つながる つなげる

✨🌈I can fly with you🌈✨

人生相談

2024-07-07 06:30:00 | シングルマザー
長男から珍しくLINEがきたかと思ったら、

「人生相談があります。夜時間ある?」と意味深な感じ。。。

え、、改まって何?
ちょっと構えつつ、思い当たりそうな事を想像してみる。

転職…か?
お金貸して…か??
はたまた結婚…か???

とりあえず話を聞いてみないとね。。。

「夜だったらいいよー」と、返事をし、眠り過ごさないようにしないと。。。

そして、夜…

「今いい?」とかかってきて、どうしたん?と緊張気味に聞くと…

「あのさ、、、まぁ、なんていうか…
お父さんってさ、どうしようもないやつやったけどさ、、」

…おっと、そっちのパターン??と焦る。

「う、、うん…?」

「それでさ、なんでお母さんはお父さんと結婚したいって思ったん??」

う、うーーーー
いきなり核心ついて来た…
そんなんだったら前もってお題を教えといてくれー!!!

どういう答え方が1番適切なのか、そんなの直ぐに出てこないっすよ。

だって、裁判までして別れた相手ですから。

その時は…結婚したいと思ったんだもん。。。

でもそんな単純な事で結婚を決めた訳ではない事ぐらい、本人も承知の上です。

「そうだなぁー…そうねぇー…
それよりどうしたの?そんな事が気になるって、結婚したい人でもいるの??」

「まぁ、もともと結婚願望はあるんやけどさ。誰でも良いわけじゃないし。いろいろ考えてたら、そういえばお母さんは何が結婚を決断させたんかなと思って。」

と、言う事で、さぁなんと答えよう。

結婚なんて勢いよ!…じゃダメよね…

お母さんのblog読んで!なんて。そんな事も言えるわけなく。

長男には、結婚に至った私の本当の想いを伝えました。

これは実は元夫にも伝えたことがない。。。

その時の気持ちを維持できているなら、3組に1組離婚する時代にはなってませんからね。

言わば私の結婚観について語っている間、静かに耳を傾けている長男。

「俺らまぁ、普通の家庭じゃなかったわけやん。ちゃんとした夫像、父親像を知らない訳で。そんなんで結婚できるかな、とか思うわけよね」

「そんな話だったらおじいちゃんも同じよ?
おじいちゃんは生まれた時からお父さんの記憶ないんだから。」

「うん。。。」

自分の中の父親像とリアルな父親像に戸惑っているのかな。。。

でも、そう言う時がいずれ必ず訪れると思っていました。自分のルーツを知る事、自分の中に両親の一部を感じるようになる事、それが大人に成長して、独立した人生を歩むという事でもあります。

過去に、
確か離婚して間もないころ、長男が中学2年の終わり頃だったと思うのですが、兄弟喧嘩がだんだんとヒートアップしてきて、私の力では止められないくらいに発展してしまい、元夫の影を思わせるような長男の言動にハッとしたと同時に私もとうとうキレまして。

水をバッシャーンとかけました。

「いい加減にしなさい!!なんちゅう言い方してんのよ!」

「しょうがないやろ!俺の中にはアイツの血が入っとんやけん!!」

ドキッとしました。
でも来る時がきたな、と覚悟もしていました。
散々父親から暴言を吐かれてきて、父親から酷い仕打ちを受けて、そんな人の子供である事を受け入れられない…

