中国ドラマ「封神演義」第36話

妲己の母は、玉容が冀州に戻ってからも比干や黄貴妃が相次いで亡くなったことも考え、玉容の話を信じることに。
蘇護に話し、狐狸精を殺してもらおうと思うが、蘇護の姿が見あたらない。太妃からの八宝粥を持ってきた侍女から手前の楼にいると聞き、話があると伝えるよう妲己の母は言う。

2人が蘇護を待っていると妲己が来る。「私の娘はどこなの?」と母に言われ「知られたなら仕方ないわね」と、自分が千年狐狸精だと妲己は正体を明かす。そして、絶対に許さないと言う母と玉容の意識を術を使い失わせてしまう。

妲己は八宝粥に毒を入れ、2人に食べさせる。そして、自分も食べたふりをし、意識を失っているように横たわる。それを戻ってきた蘇護と鄭倫たちが発見。急いで侍医が呼ばれるが、玉容は亡くなっていた。一時的に狐狸精の抜けた妲己は、鄭倫により意識が戻る。鄭倫は「あれは妖怪ではない」と蘇護に。妲己の母は一命は取り留めるものの、記憶も言葉も失い病床で一生を終えると言われてしまう。


粥の材料は、鄭倫が密書と一緒に黄飛虎たちから受け取り、持ち帰った物だった。
姜子牙と黄飛虎が自分達と敵対すると考えた蘇護は、西岐討伐を決める。それを聞いた妲己は、姫昌とも親しいのになぜ攻め込むのか聞く。そんな妲己に全忠は、姫昌が亡くなっていることを話す。ならば伯邑考が跡継ぎのはずだと妲己は言うが、伯邑考も4 年前に死んだと。初めて伯邑考が亡くなったことを知り、妲己はショックを受ける。そして再び妲己の体に狐狸精が入る。

妲己が出兵に反対したことで、姜子牙と黄飛虎の言っていた"妲己は里帰りを名目に周を討伐させようとする"というは悪意の中傷だったと思ってしまう蘇護。
蘇護は妲己と一緒に朝歌へ。


床に伏す老太后は姫発を呼び、嫁の顔を見たいという願いをかなえてほしいと言う。そばにいた太姫は、姫発には心に決めた人がいて、その相手は子嫻だと話す。

姫発は今は殷と周が戦っているため、民や亡くなった兵のことを思い簡素な式を挙げる。


蘇護が周討伐の元帥に任ぜられたことが姫発に報告される。周と仲がよかったはずの冀州がなぜ敵となってしまったのか困惑する姫発たち。姜子牙は誰かが争いの種をまき、仲たがいさせようとしたと考え、まずは礼を尽くし、しかる後に武力を用い反逆させるように言う。それでも蘇護がまだ紂王に忠誠を誓うなら、旧情を捨てて戦いに入るようにと。


冀州から蘇護が連れてきた兵は10万だった。紂王は金鶏嶺の10万を蘇護の配下として与える。さらに汜水関から2万を移し、冀州から3万を加え25万を率いて姜子牙と戦うように紂王は言う。
明日、西岐へ入り西岐城南から5里に駐屯することを話し、続けて15万の派兵を蘇護は頼む。


蘇護が兵を率いて駐屯してから5日が経っていた。しかし、宣戦布告書も寄越さず、動きもない。
姜子牙は兵を動かし戦いに備える一方で、散宜生に蘇護か鄭倫と接触させることにする。

蘇護たちは、紂王が約束した12万の兵を待っていた。
朝歌へ行く途中、微子啓と箕子と会った蘇護は、2人から黄飛虎は正直で勇敢な男だと聞き、おそらく毒を盛った犯人は姜子牙だろうと鄭倫に話す。しかし鄭倫は姜子牙は人々から生き神様だと慕われ、玉虚門下の道士が非道な真似はしないと言う。鄭倫に散宜生と接触するように言う蘇護。


赤精子の師兄弟9人は姜子牙が天に代わり動く時、門下を送り殷の討伐に加わると約束していた。しかし赤精子の弟子は十数年の修行しかしておらず、さらに紂王の息子・殷洪だった。迷う赤精子に「父に仁なきは孝行せず」と言う殷洪。赤精子は下山を許し、刀を通さず、水火をも防ぐという紫綬仙衣と片面で照らせば相手は意識を失い、もう片面で照らせば相手は蘇るという陰陽鏡の2つの宝を授ける。

下山の途中、殷洪の前に申公豹が現れる。今から姜子牙を補佐して殷の討伐に行くと話す殷洪。実父を殺すなど言語道断、紂王が非道でも他人に討伐させるようにと言う申公豹。さらに武王(姫発)を助け殷を滅ぼせば、国土も奪われた上、あの世に行ったら先祖に顔向けできるのかと。実権を握ってから母上の仇を討てば思い通りになると申公豹から言われ、納得した殷洪は蘇護の元へ行き「周討伐の助けに来た」と言う。


惹不起の店で散宜生と鄭倫は会う。
事情を知った散宜生は、蘇夫人の病は姜子牙が治せると話し、鄭倫は近く連れてくることに。


散宜生から報告を受け、誤解さえ解けば西岐と蘇護の間に争いは起きないだろうと話す姜子牙。そこに蘇護の陣営に皇子と称した者が現れたと子嫻が伝えに来る。きっと殷洪だと話す子嫻。そして蘇護から宣戦布告書が届く。


翌日。周と蘇護は戦うことに。黄天祥は殷洪と戦うが、陰陽鏡で意識を失ってしまう。息子が敗れ、今度は黄飛虎が戦うが、やはり陰陽鏡には敵わなかった。2人は蘇護の陣営に連れて行かれる。

陰陽鏡で意識が戻った黄飛虎は「偽殷洪。お前は皇子ではなく異端の輩だ」と言う。本物なら当時7歳のお前を逃がした黄飛虎を知っているはずだと。殷洪は黄飛虎に助けられた時のことを思い出す。ひざまずいた殷洪は、命の恩人の黄飛虎に詫び、蘇護に恩に報い酒を振る舞い父子をお送りしたいと頼む。蘇護はそれを認め、黄飛虎は蘇護に感謝し「必ず奥様の病を治します」と言う。


ーつづくー


Σ(Ｔ▽Ｔ;)
玉容がぁぁぁぁぁぁぁぁ。
せっかく話せるようになったのに、息子ともひと言も話せず殺されちゃった(；△；)
玉容も息子も可哀想。

姫発が子嫻と式を挙げましたね(*´∇｀*)
二人には幸せになってほしい!!

殷洪…。
申公豹の口車に乗せられちゃダメだよね～(*´Д｀)=3
それに姜子牙を助けるために下山したのに、姜子牙の敵になるってどういうこと!?
さすが紂王の息子ってことなの?(;´д｀)ノ



ここまできて書くことではないかもしれないけど、師匠が弟子に授ける宝は必ず2つですよね(*´ー｀*)
決まりがあるのかな?




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