つながる つなげる

✨🌈I can fly with you🌈✨

内容証明7

2024-01-30 21:30:00 | シングルマザー
現在は"元夫"ですが、当時はまだ辛うじて夫婦だった頃の話です。

元夫が度々外泊するな〜と思っていたら、借金して、彼女と住むアパートを契約していた。
という、結構大胆な?W不倫の真っ只中で、私の弟の結婚式参列の為、家族で沖縄に行く事になっていました。

元夫は行く気満々。

元夫と夫婦として参列するなんてあり得ない…無理無理!

でも子ども達も楽しみにしている。

私が我慢すれば良い話…の流れになり、致し方なく、予定通り5人分の荷物をキャリーに詰め込みます。

明日からいよいよ沖縄!という日、長男の様子がおかしい…。嫌な予感。。。

咳が続いていて、元気が無いと思ったら、やはり発熱。

げっ。
2泊3日沖縄なんですけど…

慌てて時計を見ると、17時40分。
まだ小児科間に合うかも!と下2人を実家に預け、その足で受診。

「風邪かな?抗生物質と整腸剤、解熱剤出しておきますね。」

先生はそういうと、解熱剤を少し多めに処方してくれました。

これは行ってはダメだというシグナルじゃないか?神様が息子を使ってメッセージを送ってくれたのではないか?

いろいろ考えましたが、5人分のキャンセル料や、披露宴会場の親族テーブルがガラ空きになる事を考えると、最悪初日の披露宴だけなんとか持ち堪えてくれ〜!という思いで、決行する事に。

私がバタバタしている頃、元夫はさも長期?出張から帰ってきたかの如く、"ただいま〜"とテンション高めに玄関ドアを開け、子ども達に歓迎されている。

この温度差よ。

翌日、長男の熱は37度台後半をマークしていて、相変わらずコンコンと渇いた咳をしていましたが、思ったより元気だったので予定通り決行。

わーい♪飛行機だ〜!と喜ぶ子ども達を見て私の気分も少し晴れました。

披露宴会場に着き、親族でワイワイしていると、新郎姿の弟が登場!
私を見るや否や、

「お姉ちゃん、どしたん!!痩せすぎやろ!」

予め準備していた披露宴用のワンピースがガバガバになっていて、余計にみすぼらしく見せていました。

「まぁ、ね、いろいろあってね。」

新婚さんには聞かせたくない話題だけに、多くを語らず。

ふと長男のおでこに手を当てると熱い。。。
持ってきていた体温計で測ると38.5を超えていて、あれ?熱が下がらず上がってる…
とりあえず解熱剤を飲ませると、ちょうど披露宴の時間帯に熱が下がり、お子様用のコース料理も綺麗に平らげていました。

即席夫婦で付いてきた元夫は、私の両親の前でも、兄弟の前でも特に悪びれた様子も見せず、沖縄の雰囲気を満喫しているようで、あちこちカメラに収めている。 

彼女との連絡用として持っていた携帯は、私に没収されていたので、自分の携帯から彼女に送るつもりなのか?

元夫が"もう一つの家"から戻ってきて以来、元夫の携帯に非通知のコールが度々かかってきていたのに気付いていましたが、せっかくの沖縄を嫌な思い出にしない為に、見て見ぬフリをしてグッと我慢していました。

披露宴も無事終わり、宿泊先のホテルへ移動、子ども達は綺麗なホテルにキャッキャ言ってます。

晩御飯はホテルの近くの居酒屋で沖縄料理を堪能…とはいえ、相手が相手なだけに、美味しかったとか、これが好きだったとかの感想を全く覚えていません。。。

はぁ、、疲れた。

明日は楽しみにしていた水族館です。
子ども達の事だけ考えて過ごそう。

ホテルに戻り子ども達も夢の中へ。

長男の様子はというと、かなりしんどそう。
熱を測ると40度になろうとしていました。

ホテルのフロントにアイスノンや氷嚢はあるか聞いてみると、

「救急車を呼びましょうか?」

…救急車?!

