうされますか?審判にしますか?審判でも結果一緒ですよ」

この人何言ってるんだろう。
なんで調停員やってるんだ?
そう思いつつも冷静になって反論した。

「審判にして欲しいとは思ってませんし、結果が変わるとも思ってません。
今は子供達との面接交渉について話し合っているわけですよね?
相手方は自分の権利を獲得したくて躍起になっていて、じゃぁそれを実現するために、どういう努力が必要かも理解しているのか?という話です。
もし相手方がこちらの予期せぬ迷惑行為や子供達の同意のないまま接触をした場合などどうしたらいいのですか?」

「その時はまた調停をしてください」

…………なるほどね。

つまり調停とはそんな場所。
それだけの効力しかなく、話し合ったことが履行されなければ、泣き寝入りするか、また調停するか。

養育費と違って履行されたか否かの確証をどうとるか……

つまりは、逆も真なり。

私が面接交渉に協力的な姿勢でいるか、あくまで子供達主導でするかはその時の“気分次第”で可ということ。

調停前置主義。
起訴したのに和解
和解じゃないし。難解だし。諦解?だし。

いかに自分を自分らしく維持しなければならないか。
それを再認識できたことが調停を3つ経験して習得したこと。
怒りと憎しみをぶつけ合うのは簡単だ。
そこに慈愛に満ちた自分と子供達の未来に向けて誇り高き人生を歩むために必要なことを習得できるか、がポイント。

これにて3つ目の調停も合意となり、あとは裁判を続けるか、和解で終わらせるか…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

もうすぐ父の日ですね。
子供達がどんな思いでこの日を過ごしてきたのだろうと思うと、申し訳ない気持ちになりますが、その後、気持ちの優しい次男は元夫の誕生日や父の日等、時々LINEで連絡していたようです。
しかし、LINEアイコンが猫になってから(恐らく元夫の相手?が猫好きさん?)、返信もなくなったようで、、、

だからそういうとこだよ。。。

もうすぐ次男の誕生日。
次男が心穏やかに1日を過ごせるといいな、と思っています。
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