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調停の行方〜かもしれない話〜

2025-03-19 22:18:00 | シングルマザー
10数年前離婚の時のあれやこれやを備忘録として時々アップしています。
今の言葉で言えば、"離活中"の話ですね。

離婚に向けて元夫とは別居し、子供達とアパート暮らしをしていた頃、急遽今しかない!というタイミングで飛び出したので、必要な物を全て持ち出せたわけでもなく、また、そんなに長引くとも思っておらず…
アパート暮らしは何かと不都合な事がありました。

以下当時のblogより。。。

共有名義の自分の家に、自分のものを取りに行くのに相手方の許可がいるそうな。

別居しても出ていった方はどうも分が悪い。
しかも持ち出すものをリストアップせよという。

そんなの不当でしょ!と息巻く私に、代理人である弁護士は「実際直接鉢合わせになってトラブルになったら困る…自分たちの交渉が水の泡になるようなことは避けてください」、とあながち不当ではないと。

弁護士からそういわれたら大人しく言うことを聞くしかない。

○日(木)の18時~20時に荷物を取りに行く予定である事、当面必要な物をリストアップして代理人に送付してもらう。

すると…代理人から電話。

「相手方からの返事で、その時間帯は厳しいそうです」

はっ?
なんで?

モラ夫が仕事をしている“はず”の時間帯で、私は鍵を持っているので立ち会いも不要。なのに何が厳しいというのか?

「それがですね…
その日は相手方は出張が入るかもしれない、その場合は車をその時間帯に置きに帰ってくるかもしれない、という話らしいです」

「…………………」(;-_-+

モラ夫の言い分はいつも理不尽な気持ちにさせられる。

即座に反論しようものなら私は“ヒステリックな女”扱い。

だから努めて間を置くように意識している。

「その……相手方の“かもしれない”話は承諾しなきゃいけないんでしょうか?
車を置いて出張なんて行ったことないんですが…どこに出張なんですか?」

「それがまだわからないらしく…」

「じゃぁいつはっきりわかるんですか?」

「さぁ……」

「…わかりました。じゃぁいつだったらいいのか聞いてください!」

モラ夫は私が申し出たことに対して1回で了承した試しがない。

代理人も代理人だわ。候補日くらい聞いてよ。。。

すると相手方は土曜日の13時~15時を指定してきた。

オイオイ、相手がすることなくブラブラしている休日に、それこそ鉢合わせ率UPではないか。
どこかで待ち伏せしているかもしれないし、
後をつけられて私達のアジトがバレてしまうかもしれない。

それこそ“かもしれない”話だけど。

そこは勿論、父の車で父の護衛つきで行くのは必至。

荷物を取りに行くだけで、なぜこんなに手間をとるのか……

私が荷物の引き取りを申し出て、取りに行く日を急ぐのには実は理由がありました。

会社でお世話になった方が入院されて、ずっと闘病生活を耐えてこられたけれど、危篤の知らせが入ったのはその2日前。

不謹慎ではあるけれど、弔問を考えた際の一式を早急に準備する必要があったのです。
それが冒頭の◯日(木)18時〜20時の私の申し出の理由でした。

それなのに、土曜日にしろだと??

そうこうしている間に、悲しい知らせが入り、、

「急で申し訳ないのですが、荷物の引き取りは今日(木)お願いしたいと伝えてください」

事情を説明すると、代理人はすぐに相手方に連絡をとってくれた。

がしかし、その日は出張が入るかもしれないという話だったので、昼間、仕事でいないはずの時間帯に、母に代理で行ってもらうことを提案した。

それを代理人を通じて相手方に伝えた結果、

「今日は喪服だけならオッケーで、リストアップした物は予定通り土曜日に持ち出すこと。また、今回は“致し方ない”として、今後は一度取り決めた予定の変更は受け付けない」

との通達が。
全く…なに目線やねん。

「追伸、土曜日は荷物と一緒に子供達宛ての手紙を置いておくので渡して欲しい。そして家の中は散らかすな。」

だって。

本来はお互いの代理人を通じて手紙を渡すのがルールになっている。

でも私はモラ夫とは違う。

“ついで”だからいいですよ。

そして土曜日、予定通り久々に足を踏み入れる我が家。
リクエストした荷物と一緒にお菓子と手紙が準備してあった。

「お久しぶりです。元気ですか?子供達に渡してください」

子供達が家を代わって欲しいと言っているにも関わらず、拒否し続けているモラ夫。

お久しぶり?
どんな感覚?

私は、子供達への手紙だけ手に取り、その私宛っぽい?手紙と子供達へのお菓子は代理人からは“聞いてない”ので、玄関に置き去りにして出てきた。

リクエストの物以外持ち出すな、という指示でしたから。

勿論、家の中は指摘される前から散らかっていましたけど……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こんな風に、何かを要望すれば、何かとクレームをつけてきて、
「お前の思い通りなんかさせるもんか」がスローガンのモラ夫にとって、こちらからの「お願い」こそが、格好のエサになるのです。

この頃は調停をして、その2週間後に裁判をして、その2週間後に調停をして、、の繰り返しでした。

あの手この手で長引かせては、私と子供達を苦しめていた元夫ですが、子供達にとって父親である事は変わりなく、また、元夫がいなければ、私は3人の母親にはなれなかった訳で…

先日娘の大学卒業式を終えて、私の子育ても卒業となり、袴姿の娘の写真を眺めながら、元夫へ卒業の報告がてら連絡しようかな、、ふとそんな気持ちになりかけて、元夫のLINEを開く。
あ、そうだった。娘の誕生日も忘れるような人だった。思い直して(早っ)すぐさま、私はLINEを閉じたのでした。

久しぶりにスタバに行ったら、カップがすっかり春仕様になっていて、もうすぐ桜の季節。今年の花見はどこへ行こうかなぁ〜
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調停の行方

2025-02-09 14:58:00 | シングルマザー
十数年前の離婚の時の話しです。

離婚裁判がなかなか長引いて、私はその間の婚姻費用を求める調停、元夫からは子供達の面会交流の調停を起こし、それもまたのらりくらりな展開になっていました。

面会交流を子供達が拒否っている…この事実が、私からの誘導なのか、子供達の真意なのかを確かめるべく、家裁調査官の面談が実施され…

以下当時のblogより…

家裁調査官の面接が終わり、次の調停まで二週間。それまでに今回の調査報告書が家裁へ提出される予定。

前回の裁判で、面接交渉について完全拒否ではなく、なんらかの条項を折り込んで欲しいとの相手側から要望があった。

代理人は、調停で話し合っている最中であり、調査官が報告書を提出する予定なので、今の段階で条項は入れられないと元夫の要望を拒否。(当然っ)

裁判官は、起訴からずいぶん月日も経過し、そろそろ認否も必要じゃないか?ということで、次回裁判までに相手方は認否についての書類提出を指示されていた。

そして、婚姻費用と面接交渉の調停の日。
調停を始めた頃はコートをまとっていたのに、今は扇子扇いで時間潰し。

またしても私は申し立て人であり、申し立てられ人。

先に相手方が調停室へ。

ずいぶんと待たされる。
相変わらず納得いかないとばかりにあることないこと主張しているに違いない。

①婚姻費用は子供3人で5万。
そのうち元夫の口座引き落としになっている子供達の携帯代を引いて月末入金。
②住宅ローンは半分負担ということでボーナス分も並べて月5万。
③別居後~今月までの婚姻費用、住宅ローンは財産分与におりこむ。

以上が婚姻費用についての相手方申し分。
このご時世に、中学生を筆頭に3人の子育てをたった5万で父親面?

しかも使った分の携帯代は過去までさかのぼって差っ引くと。

出ていくつもりがないならローンは全額負担じゃないのか?
私達家族が住みかわるなら、ローンは私が全額負担する予定である。そうでなければ売却する、という話をしたけれど…

