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中国ドラマ「独孤伽羅〜皇后の願い〜」第46話 あらすじ

2019年05月09日 08時45分07秒 | 独孤伽羅(中)

独孤伽羅(どっこから)…胡冰卿(フー・ビンチン) 独孤家の末娘
楊堅(ようけん)…張丹峰(チャン・ダンフォン)
独孤曼陀(どっこばんた)…李依晓(リー・イーシャオ)
宇文護(うぶんご)/太師…徐正溪(シュー・ジェンシー)
宇文邕(うぶんよう)/皇帝…イン・ハオミン
李昞(りへい)…ルー・シンユ
独孤般若(どっこはんじゃく)…安以軒(アンアン)



「私を見下した者は1人も許さない」と王氏に答える曼陀。曼陀は「私を助けたのは情でも何でもないわね? 唐国公の屋敷に長くいて敵も多いゆえ、もし私が力を失えば己も共倒れになると恐れたからでは?」と聞く。ふっと笑った王氏は「敵を討つおつもりですね?」と言う。王氏に近づくと曼陀は「この者たちを…」と耳打ちする。驚く王氏。
曼陀は宇文邕より先に都へ入るため、足の速い馬を頼む。


15日後の長安。太師の屋敷で曼陀は宇文護と会う。太師の生死に関わることでお話が、私の夫・李昞は陛下に大金を献上し李澄を嫡子に戻すための勅命を得ました、献上金のこと陛下から報告はなかったのでは?、そんな大金を陛下は何に使うとお思いで?、と言う曼陀。私に恨みを持つ李澄がもし唐国公になれば私は命がないでしょう、ですので太師と取り引きがしたいのです、と。

「取り引き?」と聞く宇文護。曼陀は「太師が夫と李澄を殺してくだされば、唐国公の財産の8割を渡します。それに楊堅夫婦を殺す手伝いもいたします。お悩みを解消するために」と話す。宇文護は「残念だが伽羅は殺さぬ。死んだそなたの姉に頼まれている」と言う。「もし伽羅が太師の前途を阻むとすれば?」と言う曼陀。

曼陀は「話によるとこたび息子のため楊忠が出兵する際、太師へは何の報告もしなかったとか。私も独孤家の女です。正室のいない太師が唐国公を亡くした妻を娶るのは自然な流れです。父と親しかった者と楊家を味方にすれば帝位も望めるかと。そして私と太師に男児ができたら“独孤の天下”はこの私が実現できます」と話す。宇文護は「今の話はなかなか興味深い。よかろう、力を貸してやる」と言う。


アシナ皇后と一緒に宇文邕が長安に戻って来る。重臣たちが出迎える中、北斉の仕業と見せかけた男達に襲撃され、李澄が殺されてしまう。


逃げた曼陀を必死で捜させていた李昞。そんな中、朝廷の使者が来る。
「ご子息が13日前、長安にて命を落とした」と李昞に伝える使者。突然のことに嘆き悲しみ、李昞は倒れてしまう。


喋ることもできない李昞のもとに曼陀が来る。「悲しまないで。李澄は死んだけど、妻の私がいるわ。年を取って中風で倒れたのに、まだ粘る気なの?」と李昞を蹴る曼陀。あなたは愚かね、罪深き妻を離縁しておけばよかったのよ、と。そして曼陀は嫌がる李昞の口に無理に薬を入れ「死に損ないに代わり、屋敷の主はこの私。今後、私に逆らうことは許さない。薬だけではなく、たとえ毒であても飲むのよ」と言う。

曼陀が部屋を出ると、王氏が「邪魔者は殺しました」と話す。李昞が死ねば親族が爵位を奪い合う、私は子がいないため譲歩するしかない、しかし都へ行けば太師が味方になってくれる、養子を取っても親族は逆らえない、そう考えた曼陀は荷をまとめ、すぐ発つことにする。


宴の最中、伽羅はアシナ皇后を見て般若を思い出す。席を立ち、外へ行く伽羅。気づいた楊堅が後を追う。

伽羅はつわりで気分が悪いだけだと強がるが、般若が恋しくなったと分かる楊堅。それだけではなく、国を結ぶ婚姻なのだからしかたがないとは分かっていても、李澄が死んだばかりなのに祝宴を開くことも伽羅は複雑な気持ちだった。楊堅は「不愉快ならもう帰ろう」と言う。大使に咎められても陛下は許すだろうし、楊家から父も出席している、と。


楊堅がいないことをアシナ皇后が気づく。伽羅と屋敷へ戻ったことが分かり「陛下の婚儀の祝宴を抜け出すとは、楊柱国は息子にどんなしつけを?」と言う宇文護。楊忠は前に出てひざまずくと謝り「私に罰を」と言う。宇文邕は大げさだと許そうとするが、臣下の不敬は大罪、めでたい日なれど罰を与えるべきです、と鄧御史が言う。宇文護も大将軍の任を解くべきだと言い、宇文邕は「太師の言うとおりに」と言うしかない。


楊家の屋敷。唐国公の子息が斉の刺客に殺されたと聞き、陸貞が訪ねて来る。「洛陽で聞いた話では斉は刺客など差し向けていない。2人は皇帝と親しいゆえ、斉の仕業ではないことを伝えてほしいの」と言う陸貞。伽羅は明日、宮中へ行くと言う。

長安へ来る前に、一度、陸貞は洛陽へ戻っていた。陸貞は「私が育てた高緯があれほど愚かとは。周囲に奸臣を集め、暴政を敷き、長城を破壊しようとし、私が選んだ斛律皇后を廃し別の妃を皇后にした。あれほど国が乱れているのに、まだ酒池肉林のばか騒ぎをしている」と話す。さらに陸貞は「長安へ来た理由はもう1つある。お別れを言うためよ。恐らく、これで二度と会うことはないわ」と言う。周と斉はいずれ戦に、今去らねば身の置き場をなくす、と。

陸貞は楊堅に“斉国 山河の図”を渡す。楊堅が驚き「兵力の分布が分かる。参考にすれば役立つわ」と言う陸貞。楊堅は「斉の機密をなぜ敵国の将軍に?」と聞く。陸貞は「すでに斉の命運は尽き、10年ともたない。あなたに渡せば私は安心できる。いずれ斉を攻める時、私と伽羅の友情に免じて、できるだけ民を殺さないでほしいの。速攻し早く終わらせれば、死者の数は少ない」と答える。


鳳儀殿。妻のせいで罷免された楊堅が気の毒だと思うアシナ皇后。侍女のアナは「話によると楊夫人は高慢な方だとか。夫の女に剣を向け、追い回したそうです」と話す。アシナ皇后が「他に何か聞いた?」と言う。「いろいろあります。独孤丞相の名を聞いたことは?先の皇后・独孤氏と楊夫人は実の姉妹です」と答えるアナ。アシナ皇后は「独孤伽羅という人は悪運が強そうね。己が生まれる時、母が犠牲となり、父と姉まで死なせたの?そんな女子がこの周で郡主に封じられるとは」と言う。その言葉を宇文邕が聞く。

アシナ皇后に優しく接し、床を共にした宇文邕は、翌朝、早くに政務に向かう。


宇文邕から玉の如意を1つと、同心佩と真珠が贈られ、アシナ皇后は返礼として人参の薬湯を持て行く。しかし政務の間は誰にも会わないと言われてしまう。「私は皇后なのよ」と無理に入ろうとするアシナ皇后。そこに皇子・贇(いん)を連れた李娥姿が来る。

「陛下の日常をご存じない点もおありかと。私は卑しい身ながら陛下と皇后さまのためご提言に参りました。陛下は独りがお好きで、奏状を見る時などは特にそうです。ゆえに今はお控えになるべきかと」と言う李娥姿。アシナ皇后は「無礼ね。側室の分際で皇后をたしなめるとは。皇子を後ろ盾に私を侮辱する気なの?」と言う。すぐにひざまずき、わびる李娥姿。
アシナ皇后が去り、李娥姿は“陛下が敬う皇后がどんなお方かと思えば、私と同じように哀れな女子にすぎないのね”と思う。


皇宮の外にいた宇文邕に「拝謁にいらした皇后様を李才人が止めました」と何泉が伝える。「李娥姿は調子に乗っておる。命を伝えよ。李氏は皇后に不敬を働いた。よって才人の位を剥奪する。皇子の贇は、今後、皇后に養育させる」と言う宇文邕。
何泉は「婚儀を挙げたばかりで、皇后を残し出歩くのは良くないのでは…」と言う。宇文邕は「宇文護に無理やり娶らされた皇后だ。夫の役目は果たすが演じ続けるのは疲れる。それに皇后の尊厳は決して汚さぬつもりだ。皇子を養育させるのが、何よりの証しだろう」と返す。

「もしかして陛下は…」と言う何泉。宇文邕が「異民族が産んだ子を周の皇帝にはできぬ。それに…」と話すと、何泉が「それに昨夜、皇后が楊夫人を批判した腹いせですね?」と続ける。笑った宇文邕は「この数年で、ますます賢くなった」と言う。

宇文邕のいる場所から近いところで伽羅は麗華と一緒に陸貞を見送る。
その帰り、何泉と会う伽羅。伽羅は何泉に案内され、宇文邕と会う。
宇文邕は「誠の話だ。息子の贇は麗華と年齢も釣り合うし、ぜひ許婚にしたい」と話す。頼れる外戚を贇に持たせておきたい、いずれ私が重い病で死ぬか宇文護に殺される前に、と。「邕、冗談はやめて」と言う伽羅。伽羅が名で呼んでくれ、宇文邕は「感激だよ」と言う。

宇文邕は随州に陸貞が来たことを知っていた。「そなたと楊堅が随州に行ってから、私が無関心だったと思うか?宇文護が随州に向けて放った密偵は半分はそなたらが殺したが、もう半分は私が買収した」と話す宇文邕。しかし宇文邕は伽羅と楊堅の暮らしを探らせるためではないと言う。随州で長年平和に暮らせたのは宇文邕のおかげだと伽羅は分かる。


曼陀は約束どおり唐国公の財産の8割を宇文護に渡す。宇文護は「国公の命も危ういとか?いつ
あの世へ送るつもりなのだ」と聞く。「それは後継ぎができてからの話です。こたび都に来たのは、もう1つお願いが」と答える曼陀。そして曼陀は「私には子がなく、李昞が死ねば親族に跡目争いが起こります。もし太師が自ら後継ぎを与えてくだされば、李家の親族も口を挟めぬかと」と話す。隴西を治めて数十年になる李氏は、太師が皇帝につく助けになるかと、と。

「養子の人選について、候補を決めているのか?」と言う宇文護。曼陀は「“独孤の天下”と言う言葉を、まだ覚えてますか?独孤の天下には、太師の“お力”が必要なのです」と言う。「私がそなたの言うとおりにすれば、李澄の死に関わったと疑われる」と返しながら曼陀の前まで歩いて来た宇文護は「そなたは毒蛇だ。夫や義子を殺すような女ならば、自分の子のため私を殺しかねない。先日は般若に免じて力を貸してやったが、どんな男とでも寝る女とは驚きだ。どうりで姉が嫌い、楊堅も妹を選ぶわけだ」と言う。


ーつづくー


やっぱり曼陀は隠棲なんてしないよね。
李澄の死に方が衝撃的だった(✽ ゚д゚ ✽)
そして李昞!!!
曼陀の薬の飲ませ方が怖すぎるΣ(・ω・ノ)ノ!

アシナ皇后は何も知らずに伽羅のことを悪く言ってしまって。
それを宇文邕に聞かれてしまうとは。
本人がまだ子供のようなのに、贇を養育することなんてできるのかな?

ばばばばば曼陀ヾ(・ω・`;)ノ
怖いもの知らずもいいところ。
宇文護に何という話をもちかけるの( ̄▼ ̄|||)
この後どうなるんだろう!?



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1 コメント

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それぞれの考え (time)
2019-05-12 01:39:16
陸貞の国家機密の地図を差し出したところは
本当に驚きますよね。
でも、民への影響を最小限にするためと
こちらの陸貞も、凛としてとてもいいキャラでした。
これで、登場も最後になるのでしょうか。。。

宇文邕も色々考えていますね。
次世代のことを。
「この数年で、ますます賢くなった」という言葉が重かったです。
でも、こちらもすっかり素敵な大人ですね。

曼陀の自己防衛は、太師(宇文護)に見破られて。。。
曼陀はそろそろ落ち着いてほしいです・・・

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