モモのお宅の王子さま(19話)

【出演者】

MARS役…ジロー(飛輪海)
モモ役…レイニー・ヤン
イーチー役…キング・チン
チアセン役…ジョージ・フー
チュチュ役…LINDA





◆あらすじ◆

MARSが事故に遭い、急いで病院に駆けつけたモモ。マスコミはモモの姿を見ると、取り囲んでしまいます。そしてササの仲間が「MARSの事故はモモのせいよ」と言うと「あんたのせい」とマスコミにまで言われてしまって…。
身動きのとれなくなったモモを助けてくれたのはイーチーでした。

TONYが医師と話ていると、イーチーがモモとモモの姉チュチュを連れて病室の前までやってきます。TONYはマスコミの格好の餌食になると、モモを連れてきたことをイーチーに怒りました。聞いていたチュチュは、妹のせいじゃないと言い返しますが、モモはチュチュを止めると、TONYに迷惑をかけた事を謝り、少しだけでも会わせてほしいと頼みます。

ようやくMARSに会えたモモは、ベッドに横たわるMARSを見て心を痛めます。涙が溢れるモモの気配に気づいたかのようにMARSが目を覚ましました。
MARSは少し微笑むとモモに渡そうとしていたネックレスを差し出します。「どこにいたと思う?俺はカサバ星に行ってた」と…。
モモは受け取り、ネックレスを見ると「うれしいわ」と笑顔を作って言いました。

病院の階段に座るTONYはイーチーに、事故が起きた時2人がデートしてたから近くにいなかったんだろう、という言い方で問い詰めます。だからこんなことに、と怒るTONYは、交際に反対しないが時期が悪い、今から2人をしばらく引き離すぞ、と言いました。イーチーは頷くしかありません…。

3日後、世界で最高の恋人にする、と言ったMARSを思い返しながら、もらったネックレスを見るモモ。涙が止まらなくなります。
カードには"正直、俺には分からない。なぜ最後に王子が離れていったか。だから新版で王子は言うべきだ。『シャオユィ、何が会っても君から離れないよ』。初めてのバレンタインに。MARS"と書かれていました…。

MARSをひいた犯人が出頭しました。MARSとIVY(シーチア)のファンだった犯人は、IVYを裏切ったからひいたと自供します…。

TONYは医師からMARSの治療には最低でも半年はかかると言われます。右肋骨の骨折と、軽度の肺挫傷、他にも膝の靭帯に損傷があると…。
4ヶ月後にはコンサートを控え、ドラマも撮影中のMARS。TONYは途方に暮れます…。

MARSのケガの状態が気になったモモは1人で病院へ。駐車場でイーチーを待ち伏せしたモモは、MARSに会いたいと言います。
イーチーは何とかTONYに見つからないように病室まで連れて行こうとしますが、2人とも見つかってしまいました。TONYは2人を別の場所まで連れていくと、モモにMARSのケガが治るまで半年はかかると説明。全部の損失は1500万を越えると言います。そして2人の出会いは運命でも、とても大きな代償を伴う、住む世界が違う2人は祝福されて幸せになる事はないとTONYに言われます…。

会いにも来ず、電話にも出ないモモをMARSはおかしいと思い始めていました。今すぐ会いたいと思っているMARSにイーチーはごまかしきれず、この間モモが来た事を話ます。そして、TONYに言われた事も…。

イーチーがモモに会いに来ました。TONYに言われたことと、MARSの気持ちの間で悩んだイーチーは、モモに笑うと「病院へ行こう」と言います。

病室にきたモモにMARSは「祝福されなくても幸せにはなれる」と言います。そこにTONYが病室に入ってきました…。
MARSはTONYに、2人のことは決めてほしくない、と言います。そして、コンサートには必ずステージに立つと。モモもMARSの気持ちを後押ししました。

帰りの車の中。イーチーは、モモのためにMARSは頑張ると言います。そんなMARSにはモモが必要だと。モモはその言葉で、たとえ力になれなくても、コンサートまでは1日も離れないと思いました。

MARSは焦る気持ちのあまり、落ち込んだりもしますが、モモに支えられ一生懸命リハビリをします。

チアセンの家に呼ばれたモモは、チアセンのママからイギリス留学へ行く結論が出たか聞かれました。チアセンは当然モモは行くものだと思っていましたが、モモは「いけません」という返事を…。チアセンの顔色が変わりました。残りたいから行けないと言うモモにチアセンは怒って自分の部屋へ行ってしまいます。
チアセンのママは新聞に書かれていたことも知っていましたが、チアセンにもモモが必要だと思っていて…。

モモはチアセンの部屋へ入り、大切な友達がケガをしたから行けないと話します。それが悪人(MARSのこと)だと感づいているチアセンは、モモの腕を両腕で強く掴み「好きにならないで」と言います。モモはその手を無理矢理離すと「ごめんね」と言いました。チアセンはこれ以上何も聞きたくないと、モモを部屋から追い出してしまいます。

チアセンのママに謝ったモモ。そんなモモにチアセンのママは「息子にはあなたが必要なの。もし、モモに好きな人が出来ても、お願いだからチアセンを忘れないで」と言います。モモは「もちろんです」とつらそうに答えました。

モモにもチアセンがどれだけ自分の事を好きなのか、よく分かっていました。だからこそチアセンには"ちゃんと説明しなくちゃ"と思います。

翌日、プールで泳ぐチアセンを呼びますが、チアセンはモモの話しを聞こうとしません。
プールから出たチアセンを強く呼び止めると、振り向いたチアセンは「なぜ、悪人が好きだ?僕は悲しい、泣きたいよ。もう好きじゃない。嫌いだ。モモが嫌いだ」と怒鳴るように言ってきます。モモの目から涙がこぼれました。
チアセンはそんなモモを置いて行ってしまいます…。







～感想～

駐車場でイーチーを待ち伏せしたモモ
車に乗ろうとしたイーチーが
何かの気配を感じて…
立っていたモモがお化けみたいだったから
その時のイーチーの驚きようがおかしかったです

モモがチアセンから部屋を追い出されたあと
チアセンママが
モモに嫌われる理由や
頭がよくない理由をチアセンに聞かれて
母親としてどんな気持ちか…
ってモモに話して
そのあとにも
愛してとは言えない事も分かってるとか
でも息子にはあなたが必要だとか
何だかモモが罪悪感を感じるような
そんな言い方ばかり
分かっているなら口に出さないでほしい
チアセンに向き合わなくちゃいけないのは
モモじゃなくて両親の方だと思うから…

モモはチアセンもとっても大事だから
「モモが嫌いだ」って言われたら
つらいよね…
チアセンに理解してもらうのは
とっても難しいから…
これからどうなるのかがすごく気になる

今回はMARSの事故やTONYのこと
そしてチアセンの事で
モモにはつらい事ばかり
可哀想でした




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