今回私が合意しなければ、また調停を来月へと先のばしされ、手元に現金が入ってこないどころか、私の住宅ローンとアパートの家賃のダブル支払いは続く……

兵糧攻め。
モラ夫のやりそうなことだ。

「悔しさは財産分与で取り返しましょう。」そう代理人に促されて、仕方なく合意する旨を伝えた。

私が調停室に入っている間、相手方は家裁調査官から提出された子供達の調査報告書を閲覧しているという話。

さぁその結果を以て今回の申し立て人かつ申し立てられ人の調停は終わる……

婚姻費用については相手の言い分を飲んで合意の意思を示し、面会交流についてはこどもたちが拒否しているので合意は無いどころか、そもそも土俵に上がるものではなかった。

これ以上話し合う事は無いはず。

そう思って待ち合い室で待つ。

更に待つ。

長い…。

モラ夫の主張はいつも私より時間を食う。よって必然的に私の話はいつも端折られる。
やっと私の番とばかりに合意する気満々で調停室へ。

すると調停員が、

「あの~、相手方はショックで今日は面接交渉の話し合いは無理だということで、今回は婚姻費用のみ合意書作成します。面接交渉の調停の日程は~」


えっ?
一瞬耳を疑った。

婚姻費用については相手方の言い分通りなんだから合意にならないはずがない。
それはいいとして、ショックで話にならない?