私だったら自暴自棄になるかもしれない。
でも…

「冗談じゃないわよ!何甘ったれた事言ってんのよ!!
自分の不甲斐なさをDNAのせいにしなさんな!
誰が育ててると思ってんのよ!!!!」

一発かましてやりました

そうです。ここで啖呵きっちゃったんです。
あんたの母親はこの私よ!と仁王立ちしているかの如く。。。

ゆえに、私は母親でもあり父親の背中も見せるべく、強く、強く、生きていく…この時期は単独親権ゆえの本当に強くなきゃいけないと気負いと、それなりの自負もありました。

「この私が育ててるんだから、あんたももっと自分にプライド持ちなさい!」

長男はそれから父親の事を反面教師として位置付け、自分のルーツについてぶつけてくることもなくなり、

先月の父の日に、子供達はどんな風に感じて過ごしたのだろう、とblog内で呟いたら…
まさかこのタイミングでそこにクローズアップしてくるとは…

「まぁ、ね、結婚したいは良いけど、現実問題お金無いとやっていけんよ?貯金無いでしょ?娘を持つ側からすると、"お金無い"ってだけでやめとけって話になるよ?」

「…うん」

「まず貯金やろ。その為には仕事の評価上げなやろ。」

「……それでさ、そこでまたお願いがあって…
今月アパート更新なんやけどさ、更新料1ヶ月分と思ったら2ヶ月分やったんよ。ちょっとだけ貸して欲しいんやけど…」

「でた!!!それが本題か!!

「違う違う!結婚についてもほんとに相談したかったんよ!それに、、それこそ貯金ってなったら今の仕事より給与いいところも検討しようかなと思うし」

なんやねん。
人生相談って、、結局全部予想通りやったんやないかい。

「早く孫の顔見たいやろ?」

「そんな事ないけど?」

「近くにおったら子育ても安心なんやけどね」

「預かる時はお金取るよ⁈プロですから

まぁ、中身はどうであれ、LINEのやり取りだけでなく、直接声を聞くのは嬉しいものです。

今日は先輩の誕生日プレゼントを買いに久々に梅田をブラブラしました。
お気に入りのビーガンカフェで一休み。


仕事で嬉しい事があったので、今日はデザートもつけて。


仕事と言えば…先日後輩からチャットが来て、

「今度いつ出社ですか?…人生相談ありまして、、、」

なぬ?またまた人生相談とな。

"人生相談"と言うフレーズ、なぜか続いています。
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同志

2024-07-06 12:03:00 | シングルマザー
20数年来のママ友が数人います。
皆子供達が保育園時代に知り合ったママ友です。

その中でも長男の同級生のママ友とは親交が深く、事あるごとに集まったりしていましたが、大阪へ来てからはそれも叶わず…

それでもグループLINEを再作成する事なく私を含むLINEの中でランチの企画等やり取りされていて、「楽しんできてね〜」と一言添えると、その時の写真をシェアしてくれて、みんな元気そうで何より。
そして最後はいつも「〇〇さんも福岡帰ってきたら連絡してね!」で締めくくってくれます。

保育園時代のママ友なので、皆さん当時と同じく今も尚仕事に忙しい日々を過ごされていて、その職業も教員、看護師、保育士、自営業…と様々です。

私が福岡へ帰省する時は盆正月だったり、何やら用事ありなので、なかなか連絡も出来なかっりするのですが、会える人だけでも会えたらなぁと連絡を入れると、直ぐに二つ返事で日程を確保してくれました。
予定の1週間前だったにもかかわらず…

子育て中は子供の学校の事や習い事、塾、部活の事、そして受験のことがメインでしたが、

今となっては自分たちの体調の事、仕事の事、老後のこと、親の介護の事、そしてお嫁さんのこと…と話題も年齢と共にシフトされます。
いつまで経っても悩みは尽きない…と言う事ですね。

集まった5人の息子さんのうち、3人がもう結婚していて、長男の同級生だけに、そうだよねぇ、そんな歳だもんねぇ…と感慨深いものが…

当時を振り返り、毎日が怒涛のように過ぎていく中でも、皆頑張ってるから私も頑張ろう!と奮起させてくれた仲間たちは、同志のような存在でもあります。

そんな同志の1人が、大阪で研修があるという事で、時々我が家へ泊まりにきてくれます。

彼女とは、私の裏も表も見せてきた仲で、お互いのディープな話題にも触れてきました。
そんな彼女は、数年前、彼女の三男が中学生の時に、ご主人が病気で他界され、シングルマザーで3人を育てるという境地に立たされました。

