この季節に高知からお取り寄せしている文旦が届きました。皮をむいて、中身はもちろんそのままいただくのですが、香り高いこの真っ白な皮がなかなか捨てられないのです。ところがこの皮、曲者で、美味しくするのは並大抵の努力ではありません。
何度も茹でこぼし、水を替えながら丸一日水に晒し、それでもかなりの苦味とピリピリした舌触りが残ります。と言って、晒しすぎては味も素っ気もなくなってしまいます。
しばらく睨んでいましたが、意を決して茹で、水にさらしています。甘く煮てオレンジピールのようにしたいと考えていますがうまくいくかどうか...
形の不揃いな皮はカラカラに干して、ネットに入れて風呂に入れます。ちなみに生で入れると肌がピリピリ痛くなりますよ。