調査報告書に記載されている事実が、自分がしてきた事の結果。

俺様の解釈、ルールの中で子供達にしてきたことは、一般的な解釈、ルールの上では非常識で理解し難いことだった。

それを初めて知ってショックで話にならないだって。
それを認める調停員も調停員だわ。

あらゆる手で調停を先のばしにする。これもモラ夫の特徴。

これだけモラ夫の解説本通りに事が進むと、逆にモラ夫は解説本を教科書にしているのではないかとさえ思えてくる。

とはいえ、調査官の報告書が何よりの証となる今、面接交渉はあくまで「子供の福祉」を重視したものである以上は、今回調停を見送ったにしても結果は変わらない。
はず。
~~~~~

とまぁ、毎回すんなり終わったためしが無い調停ですが、私たちのアパート暮らしのストレスも増えつつあり、尚且つアパートの管理会社変更予告で退去か否かを迫られていて、若干焦りも出てきました。

当時、私の不在時の子供達の安全と、家事のヘルプに母はほぼ毎日アパートに来てくれていて、その疲れもあったのだと思いますが、ある日母と激しい言い合いの喧嘩になりました。

その喧嘩は、晩御飯の準備をしている時、母の何気ない一言から始まり…

母は、小さなテーブルで宿題をしていた長男に

「もうさ、しつこいから一回会ってみれば?そしたら気が変わって家も変わってくれるかもよ?」

長男の一瞬 えっ? と困惑した顔になったと同時に、間髪入れず私は怒鳴りました。

「余計な事言わんで!!」

母を睨みました。

長男がどれだけ父親に会いたくないと思っているのか。
その気持ちを調査官に切実に訴えて、もう会う事は無いと安心していたから吐き出した諸々。

調査報告書には、私の知らない事実や、3人の子供たちのそれぞれの心の痛みが記載されていて、調査報告書を読んだ私もかなりな衝撃を受け、もっと早く行動に移すべきだったという後悔の念と、子供達を絶対に守らないとと更に強く決意したのでした。

このしんどい生活がいつまで続くのか、、、

私たちの事を思い遣っての母の一言だとわかっていても、長男が自分さえ我慢すれば、自分さえ覚悟決めて父親に会えば、この生活から解消されるのか?そんな発想になる事を恐れて、それから母と近所中に響き渡るぐらい大声で言い合いとなり、母は泣きながら帰って行きました。

そしてそんな母を迎え入れた父が今度は血相を変えてアパートへ飛んできて、

「お母さん泣いてたやないか!何言ったんや!」と怒りの矛先を私に向けて、怒鳴り込んで来ました。

「お前は病んどる!思考がおかしくなっとる!」

「私は病んでなんかいない!」

泣きながら訴える私が父の目にはそう見えたのでしょう。

正常な判断してるわ!
私が何のために必死に闘ってると思ってるの!
なぜ長男に嫌がる事を強いる必要があるのか!
なぜ相手の言いなりにならなきゃいけないのか!
何のために法のもとで判断してもらっているのか!

元夫から逃げるように子供たちを連れて家を飛び出してからの数ヶ月、絶対泣かないと決めていたけれど、この時ばかりはわんわんと泣きながら父親にもくってかかっていました。

張り詰めていた糸が緩んだのでしょう。

一部始終を見ていた子供たち。
長男には「おばあちゃんの言った事は気にしなくていいからね」と伝えて、
両親にも言いすぎた事を詫びると共に、余計な口出しも遠慮して欲しいとお願いしました。

早く解決させないと。

その頃同時進行で進めていた私の単独名義で住宅ローンが組めるか問題について、銀行の審査が通った旨連絡がありました。

これがまた後の生活に影響が出る事態を招くのです。

はぁ。。。

続く…

今朝の新聞の人生相談は、30年間モラハラに耐えた奥さん、家を出たいけど…との内容に対し、アドバイスは…

「納得感をもって幸せに生きる親の姿は、子どもが前を向いて生きる力になると思います」

とのこと。
その一歩を踏み出すのにはとてつもない勇気とエネルギーが必要ですが、一歩を踏み出した後は、ひたすら突き進むのみ・・・だったなぁと今となってはしみじみです。

それにしても今週は寒かったですね~
明日は会社も保育園もお休みして、4連休にしました。
これから忙しくなる決算期を前に、おいしいものを食べて英気を養いに行ってきまーす!!
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アパート暮らしの困り事

2025-01-28 09:06:00 | シングルマザー
前回からの続きです。。。

離婚を前提に別居し、私と子供達はアパート暮らし、元夫は戸建に住む。
そんな生活が数ヶ月続いた夏のある日のこと…

以下、当時のblogより。。。

「おしごと中ごめんなさい。」

大人びた出だしの末っ子あーちゃんのメール。

んっ!?どうした?

「スイミングこんしゅうでおわるんだって」

えっ!?マジ???

どうも子供達情報の中であーちゃんが通っているスイミングが閉校になるらしい。