これまでも同志でしたが、同じ境遇になった事でより同志感が強くなった事は言うまでもありません。

そんな彼女が、
「あなたはこんな世界で頑張ってきたんだなぁって、ほんと感心するよ」
と、事あるごとに言ってくれます。

"こんな世界"と彼女が表現した世界とは…

男性だったら、、父親だったら、、そんな扱い受けてないよね…という世界です。

いわゆる女性、母親というバイアスをかけられるシーンが、世の中には多々存在します。

例えば、電化製品を買う時。車を買う時、車検に出す時。
質問しようもんなら、説明してわかるの?とため息をつかれたり。

例えば学校で男手が必要な時の行事参加、クラスで揉め事があった時の話し合い。

なんだ、女性か。
なんだ、母親か。 話にならんな…

そんな風に相手が思っている事は伝わります。実際口に出される方もいます。
だから女は…だから母親は…,

そんな風に悔しい思いをしてきて、なにくそと奮起できる時はいいけれど、そんな時ばかりでもありません。

それでも、そう言う気持ちを理解してくれる同志がいるからこそ、また上を向いていけるのです。

そんな彼女が、これ便利そうだったから二つ買ったの。一つどうぞ、とプレゼントしてくれたものが見出し画像にもあるこちらのハンカチ。

ハンカチに包んでチャックで閉じる事ができ、長細く広げてペットポトルにも使えます。
これもフェムケア商品の一つですね






お互いを思いやれる関係性に感謝です。

今朝は蝉が鳴いていました。
その声が一層暑さを増長させています。
外出する際は熱中症ケアを忘れずに…
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曇りの日はざわつく

2024-05-19 18:00:00 | シングルマザー
晴れ女なので、晴れの日は活動的に動きます!

しっとり雨の日は、雨音に耳を傾けながら、読書や趣味に没頭して過ごします。それも癒しです。

ただ、曇りの日は苦手です。
苦手と思っているからか、自律神経の乱れからくる倦怠感や低気圧頭痛に悩まされます。

そんな曇りの日の今日は少しネガティブな思考になりがち。
ここ数日、何気に心がざわついております。

その原因は、
ニュースでも大きく取り扱われているあのこと。

「共同親権」

国会で法改正が成立したのですが、その是非についての国民の声を特集するコーナーも多く目にしました。

そもそも、協議離婚で、面会交流も問題なく対応できている場合は、恐らく養育費もちゃんと支払われていて、ゆえに、進路についても相談できる関係性を維持できているのではないかと思います。

それって、既に共同親権的な認識。
つまり、現在の単独親権においても、離婚後、両者の関係が円満ならば、現状で問題ないのでは?

では、この問題を重要視しているのは、きっと円満離婚?に至らなかった場合の方々ですよね。

協議離婚ではなく、調停離婚、裁判離婚の場合は、相手と争点になる原因が何かしらあったはずで、穏便に話し合い、連絡取り合う間柄に…なれるのだろうか?

こどもの利益の為に、こどもの福祉の為に、相手の意見も参考にしながら、子育てに参加してもらう?

相手と意見が合う訳ないじゃないですか?

だって、お互いを尊重出来ていれば、
子どもを尊重できていれば、離婚になんてならないんですから。

かく言う私は、離婚調停、面会調停、婚姻費用調停を経て裁判離婚した経緯があり、子供達も皆成人した今は、元夫と子供達の関係はそれぞれに任せています。

しかし、これまで子供達の事で元夫と関わらない訳に行かない場面もあり、その都度、黒い感情に支配されてきました。

やっと、やっと、そういう悶々とした感情から解放された今ですが、
今現在、同じ様な問題を抱えている方々の事を思うと、とても他人事と思えず、自分とオーバーラップさせてしまったり、こどもにとっての正解は何なのか?を考えてしまいます。