実はその前の年に次男が初めての喘息発作で呼吸困難になり、夜中に救急外来を受診した際、かなり重症で即入院となりました。
なぜ救急車を呼ばなかったのかと先生にも怒られ、その経緯もあって、迷わず、

「お願いします!!救急車お願いします!
でもホテルなのでご迷惑にならないようサイレンは無しで依頼お願いできますか?」

救急車のサイレンは緊急性周知の為に鳴らさないってNGらしいです。
実際どうだったのかは、ホテルの室内にいたので気付いてなかったのですが、到着まで10分ほどだったでしょうか。

私たちは、寝ている下2人の保護と、救急車で引率する保護者とどちらかに分担しなければなりません。

できるなら両方私が担当したい。その思いはとても強かったのですが、寝ている子達を起こすのは可哀想。
診断の結果次第ではどうなるかわからない。
そしてなにより、2歳の末っ子はやはり寝る時起きた時はママ!ママ!ママがいい〜!の時期なので、久々に帰ってきた父親がギャン泣きの娘をあやす事は不可能…

仕方なく、引率は元夫に任せる事に。 

お薬手帳、保険証、乳幼児医療証、そして念の為に持ってきていた母子手帳を元夫に託し、

「いい?病院着いたら先生にこう言って!"解熱剤で下がっても発熱を繰り返しているので、抗生剤が効いてないと思います。咳が目立つようになったので、肺のレントゲン撮ってください。そして、診断薬の検査をお願いします"って。」

心許なかったので(そもそも信用できない…)ホテルに備え付けられていたメモに書いて元夫に渡しました。

病院に着いたであろう元夫からの連絡をひたすら待ち、、、

やっとかかってきた!ということで、病名は…

「マイコプラズマ?肺炎?らしい。感染するから本当は入院した方が良いらしいけど、旅行中という事で、ホテルでおとなしく過ごすようにって。できれば兄弟とは隔離してって。」

がーーーん

隔離って…ワンルームの小さなホテルの一室です。。。

とりあえず病名がわかってホッとしました。

ほどなくして長男と元夫がホテルに帰ってきて、

「夜中にご苦労様、ありがとう」

私1人では無理だったと思うと、少なからず元夫が同行した事には意味があったのか、と素直に感謝してました。

元夫も疲れたのか、長男と共にすぐに就寝。

…と、そこへきてまた携帯の非通知コール…

まさか、こんな真夜中に、息子の緊急搬送という事態に、そんな最中にやりとりしてたなんて、、無いよね、、、

非通知コールは鳴り止みません。
思わず手に取り、通話ボタンを押しました。

私「………」

相手「もしもし?もしもし?…あ、、」

元夫では無いとわかったのか、すぐにプチっと切れました。

はぁ、、、この高イビキかいている元夫のクビ締めたろか。

電話の声の主は、紛れもなく例の彼女。
それまでも何度も電話で話していたので間違いありません。

どこまでも逆に裏切らないダメ夫。

翌日はせっかくだからと少しランクアップしたホテルを予約していて、そこでのブッフェやプールも楽しみの一つでした…が、持参した水着も使わず、ホテルの室内でコンビニ弁当を食べ、、これでは下2人も退屈だろうとせめてこれぐらいは許して…とホテルのプライベートビーチを散歩。

その時の3人の子ども達。



隔離するにも状況的にできなかった3日間でしたが、下2人にうつることもなく、無事帰路に着く事ができました。

途中立ち寄ったお土産屋さんで購入した海葡萄。義両親へのお土産のはずが、まさか彼女の手に渡るとは。。。
支払いはもちろん、、、私。


続く…

さぁいよいよ佳境です。
この沖縄の苦々しい思い出を払拭するべく!元夫抜きでいつかまた4人で沖縄リベンジしようと固く誓い、機は熟したとばかりに行動に出ます。
行く末をどうぞ見守ってください
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内容証明6

2024-01-29 21:55:00 | シングルマザー
内容証明というタイトルで書き出したものの、いったいあとどれくらいのシリーズとなるでしょうか。。。

だいぶ端折って書いてるつもりなんですけどね。

不倫を経験された方なら耳にした事があるかもしれませんが、不倫用語というものがあります。

サレ妻、サレ夫、シタ夫、シタ妻、間男、間女、サレラリ期、脳内お花畑、フラバ(フラッシュバック)、再構築…etc.

