Think Yokoyama Weblog

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Guniw Tools

2008-11-10 16:44:42 | ヨコ録
『NIWLUN』/Guniw Tools(1996年4月24日発売)

参加楽曲
 全楽曲参加

横メモ
 95年のある日、Tさんから<Guniw Tools>というバンドの資料を見せて貰いました。
メンバー3人とも札幌在住で、自分達で音楽だけでなく、映像作品から衣装、オブジェなどなんでも創って活動しているとの事。
 音も聴かせてもらい、とてもニューウェイブな香りが漂って来ました。
「すごいですね!こういう事やってる人達がいるんですね!!」と、興奮気味に僕はTさんに言いました。

 そして彼らのアルバムレコーディングに呼んでもらって、合宿が始まりました。
(スタジオに入った時、偶然階段を降りて来た人物がいたのでちょっと挨拶をかわしただけでしたが、お互い目を見ない感じ・・・似てる?・・・この人は誰??)

 彼らは何日か前から始まっていて、僕は遅れて合流した訳ですが、まずボーカルのTOMO FURUKAWA君(以降フルフルと呼びます)とギターのJAKE君(以降ジェイクと呼びます)を紹介されて、早速僕の録音が始まりました。
(さっきの人はいない・・・)
 相変わらず人見知りする僕ですが、フルフルが進行状況や僕に求める音について色々話してくれまして、楽しくスタートしました。
 ジェイクは全体の音の世界観を携わっている印象を受けました。少し浮世離れした話も面白かったです。

 そこにさっきの人が入って来ました。
もう一人のギターでASAKI YAMAHANA(以降アサキちゃんと呼びます)という人でした。
やはり一言二言で会話は終わりました。
気になる・・・お酒が好きという事で、終わったら話をしてみようと思いました。

 音楽の印象ですが、この人たちは年齢幾つなの?というくらい(20代とは思えない)大人なコード進行を使ってる(^^;)と思いました。
弾くのが大変で、特に7曲目の「Either Wise or Fool」でピアノを弾いたんですが、凹みました・・・
聴くと簡単ですが、これに何時間かかったことでしょう(ー_ー;)
(こんな僕に時間をかけてもらえて、ホントに感謝してます。)

 マニピュレート的には「It's usual」に自分色が出せたかなと思ってます。
ただ他の曲ではカスタネットをサンプラーで叩いたり、ハンドクラップをスリッパで録ったり、アコーディオンを弾いたりと、かなり生演奏を楽しみました。

 全体的にアコースティックな印象のアルバムですが、陰に潜む幅広い音楽性に「次はどう出るか?」楽しみになりました。
 この人達は技術も見せ方も備わってるので、強力な新人だと思いました。
(この録音の約10ヶ月後にデビューしました)


 アサキちゃんと深い酒を酌み交わし、まさかここから長い歴史が始まるとは思っても・・・いました^^b

 自分に影響を与える人達との出会いが何処に潜んでいるか解らない。だから面白い。・・・つづく
コメント (14)
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