施行は2年後を予定しているのだとか。
それまでに山積みの課題が整備されている事を願っています。

私の離婚裁判の時のお話しも途中で終わっているので、その後の養育費の話、面会交流の話もどなたかの参考になれば…との思いで綴っていこうと思います。
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内容証明14 fin

2024-03-02 10:37:00 | シングルマザー
その昔、「カバチタレ」というドラマの中で、初めて内容証明という存在を知りました。

何か法的な措置を検討する場合のファーストアクションになり得るのだという事。

内容証明は、自分でも準備、発送する事は可能だけれど、その次のステップをどうするか?によって、専門家に依頼するか否か…という事は、いろんなサイトを見て確認していました。

その次のステップ…

元夫の不倫相手に慰謝料を請求する事は得策ではないと、相談した弁護士さん達の一致した見解でしたが、慰謝料を請求する事よりも、子供たちを守りたいという事が主となり、何より、私の中でどうしても許せない気持ちを消化する為に、このままサレっぱなしのサレ妻では終われない、、、そんな思いで行動に移す決意をしました。

W不倫の場合、男性側の妻である私が彼女に慰謝料請求すると、女性側の旦那さんから逆請求されるケースが多いとの事。そして金額も女性側の方が男性側より上回るのだとか。

逆請求…それも覚悟の上。

彼女の家庭を、旦那さんを、同じように苦しめたい訳ではありません。が、何もなかったかのように元の生活に収まっているのは、やはりフェアじゃない、と思うのです。

内容証明を送ると言う事は、私の名前も住所も明かさねばなりません。
それも覚悟の上。
住所は、、もうバレてるだろうけど、私は恥じる事なく堂々と、そして子供達を守るためにも正式に、"警告"する。

そして、ある事に気が付きます。

あ、、、先方の住所、知らない…。

元夫には内容証明を送る事など相談するはずもなく、知っているのは彼女の携帯番号と名前、年齢。あと、、、携帯からの顔と声。

住所知らないって、致命的じゃん。。。

どうしたもんか。

「探偵」をキーワードに検索してみる。

世の中、浮気調査ってたくさんあるんですね。
金額も様々。
そして恥を晒さなければならない。
何を決めてにどこに依頼するべきか。

ひとまず先に行政書士さんを探しました。

対面で依頼するのか、メールで事足りるのか、何もわからないまま、比較的近郊エリアで、、、これはもう直感。そしてまずは、電話でコンタクトを取ってみると…

とても親切に説明してくれ、私の場合の慰謝料の相場と、住所を知らないのならここへ…と提携されているリサーチ会社を紹介してもらいました。

それぞれ結構な費用を取られます。
ったく、これも本来なら発生しないはずのお金なのに、と渋々捻出。

リサーチ会社って合法なの?と不思議でしたが、本当に携帯番号のみで相手の住所、ご主人の名前、年齢まで知る事ができました。

住所は…元夫と彼女が待ち合わせに使っていた公園の近く。
周りは田んぼだらけの農家と思われ、ご主人、かなり年上で、歳の差婚?というより、その結婚、大丈夫?という印象。

住所がわかったところで正式に依頼します。

内容証明や裁判用語って独特の言い回しを使いますよね。
相手の女性、外国の方なので、その言い回しが理解できるのか?理解してもらわないと困るのですが、その事を相談すると、「では漢字にはルビを振りましょうか?」と提案いただき、ハードな文面が平仮名満載の、ちょっとまぬけな印象になってしまったのは否めませんが、こちらの主張はバッチリ盛り込んでもらいました。

「本日発送しました」

連絡をもらい、いつ相手の手元に渡るのか、何度も何度も追跡番号からチェックします。

まだか、、、

最寄りの郵便局に着いた!
私の携帯に残っている彼女の携帯番号を着信拒否から一旦元に戻します。
固定電話より携帯にかけてくるとふんだからです。

そしてとうとう、相手の手元に届いた!!