元夫の携帯メールのやり取りを時系列にPCに書き出す作業は、まさに"サレラリ期"で、子育てしながら、仕事しながら、夜な夜な目は爛々と見開き、覚醒しながら打ち込んでいたと思います。

食欲は無いし、体重は下降の一途だし、それでいて出勤すると、スパッと切り替えて仕事に没頭できるので、当時は随分と仕事に助けられました。
夫の不倫で食欲無いんですなんて、口が裂けても言いたくないじゃないですか。
哀れなサレ妻で同情されるなんてまっぴらごめんです。

ただ、唯一、とても親しい会社の先輩にだけプライドもかなぐり捨てて、実情を聞いてもらい、吐き出す事でどうにか自分を保つ事ができていました。

不倫に限らず、悩みを誰かに聞いてもらう事、解決法はわからなくとも、今起こっている事、感じている事を吐き出す機会はとても重要だと思います。

ブログもそんなツールの一つかもしれませんね。

少し話が逸れましたが、続きです…

彼女との連絡専用の携帯を手にした事で、内容を知られてしまう→弁解の余地無し→当然のことながら追い出されますよね。

元夫は抵抗するどころか、彼女との愛の巣があるので、行き先に困る事もなく、これ幸いと出て行きます。

元夫の携帯メールの内容は、5分おきに愛してる だの、今何してる?だのと脳内お花畑の典型的なやり取りが続き…

ほんと、仕事してないやん。。。

文字に起こしながら呆れていると、その次のやり取りで、烈火の如く、怒りは頂点に。

その日は元夫に子守を頼んで私が学童の話し合いに行っていた日。話し合いは夜22時を過ぎ、クタクタでした。

「いまついたよ。こうえんのパーキングにいるよ」

「まってて♪」

「こどもたちがねむたいっていってるから さきにかえるね。愛してる

なんと、てっきり子ども達を寝かしつけているだろうと思っていたら、彼女と会う為に3人共連れて出かけていた。。。

そして、次の彼女のターン…

「もうかえるの?◯◯(長男)みてない…」



はっ!!
はーーーーっ??

◯◯見てないって、、下の2人は会ったことあるんかい!!!!

落ち着け、落ち着け、と言い聞かせて、深く深呼吸して、、、
次男を呼びました。

ひょこひょこと現れた次男、当時4歳です。
私の元へ来るや否や、

「あ、パパの携帯やん!」

「………次男くん、この携帯パパのって知ってるの?」

「うん。いつもパパが持ってるやん」

はぁ。。。私のいない所では堂々と持ち歩いていたわけね。

「次男くんさぁ、この前パパと公園行ったでしょ?あーちゃんも一緒に。」

そう、あれは長男と私が学童の行事に出席していた土曜日、下2人を元夫が公園に連れて行ってくれた…と思っていた日。

「公園でパパは誰かとお話ししてた?」

「うん。してたよ。女の人と。」

「…そう。それで次男くんもその人とお話ししたの?」

自分の声が震えているのに気づいていました。

「うん。ちゃんと"こんにちは"ってご挨拶したよ」

「そう、、偉かったね。あーちゃんもお話しできたかな?」


「わからん」

そうだよね、あーちゃんの事まで覚えてないよね。。。

でも、公園で彼女と待ち合わせていたのは事実。

"眠いから帰りたい"と子ども達の誰が言ったかは定かではありませんが、下2人は眠たかったら車の中で寝ていたはず。
ちゃんと言えたのは恐らく長男。

きっと長男は何かを察知していたに違いない。。。

元夫が出て行ってからは、イライラの元凶が居なくなった分、少しだけ平穏な日々を取り戻しつつありました。

これだけの証拠で十分じゃない?と思いつつ、まだやらなければならない事が残っています。

元夫のもう一つの家を確かめる事。
彼女と一緒に住んでいるという事実。

行くべきか、知らない方がいいか、、随分迷いました。

でも、ふと、今日だったら少し早く早退できるかも?という日ができてしまったのです。
予定より早く業務の目処が立ち、悩むより先に"急用で早退します"、と上司に告げていました。

当時の携帯にはGoogleマップ等地図アプリなどなく、会社にあるゼンリン地図で大まかなエリアを頭に入れて、あとは最寄り駅の地図と住所の札を見ながら、探偵ごっこです。

