ブラック&ホワイト(15話)

「父親の記憶」

【出演者】

チェン・ザイティエン役…ヴィック・チョウ
ウー・インション役…マーク・チャオ
ラン・シーイン役…チャン・チュンニン
チェン・リン役…アイビー・チェン
マー・シャオミン(シャオマー)…シュウ・ジエカイ
ガオ・イー役…ワン・チュアンイー




◆あらすじ◆

ザイティエンの家に移動し「ひどいわ、会計士1人を殺すのに店を爆破?大勢の人を巻き添えにして…」とまくしたてるチェン・リンに、もういい、とビールを手渡すインション。

シーインは、大東橋でリーさんを殺したのもサルコジなの?とシャオマーに聞く。すると「いや、彼を殺したのは、あの双子だった」とシャオマーは答える。「つまり、例の資料は軍の手元か」と言うインションに「そうなるね」とシャオマーの返事。
シーインはサルコジは一体誰の依頼でこの国に?と聞くが、言えない、と言うシャオマーは「捜査を続けるか、よく考えたほうがいい」と皆に言う。君たちのかなう相手じゃないと…。

誰も捜査を辞める気がないとわかると、シャオマーは「捜査を続けるなら僕も協力するよ」と言う。その前にシャオマーが教えてほしいと、なぜ爆発現場にいたのかザイティエンに聞いてくる。ザイティエンは「ずっと好きだった女性に会いに行った。捜し続けて、やっと会えたんだ」と3年前の事を話し出す。

3年前のあの夜、俺の人生が変わった、でも彼女と一緒にいるために、奇妙な人生を受け入れ、刑事になったと自分のことを話すザイティエン。それなのに、ある日、突然彼女は店をやめ、彼女の姿を見失ったと…。

誰かの力で最悪の成績でも卒業して刑事になれたザイティエンは、謎のFAXで検挙率ナンバーワンになる。そして、新しいキレイな顔で"おいしい"思いもするように…。
豪華な部屋にスポーツカー、そして毎月30万元の入る生活。こんなに楽な生活なら、警察の仕事なんかしなくていいと辞表を出したが、とたんに車は没収され、口座の番号も変えられてしまった。それで刑事になる事が全ての条件だったと分かったザイティエンは、辞表を取り下げる。

水連の入った盆を誰かが動かしたかサンリエン会会長が気にしていると、リンがザイティエンとインションを連れてくる。
「ガオ・イーが消えたぞ。あんたの仕業だろ」と会長にザイティエンが言う。ガオ・イーに自分の整形の秘密がバレたから消したのか、と。そして、ドリーマーの黒幕なのか聞く。会長は、私は麻薬に手を染めたことはない、と言い返し、リンもパパは麻薬が嫌いだとかばう。
インションが「入院中の売人は軍人に殺された。その軍人はチェン・リンも襲い、その弟がザイティエンの身辺調査を。この3つの関連性は?軍との間に因縁でもあるのか」と聞くが、会長は顔色を変えると、話す必要がない、と答えなかった。
そこに突然騒ぎが聞こえはじめ警察が踏み込んでくる。

驚くインションとザイティエンの前に検察長が。
検察長が水連の入った盆をどけさせると、その下からヘロインが発見され、サンリエン会会長は、その場で身柄を拘束されてしまう。

ー地方法院検察書ー
車の中に戻ってきた弁護士は、チェン・リンにかなり不利な状況だと説明する。書斎のヘロインは市価にして2億元相当。倉庫からも発見され、検察側はサンリエン物流とタイの貿易商との取り引き記録も入手していると。さらに検察は、6年前会長の命令でウーメン組の組長を殺したと、殺人教唆でも起訴するために犯罪者にも証言させるつもりでいると言う。
そして弁護士は、知らない検察官ばかりで、懇意にしている検察官と連絡が取れないのは奇妙だと話す。
リンは内部に裏切りものがいる、と言う。ダーイエンも外部と共謀したヤツがいると話す。

眠そうなインションを見て、朝まで聴取かもしれないと、帰って寝ると言うザイティエン。インションもそれに納得し、車で帰って行く。
歩き出したザイティエンの肩に手を置き、止めたのはダーイエンだった。ダーイエンは、まだ話がある、と言う。

ザイティエンが連れてこられた先には、チェン・リンやチャー・ジンもいた。ザイティエンに「協力して警察の情報を流してくれ」と言うダーイエン。
リンが、身内の問題で外部の力は借りられない、とダーイエンに言うと、ダーイエンは「彼は身内です」と言い出す。そして「お前が会長の息子だからだ」とザイティエンに向かって言う。お前に良心があるなら、父親は見捨てられないはずだと…。

