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中国ドラマ「ハンシュク〜皇帝の女傅〜」第12話 あらすじ

2016年12月05日 17時55分37秒 | ハンシュク〜皇帝の女傅〜(中)

妓楼で一緒に酒を飲みながら、なぜ闘鶏場へ行ったのか鄧将軍から聞かれる班淑。班淑は「いい人ぶった衛英のせいよ。私が悪いと決めつけて、謝罪させお金まで奪った。あれは私の俸…全財産なの」と話す。妹分をいじめるとは許しておけんと怒り、立ち上がる鄧将軍。慌ててもう一度座らせ、私が衛英を避けるようにすると班淑は落ち着かせる。
鄧将軍は、衛英に関わるな、金のこともこの兄貴に頼れと自分の金袋を卓の上へ置く。班淑は今日は稼げたからいらないと断わるが、兄妹は助け合う義務があると鄧将軍は譲らない。班淑は半分もらって、次回、他の物で返すことにする。

鄧将軍が酔いつぶれ、班淑は阿綾と帰ることに。
阿月は帰りかけた班淑を呼び止めると、阿綾に少し席を外させてから「衛将軍のことを阿綾が言ってた。衛将軍が怒ったのは、あなたを守るためよ」と話す。誰と対立してるのか知らないけど父親が権力のある人なのでしょう?怒らせてもいいことなんてない、妓楼の女将さんは客が難癖をつけると芸妓を叱りつけて客の見方するけど、実は芸妓を守ってくれてる、と。班淑は北郷公主が去った後、衛英が“悪かった、さっきは…”と言っていたことを思い出す。
阿月にお礼を言い、班淑は衛英にすぐ会いに行くことにする。


阿綾と別れ、衛家の屋敷へ行った班淑。屋敷の庭で霍将軍と会った班淑は「傷が傷んで衛英が動けずにいる」と聞く。寝台からも下りられないと。急いで駆けて行き「私が突き飛ばしたから?けがは重傷なの?肋骨は折れてない?」と慌てて班淑は衛英の服をめくる。「痛くない、平気だ」と衛英が言い、班淑は「さきの話は何?」と後から入ってきた霍将軍に怒る。霍将軍は「突き飛ばされた時、盗賊にやられた古傷が階段にぶつかって傷み出した。信じられないなら自分で見ろよ」と言う。「よせ」と衛英が止め、姚絹に会わせてくれないから仕返しをしたのさと言う霍将軍。

霍将軍を帰した衛英は、班淑に「若い娘が男の服を軽々しくめくるものではない」と叱る。教師の言行は皆が見ている、小さなことでも気をつけろと。
衛英は水をもらう時、自分が班淑の手にけがをさせていたことに気づく。「許せ」と謝る衛英。


鄧将軍を起こした阿月は、阿粛(班淑)に本気になったのか聞く。「好きだ。本気で好きになった。月錦に似てると思ってたが、阿粛の性格は俺に似てる」と言う鄧将軍。鄧将軍は、天の神様は意地悪すぎる、阿粛が可哀想だが寇蘭芝(寇女傅)と先に引き合わされた、と言う。


助けてくれてると気づかず、けがまでさせてしまったことを班淑は衛英に謝る。衛英は「けがは古傷が痛みだしただけだ。君もけがをしたんだから、おあいこだ」と返す。それでも自分がもう少し賢ければ義兄さん(衛英)はけがをしなかったと後悔する班淑。衛英は「俺は義兄さんだろ?それなら俺たちは家族だ。遠慮など水臭いぞ。君が衝動的に動くのを改めてくれたらそれでいい。俺を信じろ。君に優しくするという約束は守る。反応の速さは長所だが、それゆえ衝動的になりがちだ。今後は深呼吸をしてから次の行動に出ろ」と言う。「そうする」と班淑はうなずく。

衛英は、君を襲わせたのは間違いだが劉灧(北郷公主)は中山王の娘だ、娘を可愛がってる中山王が君を恨むようになれば皇太后も君をかばえなくなる、兄の劉弘にも言っておく、明日、劉灧に会ったら今まで通りに振る舞え、機嫌取りも対立もするな、と言う。「分かった」と班淑が答え、ふっと笑うと「今日は素直だな」と言う衛英。私のことを思ってくれたから心から納得できた、と班淑は言う。

衛英が「分かってくれたなら、俺のけがも価値がある」と言うと、班淑は「やめて。健康で長生きしてくれないと私が劉萱師姐に怒られる」と返す。劉萱の名に衛英が顔色を変え、班淑は「親しい人の死は悲しい。でも、草原では葬儀の後は元の生活に戻り、笑う時は笑い、死者の名を避けることもない。逝った人はずっとそばにいてくれるの。今も父と母はすぐそばにいて私を見守ってくれてるわ。息遣いが分かるし、声も聞こえる。“阿淑、また騒ぎを起こしたの?”って」と言う。

