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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第39話 あらすじ

2019年10月22日 21時09分17秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
長孫無極(ちょうそんむきょく)/軒轅旻(けんえんびん)…イーサン・ルアン 
小七(しょうしち)…ジャン・ロン
長孫迥(ちょうそんけい)/皇帝…ワン・ジンソン
雅蘭珠(がらんじゅ)…チャン・ヤーチン 邛葉族



「姚城の攻防戦」


清嵐殿から出た皇后は、空を見上げ「災いを告げる大鴉など、長い間、現れなかったが、今になって空が暗雲に遮られてゆく。命は塵埃の如く衆生は安らかならぬ。これは戦の兆しか」と言う。侍女が「存じませぬ」と答えた後、強い風が吹き皇后がよろめく。部屋で休むよう勧める侍女。しかし皇后は「いや、そんなはずは…。これはいかん」と慌てて駆けていく。


陛下が会ってくれず、皇后は外でひざまずきながら「お願いです。無極をお許しくだされば、この命削る丹薬も喜んでのみます。陛下、どうかお願いいたします。無極をお許しください」と泣きながら訴える。皇帝は何も言わず、皇后の願いを聞いていた。


扶揺たちの反撃で一旦は退却した敵だったが、再び姚城の城門前に集結していた。
地図を見ていた扶揺に「白亭に援軍を求めに参りましたが、2万の兵はすでに引き揚げ刀一本残ってません」という報告が。
民兵の武器では雑魚1人倒せない。そして、とうとう食糧も尽きてしまう。鉄成が拾い集めた食糧も、自分が何日も食べていないのに民たちに分けてしまう扶揺。


無極は発つ前、扶揺に「君一人、残していくのは不安だ。この錦の袋が、万一の時、君を救うはずだ。だが最後の時まで決して開けるな」と言って袋を渡していた。追い詰められた扶揺は、小七、雅蘭珠、鉄成の前で開けてみる。その中に入っていた紙には“逃”という一文字が。「“逃げろ”?」と言う小七。扶揺はため息をつく。


手付けの金を赤鬼に渡した平戎は「事が成れば全額を渡そう」と話す。「幾日も包囲してきたが、ご希望は包囲を続けるか攻め入るか」と言う赤鬼。平戎は「黒戎寨の頭目としては、どう思う?」と聞く。赤鬼は「姚城はいい土地だが、俺なら逆らう民は残しておかん」と答える。皆殺しにする考えの赤鬼に、平戎は「それはお前に任せる。私には結果が全てだ」と言う。そんな平戎に赤鬼は「吉日を選び、一緒に斬り込みましょう」と誘う。

平戎は「この玉体で先陣を切るのはよろしくないな。やはり私は金銀を用意し、勝利の知らせを待っていよう」と言う。そして赤鬼を近くに呼び「好きに暴れろ。手加減するな。私は県丞の首が欲しいだけだ」と小声で言う平戎。
平戎は「私はもう1人の首を取りに行く。奴らの首を仲良く並べてやる」と笑いながら出ていく。


1人で地図を見ていた扶揺の背後から無極の呼ぶ声がする。扶揺は振り返り、無極に抱きつく。「戻ってきたのね」と喜ぶ扶揺。無極は「なぜ従わなかった。姚城は危険なのに、なぜ逃げぬ」と言う。扶揺はうつむき「苦しんでる民を見捨てることはできない。民と共にに残る」と話す。無極は微笑みながら、民を守ってくれた礼を言う。
立ちながら寝ていた扶揺がハッとして目を覚ます。「無極…」と言い、振り返った扶揺だったが、無極の姿はなかった。そこに「扶揺さん、大変だ」と言う小七の声が。

歩きながら「今朝、黒戎寨が矢文を射てきた。“兵糧攻めを行う。投降者は助ける”と」と話す小七。扶揺は「苦し紛れの嘘よ」と返す。小七は「民は動揺してる。食い物がなく水も断たれたらもう終わりだ」と言う。


城門が開かれ民たちが次々と出ていく。扶揺が止めても聞いてくれない。そんな民たちに敵の矢が容赦なく飛んでくる。
母が射られそばで泣いている子を助けた扶揺。扶揺はその子を抱きかかえ敵を倒しながら戻るが、城門が閉まる寸前に背中を矢で射られてしまう。