それからどれくらい経ったでしょうか。
数時間だったのか、翌日だったのか、数日だったのか…その辺りの記憶がありませんが、行政書士さんから「相手から何かリアクションありましたか?」と聞かれて、「まだ何も…」と答えた記憶があります。

そして緊張の糸が途切れた頃、携帯の着信に表示された彼女の携帯番号。

「はい。」冷たく出ると、

「なんなの?これ?」

「ちゃんと振り仮名書いてありますよね?読めたでしょ?」

「私の旦那が読んだ。」

「それで?ご主人、何か言われましたか?」

「旦那から『あんたこれ払わんといかんよ』言われたわ」 

「じゃぁ払ってください」

「払えるわけないやろ!!」

「ちゃんと読んでください。それ守られなかったら裁判で訴えますから」

「そんなんそっちがやったらこっちもやるから!」

「どうぞご勝手に」

その後、当然ながら慰謝料が振り込まれる事はなく、ただ、無駄な費用がかかっただけではありますが、慰謝料よりも、子供たちに何かあったらその時は迷わず次のステップに行きますから。。。

この元夫の不倫により、元夫が私を裏切った事、借金した事、私に対する愛情など全く感じない中で、そんな事は私にとってどうでもよくて、むしろ何の期待もしていなくて。

それでも、許せない気持ちは何なのか、
どうしても消化できない気持ちとは何だったのか。

それは…不倫の証拠を見つけようと、元夫の社用車に忍び込んだ時のこと。

サンバイザーの裏から見つけた一枚の名刺。
フィリピンパブの彼女の名刺と思われ、そこに書かれた彼女の名前。

わなわなと震えました。
偶然のはずがない。

元夫と知り合ったお店を辞めて、次のお店の面接に行く…そんなやりとりを元夫から没収した携帯メールの内容から知っていました。
ですので、この名前を使ったのは元夫と知り合った後。

そして、彼女との何度目かの直接対決の時に聞いてみました。

「ここで働く時の名前、なんで◯◯にしたんですか?」

「ハハハ、だって×××(元夫)が1番大事にしてる女の名前だからだよー」

彼女の勝ち誇ったような高らかな笑いが、この内容証明を送る原動力となり、元夫への憎しみに変わった瞬間でした。

娘の名前と一言一句違わない名前。

この名前にしようかな?
または
この名前にするね?
あるいは、
この名前にしたよ?

なんと言って彼女はその名刺を元夫に渡したのか。
それを元夫は良いね!と言ったのか?許したのか?

あんなに純粋無垢で、天真爛漫な愛する可愛い娘の名を…源氏名に使われて、何も感じないのか?
そんなの、、、絶対許せない。
黙っておくわけにいかない。

娘の名前はキラキラネームでもなければ、読み方が難しい訳でもありません。
ごくありふれた名前で、同姓同名もたくさんいらっしゃると思います。
同じ名前で夜のお仕事に誇りを持って働いている方もいると思います。

でも彼女はハッキリと、娘の名前からとったと言ったのです。

どんな想いで娘の名前を命名したと思ってるのか。

これが、何よりも許せなかった事なのです。

子供たちに、娘に、絶対会わせたくない。

ゆえに、内容証明にはその事を盛り込んでもらいました。

その後は、しばらく私もピリピリしていましたが、元夫との会話の中に不倫の話題が登場する事も無くなり、私の元夫へのボランティア精神は変わらず、私の愛情は子供たちの成長に全集中する日々となりました。

それから数年後、長男の一言をきっかけに離婚に踏み切る事になります。

ただ、離婚の原因は不貞行為ではなく、元夫のモラハラ、そして子供たちへのDVだったので、なぜこの時離婚しなかったのか、周りの反対を押し切る事ができなかったのか、と悔やむ事は今でもあります。

先日の4年に一度の2月29日は、なんと「円満離婚の日」だそうです。
セレモニー的に皆の前で高らかに離婚宣言する夫婦もいるのだとか。
その価値観が一致していれば、まだやり直す余地ありそうですけどね。

