伊豆半島、河津の河津桜を観に行ってきました。河津桜は早咲きで、大振りのピンク色の濃い桜で、1月末から咲き始め、1カ月かけて満開になり、満開の期間も長いそうです。2年前同僚と行った事があるのですが、その年は開花がひどく遅れた年で、川沿いの桜並木は本当にひと枝も咲いてなくて淋しい思いをしました。今回は新聞に見頃と記事が載ってから、天気予報と照らし合わせて今日にしたのです。桜も菜の花も人出も最高でした。今日は平日だからまだまだ良い方と言われましたが。
道沿いには伊豆のポンカンや黄金柑などみかん類の出店、干物屋さんが並び、買った干物を七輪で焼いて食べさせる屋台も出ています。桜まんじゅうのお店や海産物の串焼きの屋台には長い行列ができていました。
バス往復のみの格安ツアーだし、今日は一人なので、おにぎりを持参し、あとは並んでいる出店の串焼きなどを摘まみながら、海岸から川を遡り両岸の桜並木を歩いてきました。桜の下は大勢の人が桜を愛でながらそぞろ歩き、菜の花の良い匂いがただよって、春爛漫といった感じです。
帰りは海岸沿いの渋滞を避け、伊豆スカイラインから箱根十国峠を通って小田原に抜けましたが、途中の天城峠や箱根峠は先日の雪がたくさん残っていて、さながら雪の中を走るスキーバスの様相でした。伊豆スカイラインはたいへん見晴らしの良い道路で、十国峠からは、伊豆半島の東の相模湾・熱海から、西の駿河湾・沼津・富士市まで見渡せます。正面には富士山がどーん!のはずでしたが、朝は見えた富士山も春霞か雲か見えなくなって広い裾野しか判りませんでした。
小田原ではツアーバス恒例の「鈴廣」かまぼこ屋に寄ります。わたしはここの揚げかまぼこが大好きなので、たくさん試食も出来るし、いつも楽しみにしていて、土産にも買ってきます。今日の買物は「鈴廣」のかまぼこの他に、天城のわさび漬け、伊豆のぐり茶、無農薬レモン、ふきのとう、手作りこんにゃくなどで、ツアーバス代より高くつきました。
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