アパートは元夫の会社の近くで、そう迷わずに特定でき、元夫や彼女と鉢合わせにならないようにドキドキしながらアパートの前を2、3往復してみました。

どうやら大丈夫そうだという事で、、、
事実確認へと作業を進めます。

古いアパートで良かったところ、、
郵便ポストはダイヤル式でも何でもなく、誰でも開けられるタイプのものでした。

つまみを上に引き上げてみると、何通かの郵便物が投函されていて、元夫宛のものと彼女宛のもの。

ようやく彼女の本名がここで判明します。

メールでは愛称で呼び合っていたので、フルネームを知る事ができた事は大きな収穫となり、その郵便物の差出人が英会話教室だった事から、どうやら英会話の講師をしている事は事実だと言う事がわかりました。

同じ住所に2人宛の郵便物が届く=同棲している。

この事実でもう十分。
そう思って写メを撮り、なんで私はこんな街を歩いているんだ、と虚しくなる中で、元夫に電話をかけました。

誰からの連絡を待っていたのかわかりませんが、ワンコールもせずに元夫が電話に出ました。

「今◯◯駅前にあるマックにいるの。
出てこられる?」

「なんでそんなとこに?」

「わかるでしょ?出てこられるの?」

元夫は会社にいたようで、10分ほどしてマックでアイスコーヒーを飲んでいた私の前に現れました。

私「びっくりしたわ。いつから一夫多妻制?もう一つ家族あったのね。無理して続ける必要ないからこっちに完全に引っ越したら?」

「待てって。もう終わるって。ごめんって。」

「何が?私が来なかったらずっと続けてたでしょ?離婚届書いてね。子ども達には会わせないから。そっちの子ども大事にしたら?」

そう、メールのやり取りから、彼女が既婚者である事、2人の娘さん(当時13歳と11歳)がいる事がわかっていました。W不倫だったんです。
ついでに、メインは夜のお仕事で、元夫が夜の仕事は辞めてくれ、一緒に仕事探そう発言もしてました。

故に、、私と離婚したからといって彼女と一緒になれるかと言うと、そう簡単ではないのもわかっていました。

そうは問屋が卸すまい。
マックでのやり取りは段々とヒートアップし、

「なんするとや!!」

気づいたら私、アイスコーヒーを元夫にぶちまけていました。
「二度と帰って来るな!!」

すかさず店員さんがどうされました??と台拭きをもって駆け寄ってきました。

「お騒がせして申し訳ありませんでした。もう帰りますので、、すみません。」

これもね、冬なら濡れて冷たかろうにとちょっとは思ったかもしれませんが、幸い初夏ですから。。。

「おい!待てって!!沖縄!結婚式どうするとや!!」

背後に元夫の声を聞きながら、びしょ濡れの元夫も駅まで追いかけて来る事もなく。。。

なぜにこのタイミングだったのだ、と何度もため息をついて頭を悩ませていたのは、その翌週末、私の弟が赴任先の沖縄で結婚式を挙げる事になっていたのです。

新婦となる彼女は沖縄出身、家族も親戚も沖縄。弟とは、職場恋愛にて、それぞれの上司も同僚も沖縄在住。となれば、式も披露宴も必然的に沖縄開催。。。

半年前から挙式の日も決まっていたので早割で家族分のエアチケットを予約していました。もちろん元夫の分も。

子ども達は初めての飛行機!沖縄!とはしゃぎまくって、海で泳げるかな?美ら海水族館に行きたい!と指折り数えて楽しみにしていました。

弟には申し訳ないけど、仕事とかなんとか欠席の理由なんてどうとでも都合つけれるじゃん。席もうまくずらせば目立たないでしょ。

当然元夫を一緒に参加させるつもりは毛頭ありませんでしたし、この期に及んで沖縄に行く気でいた元夫の心境が全く理解できませんでした。

が、、、後にわかりますが、元夫、モラ夫なので、楽しみ事は基本自分主体なのです。
つまり、それとこれは別物。状況は二の次、俺様は沖縄行きたーい!が先に立つのです。

私の母からも、1人で3人連れて行くのは大変だし、旅行がきっかけになって改心するかもしれないよ?と諭され、そんな事はないとわかっていましたが、両親・弟の為に、祝い事に穴を開けない為に、、、

ここは片目…いや両目つむって元夫も一緒に沖縄に行く事になりました。

これがまた一波乱を生むのです。

続く…


テレビ番組やドラマで、彼氏彼女のスマホを覗き見るような話や設定がありますが、
断言できます。

彼氏彼女のスマホを覗き見る行為は、百害あって一利なしです。

仮に何も出てこなくても、信頼を裏切るという大きな損失に繋がります。

とはいえ、最近はSNSの裏アカや良いねで繋がる時代なので相手のスマホを覗かなくとも、サーチできてしまうのかもしれませんね。

相手に疑われるような事、心配をかけるような事をしない事が1番!