射られた扶揺を背負って運んでくれたのは鉄成だった。扶揺に薬を飲ませながら「やつらが下手でよかった」と言う雅蘭珠。そんな話をしていると、荷物をまとめた小七が来る。「早く逃げよう」と言う小七。姚城の連中は恩知らず、命懸けで守ったら後悔すると。しかし扶揺は「私は逃げないと言った。誰にも私を止めさせない」と言う。雅蘭珠も「今出たら、あなた蜂の巣よ。結局、私たちが助けるのよ」と反対する。小七は「俺はもぐら族だぞ。地に潜って逃げるさ。穴掘りなら俺にかなうやつはいない」と言い返す。

扶揺は「分かった。今は動けない。民を責めないで、皆、死は怖い。長い間飢えれば誰でも投降したくなる。でも民を守ると無極に約束した。見捨てることはできない」と話す。「だけど…扶揺さんが死んでは…」と言う小七。扶揺は「死ぬなら閻魔に恥じぬ死に方を」と言う。「策があるのね?教えて」と雅蘭珠が聞く。小七を見ながら「穴掘りの腕の見せ所よ」と言う扶揺。扶揺は「援軍が来なければ姚城を守りきれない。手分けするの。小七、地下道を掘って。2人はそこを通って1人は天権へ、1人は天煞へ、必ず知らせて。姚城2千人と私の命、2人に預けるわ。ここで待ってる」と言う。


夜。姚城の外へ出た小七と雅蘭珠は、互いを心配しながら別れる。


無極が葛雅砂漠の奥に入ったと知らせを受ける平戎。平戎が「無極よ、それほど死を求めるか。ならば手伝ってやろう」と話すと、徐来が「上陽宮の兵なくば無極など赤子同然」と言う。


過酷な砂漠で馬が力尽きてしまう。無極の体も限界に近かったが、そこに平戎の兵が。敵と闘っていた無極はその場に倒れ込む。


ひと目を避け、皇后と徳王が会う。「翊王が無極を殺しに。長孫迥も黙認を。見過ごすつもり?」と言う皇后。徳王は「私が手を出そうにも、皇太子が機会をくれぬ」と言う。皇后は「あの子は潔癖なところがある。あなたへの不敬は間違ってる。今は昔とは違う。あの子のたくさんの過ちに我慢できる?あの子に万一のことがあったら、私は…」と話す。

「気が立っていただけだ。若者相手に論争はせぬ」と言う徳王。徳王は無極を守るため、ひそかに兵を送っていた。しかし徳王は「皇太子は流砂に飲まれ生死不明だと…」と言う。皇后は動揺するが、徳王は「幸いなことに翊王も消息をつかんでいない」と落ち着かせる。そして徳王は「翊王の野心は抑えきれぬ。私が味方のふりをすれば情報が得られるかもしれぬ。引き続き砂漠に無極捜査の兵も出そう。お前は宮中で焦らずに知らせを待っていてくれ」と言う。頷く皇后。


姚城。食べ物がなくても何日かは持つが、水がなければ1日も持たないと民たちは焦っていた。扶揺は「陥落するのは時間の問題。抵抗を続ければいつかひどい目に遭う。私の独断で皆の命を敵の手に渡すわけにはいかぬ。だから守るのはやめにする」と民たちに話す。民たちは自分たちの命と引き換えに、扶揺が姚城を裏切ったと思い込む。


部屋に戻った扶揺は背を向ける元宝に「お前まで責めるの?小七が発って5日。いまだ知らせはない」と言う。そして「無極に連絡を取る方法はない?篭城を続ければ皆死ぬ。あなただけが頼り。無極を捜して。もう時間がないの。無極を呼び戻して」と言う扶揺。元宝は飛び出していく。


