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終盤

2025-07-21 14:33:00 | シングルマザー
爽やかな夏の便り次は真逆の、ドロドロ離婚劇の続きです。

十数年前の離活の話を備忘録として綴っていますが、やっと終盤に来ました。
調停を経て、裁判に移行して、面会交流や養育費、慰謝料についても決まり、残るは財産分与。
以下当時のblogより。

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財産分与について、家財道具の分与はほぼ固まった。
といっても、「離婚してほしい私」にとって「モラ夫」との財産分与は完全に分が悪く、
つまりは、「俺様と離婚したければ、この条件でしか合意するもんか」というスタンス。

そう、この離婚裁判の目的は慰謝料でもなく、財産分与でもなく、ただ一つ「縁を切ること」。

相手と縁を切ることで私が得るものは…

私が私らしく生きる権利と、子供達が安全安心に暮らせること、そして、子供たちの成長を見守る事ができ、子供たちと人生を共有できること。
後者の特権にどれだけの価値が存在するのかは、子供たち云々より「おれ様優先」の条件しか主張しないモラ夫には理解できないであろう価値だった。

離婚裁判の大詰めを迎え、これからの最大の要点は、何を隠そう…私たちの住処がなくなるかもしれない…ということだった。

この期に及んでよりによっての最大級は仮住まいのアパートが売却されるということ。
その退去日が迫っていること。
しかし、次のオーナーがそのまま住み続けていいというのか否か、家電付のアパートの家電がそのまま据え置きになるのか否か…
現段階では全く何も決まっていなかった。

退去日まで2か月をとっくに切っていた。
早く自宅を奪取しなければ…。
つまりは早く決着をつけなければ…

一つ一つの条件がこれまですんなり合意した試しがなく、
しかし、退去日は迫る中、少しでも早く決着をつける為に代理人がプロの目線で提案した内容はこうだった。

「この際事情説明したらどうでしょう?」

しばらく言葉を失い、まだわからないのか?と少し口調厳しく反論した。

「事情って?アパート追い出されそうだから早く出て行ってほしいって?
だから早く離婚裁判終わらせたいって?
事情汲んでこちらの要望を聞き入れるくらいならとっくに聞き入れてますよ、普通の人なら。
子供たちがあれだけ家を代わってほしいと懇願しても意に介さず、
それよりも私や子供たちが困窮していく姿をほくそ笑むタイプに
みすみす白旗を揚げるというんですか?
絶対に言わないでください!足元見られて条件吊り上げられるに決まってますから!」

モラハラとは?を散々説明してきたつもりだった。
普通って何?と思うけど、普通ではまかり通らないことがまかり通るのがモラハラ。
その全容をふまえ、交渉人である代理人が提案したことがそんな陳腐な案だなんて…。

お金払って依頼しているのに、いつも私が一枚上を行っている気がしてならない。

ただでさえ相手有利な条件ばかりの中、あえてこちらの不利になる状況をなぜ知らせる必要があるのか?

かくして、最大の要点をこちらの手中にするべく、相手の条件をのむ代わりに
「退去日」の条件を盛り込んでもらうことにした。

相手からの条件は、住宅ローンは私の単独名義にする事。
なぜなら売却すると借金が残り、相手は負の財産が増えるくらいなら放棄するとのこと。
こちらが却下すれば、裁判はまだまだ先延ばしとなることが明白だった。

住宅の名義ももちろん私の単独名義とする・・・ただし、名義変更に関わる諸費用は私がもつこと。
これがまた、結果的に諸費用に50万を要したので、相手片の条件は当然の"勝ち"スタイルだった。

子供たちの面会・その他写真等の提供は「子供たちの同意を得て」実行する。
このこちらからの要望である"同意を得て"の文言を追記することで調停が3回持越しとなった。

家財道具は相手のリクエスト通り。

そして退去日の指定。
この日までに退去すべし。
守らなければ強制退去が認められる。
それは離婚裁判の最終日から1か月以内、そして奇しくもアパートの退去日の2週間前の日だった。

綱渡り状態で迎えた離婚裁判最終日。
この日をどれだけ待ち望んだことか…
やっと終わる…

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この退去日をどれだけ待ち望んでいたか。。。
その年の2月に家を飛び出し、車で住処がバレないように車を買い替え、狭いアパートの小さなテレビで東日本大震災の映像を見、それぞ進級して、アパートで家庭訪問を受けたり、夏は家裁調査官の面談を受け、弁護士事務所に何度も足を運び、そうこうするうちに、夏を迎え、秋が過ぎ、またコートの季節となって…
とにかく年内に全て片がつく。
つまり、新しい気持ちで新年を迎えられる。
この日を目標に、また一段とギアを上げたのでした。

続く…


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