見出し画像は越冬する水鳥たち。
こちらはのどかな時が流れています。。。

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内容証明5

2024-01-27 20:09:00 | シングルマザー
元夫が彼女との連絡用として契約していた携帯を、私に見つかるまいとして、必死に抵抗した結果、

元夫はジャンパーの中に隠し持って家の外へ飛び出して、、、

私は元夫を追いかける…かと思いきや、速攻で鍵を閉めました

えっと、補足しておくと、元夫、着替えている途中で私のガサ入れに直面したので、Tシャツにパンイチ姿です。

そんな姿ではどこへも行けませんものね。

「開けろ!!」

「隠してるものだしなさいよ!そしたら開けるわ!」

「なんも隠してねーわ!」

「じゃぁなんでジャンパー持って逃げるのよ!」

元夫は裏口から庭へ周り、リビング側の雨戸に向かって何やら投げつけて開けろアピールをしていました。

ったく、近所迷惑な。。。

思わず実家の母へ電話して、何か持って外に逃げたけど、外でワーワー喚いてる、閉め出したけどどうしよう?と相談すると、

「みっともないから家に入れなさい」

「だってまだ隠してる物出さないもん」

「外で叫んでるんでしょ?」

仕方なく元夫を家に入れる。 

ジャンパーだけをブランとぶら下げて、何も隠してなかった風を装っている。

と、その頃車で10分程の距離に住む実家の母も駆けつけてくれて、何があったの?と元夫に話を聞いている。

その間に私は元夫が隠したであろうブツを探し出す為に懐中電灯を持って勝手口から庭に周り、こんな暗闇で見つかりっこないし、とイライラしていると、、、

見つけちゃったのですよ。ブツを。
こんなところに入れますか?

元夫が携帯を隠していた場所。

我が家はお隣さんと段差があり、境界が土止め用のブロック塀になっていて、排水口のパイプが数箇所設置されていました。

そのパイプの排水口の入り口に、、
差し込まれていたのです。

イメージ、伝わりますか?
こんなやつです。




悲しいかな、こうやって、十中八九ゴミが詰められています。





隠す方も隠す方ですが、見つけた私も私。
手に取ると、折り畳まれた裏側には熱々ガッツリチューのプリクラが貼られていて、
さぁ中身を拝見、と思った瞬間、元夫が取り上げて、また真ん中からパッキン!!

「あー!!やめてよ!!」

元夫から再び奪い返すと、携帯はかろうじて線一本で繋がった状態になり、母に説得された元夫も観念したようでした。

携帯が線一本で繋がっていた事で、微妙な感度で繋がる角度を見つけだし、幸いにも⁈メールの中身や写真画像を見る事ができました。

それからはメールの送受信で会話の履歴を辿り、記録し、怒りに震えるという作業が待っていました。

今の時代のLINEのように、やりとりが1画面で成り立てばどんなに楽か…
頭の中で時系列に並べながら、なんと面倒くさい。

これも、離婚する為だ、、そう言い聞かせてものすごいテンションで作業していたと思います。

その頃ただならぬ雰囲気を感じ取っていた当時7歳の長男がボソっと呟きました。

「お母さん、お父さんいない方が元気になる?」

続く。。。


夫婦喧嘩を子供に見せまいと努力したくても、子供が寝静まるのを待っていたら、いつまでも物事は進展せず、後半はあたり構わず言い合いをしていたと思います。
子供の事も配慮できない未熟な、ダメな母親という意味では、元夫と同じ穴のムジナだったのかもしれません。反省。。。

梅のつぼみもほころび始めました。
もうすぐ立春ですものね。





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内容証明4

2024-01-25 20:30:00 | シングルマザー
かれこれ20年程前の元夫の"火遊び"の話です。
どうやら彼女がいるらしい、、という前回までの話の続きです。