卑怯者だと民たちにののしられながら姚城を出ていく扶揺。
黒戎寨へ行った扶揺は、机の上に官印を置き「姚城県丞が投降に参った、扶揺の印で県丞より天権皇宮への道を開こう」と赤鬼に言う。「偉そうな口ぶりだ。姚城など、この赤鬼が望めばたちどころに我がものとなる」と言う赤鬼。扶揺は「私が偉そうか。なるほど、姚城は小さい城市。高い城壁も鍛錬された軍もいない。なのに半月も外で足止めとは、よほどお忙しいと見える」と言い返す。攻め落とせぬのを長孫平戎にどう言い訳する?もはや配下の戦意は鈍っておるぞ、私はお前の力になる気だったがお前たちの態度には失望させられた、よかろう他の買い手を探す、我が民を救ってくれる相手を、と。

出て行こうとする扶揺を赤鬼が呼び止める。「俺の態度が悪かった。信じよう」と言う赤鬼。欺いたと言われないよう、扶揺は持ってきた官印を調べさせる。扶揺が「頭目も誠意を見せてくれない?」と言い、2人は盟約の儀式を行うことに。


姚城の城壁の外から「もはや、この村は終わりだ。県丞は逃げた。命惜しさにお前たちを差し出した。時間の無駄だ。門を開けよ、命は助けてやる。さもなくば皆殺しだ」と言う声が聞こえてくる。


心臓の上の血で誓うのが黒戎寨の流儀だった。扶揺が先に胸の上を短剣で刺し血を取る。次に赤鬼の番になる。同じように胸の上に短剣を持っていく赤鬼。扶揺は柄頭を押し深く刺すと、赤鬼を蹴り飛ばす。その場にいた赤鬼の手下も倒していく扶揺。
赤鬼は刺さった短剣を抜き、扶揺と闘う。しかし扶揺が赤鬼の腹を短剣を刺し、赤鬼の手下が使っていた剣で赤鬼を殺してしまう。そこに赤鬼の手下が入ってくる。

扶揺が蹴り、手下が天幕の外へ飛ばされる。それに気づいた手下たちが天幕の前から扶揺を狙う。そんな中、天幕の後ろが破られ黒装束の男たちが入ってくる。「扶揺様、命により助けに来ました」と言う黒装束の男。扶揺は信じ、一緒にその場から逃げる。


意識を取り戻した無極は、周りの石化した人たちを見て「石化の毒か…」と呟く。そして扶揺の名を呼びながら、再び意識を失う無極。


馬に乗って逃げた扶揺たちを手下たちが追いかけてくる。姚城に戻ってくるが、扶揺が裏切ったと思っている民たちは門を開けてくれない。「投降は策よ。頭目の首を取った。3日以内に撤退するわ。追っ手が来る。門を開けて」と布に包まれた首を城門上にいる兵に見せる扶揺。それでも門は開かない。

鉄成だけは扶揺を信じ、門を開けてくれるよう民たちに頼む。民たちに痛めつけられても、必死で門を開けようとする鉄成。胡桑が「無理だわ。父が千年冥鉄で鍛えた鎖よ。諦めなさい」と言う。あんな女、死んで当然だと。

城門前で敵と闘う扶揺たち。自分を助けてくれた黒装束の男たちが殺されていき扶揺は叫ぶ。
門を開けようとしながら、もう一度頼む扶揺。それでも開けてくれず「犠牲を払ったのに、ここまで拒まれるとは。何の恩義もない人たちが命を懸けているのに、一体、この世に正義はあるの?開けなさい」と扶揺は言う。さらにまた黒装束の男たちが殺される。


ーつづくー


今日も元宝が可愛かった(﹡´◡`﹡ )
ほのぼのするシーンじゃないのに、扶揺にプイッと背中を向ける元宝がツボ(*´艸`*)
元宝、無極をちゃんと見つけられるかな?
でも、見つけられたとしても無極も大変なな状況。
どうなるんだろうヾ(・ω・`;)ノ

姚城の民が(∩˃o˂∩)
きっと後から真実を知って後悔すると思う。
これだけ扶揺が尽くしてきたのに(;д;)
そんな時、鉄成だけでも信じてくれたのが救い。

戻ってこない小七や雅蘭珠も心配(;´д`)ノ
雅蘭珠が天煞に行ったんだと思うけど、天煞が助けてくれるかなぁ?
天権も皇帝が黙認してるのに助けてくれるの?(ㅎωㅎ*)



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