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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第47話 あらすじ

2019年11月01日 21時11分17秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
長孫無極(ちょうそんむきょく)…イーサン・ルアン 
戦北野(せんほくや)…ガオ・ウェイグァン 天煞国・烈王
雅蘭珠(がらんじゅ)…チャン・ヤーチン 邛葉族
宗越(そうえつ)/軒轅越(けんえんえつ)…ライ・イー
小七(しょうしち)…ジャン・ロン



「都統の選抜大会」


無極が「烈王、私と同じことを考えているな?」と聞く。「葛雅砂漠に再び行かねばならぬな」と言う戦北野。氷原で黒風騎を見たのは偶然ではない、あれはほんの一部、地底の黒風騎をすべて連れてくる、と。小七が「地底の黒風騎って何のこと?」と尋ねる。「穹蒼の大戦で黒風騎は精鋭軍だった。だが一部は買収されて五州を裏切り、戦局を脅かした。大戦後、裏切った兵らは葛雅砂漠に消えた。天煞の黒風騎は監視役を務めたが…」と無極がここまで話すと、紀羽が「周太師が陥れられ、15年前、黒風騎はほぼ全滅させられた。生き残った数千人は砂漠で監視を続けた。だがまったくかなわぬ」と続ける。

「監視って何を監視してるの」と小七が聞く。戦北野が「裏切った黒風騎の兵たちだ」と答える。裏切りの代償は大きく、穹蒼により永遠に閉じ込められ、子々孫々永遠に砂漠を出られない。「すでに「千年になろうか」と言う戦北野。無極は「もともと怪異な葛雅砂漠に閉じ込められた黒風騎がさまよい、“隠軍”伝説が生まれたのだ」と話す。「でも将軍は監視役の黒風騎を連れてきた」と言う小七。戦北野は「蒼竜在野剣は隠軍を服従させる。この剣があれば隠軍は勝手に動けぬ。しかし、ずっとではない」と言う。

扶揺が「隠軍に会うの?」と聞く。「ダメよ、行かないで。隠軍なんて伝説よ、存在しない。それに葛雅は人食い砂漠よ。自ら死に行くの?」と雅蘭珠は引き止める。紀羽も「ええ、千年前の話です。今もいるかどうか…。いても、どうなっているか。危険です」と言う。「葛雅砂漠の天煞の隠軍。断言しよう、それは存在する。そう、私は見たんだ。私があそこで死にかけたのは本当だ。石化病にかかり体が固まったのも本当だ。師匠がくれた乾坤錦襄宝袋は穹蒼とつながれる宝物。元宝は牧霊果を取りに行った。元宝がなかなか戻らず私は瀕死に。その時だ、隠軍を見た。元宝が間に合い私は助かった」と話す無極。

「実を言うと姚城での戦のあと、夢の中で戦北野と葛雅砂漠へ行った。隠軍を見たわ」と言う扶揺。戦北野は「では行くしかない」と言う。「でも隠軍は穹蒼の力で閉じ込められてる。服従させて連れて来られる?」と言う雅蘭珠。無極は「決断を下せるのは烈王だけだ」と言う。戦北野は「隠軍を連れて来られぬかも。死ぬかもしれぬ。だが、これしかない」と涙を流す雅蘭珠に話す。己の道を進み己のものを取り戻すと決めた、どれほど困難でも突き進む、いくら危険でも死んだ仲間や今の仲間のためせねばならぬことがあると。

「そうだろ?」と戦北野に言われ「ええ」と雅蘭珠は頷く。そんな雅蘭珠を戦北野は抱き寄せる。無極は隠軍を見た場所の地図を描くことに。
危険なため扶揺は「私たちも行く」と言うが、無極は「待て、他の仕事がある」と止める。


警備を厳重にしろと戦北恒に命じる戦南城。天煞では烈王派の一掃で重臣を大勢捕らえ、兵権を持つ要職が多く空席になっていた。そのため戦北恒は手を緩めるか聞く。しかし戦南城は北野に機会を与えてはならぬと許さない。
「古凌風が死んだ今、“天煞の金”は誰が指揮を?」と言う戦北恒。戦南城は「天煞の金は王宮警護の要だ。立て直さねば。私に忠実な新たな都統が要る」と話す。


抜け目のない戦南城には10万の兵でも勝てないかもしれなかった。古凌風が死に都統が空席となっていた天煞。間もなく選抜が始まると考えた無極は、扶揺を男装させ選抜に参加させることにする。
「戦南城は人のものを奪うのが好きだ。私のものなら必ず欲しがる。ひと芝居打てば乗ってくるさ」と扶揺に話す無極。


天煞の金の都統選抜競技大会が行われることになる。参加する者は氷に己の名を刻むことに。


戦南城は選抜大会の招待状を無極にも送る。「何か贈り物もしておけ。平戎のせいで皇太子を軽んじた。機嫌を取っておかねば」と戦北恒に言う戦南城。戦北恒は「では翊王のことは?」と尋ねる。戦南城は「同盟は永遠ではない。平戎も摂坤鈴のために来た。余は利をもたらす者と組む。それも分からぬようでは平戎は皇帝にはなれぬ。無極皇太子を操るには、まずは接近することだ」と言う。