元夫が彼女と連絡用に使っている携帯があるはず。。。

そうふんだ私は、元夫が隠しそうな場所を探します。

とは言え、元夫が大事な携帯を放置するなんて事はなく、おそらく
肌身離さず持ち歩いているに違いない。

という事は、私が見つけ出せるチャンスは、元夫が寝ている時。
しかも深〜く眠っている時。

これ、なかなかドキドキもんです。

元夫が酔い潰れて寝ている日なんて絶好のチャンス!かと思いきや、

元夫はお酒はさほど強くなく、家で晩酌するタイプではなかったので、飲み会となると、調子に乗っていつもベロンベロンに酔っ払い、夜中にトイレに駆け込む…という事もざらにありまして。

完全に酔っ払っている日といえども、突如目を覚ますパターンもあり、あなどれません。

元夫が書斎として使っていた部屋のクローゼットが1番怪しいのですが、洋服や物が多く、一回のアタックで確認できるエリアは限られています。

何度かチャレンジしたものの、ブツの確保には至らず。。。

これはもう、乗り込むしかないな、、、
という事で、乗り込んだ先は、、、

元夫の社用車。
本当の意味で乗り込みます(笑)

夜中にそっと、元夫の社用車のキーを持ち出し、、それだけでもかなり緊張感がありますが、クローゼットの中をガサゴソするよりかは、戸外の車の中の方がまだ思いっきり探せます。

気をつけなければいけないのは、車のドアの開閉音。
それと、リビングのケージで寝ている愛犬が吠えませんように。。。

自分の家なのに"くノ一"ばりに忍び込む様相です。

なんとか2つの砦をクリアして、無事車内に潜入でき、懐中電灯を片手に元夫の会社カバンの中を捜索すると、、、

出てくる出てくる、黒判定の代物。

キャッシングの利用明細。

携帯の利用明細。

2人分の食事の領収書等々。


携帯の利用明細においては、元夫も会社も、ちなみに家族も、皆"赤"のdocomoなのに、目にしたのは"オレンジ"のau。

auの携帯?誰のよ?

もちろん番号も確認しましたが、それ以上に目を疑ったもの。

auの利用明細の表書き宛名は元夫。
つまり、契約者は元夫。そこは想定内。
ただ、宛先の住所が、

◯◯コーポ 301

えっ?
どういう事?

彼女の家に転がり込んだならまだしも、
元夫が契約している家がある?
その為のキャッシング?

わなわな震えるってこういう事なのね、と、とりあえず証拠品の写真を撮り、元の場所へ戻して、、、
携帯はまだみつからず、限られたチャンスを物にしようと、ダッシュボードや後部座席もくまなく捜索。

そして、このタイトルの通り、どうしても、どうしても、許すことができない証拠をサンバイザーの裏から見つけ出すことになります。

そして、その証拠を、私は元に戻せず、怒りと悔しさで泣きながらポケットに仕舞い込みました。

なんでこんな人と結婚したんだろう。。。
自分の不甲斐無さへの悔し涙でした。

この証拠を持ち去った事で、社用車に忍び込んだ事がバレてしまうのではないか?と思わなくも無かったのですが、元夫の方が分が悪いので、問い詰められる事もありませんでした。

が、この数年後、たまたま自宅駐車場で元夫の社用車が車上荒らしの被害にあうという事があり、その際に、元夫が真っ先に私を疑ったという、、、
そんなエピソードの伏線になった出来事になります。シッコウ - つながる つなげる

ったく、、、どんな夫婦よ、ね。


さて、元夫には我が家とは別の住み家があり、
彼女との連絡用の携帯を持っていることが明白となりました。

これだけで充分な気もしますが、離婚に持ち込む決定的な証拠が見つかりません。
そう、不貞行為の証拠。

やはり、携帯を見つけなくては。。。

元夫の帰りが遅いことで度々喧嘩となり、
私は育児と仕事とで疲れているので寝室は別にして欲しいと言うと、元夫にとっても都合が良い話なので、あっさりリビングのソファーで寝るようになりました。