さかのぼる事2ヶ月ほど前のこと。
たまたま私も見学に行っていたある日、館長さんに、「ちょっとお話いいでしょうか?」と呼び止められた。

「ご自宅に何度かお電話をいれさせてもらっていたのですが」

「あー、すみません・・・」

またか、という思い。アパートに移ってこの類のセリフを聞くのは何回目だろうか。
例え固定電話の留守電にメッセージを残してくれたとしても、モラ夫がそれを伝えるわけがなく、対外的に支障があることを伝えたとしても、モラ夫の対応は変わらない。

あーちゃんのスイミングスクール、閉校の背景に、ちょっとした不祥事がありました。

その不祥事について、問い合わせが殺到したらしく、館長さんは、その経緯を保護者一人一人に説明され、理解を求められていました。

その後、週を重ねるに従い、スクール生の数は目に見えて少なくなっていき、よりアドバイスを受けやすい環境になるわ!なんて楽天的に考えていたら、いつのまにか閉館が決まってしまっていた。

あーちゃんのメールを見て慌ててスクールに問い合わせの電話を入れると、

それも「お電話入れたのですが」とのことで、あーちゃんがお友達から情報を仕入れなかったら知りえなかった。

あーん、平泳ぎマスター中だったんだけどな~…

仕方なく退会届を提出。

自宅へ送迎バスが来てくれてきたのを、アパート経由にルートを変えてもらい、この事情を汲んでくれていたので、なんとも残念。

なかなかな上達ぶりをみせてくれたあーちゃんのスイミングは少し落ち着くまではお預けかな。

はぁ…それにしてもいつ決着つくのだろうか。

ため息混じりにアパートの郵便受を除くと郵便局から不在通知が入っていた。
送付主はアパートの管理会社。

はて、管理会社から簡易書留が届くことって・・・家賃はちゃんと払ってるし・・
まるで心当たりはないけれど恐る恐る開封してみると、

「管理会社変更のお知らせ」とある。

ん?なんだなんだ?

よく読んでみると、

管理会社が変更ってことで、備え付けの家電・家具は使えなくなり、ブロードバンドも解約となり、このまま継続か退去かを選択せよ、という通達でした。

えー!!!

まって、まって、どういうこと!?

いやいや、家電・家具が使えないならこのアパートにいる意味ないんすけど・・・。

ちょっといろいろありすぎ~!!!と思わず大笑い。

今の現状からこんなお達しがくるなんて、
ドラマでもありえない展開。

文書片手に大笑いする私に
「何?何?どうしたと?」と長男が不思議そうに聞いてきた。

「はっ!?それ笑い事ちゃうやろ」と冷静

いやいや、これは笑える~

モラ夫から逃げるように家をでて、アパート暮らしをすること数ヶ月。

たった数ヶ月で管理会社変更って・・・
お隣さんは2年以上も住んでるというのに。

この管理会社の変更のお知らせは、新しく委託された管理会社さんが家具家電付きの物件にするかは、家主さん次第、との事で、変更が決まっているものの、どこに変更になるのかはこれから決めると言う話。

私は直ぐに手紙の主へ連絡を取り、新しい管理会社はいつ頃決まる予定なのか?と聞いてみたところ、

「わかりません」

はぁ。。。 

アパート暮らしの不便さから、幾度となく住み替えをお願いしているにもかかわらず
一向に対応する気配がみられないモラ夫。

この事実がバレてしまったら更に住み替えについてまたイニシアティブをとられてしまう。

早く粛々と計画を進めてていかないと。。。

こういう小さいけど大きな?諸々を都度都度弁護士先生にも報告。

調停や裁判が終わるのを待っていたら、どんどんまた不要な経費発生してしまう。

小さな冷蔵庫、小さな洗濯機をフル稼働させる私達、一升炊きと10キロの洗濯機をたまにしか使わないモラ夫。

その頃、家庭調査官の子供達の面接が終わり、そろそろ調査報告書が提出されるのでは?という頃が、ちょうど次の調停の日になっていました。

続く。。。

今月は新年会が続いていて、更に今日も明日も明後日も
ある時はフレンチ


またある時はしゃぶしゃぶ


今日はブュッフェだったかな。
体調管理に気をつけて楽しみたいと思います。
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基本全て拒否

2025-01-27 00:36:00 | シングルマザー
今から十数年前に離婚した時の話です。

元夫から逃げるように子供3人を連れてアパート暮らしを始め、離婚に合意をしないモラ夫とは離婚調停での話し合いから始まりました。
が、、、離婚調停は直ぐに不成立となり、裁判へ移行。
同時に私は元夫へ婚姻費用の調停、元夫からは面会交流の調停を起こされていました。

以下当時のblogより。。。

前回の調停では相手方の都合がつかず、申し立て人の私が一方的に話をする2時間でした。

それに対し、先日の調停は相手方が先に調停室へ入り、約1時間半ほどして私が呼ばれました。