ひとまず、元夫の不倫についての内容証明シリーズは今回で終わりです。

私の人生、この後離婚裁判が待っているのですが、実はその後に民事裁判が続くのです。
当時はなぜこんなにしんどい事が続くのかと嘆いていましたが、今となっては、どこか他人事で、大変だったなぁとは思うけど、そう思えるのは、今は毎日が穏やかで充実しているからなのかもしれません。

大変だった分、小さな事にも喜びを感じられるようになったので、やはり全てに感謝です

今日は我が家で同僚と女子会ならぬお雛祭りを楽しみます。桃の花を愛でながら白酒飲まなきゃ
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内容証明13

2024-02-25 22:39:00 | シングルマザー
当時3人の子供たちは7歳、5歳、3歳。
働きながらの子育て真っ只中に、夫は不倫をし、当然離婚でしょ!と思いきや、周囲の反対もあって、再構築を選ばざるを得なくなりました。
(その数年後に離婚したので現在は"元夫"です)

不倫がバレて彼女とも別れたからと家に戻り、何もなかったかのように毎日過ごす元夫。

可愛い盛りの末っ娘は、パパ、パパとお話も上手になって、一所懸命言葉を紡いで…
娘との会話に元夫も「可愛いなぁ」と目を細めている。

「この可愛さを捨てようとしてたのよ」

「うん。。。」

なんなら、自分の娘よりも相手の娘を優先して可愛がってたのよ?

どうしてもペナルティが無いことが許せない私。

私が作ったご飯を当たり前のように食べてる事が腹立たしい。
元夫の洗濯物を干すことすらため息が漏れる。
だから元夫に対していつもイライラするし、結果いつも機嫌の悪い奥さんとして元夫の目にも映る。

そして、次第に、
「いつまで怒ってんの?」と呆れられる。

義父からお前の信心が足らんのや!!と一喝されて以来、元夫は仏壇の前で勤行をする時間が増えた。

私にはなんとも耳障り。

そして、
「毎日◯回唱えているのになぜ響かないのか?」と変わらない私を蔑む。

あの手この手で見当違いの策を講じてくる元夫。
そんな時、元夫がある啓発本を買ってきた。
「これ読んでみたら?」

差し出した本はこちら。


当時書店でベストセラーになっていて、読んだ人の9割が涙したというふれこみでした。

もちろんその話題は私も知っていましたが、当時の私にはとても手にする気に…なるはずないやろ。。。

あらすじはというと、、、(以下出版社の解説から抜粋です。)
息子がいじめにあっていることで悩んでいた主婦・栄子は、夫の知人でコンサルタントの矢口氏に相談したところ、『あなたが大事なお子さんを人から責められて悩んでいるということは、あなたが、誰か感謝すべき人に感謝せずに、その人を責めて生きているからなんです』と告げられた…。

というストーリーから、鏡の法則とは…
・人生は、自分の心を映し出す鏡
・ゆるすことでやすらぎが手に入る
ゆるすための8つのステップ
・あなたの幸せな人生の実現のために

要は、自分に起こる事は自分の心の状態を映す鏡である、と。

この本を、赦しを乞う側の元夫が、私に推薦するって…

お前が言うな!!!でしょ?

人の痛みがわからない人。ついついそれを忘れて本気でイラついてしまうのが私の未熟さ所以です。

許せ許せと言われても、別れたと言って本当に連絡を取り合っていないのか…そんな証拠も無ければ信用もできない。

相手に慰謝料を請求する事は無駄であると、どの弁護士にも諭されました。
弁護士費用を払ってまでの価値は無い、あなたがより傷つくだけだ、と。
お金のない相手からは請求できない、と。

元夫との生活はボランティアだと思おう。
そう決めたけれど、彼女との愛の巣を解約してからというもの、彼女からのアクションはおさまったとは言えず、彼女が納得していないのは携帯の非通知の数から計り知る事ができました。