これがまた、いつも家中のドアを半開きで「ちゃんと閉める」事を知らない元夫が、リビングの2箇所のドアをご丁寧にキッチリ締め切っています。
音漏れ防止ですかね。。。

そういう、普段と違う事をしていて、私が気づかないと思われている事も腹立たしい。

ある日、珍しく22時前に帰ってきた元夫。
スーツを着替えに2階の書斎へ向かう。

なかなか降りてきません。
遅い。。。

私はキッチンの洗い物の手を止め、そっと元夫の後を追うようにゆっくり忍び足で階段を上がります。

案の定、書斎のドアは"きちんと"閉められています。

部屋の中では携帯で「ただいま」メールでも打っているのか。。。

ドアを開けると一瞬たじろいだ元夫、すぐにスーツが掛かっている箇所を右に左にずらしながら、

「今度の結婚式に着て行くスーツを選んでいただけや」

…嘘くさ。

「何してるんかと思って。ご飯食べないの?」

「食べる」

「早くしてね」

私はそっけなくドアを閉めて、、
階段を降りるかと見せかけて、、10秒ほど待ったでしょうか。。。
ガサ入れだ!!とばかりに再び書斎のドアを開け、突撃侵入しました。

元夫は咄嗟にクローゼットに上半身を突っ込み、明らかに何かを隠し、
なんやなんや!とすっとぼけて見せたものの、私がクローゼットの中に手を入れようとすると、今度はジャンパーに何かを包んで一目散に一階へ逃げました。

はっ?
逃げるって何?

すかさず追いかけると、元夫の手元には既にジャンパーはなく、どこにやった?とリビングを見渡すと、和室の仏壇の上に無造作に置かれたジャンパー発見!!

と同時に、見つかってしまった!とばかりに元夫が急いで駆け寄り、それを持ってなんと、、勝手口から外へ逃げたのです。

Tシャツにパンイチ姿で…

思わず、私…

鍵を閉めましたよね


続く。。。



全国的に寒い日が続きますね。
今日みたいな日にTシャツにパンイチは酷かもしれませんが、幸い⁈ 当時は5月末、初夏という事もあり、余計にジャンパー何に使う?な日でした。。。

見出し画像は、いかにも寒そうな冬の空。
今夜は暖かくして寝ましょう。

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内容証明3

2024-01-21 08:30:00 | シングルマザー
かれこれ20年程前の元夫の"火遊び"の話です。

元夫が無断外泊をした。
そして、携帯は留守電設定にされて、ビジネスホテルに泊まったと嘘をついた。

嘘をついた理由は、仕事のストレスが溜まっていて、1人になりたかったから。
 
私も仕事してますが?ストレスもそれなりにありますが?

子育てを放置して1人リセットする時間が欲しいのなら、なぜその様に事前に相談しないのか?

と、言いたい事は山ほどありましたが、とりあえず私は、義母に仕事の現状を確認すべく、電話をしました。

「仕事がキャパオーバーみたいなんですけど、、、
1人放浪の旅に突然出て行かれるのは困るので、、少し仕事セーブできませんか?」

元夫の事を信じて心配する妻…
…を演じます。

「本当に1人だったの?浮気じゃないの?」

あなたの息子さんの話ですけど?

「本人は"浮気はない。1人で考える時間が欲しかった"と言っているので、今回は本当だと信じてます。」

「そうなの、、。仕事なら何とかしないとね。
私も確認してみるわ」

長男である元夫と瓜二つな顔をしている義母はそう言うと、数日後、その結果を教えてくれました。

「私も直接聞いてみたんよ。浮気はないって言うから信じてあげて」

元夫はどうにかやり過ごせたとさぞ安堵していた事でしょう。

まだこの段階では相手は"日本人ではない"事ぐらいしかわかりません。
一体どんな人なんだ。助け舟を出してくれた人は…

絶対的証拠を掴まないと離婚に持っていけないので、元夫の行動を逐一メモる日々が続きます。

ある日、空気がとても乾燥していたので、喉が渇くなぁ〜、微炭酸系が飲みたいなぁ〜と呟いたら、

「買ってこようか?」

率先して外に行きたがるよねぇ。。。
と、思いつつ、これはもしかしてチャンスかも?と近所の自販機で買ってきてとお願いすると、いそいそと出かけて……

……………遅い。

自販機、すぐそこにあるよね?
どこまで行ったかな?