よほど婚姻費用、面接交渉に対しての思いがあったのだろう、と思われる1時間半に対し、どんな言い分かと思えば・・・

・婚姻費用については別居後~7月までの分は財産分与・慰謝料(解決金)等に含む。
・7月以降は婚姻費用3人で5万。
・住宅ローンは半分を負担。

今時塾の授業料は軽く2万に達する。
給食費(その他含)だって3人分だったら2万はいく。

食べ盛りの野球小僧2人に、これから一番教育費がかさむ時代に突入するというのに・・・

私の要求額には到底足りない。

しかし・・・

モラ夫の勢いに圧倒されたのか、調停委員はその5万すら今合意しないと、相手方は一切払う気配なさそうだ、、、というニュアンスで私に合意を勧める。

加えて、今回面接交渉権についての調停でもあるため、調査官が同席していた。

調査官は
「相手方は離婚してもいい、親権も渡してもいいと言ってるんです。
婚姻費用については算定表からみても5.5万のゾーンですよ。」

まるで私が合意しないことが信じられないという口調で話す。

「本来婚姻費用の中に住宅ローンは対象とならないため、審判になったら過去の住宅ローン分は回収できないですよ。」

なんということだ。
住宅ローンは口座名義が私となっているため(私で審査がおりたため)
払わないわけにいかず、アパートの家賃と住宅ローンと私は住んでもいない家、モラ夫の住居費までを負担している現状。
更に固定資産税等、家にまつわる諸々私負担。

それを踏み倒すという話。

調停は不当で身勝手な、自分本位極まりない意見を押し切ろうとする相手方を説得するよりも、YESといいやすい私のほうを説き伏せようとする空気がありありと伝わってきた。

同席していた代理人弁護士2人も口を挟まない。

相手はモラ夫である。
普通の認識では通らない。
まして話し合いで合意など、相手の譲歩などありえない。
なぜなら、理由は一つ。
「お前の言うとおりになんかさせるもんか」
ただそれだけ。

おそらく、それを不服としたところでモラ夫が婚姻費用の金額upに合意するはずもなく、次回調停までまた婚姻費用を踏み倒されてはもともこもない。

相手の1時間半の調停時間に対し、20分程度で私は「合意します」と返事をした。

やれやれ、と言わんばかりに調停委員、調査官、少々呆れ顔。

面接交渉に関しては、子供達の意思確認が必要とのことで、調査官が夏休みに自宅に普段の生活の様子を見にきて判断するとのこと。
よって、面接交渉の調停は引き続き、夏休み後の8月末か9月頭という設定で話をすすめた。

申し立て人待合室で待つこと数分。
調停委員さんがノックで入ってきた。

「相手方ですが・・・子供に会うのになぜそんな先のばしされるんだ、と。子供に会えなければ婚姻費用の話は“撤回”だ。と申されてます。」

はっ?
婚姻費用について相手方の申し分に合意したのは私なんですけど?
なんで撤回?

「子供の面接交渉と婚姻費用とはイコールではない、とあれほど言われてるのに?」

幾度となく耳にしてきたフレーズなのに、めちゃくちゃイコールにしてきてるじゃないか。

伝えにきた調査官も苦笑い。。。

「とりあえず7月分は相手方代理人が預かるそうです」

はぁ・・・預かる・・・ねぇ。。。

つまり・・・2月から一切いれなくなった相手方給料は、丸々本人が使いたい放題に消費しているとみた。

その間、ゴルフに韓国旅行に、誰に気兼ねすることなく遊び放題だったもんね。

だから、早く婚姻費用を回収したいって、踏み倒されかねないって言ったのに。

あれだけ面接交渉は「子供の福祉」の観点から・・という大義名分があるのに、調停の場で、弁護士・調査官同席の場で、はなっから否定するということが“まかり通る”なんて。

調停はあくまで話し合いの場です。
合意がなければ不成立にするまで。

次回の調停は8月。婚姻費用の調停も一応継続。
その間に調査官と私との面接があり、その後自宅にて子供達の様子を観察する予定。

モラ夫の離婚は親権がとれれば御の字らしい。

我が家の場合、相手方よりも私の収入が多く、いろんな離婚問題のサイトを見ても、
おおよそ私は「夫側」の立場にあてはめることが多かった。

婚姻費用でいつまでも縁が切れないよりも、
そんなもの放棄して一切の連絡も所在も断ったほうが、離婚の早道かもしれない…

打ち合わせでは私が妥協するほかないという流れで話を進める弁護士。

きっと精神的にもたないと思いますよ。と言われた。

調停も裁判もただの根気戦。諦めた方が負け、、、ただ意地の張合いをしているようで、もうなんでもいいから終わらせたい、だんだんそんな気持ちになっていました。

見出し画像は木の実をつつくメジロ。
たくさんのメジロが誘われて飛んで来ていました。

メジロはお互いに押し合うようにピッタリと枝に並ぶ習性があることから、混み合っている事や物事が多くあることを意味する慣用句「目白押し」がある(wikiさんより引用)だそうです。

どうりでたくさん飛んでた訳ね。
