台ドラ+韓ドラで探せ!

台湾ドラマや中国ドラマ、韓国ドラマ、海外ドラマのあらすじなどが中心です。

中国ドラマ「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~」第35話 あらすじ

2019年07月19日 19時00分17秒 | 霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~(中)

【登場人物】
錦覓(きんべき)…楊紫(ヤン・ズー) 花女神の娘
旭鳳(きょくほう)/熠王…鄧倫(ダン・ルン) 天帝の息子
潤玉(じゅんぎょく)…羅云熙(レオ・ロー) 天帝の息子 旭鳳の兄


選択を迫られた潤玉は「私が間違っていました。自らの命で償います」と言う。もう龍魚族を裏切れないと。天后は「雷公は震澤天雷、電母は無極電光を。それに私が蓮台業火を加える」と告げ、潤玉に「窮奇でさえ音を上げたのに、そなたごときが天雷電火の酷刑に耐えられるだろうか」と言う。

刑の執行を始める雷公と電母。耐える潤玉に天后も罰を与え始める。
その様子を映し出して見ていた天帝は「そなたは旭鳳と違い穏やかだと思っていたが、そこまで天后に逆らうとは」と言う。

母の最期を思い返し「母上」と叫ぶ潤玉。それを聞いた天后はさらに強く罰を与え始める。潤玉が倒れ吐血し、側へ行く彦佑と鯉児。天后が琉璃浄火を与えようとし、電母が「夜神殿下がお命を落とされます」と止める。しかし「代わりに2人が受けてもよいのだぞ」と天后が返してきたため2人はそれ以上言えなくなる。

天后がとどめを刺そうとした時、飛んできた水神・洛霖が阻止する。「私刑によって罪のない殿下の命を奪うつもりですか 」と言う洛霖。天后は「かばい立ては無用だ。そなたの所業は多目に見てやった。図に乗るな」と言い返す。洛霖が「天帝の御子の謀殺は看過できぬ」と言っても「先に私に背いたのは潤玉。それに自ら洞庭水族の代わりに罰を受けると言ったのだ」と言う天后。そこに「もうやめよ」と言って天帝が現れる。

天帝は“主犯の蔌離はすでに罪に服した。脅され加担した者は酌量の余地がある。赦免によって悔い改める機会を与えるが、再び罪を犯した際は厳重に処罰する”という詔を伝えさせる。傷ついた潤玉は、やっと体を起こして座ると「潤玉が洞庭湖にいる3万6400の…水族に代わり、天帝陛下のご恩にお礼を。義母上もどうかお許しを」と言う。
天帝は天后にあとを任せ、出て行く。

天后が「天雷電火は凌遅処死(生きたまま少しずつ肉を切る死刑法)の10倍つらい。癒すのは困難だ。私ならば内丹を消し去り、自ら命を経つ」と潤玉に言う。「ご安心を。私は死にませぬ。必ずや生き延びて、この目で見届けます。今後、義母上が洞庭水族を解放し、二度と危害を与えぬことを」と言う潤玉。ふんっと言って、天后はその場を後にする。


命の危険がある潤玉は、彦佑に背負われ璇璣宮に戻ってくる。「母上、とても寒い」と意識のない潤玉が言い、鄺露は涙を流す。

寝台に寝かされた潤玉が何度も母を呼ぶ。そして今度は「熱い」と顔を歪め、鄺露は「殿下に聞きました。失血し体が冷えたら五臓が焼かれたようになると」と彦佑に話す。


天后は「私に任せると仰せになったのは陛下です。いざとなると手心を加えて、聖人を気取られるのですね」と天帝に言う。「あれ以上やれば物議を醸すだけで、我々に何の益もない」と言う天帝。天后は「陛下が放任なさるから潤玉が反抗するのです」と言う。あの大罪を犯した実母を私よりも重んじ、洞庭水族の生き残りを守ろうとしている、このままでは 天界を転覆させられると。天帝が「私がいるかぎり、あり得ぬ。旭鳳が嫡男ということは私も心得ておる」と話すと「お言葉を刻んでおきます」と天后は言う。


潤玉が目覚める。喜ぶ鄺露に「2人は無事か?」と潤玉が聞く。鄺露が頷き、潤玉は安堵する。その姿を見て「ご自分のお命も大切では?」と言う鄺露。潤玉は「母と約束したのだ。鯉児の面倒を見ると。洞庭湖にいる鯉児には、決して味わわせたくない。よその家に身を寄せるつらさを。私の二の舞は演じさせられぬ」と言う。そこに「思いやりのある殿下がいて、洞庭水族は幸せだ」と言いながら洛霖が歩いて来る。

体を起こした潤玉は「私一人では天后にかないません。洞庭水族が路頭に迷わぬよう慈悲深い水神殿にお力をお借りしたい」と洛霖に言う。洛霖は全力を尽くすと約束する。洞庭湖でのあの一件以来、天后に徹底的に立ち向かうと決めたと。
潤玉は鄺露と洛霖に「私が負傷したことは、どうか誰にも言わないでください。錦覓には特に。心配をかけたくありません。それ以上に、この醜態を見られたくない」と頼む。洛霖は頷く。


錦覓は羌活が亡くなった時のことを思い返す。“必ず下手人を捜し出し、敵を討つわ”と思う錦覓。
天帝から「3か月後の吉日を錦覓と潤玉の婚儀の日とする」と言われた錦覓は、夜空を見て悩む。


潤玉を治療した天帝は「成長するには忍耐が必要だと何度も教えたであろう。そなたと天后が対立すれば、困るのは私だ。私が天后に命じたのだから、そなたは私に逆らったことになるのだぞ。今日の九霄雲殿でのことを教訓とせよ」と叱る。「私が愚かでした」と言う潤玉。
天帝は潤玉に「今後、父上と義母上が言及されないかぎり、私は今日のことを口にしません」と誓いを立てさせる。

潤玉が「私の母上は本当に重罪を犯したので?」と尋ねる。天帝は「その件は答えが出ておる。再議の必要はない。何事にも惑わされぬよう、上神として精進せよ。生母の一件と無関係のそなたが、まさか天后に逆らう日が来ようとは」と言う。「気が動転し、正しい判断ができなかったのです」と言う潤玉。天帝は「すぐに駆けつけなかったのは試練を与えるためだ。しかし何が功を奏すか分からぬな。今後はそなたが天后の力を押さえ込んでくれ」と言う。

「私がかばわなければ父上は洞庭水族を見殺しに?」と潤玉が聞く。天帝は「そなたは若い。あと数万年も生きれば分かる。洞庭水族の命はたかだか千年。上神から見れば、あの者たちは蜉蝣と同じ。姿を消したとしても、この世には何ひとつ影響はない。天道は無情ということだ」と答える。潤玉が「父上は数千万年生きてこられて哀れみの心をお持ちになったことは?」と言う。天帝は「そなたには真実を話しておこう。天帝こそがこの世で最も捕らわれの身にある者だ」と話すと出て行く。

泣きながら寝台に座った潤玉は「本来、私の出生そのものが企てられた陰謀だったのだ。母上は…私が害したようなもの。全て私のせい。悪いのは私だ」と嘆く。しかし、はっとした潤玉は「違う。私ではない。悪いのはあの方だ。この世のあらゆる災いの元凶。あの方は父子や夫婦の情などもとから一切持っていない。誰であろうと、ただの手駒に過ぎないのだ。“天道は無情”。父上、よく心得ました」と言う。“私は生きる。こたびの試練が私を強くしてくれた”と思う潤玉。


洛湘府に戻ってきた洛霖に風神・臨秀は「皆は天后に不満を抱き、進んで罰を受けた夜神を支持してる」と話す。「以前は夜神のことを軟弱だと思っていたが、大義のためならば自らの命を捧げるほど勇敢だ。そんな男に対抗できる者は滅多におらぬ」と言う洛霖。いずれ天后は身を滅ぼし、天界は転覆すると。


花界。玉蘭は長芳主に跪き「手を組み天界に対抗しようと、洞庭水族の者が花界に来た時のこと。つい魔が差したのです。あの者の話を信じて…錦覓の素性を明かしてしまいました」と告白する。歴劫中に錦覓が滅霊箭で命を狙われたのは、きっと私が出生の秘密を暴露したせい、死をもって花神様の霊にお詫びすると。
死のうとする玉蘭を止め「どんな顔で花神様に会うつもり?」と言う長芳主。長芳主は「過ちを悔いているなら報復しようなんて二度と考えないで」と話す。


佇む潤玉を橋の上から見つめる鄺露。そんな鄺露の姿を錦覓が見る。
錦覓が挨拶をすると「ご存知ないはず。再会した殿下のお母様が謀反を起こした罪で天后によって処刑に」と鄺露が話す。驚く錦覓。鄺露はさらに潤玉が睡眠も食事も取っていないことを伝える。錦覓仙女から勧めてみてくださいと。

錦覓は潤玉の元へ行き「お母様が亡くなったと。事情は分からないけど魚さんはとても善良だもの。お母上はきっと優しくて賢良な方ね」と言う。「幼少の記憶が戻り、母上が誰かも分かった。やっと会えたのに目の前で死なせてしまうとは、私はなんと無力なのだ」と言う潤玉。錦覓は「私は命を投げ出して救ってくれた肉肉を助けられなかった。私も同じく無力よ。気持ちは分かる」と沈んだ声で話す。

「肉肉が亡くなる時に私に言ったの。人間界にあるこのような俗語よ。“逝者 已矣 生者 斯くのごとき”。あなたの食事も睡眠も取らない姿を、お母様は見たくないはずよ」と言う錦覓。私たちの悲しむ姿を見たくないんだと思う、私たちを愛しているから、と。潤玉は錦覓の顔に触れようとする。しかし、錦覓は思わず避けてしまう。「君は以前と変わったようだ」と言う潤玉。錦覓が「どこが?」と聞くと、潤玉は「私たちの婚儀の日が決まったと」と言う。

「どうするつもり?」と言う錦覓。潤玉は「君の考えは?」と尋ねる。望んでないと言えばさらに傷つけると思った錦覓は何も言うことができない。
潤玉は「生前に母上に親孝行できなかった。だから3年間、喪に服せるよう父上に上奏しようと思う。今の私には君が一番大切な存在だ。待ってくれるか?」と言う。「それは…」と錦覓がまた答えられず、さらに「そばにいてほしい」と言う潤玉。潤玉は“君さえそばにいてくれたら私はつらくない”と思う。


錦覓は洛霖と一緒に花界へ。歴劫で人間界へ行き、命まで狙われた錦覓に「つらい思いをしたわね」と言う長芳主。錦覓は「肉肉が一緒だったので平気でした」と話す。
錦覓から肉肉は生きていたけどまた死んでしまったと聞いた長芳主は「肉肉の運命よ、自分を責めないで。本来、人間にも転生できなかった」と慰める。


人間界で旭鳳のために実父を殺した穂禾。それでも旭鳳が受け入れてくれなかったと天后に話す。もう、なす術がないと落ち込む穂禾に、天后は「人間界へ行ってから、旭鳳は一層錦覓に想いを寄せている」と言う。穂禾がどうすればいいか聞く。「慌てないで。少し私に考えさせて」と言う天后。


人間界。熠王が崩御してから2年が経っていた。王陵の前で秦潼が熠王に話しかけていると、月下仙人が迎えに来る。


花界の家の前。錦覓は洛霖と碁を打ちながら「もし今、私が縁組したくないと言ったら、父上はどうされますか?」と尋ねる。以前は悪くない縁談だと思ってました、しかし今は…と。洛霖が「何か不都合でも?」と言う。錦覓は「人間界へ行ってから、私は…」と言いかけるが、さえぎるように「人間界での火神との出来事は、すべてはかない夢だ。人間の錦覓と、上仙の錦覓を混同してはならぬ。将来について真剣に考えるのだ」と話す洛霖。錦覓は頷く。
碁石を置いた錦覓に、洛霖は「今の碁のように適当に事を運ぶだけでは勝ち目はない」と言う。


旭鳳は“今夜、留梓池で共に桂花酒を飲もう”と文を書く。そこに月下仙人と燎原君が来る。急いで文を隠す旭鳳。
月下仙人が縁結びの仕事があると出て行き、旭鳳は「鳳凰灯はどこに?」と燎原君に聞く。「王陵の中です」と答える燎原君。旭鳳は「留梓池につるしてくれ」と言う。

燎原君が出て行き、書いた文を取り出した旭鳳は、赤い鳥の形にして飛ばす。


花界。連翹と老胡が話していると、赤い鳥が飛んでくる。それを連翹がはじき弓で撃ち落としてしまう。


ーつづくー


潤玉が、潤玉がヾ(・ω・`;)ノ
天后は当然ひどいけど、天帝はもっとひどいと思う。
自分の実の子があれだけひどい目に遭っているのに、平気で映し出して見てて。
試練を与えるためにしては潤玉のダメージが大きすぎる(*´Д`*)
それに、これ以上、まだ潤玉は忍耐が必要なの?

錦覓が人間界へ行って大人になった感じ。
言葉も選んで喋るようになって。
縁組のことは、一旦、取りやめた方がいいと思うんだけど…。
婚儀の日が迫ってきてしまうし(;´д`)ノ

連翹が落としてしまった赤い鳥が気になる( ̄▼ ̄|||)
ちゃんと錦覓の手に渡るかな?
一緒に鳳凰灯を見ながら、桂花酒を飲めるといいんだけど。



↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
 よろしくお願いします。
にほんブログ村 テレビブログ 華流・アジアドラマ(韓国以外)へ
にほんブログ村




1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (B erry)
2019-07-20 19:36:04
潤玉が、かわいそうすぎる〜 またまた、水神が来て止めなかったら死んでたということ?
反逆罪の息子だから、天后は殺しちゃってもいいということ?あまりにもひどい。

天帝も、おまえに、任せたみたいに言うけど、じゃああなたは、天界のなんなんですかあ。 もとはと言えば、あなたが、招いた不幸なんじゃないんでしょうか、、、父親の自覚もないんでは?

潤玉は、こんな父親を頼りにしてきて、これじゃあグレるしかないよね!?
返信する

コメントを投稿