様子を見に行こうと玄関に向かうと、玄関ドアの扉の向こうで話し声。

思いっきりドアを開けると、

「うわっ!なんやっ!」と大声を出すと同時に持っていたケータイをパタンと閉じた。

瞬時にケータイを取り上げると、

「あいしてる💕」のメッセージを丁度受信したところでした。

慌ててケータイを奪い返す元夫。

「なんなのこのメッセージ!」

「間違ってきたんやないか?そんなんもらう覚えないし」

白々しくとぼけるのも毎度のことながら、
痛いところをつかれると声を荒げるわかりやすさも相変わらず。

「とりあえず、そのケータイの着信履歴1番上の番号にリダイヤルして!!」

なんでや!

なんで出来ないのよ!関係ないなら間違えましたで切れば良いでしょ!!

の押し問答です。

メッセージ誤送信の審議とかどうでも良いのです。玄関入る直前まで話していた相手。

想像するに、

「じゃぁね、またね、もう家に入らなきゃ怪しまれるから切るね」

そんな感じでしょうか。
せめて門に入る前にそのやりとりをしていれば声を聞かれることもなかったろうに。

一歩も引かなかった私に観念したのか、私はケータイを奪い取り、ラストの着歴にコールしてみました。

「もしもし?」

電話に出た相手は、電話の声が元夫ではなく、私の声だとわかると、突然こども英会話の営業トークが始まりました。

「私は井上和美(仮名)です。ひろゆきさんとは居酒屋で隣のテーブルで座ってて、英会話習いたいいうこども紹介してくれる言ったので電話しました。」

年齢は28歳、独身。スイス人と日本人とのハーフ。

聞いてもないのにペラペラと話しだし、

「ただの英会話の話です。私が原因で離婚するやめてください。関係ありません」

助詞のない文節だけの話し方で、最終的にはお子さんに英会話を!みたいな流れになり…

「あなた騙されてますよ。まずひろゆきと言う名前ではないですし。子供に英会話習わせたいと思ってませんし、紹介できる人もいません。ですので、他を当たってください。もう電話してこないでくださいね」

そんな感じで電話を切ったと思います。
後に年齢はじめ、この時話した内容は全て嘘であることがわかりますが、

子供がいることも結婚している事も知っていた。
つまり、元夫が既婚者である事を承知の上なのね、と自分が勝てる材料か否かの判断をしながら、意外と落ち着いて話を聞いていました。

私の居ない間に電話をしていることは明らか。
当時は家族契約している携帯の発信履歴、着信履歴がサイトで確認できていました。
何度もやりとりしている番号はないか?
疑わしい番号を何個かピックアップしておきます。

すると、ある時からピタリと履歴から消えている番号を発見。

匂う。。。

この辺りから名探偵ポアロばりに推理していきます。

これはきっと別の携帯があるな。。。

それを見つけ出さなくては。

続く。。。


昔の黒歴史?の話は戦う前提だったので、いろいろ記録が残っていて、それを振り返りながら書いていますが、
当時の気持ちがフラッシュバックするかと思いきや、
客観視できているのは、今とても穏やかな日々を過ごしているからだと思います。

そんな平和な日々をもたらしてくれている副業保育士のエピソードをご紹介。

昨夜は新年会で終電で帰り、お風呂に入って…3時間ほど寝れたかな?の状態でスマホの目覚まし4パターン設定して翌朝6時半には出勤。

眠い💤

7時過ぎ、いつも1番に登園してくるさくちゃんをお迎えして、順次園児が増えていきます。

ふと、歩き方が微妙な動きのさくちゃんに気付き、オムツを覗くと案の定トイレ行き案件で、
さくちゃんのオムツ変えてきまーす!とトイレに誘導します。

2歳児のさくちゃん、ズボンの脱ぎ着も随分上手に1人で出来るようになりました。

成長スピードが眩しくて、

「すごいね〜!上手上手!
お利口ちゃんだね〜
微笑ましくて声をかけながら少しサポートしていると、

「お利口ちゃんじゃないよ!
"さくちゃん"だよ〜!」と苦笑いしながらご指摘。


「あはは そうだったそうだった!
さく"ちゃん"だった〜。うん、うん、さくちゃんだった!」

もう可愛い過ぎるだろ

その日はその後、会社員として出社の日で、残業もありましたが、朝一のこのなんとも言えないハッピーエピソードをいろんな人にシェアしつつ、睡魔もどっかへ飛んで行きました。

見出し画像は久々のお蕎麦ランチ。
ゴールデンな器にビックリでしたが、こちらもまた幸せなひと時でした。
コメント (2)
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