参加者たちは剣で名を刻んでいたが、扶揺は内力で“江楓”と氷に名を刻む。扶揺がその場を離れようとした時、馬車が止まり無極が降りてくる。
扶揺の腕をつかみ「江楓。黙って行くとは。なぜ私を避ける」と天煞の兵にわざと見せる無極。扶揺は「お忙しい皇太子を煩わせたくなく」と返す。無極は「私に怒っているなら直接言え。こんな当てつけはよせ」と言う。この選抜大会は危険だと。扶揺は「望むところ。たとえ死んでも皇太子の腰巾着よりまし。幼少より武芸を習い、夢は武将だ。この機会を邪魔しないでほしい」と言うと行ってしまう。


葛雅砂漠へ向かう途中の戦北野を、雅蘭珠が隠れて待っていた。「来ると思っていた。私が連れて行く。女子1人では危険すぎる」と言う戦北野。雅蘭珠が「連れていってくれるの?」と聞く。戦北野はお前を嫌ったことはない。ただ巻き込みたくないのだ」と言う。「大丈夫よ。あなたの足手まといにはならないから」と言う雅蘭珠。
戦北野は雅蘭珠と一緒に馬に乗る。「これからは私がお前の誕生日を祝う」と戦北野は言う。


選抜には500人が応募していた。「噂を聞きました。募集の場で皇太子がある者を連れ戻そうと」と戦南城に話す戦北恒。「誰だ」と戦南城が聞き、戦北恒は「江楓といってかなりの強者です。皇太子は公衆の面前で江楓に“戻れ。選抜は危険だ”と心配を。ただならぬ関係のようです」と答える。さらに素性も調べていた戦北恒は「皇太子の隠密護衛で幼少より行動を共に。隠密は姿を隠すが、この者は皇太子の信頼と寵愛を得て常に一緒とか」と伝える。


「芝居は武術より疲れる」と無極に文句を言う扶揺。そこに宗越が戻って来る。
扶揺が「黙って消えて黙って戻ってくるのね。ここが戦南城の罠だったら?戻った途端、死ぬ」と宗越に言う。「この周囲は密偵だらけ。私の行動もばれている」と言う宗越。扶揺と顔を見合わせた無極は「好都合だ」と言う。


宗越と2人になり「守備は?」と聞く無極。宗越は「斉震は逃げた」と答える。雲痕は斉震を殺せず、一生牢に入れると言っていた。しかし牢に入ってすぐ斉震は病に。「“君子の愛は徳だが、小人の愛は目先の情なり”。それは慈悲ではなく弱さだ」と言う宗越。無極は「お前と雲痕は違う。お前にとって斉震は憎き敵。雲痕には18年の育ての恩がある。敵討ちか恩返しか」と話す。

宗越は「雲痕は恩を返している。斉震は身を潜め反撃の機を狙っている。弟の性格では太淵の王は務まらぬ」と言う。「人を殺すのは簡単ではない。雲痕が壁に頭をぶつけ、血を流し、痛みを思い知れば目が覚めるさ」と言う無極。宗越が「苦しんでほしくない」と返し、無極は「では、どうする?」と聞く。「斉震を殺さねば私が安らげぬ」と言う宗越。無極は「こうしよう。機を待つより打って出て、斉震を陥れる。どうだ?」と話す。宗越は「私も悪友に恵まれたものだ」と言う。


「宗先生も選抜大会に出るの?」と扶揺に聞く小七。なぜ宗越も出るのか分からない小七に、扶揺は「私は江楓よ。隠密として長年影の存在に甘んじ地位も名声もない。その上、聖医とかいうやつに大事な皇太子を取られたの。私は絶望のどん底よ。心はずたずた」と話す。理解した小七が「2人に嫉妬して皇太子と決別を?そこで戦南城が江楓を奪い取る」と言う。

「ええ、嫉妬で怒って当てつけで新しい働き口を探す。説得力があるでしょ?」と言う扶揺。小七は「じゃ、俺は?俺の役は何かな」と期待する。そこに駆けてきた鉄成も「芝居なら俺も」言う。扶揺は「2人には木の役がいいわ」と答える。


選抜大会の第1回戦。応募した日から参加者には白い絹ひもが結ばれていた。その者らを名うての刺客が襲う。刺客の手を逃れ、生きて寒殿にたどり着いた者が第1関門突破となる。ただし線香が燃え尽きるまでに寒殿に来なければ門は閉じられ入れない。

合格者が来るのを待つ間に、無極が来る。出迎えた戦南城が「今日はお越しいただけぬかと」と言う。「お招きいただいたのです。当然、参りますよ」と言う無極。

門が閉じられ始め、合格した者が次々と門から入って来る。その中には扶揺や宗越もいた。そして病になった斉震から「私の病は、もう治らぬようだ。治せるのは宗越のみ」と言われた斉韻の姿も。
戦南城は合格した者たちに「この選抜大会に勝ち残った者が天煞の金の新たな都統となり、天煞真武大将軍に封ぜられる。富も名声も手に入るぞ」と告げる。
斉韻がいることに気づき“なぜ来た?”と思う宗越。

合格した者たちが次にすることは、吊るされた宝の入った袋を奪い合うことだった。袋を手にした者が勝者となる。しかし火鉢が着火し縄を燃やして宝の袋が落ちれば勝者は戦南城ということに。さらに兵に斬られても負けとなってしまう。
選抜大会が始まり、参加者同士が闘い始める。

扶揺が刺されそうになり、果実を投げて助ける無極。「知り合いがいるようですな」と戦南城が言い、無極は「あいつだ。5歳で私の護衛となった。長く共にいたゆえ、少々つけ上がりこれに参加すると言って聞かぬ」と話す。戦南城が「では、あれは?」と聞く。無極は「宗越です」と答える。「医聖の?」と言う戦南城。無極は「長年の親友です。幼少からの友と、最も信頼する親友。どちらを勝たすべきか」と言う。

扶揺は璇璣国の唐易中と戦って勝つが殺さない。一方、宗越は斬られそうになる斉韻を助ける。

最後まで残ったのは扶揺と宗越だった。「都統の地位など要らぬが、お前には勝たせたくない。私には勝てぬ。諦めろ」と扶揺に言う宗越。扶揺は「同じ言葉を返す」と言う。
無極は「お願いがあります。どうか2人とも勝者に」と戦南城に頼む。しかし「皇太子の施しは受けぬ」と扶揺が断る。

扶揺と宗越が闘い始める。そして最後に袋を手にしたのは扶揺だった。
扶揺が袋を開けると中には静太妃が。あと少しで死ぬところだった静太妃を思い、怒りがこみ上げて来る扶揺。しかし戦南城から「言いたいことでも?」と言われ、扶揺は「王様も人が悪い。お宝がただの女子とは。私は腕が折れかけました。この女のせいで私が負傷したらどう埋め合わせを?」と平静を装う。

勝者となった扶揺は都統に任命される。「我が天煞の金をお目にかけよう」と戦南城が言うと、無極が扶揺の腕をつかむ。「何のまねです」と言う戦南城。無極は「私に仕える天権国の隠密護衛で兄弟同然です。奪わないでください」と言う。しかし規則どおり選抜を行い、れっきとした勝者だと言う戦南城。扶揺も無極を振り払い「皇太子、約束したはず。選抜に勝ち残れば私の好きにしていいと」と言う。

「まさか勝つとは思っていなかった。お前は…」と無極が言っている途中で、扶揺は「私は石ころと同じ?私は平民の出で名も地位もない。皇太子にとっては石ころ以下です。しかもその医聖にも劣る」と言い返し宗越を見る。戦南城も譲らず、無極は不機嫌になってその場を後にする。


夜。無極の住まいの四阿。扶揺が座っていると無極が来る。静太妃に対するひどすぎる扱いに「早く王位を奪還しないと。戦南城が王だなんて」と怒る扶揺。無極は「当然だ。君が都統になれば天煞王宮の秘密が分かる。内側から王宮を崩すんだ」と言う。だが忘れるな、いかに戦南城が嫌いでも芝居は続けろ、取り入って信用を得ろ、と。


街を歩きながら宗越は「戦南城は疑い深い。すべての者を疑う。江楓を気に入っても兵権は簡単に渡さぬ」と無極に言う。「作戦は二段階だな。まず戦南城に江楓を信頼させる。次に江楓以外、誰も信じぬようにさせる」と話す無極。
2人は茶館に入ろうとする。しかし人混みの中に斉韻が立っていることに気づく。


宦官として天煞の王宮に潜り込んだ小七。小七や入宮したばかりの宦官を連れて歩いていた花公公の元に李公公が来る。「陛下のお付きがまた1人死んだ。花公公、今すぐ1人、回してくれぬか」と言う李公公。花公公は「この者らは入宮したばかり。何もできぬ」と断ろうとする。しかし李公公は「陛下のお付きは2日で1人殺される。我らの配下は惜しい。新人で十分だ」と言い、小七を連れて行ってしまう。


ーつづくー


戦北野と雅蘭珠もすっかりいい雰囲気のような?
そんな2人は葛雅砂漠へ。

まさか斉震が病に倒れていたとは(✽ ゚д゚ ✽)
たぶん斉韻は宗越に父を助けて欲しいと頼みに来たんだよね?
斉震を恨んでいる宗越が助けてくれるかな?
いやいやいや、待てよ。
斉震の病は嘘かもしれない。

とりあえず芝居がうまくいって、扶揺は徒党になれたけど。
きっと、これからがもっと大変だと思うヾ(・ω・`;)ノ
戦南城の信頼を得ないといけないものね。

小七も連れて行かれちゃったけど(;´д`)ノ
まだ入宮して3日。
そして陛下のお付きは2日で1人殺されるって…大丈夫なの!?
でも意外と気に入られたりして!?

今回は心配なことがいっぱいのまま続くに(∩˃o˂∩)



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