自分の機嫌は自分で取るしかない、そこへ行き着いた私は…

公衆電話から彼女が働いているであろう英会話スクールに電話をしました。

「子どもの英会話についてご紹介いただいたのですが、◯◯先生はいらっしゃいますか?」

元夫との出会いについて彼女が最初に私に告げた話なので私に嘘はありません。

「今日はまだ出勤してませんので折り返し…」

と言いかけた言葉を遮り、

「あ、いらっしゃらないなら結構です」

彼女の名前を口にすることすら嫌悪感が増して、強めに電話を切ってしまいました。

在籍している事は確認が取れた。

彼女が勤めていた英会話スクールのチラシを度々目にしていた私は、そこに記載されている謳い文句を引用して、

『"様々な事を学び、父兄との関係が広がる喜び"と書いてあるのですが、そこには、不倫も含まれているのでしょうか?』

と言った感じで、英会話スクールのセンター長宛に、一保護者として文書を送りつけました。
今でいうところの、コンプラ違反の外部からの通報、、になるでしょうか。

ただ事実を記載しただけです。
その結果、彼女がどういう処遇になるのかは私の関知する所ではありません。
サレ妻ハイに陥っていた時期ゆえの行動だったと今振り返ると…です。
勿論彼女だけが悪いわけではなく、元夫にも責任はあります。が、そちらは追い追い。

その数日後、自宅の固定電話の留守電に見覚えのある携帯番号が表示されていました。
恐らく、彼女の環境に何かしらの変化があったのでしょう。
携帯は着信拒否していたので、固定電話にかけてきたとみられます。

元夫が彼女と別れる際に、私や子供たちに一切関わるなと忠告したはずなのに。

実家に子供達を預けに行ってから、私は固定電話から着信履歴の番号に発信しました。

「もしもし?」 
聞き覚えのある彼女の声でした。

「……。お電話いただいたようですが?ご用件は何ですか?」
名乗る事はしません。

「電話?何のこと?かけてないけど何?」

「着信履歴からコールバックしています。かけてこられましたよね?番号残ってますよ?迷惑なんですけど。」

「迷惑はこっちよ!!手紙送ったでしょ?私傷ついたの、あんたのせいよ!仕事無くなったのあんたのせいよ!」

「あなたが私を騙しましたよね?夫と付き合っていながら英会話の斡旋の話してただけって嘘言いましたよね?」

「私の夢めちゃくちゃにしやがって!私はねぇ、娘たちアメリカに留学させるの夢なのよ!そのためにお金貯めなきゃなのよ!あんたのせいで…」

知ったこっちゃないわ。
これ以上この声聞きたくない。

「あのっ!! あなたも母親でしょ?娘さん大事でしょ?娘さん傷つけられたら許せないでしょ?夢叶えたかったらもっと娘さんに恥じない生き方した方がいいですよ。金輪際二度と家に電話したり、迷惑行為は辞めてください」

電話の向こうで何か言っていたようですが言い切って電話を切りました。

忘れたくてもこうやって耳に残るやり取りはいつまでも私の中で怒りと悔しさの塊となって、影を潜めることなく疼き続けました。

そんな中で迎えた七五三。
元夫と家族写真なんて撮りたくなかった。
でも子供達の晴れ姿は残したい。
私の顔はなんとも疲れていて笑顔も引きつっている。
これがずっと残るのですから写真を見る度に悔しさが込み上げる。

自宅に電話がかかってきた事で、彼女の悔しさや怒りを知ることになり、私が消化できない様に彼女もまた消化できずに恨み続けるかもしれない。
また電話がかかってくるかもしれない。
子供たちが電話を取ったらどうしよう。
家を知られてるかもしれない。
子供たちに危害を与えられたらどうしよう。

私は子供たちを守るため、そして、私の気持ちにケジメをつけるため、内容証明を送りつける事を決意しました。

続く。。。

見出し画像は今日の夜空。
雨止んだかな?と外を見てみると、やたら空が明るくて。
昨日が満月だったようですが、今宵も輝いていました。


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