goo blog サービス終了のお知らせ 

Think Yokoyama Weblog

50代のお部屋へようこそ…

塩野健士

2008-10-26 15:54:14 | ヨコ録
『no』/塩野健士(1996年3月23日発売)

参加楽曲
 1 ここでいつも・・・
 2 愛のない世界II
 4 No
 6 僕が消えるまで
 7 Moon
 (全8曲中5曲参加)

横メモ
 Tさんから塩野君を紹介してもらったのは<SCHAFT>のレコーディング中でした。
この時の彼のインパクトは強烈でした。(本気とも天然ともいえるアーティストな感じ^^)
(Tさんがその時彼をちゃんと紹介してくれなかったので、藤井さんも今井さんも「あの人誰??」状態でした^^;)

 そして94年の春から長い長いレコーディングが始まりました。(発売までに約2年かかってるんですね)
1曲目はいきなり46分を超える長さでした。(その段階ですでにカオスです^^)
とにかく「ここでいつも・・・」という曲の印象がとてつもなく強く残っています。
サイケデリックな世界のサウンドとでも言いましょうか。
僕はシンセやサンプラーを駆使してその世界観を創る手伝いをしたわけですが・・・
参加メンバーの数から音像の定位から何から何までがとにかく凄かったのでした。
(今ならコンピュータ上で(簡単?に)編集作業が出来ますが、当時はテープ編集などをしていたので、エンジニアさんの労力も大変だったと思われます。)

 彼はすべて把握していて、尚かつ妥協を許さぬ天才肌でした。
しかし彼のメッセージは至ってシンプルでメロディーも解りやすいんですね。
美しい楽曲でもありますし。

 覚えている事の一つに、彼が初めて僕の家に来てプリプロをした時に、「絵が無いね」と言って次回来た時に絵を持って来ました。
彼は絵からイメージの共有を求めるタイプでした。(実際現場でも沢山の絵を飾ってました^^)
創作の一つの手段としてとても有効だと思いました。

 (あとレコーディング終わりに塩野君と呑んでいたら、櫻井さん家でB-Tメンバーが呑んでるという事で向かいました。
僕はサッカーゲームに夢中になり盛り上がってたんですが、朝方帰る時にユウタさんから「彼を紹介して」と言われ慌てて紹介したという失敗をしました^^;)

 とにかく僕にとって、楽曲の影響というよりは、物を創る姿勢に痺れた現場であり作品でありました。


 この頃(27才)体質が変化してきたり、状況が変化してきているのを気付かぬフリをしてました。
好きなだけ呑んで喰ってしてたら大変な事になるのに。・・・つづく
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする