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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第7話 あらすじ

2019年09月06日 22時43分07秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
軒轅旻(けんえんびん)…イーサン・ルアン  偽者の世子
燕驚塵(えんきょうじん)…ホアン・ヨウミン  掌門の息子
燕烈(えんれつ)…リー・ホンタオ  掌門
裴瑗(はいえん)…リー・イーシャオ  玄元派の弟子/郡主
斉震(せいしん)…リウ・イージュン  太淵国公
宗越(そうえつ)…ライ・イー  医聖
小七(しょうしち)…ジャン・ロン  扶揺の親友
江楓(こうふう)…ガオ・ハンユー 隠密護衛



「五色石を持つ少女」


奥の部屋には破九霄の技をしている人形が何体も置かれていた。「これが破九霄…」と驚く燕驚塵。掌門は「そのとおり。我ら玄元派の起源は破九霄だ」と言う。


牢獄で周じいは「かつて玄元派を興した師祖は、散逸した破九霄の秘伝書の一部を手に入れ、英傑たちを倒し数ヶ月で天下に名をとどろかし、そののち玄元派を興した。だが幾代かが経つうちに秘伝書は紛失し、破九霄の技も失われた」と扶揺に話す。「なのに、なぜ私が…」と言う扶揺。周じいが答える前に、人が近づいてきていることに2人が気づく。

扶揺は自分が残れば周じいは無事だと考え、逃がそうとする。しかし覚悟ができている周じいは、抜け穴の入り口を術で開き扶揺も連れて一緒に逃げ出す。入れ違いに牢に来た弟子たちは、扶揺が逃げたと分かりすぐに掌門に知らせに行く。

逃げていた扶揺たちだったが、隠し穴の中には仕掛けが施されていた。扶揺を助けた周じいは、上から下りて来た扉に挟まれてしまう。泣きながら助けようとする扶揺。周じいは「お前は生まれた時から俗人とは違っていた。お前の体には五重の封印がある。その封印が解けなければ、お前は平穏に暮らせたろう。だが、お前は破九霄を会得した。その鍛錬によって生じた気が、お前の経脈に順応し五重の封印が目覚めたのだ。それがお前の運命を左右する」と話す。

扶揺を拾った時にその首にかけてあったという五色石を渡し「それを持ち五州の国々を巡るのだ。どの国にも冷気が集まる場所がある。五色石はお前をそこに導き、封印を解く。わしはそれしか知らぬ。あとの答えは自分で捜せ」と言う周じい。そして周じいは「お前はわしの人生で一番の…一番の誇りだ」と言うと亡くなる。涙を流しながら、扶揺は周じいの名を何度も呼ぶ。そんな扶揺の背後に弟子たちが迫ってくる。


太淵国御史の章鶴年(しょうかくねん)がある知らせを受け、慌てて太淵国王(軒轅靭)にお目通りする。「御麟台の…頂部に亀裂が。このままでは昆京が水没してしまいます。どうか御身を大切に。太淵には大王が必要です」と話す章鶴年。激しく咳き込んだ大王は「報いじゃ。これは報いじゃ」と言う。


斉震の放った矢が的の真ん中に当たる。「お見事」と言う軒轅旻。斉震は「世子殿下も鍛えられてはいかがです」と言う。しかし笑いながら軒轅旻は「汗を流すなど、ごめんだ」と断る。そこに昆京から急使が。軒轅旻が近づき「何の便りだ」と言うが、斉震は読ませない。そして雲痕が「殿下にお休みいただけ」と配下に命じる。

文には“大王ご喀血 命旦夕に迫る”と書かれていた。斉震は「大王がご危篤だそうだ。大王が崩御されれば、昆京はもはや…」と雲痕に話す。「ならば、すぐ戻る支度を」と言う雲痕。斉震は「非煙の手がかりは?」と聞く。雲痕が首を横に振り「ならば待とう」と言う斉震。雲痕は大王の御水術がなければ太淵を水災が襲うと心配する。

斉震は「こんな辺境に来たのは、うつけを王位につけるためではない。軒轅一族というだけで王となり民を救えるなど納得がいかぬ。私には民の命も太淵の運命もどうでもよい」と話す。「しかし国公ですぞ」と言う雲痕。斉震は「王に仕える国公などうんざりだ。私の権勢なら今や五州の天権皇帝も眼中にない。太淵王の臣下ごときで終われようか」と言う。


五州は戦の機運が高まり、太淵の様子は謀反も起きかねなかった。掌門は「我ら玄元派の状況をどう見る?」と燕驚塵に聞く。燕驚塵は「前とは違います」と答える。「破九霄を失って久しく、虚名を残すのみだ。失われたままならよいが、扶揺が畋闘賽で破九霄を見せたことは、すでに各派に伝わっておる。破九霄を手にした者が乱世を制するのだ」と話す掌門。

栄光を取り戻すため破九霄が欠かせないと思った掌門は、扶揺に飲ませる裂魂散を燕驚塵に渡す。その薬は服用して一刻の間は言いなりになり、のちに心神を失うという物だった。


再び牢に入れられてしまった扶揺。扶揺は周じいを思い“安心して。必ず使命を果たすわ”と涙を流す。そこに裴瑗が来る。


宗越は「父君にいかに復命するつもりだ」と軒轅旻に尋ねる。「口を開けば太子の自覚が足りないだの、太淵の動乱を鎮めて務めを果たせだの、耳にたこができた」と言う軒轅旻。宗越は「考えてみたか、斉震が昆京に戻らぬのはなぜか」と言う。軒轅旻は「昆京を留守にするのは、幻生殿を捜すためだ」と答える。「非煙が目当てか」と言う宗越。軒轅旻は「長らく息を潜め、親しい文懿世子を殺めたのも太淵王位のため。御水術を受け継ぐ私を王位につけて斉震は満足するか」と言う。

宗越が「非煙から御水術を得るか」と言うと軒轅旻は頷く。「非煙の行方は知れぬ。幻生殿は林州にあると伝わるが、茫漠とした幻影にすぎぬ」と言う宗越。軒轅旻は「幻生殿の場所が林州なら、、この玄元山かも」と話す。宗越は「非煙が斉震の願いを聞けば、お前の命も危ういぞ」と言う。「覚えていてくれ。軒轅一族のために尽くしてるんだ」と言う軒轅旻。宗越は「軒轅とはとっくに縁を切った。私の心は知ってるだろう」と言う。


燕驚塵が牢へ行くと扶揺の姿はなかった。「生き延びることができたか。ならば…よかった」と喜ぶ燕驚塵。


扶揺は裴瑗に崖の上に連れて来られる。小七を人質にしされ「私の負けよ。この命は好きにして」と言うしかない扶揺。


急いで斉震の元へ向かった雲痕は「非煙の手がかりが」と言い、耳元で伝える。雲痕にすぐ準備をさせる斉震。斉震は笑みを浮かべ「天が我に味方したぬぞ」と言う。


扶揺は「師兄はあなたを選んだのに、なぜこんなまねを」と裴瑗に言う。裴瑗は「畋闘賽で死ねばいいものを、衆目を集めるからだ。お前がいる限り、師兄の心は得られない」と答える。「私が死ねば師兄の心はあなたのものに?」と聞く扶揺。裴瑗は「死人より生きている人間が勝つ」と言う。

裴瑗が「身を投げよ」と言う。扶揺は「いいわ。私は死ぬ。その代わり小七を放して。玄幽部の人たちにも手出し無用」と言い返す。そして「必ず守ってよ。約束を破ったら化けて出てやる」と言うと、助走をつけて崖から飛び降りる扶揺。裴瑗は崖の上から扶揺が落ちていくのを確かめる。

途中でつるをつかんだ扶揺は、足場を見つけて下り立つ。そこに弩の矢が飛んでくる。その矢で手の鎖が切れ、飛ばされた扶揺が再び落ち始める。

「約束を破ったら、死人の身でどう復讐するのか見たいものだ」と言い、裴瑗は手下に小七も落とさせる。

扶揺が落ちていく中、突然、現れた軒轅旻。一度、軒轅旻に助けられた扶揺は、落ちていく小七を見て助けにいく。そんな扶揺の肩に矢が刺さる。小七の衣をつかんでいる扶揺を再び軒轅旻が助け、安心した扶揺は意識を失う。


雲痕は子細に調べた地へ斉震を連れていく。「幻生殿が顕現する条件どおりです」と言う雲痕。斉震は玄元山は古来より神秘の地。軒轅氏の血族もこの地の出だ。非煙の幻生殿もここに現れるに違いない。この賭け、私の勝ちだな」と言う。


夜。自らの手を切り、ろうそくに血を垂らす斉震。やがて霧の中に幻生殿が出現する。斉震が「太淵王の死期は近い。昆京は水難に苦しんでおる。我に御水の術あらば、太淵の危機を救い、民の苦しみを取り除こう」と言う。幻生殿から「御水術を司るは軒轅の血のみ。五州、開闢以来の掟だ。御水術を浴するは王位のためか民のためか」という非煙の声が聞こえてくる。斉震は「王位なり。我、太淵の王とならん」と答える。

非煙はそれを求むるなら相応の代価が必要だと言う。「我が望み叶えるなら、殿主の望む物を捧げよう」と言う斉震。非煙は斉震の望みを必ず叶えることを約束し「紅月の日、摂坤鈴と軒轅の血をもって天地を祭るがいい。御水術を授けよう」と告げる。そして「盟約を決して忘るまいぞ」と言うと、幻生殿は消えてしまう。


軒轅旻は意識のない扶揺を宗越に診させる。


裴瑗は掌門に言われ、崖から落とした扶揺を捜す。しかし扶揺は見つからない。掌門は生け捕りにするよう裴瑗に言う。裴瑗は自分が嫁げば燕驚塵に前途を与えられ、破九霄などいらないと考えていた。掌門は「人が大事を成すには婚姻も縁も重要。だが最後の頼みは己だ。支えなくして倒れぬ物はない。人も同様、運に支えられている。それを失った時、頼るは自分の力のみ。破九霄こそ驚塵にとって最後の切り札なのだ」と話す。

裴瑗はそれでも「ご心配なく。太淵におけるおじ上と裴家の権勢と財あらば、ご憂慮には及びません」と言う。掌門は裴瑗の話を止め「胸に刻んでおけ。扶揺のことは驚塵に知られてはならぬ」と言う。そして「扶揺のことは生死に関わらず、二度と手を出すな」と告げる。「しかし…」と言いかける裴瑗に「黙れ。お前が驚塵の嫁だとしても、驚塵が掌門になろうとも、玄元派のことは門外不出。お前と国公には関わりない」と怒鳴る掌門。


小七は休息が必要なため安全な地へ移されていた。助けてもらった宗越に扶揺は礼を言う。「礼はよい私の意思ではない。人に頼まれてのことだ」と言う宗越。扶揺が「どなたが?」と聞く。宗越は「お節介な、あの男だ」と答える。「なぜ私を…」と扶揺が尋ねると、宗越は「まったくだ。自らが危ういのに人助けとはな」と言う。「自らが危うい?」と聞き返す扶揺。


斉震は書信を鷹に持たせ、天煞に送るよう雲痕に言う。必ず天煞王・戦南城の手に渡せ、摂坤鈴を借りる、と。雲痕は「摂坤鈴は天煞の秘宝です」と言う。「だから、やつの求めるものと引き換えだ。断れはせぬ」と言う斉震。そして斉震は「紅月の日、摂坤鈴と軒轅の血で天地を祭る。その意味が分かるか。紅き月の夜、軒轅族の鮮血を天地に捧げ、摂坤鈴でその力をこの身に移す。御水術は私のものだ。そうなれば血脈などという愚かな掟に縛られず、私が太淵の王となる。誰も私を阻止できぬ。分かるな。軒轅旻を幽閉せよ。これより紅月の日まで片時も目を離してはならん」と言う。


寝台で軒轅旻が寝ていると男が忍び込んでくる。すぐに起き、男の持っていた剣を飛ばしてしまう軒轅旻。跪いた男に、軒轅旻が「知らぬ間に腕を上げたな」と言う。男は隠密護衛の江楓だった。江楓は「斉震が非煙を見つけました。軒轅族の血を捧げ、天煞の摂坤鈴を用い、御水術を手に入れるためかと。斉震の手の者が、今、こちらへ。殿下を狙ってます」と報告する。軒轅旻は「予測はしていたが、これほど血が騒ぐとはな」と言う。


松明を持った兵たちが軒轅旻の休んでいる部屋を囲む。
部屋の中に入った雲痕が捜すが軒轅旻の姿はなかった。「ただ今、包囲を脱した馬車が」と報告を受ける雲痕。雲痕は「世子だ、追え」と兵たちに命じる。
離れた場所から燕驚塵とその様子を見ていた掌門は「我らは何も知らず、何も起きなかった。斉震の狙いは分からぬが覚えておけ。この勝負、斉震の勝ちにかけるしかない」と言う。

誰もいなくなると部屋に隠れていた軒轅旻が出てくる。“いつもどおり、無血で動乱を鎮める。斉震、ここからが見物だぞ”と笑みを浮かべる軒轅旻。


ーつづくー


周じいがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(∩˃o˂∩)
まさかまさか、あんな痛そうな感じで亡くなるなんて。
一緒に逃げられたらよかったのに(;д;)
大事な話と五色石の話をした周じい。
周じいはどうして扶揺の体に封印がされていると分かったんだろう?
五色石という石の名前もどうして知っていたんだろう?
術が使えたのはどうしてだろう?
いつか謎は解けるのかな?

今日も酷い裴瑗(;´д`)ノ
小七を人質にするなんて卑怯すぎる。
そして気に入らないと、すぐ阿烈に八つ当たり( ̄^ ̄)

元宝が江楓だったら面白い(≧▽≦)
でも性格が違いすぎるよね。
元宝が出てこなかったから、今日は寂しかった(ノ_・。)



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4 コメント

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Unknown (Berry)
2019-09-07 03:23:09
今日は、周じいが、、こんなに早くお分かりなんて、、痛そうでみてられなかった。お父さんのように心配してくて、、、武術の事もよく理解してて、身分の差でずっととして働いてきてたのかしら、、まだ、正体は何かあるのかな。
5色の石と封印、、なんでしょうね。

元宝、、かわいいですね。ハムスターなのかな?お話できるんですね。
返信する
周じいが・・・(´;ω;`)ウゥゥ (ねこ)
2019-09-07 21:06:57
やっと7話まで追いつきました。

周じいが・・・(´;ω;`)ウゥゥ
最初は扶搖を杖でたたいてお仕置きしていたので怖いお爺さんと思っていたけど、わざと冷たくしていたのね。実は優しかったものね。
本当は何もかも知っていて扶搖を守っていたんですね( ;∀;)
でも術が使えたなんて・・正体はいったい?

そして綺麗な顔して本当に酷い裴瑗(@ ̄□ ̄@;)!!
いつか阿烈に裏切られたらいいのに・・・

うささん、元宝=江楓だったら面白いね。
性格もだけど、容姿も違いすぎよね。笑
うささんもBerryさんも私もお気に入りのぷにぷにとブサ可愛い元宝ちゃん
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Berryさんへ (うさ)
2019-09-16 01:36:33
周じいは悲しかったですよね(;д;)
扶揺のことをいつも心配してくれて…。扶揺もすごく
頼っていましたよね。

元宝はこれから活躍するとまきさんから聞いたので
楽しみです(*´艸`*)
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ねこさんへ (うさ)
2019-09-16 01:38:19
周じい、愛情いっぱいで、本当は優しかったですよね。
術が使えたのは意外でした。
普通のおじいさんだと思っていたので。
この謎は、そのうち明かされるのかな?

元宝の再登場が今から楽しみですー!!
ねこさんもお気に入りで嬉しい(ฅ´ω`ฅ)
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