メジロの好きな梅の開花もそろそろでしょうか。。。
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冬の暗い朝

2025-01-24 12:06:00 | シングルマザー
早朝はまだお月様も光りを放ち、夜明け前の薄暗い朝に白い息を吐きながら歩いていると、朝練に向かう高校球児とすれ違いました。

頑張れ頑張れ!心の中でエールを送りつつ、、昔の事を思い出します。

今から十数年前の話です。
離婚を決意し、既に家庭内別居中だったので、元夫は常に機嫌が悪く…特に長男の態度が気に入らないと、暴言を吐いては、モラハラ道へまっしぐら。

そんなある日、、、

長男は部活の朝練に行こうと準備をしていると、
「ピンポーン!」玄関のチャイムが鳴ります。

「はーい!ちょっと待ってねー」

チャイムの主は同じ野球部のチームメイト達。
通学路の遠い順に誘い合って、今日も薄暗く寒い中を2つのいがぐり頭がモニター越しに見えました。

長男が玄関で靴を履いていると、ちょうど元夫が起きてきました。
玄関の長男を見るや否や、おはようの挨拶より先に、

「勤行はしたのか?」
冷たい低い声で放ちます。

元夫は家庭内の不和や仕事がうまくいかないのは、全て"勤行不足"招いている…そんな宗教で育ってきたので、不仲になればなるほど仏壇の前での勤行の時間は増え、子供達にも強いるようになっていました。

「勤行はしたんかって聞きよろーが!」

声を荒げると一気に怒りが沸点へ。

お友達が待ってるんだから勘弁してよ、、と私も長男も深いため息をつくと、その瞬間、元夫は長男のカバンを奪い取り、リビングの窓を開けると、真っ暗な庭に鞄の中身をぶちまけました。

「部活やら行かせんぞ!!」

「ちょ、ちょっと何するのよ!」
元夫から鞄を奪い取る私。

リビングに面したお庭の先にはいがぐり頭2つ…

玄関ドアを開けて門へ向かおうとしていた長男は、この酷い仕打ちに、

「もう朝練行かんっ!!学校も行かん!部活も辞める!」

怒りと悲しさ、悔しさと惨めさに打ちのめされて、自暴自棄になっていました。

私は懐中電灯を照らしながら暗がりの庭に放たれた教科書類を拾うと、長男に渡し、

「ここで屈したら負けよ。今までなんのために1日も休まず練習してきたの?こんな事でその記録を途絶えさせていいの?何食わぬ顔で行きなさい!お前の脅しなんか通用しない!って。堂々と!」

長男を説得して、門の外で見て見ぬふりをしてくれている2人に、

「待たせてごめんね。寒いから気をつけて行ってね。」

そう言葉をかけて3人を見送りました。

なんて事。
あれだけ登校前に泣かすのはやめてと言っているのに。

リビングに戻ると、今度は下2人の子供達が仏壇の前で正座をして勤行をさせられていました。

もう限界だな…
X DAYは2週間後だけど、早く家を出なければ…
それからの日々は、子供達を連れて家を出るタイミングをひたすら伺っていました。

長男の所属していた中学校の軟式野球部は、それはそれは熱心な顧問の先生で、全中制覇を目標に小さい日々の目標から週の目標、月の目標、半年…1年と細かい目標設定をさせて、野球ノートは毎日必須。給食は白米おかわり、行事は積極的に参加、テストの結果もレギュラー獲得に加味するとして、学校生活ありき、そして、試合でエラーすると即交代。

この厳しく緊張感のある部活に対して、当時意を唱える保護者の方もいました。

しかし、長男にとっては、ただ無心に打ち込める何か…それが野球部だった訳ですが、体を動かし、汗を流し、家の中の嫌な事を忘れられる唯一の救いだったので、私は実家に身を寄せて転校させる事よりも、アパートに逃げて戦う事を決めたのです。

今長男から野球を奪ってはいけない…

その後、元夫からは面会交流の調停を起こされますが、おそらく、弁護士に言われて、通常の流れに則ってのステップで、こんな酷い仕打ちをしておきながら、子供達への愛情云々を主張していました。

家庭調査官が子供達とそれぞれ面談をし、その調査報告書が提出されたのは、ちょうど調停が行われる日でした。

その時の話はまた次回…

さて、今シーズンのドラマで、たまたまつけていて見ていた「法廷のドラゴン」。
主人公の上白石萌音さん演じる弁護士先生が、裁判を将棋に例えて解決していくのですが…

その昔、のらりくらりな私の裁判に業を煮やして私も担当の弁護士先生に言った事があります。

「将棋の駒は準備できてます。なんなら飛車角抜いてでも勝てるはずで、後は法に基づいてどう短時間で王手をとるかを考えるのが先生の仕事でしょ!なぜこんなに時間がかかるんですか!!」

勝つために、次の手、次の手を相手の出方で変えていく手法は、将棋も裁判も似ています。

ただ、本当に時間がかかるのが裁判。
ドラマのように1話で完結したら良いのに。。。
コメント (2)
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