突然の話で、あり得ないと言うザイティエンに、ダーイエンは母親の名がリー・インリーでA型、会長とは幼なじみで、ザイティエンが10歳の時に亡くなったと話す。整形なども全てはザイティエンを幸せにするためだったと…。
母親が父親の話しをしなかったのは、どうでもいい存在だったからだ、俺にとってもそうさ、と言ってザイティエンは帰ろうとするが、そのザイティエンの背中に「会長の過ちだとしても、会長の心遣いはお前も分かっているはずだ」とダーイエンは言う。

チャンフー銀行のワン会計士が爆発で殺され、その友人のリーが国防部に殺された。会計士の背景を探れば国防部の目的も見えてくるはずだと言うインション。インションとザイティエンは、チャンフー銀行本部の管理センターへ行く。

調べると、ワン会計士の奥さんの口座資料が見つかる。部長もそれをみて不思議そうな顔になり、なぜ社員でもない彼女に給与が支払われているのか分からないと言う。その給与の額は50万元だった。ワン会計士よりも多い事になる。本人に聞こうという話になるが、数日前、自宅が火事になり奥さんと息子さんが亡くなったと部長から聞かされ2人は驚く。
そして、ザイティエンとインションは会計士の給与はグループの会長が、奥さんについてもグループ本社に照会するように言われる。

チャンフーグループ本部に来たザイティエンとインション。いつまで経っても来ない相手にインションがイライラしていると、入ってきた社長秘書に「ジエン社長は本日多忙で会えない」と言われる。
ザイティエンが、グループ顧問のワン会計士の事務室もここにあるなら彼の秘書と話しをしたいと言うが、秘書はすでに辞めていた。連絡先を聞くと、社長秘書は「私はただの事務員です。困らせないでください」と怯えたように言う。

会計士が殺され自宅は火事に。そして秘書も突然退職している。ジエン社長の秘書も怯えていたというインションは、ずっと誰かが裏で糸をひいてる、と言う。つまり核心にいるのは…とザイティエンが言うと「ジエン・ダーダーだ」と言うインション。
ザイティエンがチャンフーグループ本社に目を向けると、透明のエレベーターにチェン課長が乗っているのを見る。

ザイティエンが家に帰ってくると、勝手にダーイエンが入っていて驚く。これは陰謀で、裏切り者が外部の者と手を組んでいると言うダーイエン。麻薬があるという情報を南署に流したのは誰か聞くダーイエンに、特捜課から外されたザイティエンは、知らない、と答える。

サンリエン大通りの一斉摘発はチェン課長の悲願だった。それなのに情報の出所を聞けばザイティエン自身が疑われてしまう。そう話すと、協力する気があるとダーイエンは受け取る。
俺を恨んでも無意味だと言うダーイエンは、事情は話すが自分で解決しろ、と言う。そんなダーイエンに整形の話しから聞かせろと、なぜ体から薬物反応が出たのか聞くザイティエン。ダーイエンは、整形の手術は困難を極め回復にも時間がかかり、その痛みを減らすために毎日ガオ・イーにドリーマーを打たせたと答える。回復まで夢うつつの状態にして、耐えられるようにしてたと…。そして、お前の秘密を守るために仕方なくガオ・イーを始末したと言う。
下水管の水漏れも細工したものだった。
ガオ・イーの上に誰がいるのかザイティエンは聞くが、ダーイエンも分からないと答える。ただ、このビルも含め、付近の建物は全てチャンフーグループのジェン・ダーダーが出資したと言う。

北署のリン署長に電話が。通話記録がバレて南署の課長が来た、娘の件を片付けないからしわ寄せが来たと言う相手。息子にまで手を出すつもりの相手に、リン署長はつい「ドリーマー漬けになった、あんたのせいで…」と言ってしまう。

署から出たリン署長はリーに大事な話があると電話する。いつもの場所で会う約束をし、車に乗ったリン署長は、運転しながら薬を飲むため水を口に。
しばらくするとリン署長は睡魔に襲われ始める。

検察がガオ・イーの証拠品の確認に。しかし、証拠品はなくなっていた。





～感想～

ガオ・イー…始末されちゃったんだ!?
すごくびっくり
しかも殺したのはダーイエン?(の命令で誰か?)
ガオ・イーはけっこういい味出してたから
また出てきてほしかったんだけどなぁ
すごく残念

リン署長はきけーーーん
このままだと事故に遭ってしまうけど…
もう避けられない状態なの?
いやぁぁぁ

ザイティエンの身の上にも重大なことが
でも本当かなぁ…信じられないよぉ
だいたい、あのダーイエンの態度ってどうなの?
お嬢さんのリンが相手の時と
息子だというザイティエンの時とは
言葉遣いもぜんぜん違うんだけど…
会長の息子にあんな口のきき方するの?
していいの?
会長の息子だと言う前だったら事情もあるだろうけど
言ってからの態度は何だか謎(に見える)
って…それが普通?

お話が複雑に絡み合って来てますね




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