中国ドラマ「封神演義」第31話

趙公明の妹で長女の雲霄は、私的な恨みだけで女媧の命に従い行動している姜子牙を倒すことに抵抗を感じていた。そんな雲霄に「やらなければやられる。正当など言ってはおられまい」と言う聞仲。その言葉で雲霄は陣を布く決心をする。

雲霄は九曲黄河陣という陣を作る。その陣に入った姜子牙たち。しかし楊戩、木吒、金吒は像に変えられてしまう。逃げた姜子牙は、南極仙翁たちに陣の様子を話す。

翌日。仙人たちは九曲黄河陣へと向かう。仙人たちは雲霄を説得しようとするが無理だった。それどころか仙人たちも像に変えられてしまい、南極仙翁だけが逃げられる。

姫発や子嫻を紅砂陣に閉じ込めただけではなく、仙人たちも九曲黄河陣に閉じ込められ申公豹は喜ぶ。しかし雲霄は、8人の仙人は鴻鈞道人の孫弟子で、女媧にも寵愛されているため殺せないと言う。そして南極仙翁も両教の中でもっとも名声が高く、姜子牙は女媧の命令を遂行しているため殺せないと言う。国の争いにも関わりたくないと。

いずれ九曲黄河陣の中にいる8人の仙人を元始天尊が糾弾しに来ると雲霄は言うが、瓊霄は姉の考えとは違い自分たちの師尊は通天教主で、できるなら破陣すればいいいし、無理ならば捕らえて弟子たちと同じ境遇にさせると言う。「やめよ」と言う雲霄。


姜子牙と南極仙翁は、玉虚の門下が九曲黄河陣に閉じ込められてしまい、師匠に下山を頼むしかないと考える。しかし、姜子牙たちが頼む前に師尊の元始天尊が下山してきてくれる。

姜子牙は元始天尊に8人の師兄たちが閉じ込められたことを話す。「そのために参ったのだ」と言う元始天尊。
元始天尊は九曲黄河陣へ向かう。

雲霄は元始天尊にひざまずき挨拶をするが、瓊霄は横柄な態度をとる。「仙人たる者がなんと傲慢な」と元始天尊が言っても態度は変わらない。妹の代わりに謝る雲霄。
自分を"師伯"と呼んだ雲霄に皆を解放するように言う元始天尊。「破陣してみろ。できぬなら威張るな」と強気に言う瓊霄を「無礼はやめよ」と叱る雲霄だったが、雲霄も「まずは陣に入り、ご覧を。破陣できるなら弟子は解放され、破陣できぬとも私に何なりとご指摘ください」と言う。
3人は陣の中へ。

戮目珠で目を潰してやる、と思う瓊霄。しかし2人の攻撃は元始天尊にはきかなかった。そして元始天尊によって瓊霄は崑崙山麒麟崖に500年幽閉されてしまう。雲霄はひざまずき、瓊霄は未熟ゆえ命だけは助けてほしいと頼む。誤った道に入らないために忠告した元始天尊は、2人とも気づかぬゆえ自業自得だと言う。

元始天尊を敵に回したくない雲霄は陣を解くことに。三仙島へ帰って行く雲霄。元始天尊は像に変えられた仙人たちを救い、みんなは元の姿に戻る。さらに元始天尊は、一日に万里行けるという縦地金光法を授ける。そして紅砂陣は南極仙翁と白鶴童子が姜子牙を助け、姫発を救い出すように言う。


鳳来は子嫻に姫発の愛情を一人占めされたと涙を逃がす。そんな鳳来に申公豹は、今のうちに胡安をてなずけるように言う。姫発の代わりに政務を執るよう焚きつけよと。申公豹は姫発の命を奪った上で胡安が正式に王位に就けば鳳来が皇后になれると考える。

鳳来は胡安に姫発が亡くなれば王位が継承できると悪知恵を与え、まずは姫発の為の勅命を作り祖母上と母上に読ませ、あなたが代わりだとする、そして忠実な者を昇進させ、南宮适や周公旦に軍事を委ね、聞仲と密約を結び姫発を殺すようにと言う。

すでに詔書は鳳来が用意していた。それには"私は西岐の民のために紅砂陣を破りに行く。ひと月で戻らねば胡安に政を任せる。周の武王・姫発"と書いてあった。その勅命を持ち、胡安は祖母上の元へ。

夜。子安は返事をもらいに祖母上に会いに行く。しかし老太后は詔書が偽物だと見抜いていた。お前の母も偽物だと言っていたと言う老太后。


ーつづくー


雲霄がルフィみたーい(*≧ω≦*)
でも、伸びるだけならともかく、手が大きくなって妹たちを助けた時は、思わず突っ込んじゃった(*´艸｀*)

聞仲は紂王の行いを諌めてくれて、黄飛虎のこともかばってくれていたから、敵だけど悪い印象はなかったの。
だけど今回の瓊霄たち姉妹のことではガッカリ。申公豹はいつものことだけど、趙公明が妹たちに仇討ちするなって言ってたことを言ってくれないし、「正当など言ってられない」なんて言うなんて…(o´д`o)=３

老太后は偽物だと見抜きました。
胡安が老太后に何かしたり、変な考えをもたなければいいんだけど…(；_；)




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