班淑の話を聞き、避けずに受け入れるべきかもしれないと思う衛英。
衛英は女傅に戻りたいならもっと努力が必要だと話す。班淑が「いろいろ教えてくれない?」と頼み、衛英は「時間があったら屋敷でも官学でも来るといい」と言う。さらに「西域記という書物も探してほしいの」と言う班淑。

班淑を見送った衛英は「逝った人はずっとそばにいるというが、阿萱、俺は君の存在を感じられずにいる。夢にも出てきてくれない」とつぶやく。


翌日。痛い足を引きずりながら歩いていた北郷公主がよろける。そばにいた阿蕙が支えるが「裏切り者が今さら何よ」と突き放す北郷公主。また、よろけた北郷公主を、今度は班淑が「気を付けて」と言って支える。
班淑が行った後「覚えてなさい」と北郷公主は言う。


阿綾はひと気のないところへ班淑を連れて行く。そこには籠に入った鶏がいた。「さっきそこで鄧将軍に呼び止められて、鶏と手紙を師匠に渡すように言われた」と言う阿綾。班淑のことは“商人の姪”と言っておいたと。
手紙には“君は悪い女と衛英にいじめられているんだろ?元気のない姿には胸が傷んだ。贈り物をして慰めようとあれこれ考えたが、やはりこの鶏にした。見覚えは?そう、あの金将軍の兄弟だ。城内に貼った肖像画はすべて剥がした。阿綾を通じて酒に誘うから断わるなよ”と書かれていた。笑った班淑は“手紙も鶏も受け取ったけど、異民族だから漢字が読めなくて手紙の内容は理解できない”と必ずそう言うよう阿綾に話す。
班淑は「裏庭や講義室に入らないよう注意して放して」と錦書に頼んで講義へ向かう。


班淑が書物を開くとそこにはたくさんの虫が。それは阿蕙にやらせた北郷公主の仕業だった。はじめは驚いた班淑だったが、その虫を手に持つと「私を誰だと思ってるの?こんな虫を怖がると思う?」と言って外へ投げてしまう。そのすぐ後、残っていた虫を食べに鶏が入ってくる。錦書は謝るが「いいわ、食べさせましょう。“上には上がいる”の意味も教えたい」と班淑は言う。

阿綾が「天の神様が意地悪を見かねて鶏という助け船を出した。姉さん、何と言うんだっけ?“悪事は天が見ている”だわ」と言う阿綾。北郷公主が怒るが、阿綾は「別の人のことよ、興奮しないで」と言う。

屋敷に帰ってからも兄が班淑の味方をし、北郷公主は気が収まらない。
北郷公主は兄と一緒にいた白将軍が阿繍との祝言が流れたことを思い出し、内緒で白将軍を呼ぶよう侍女に命じる。「阿綾め、私に盾突くから悪いのよ。阿繍と2人で苦しむがいい」とつぶやく北郷公主。


白将軍は江家の屋敷へ執事を行かせ「旦那様がだまされ、お宅との縁談は断わった。だが蘭台令史は恥知らずだ。破談となったのに結納の金品を返さない。3日以内にうちの屋敷へ返しに来い」と騒ぎを起こさせる。さらに数人の女たちに「江家の上の娘は白将軍の夫人となるはずが、祝言の直前で傷物だと分かったんですって」と屋敷の前で話させる手配をしていた白将軍。
うわさはあっと言う間に都中へ広がってしまう。


根拠のないうわさで辱められ、阿繍は傷つく。班淑は姚女傅にうわさの出所を調べてもらうことにし、自分は白将軍を調べることに。


訓練をしている霍将軍の元へ行った姚女傅は、女官や宦官が阿繍のうわさ話をして困ってる、うわさを流す者は厳罰に処し、黒幕を捜し出してほしいと頼む。今後は俺を無視するな、俺の話しを盗み聞きするな、腹が立っても俺の説明を聞け、また毎日、鶏汁を持ってこいと条件を出す霍将軍。渋々、承諾した姚女傅に、霍将軍は口づけを軽くすると「手付金代わりだ」と言う。


毎日泣いていた阿繍に、恋人の阿誠が会いに来る。
「阿誠が来てくれた」と喜んで外へ駆けて行った阿繍だったが、阿誠が都に戻ったのはうわさが本当か確かめるためだった。怒った阿陵は「こんな薄情な人はほっといて戻りましょう」と阿繍を部屋へ連れて行こうとする。そんな2人に「俺は真相を知りたいだけだ。ちゃんと答えてくれ。俺が薄情なのか?他の兵士の恋人は一途な娘ばかりだぞ。君に裏切られた俺の気持ちが分かるか」と逆に怒り出す阿誠。そして、阿繍にもう一度「結納金を受け取り、祝言も決まってたのか?」と阿誠は聞く。

阿繍の代わりに阿綾が「結納金を勝手に置いていかれた。姉さんは一度も承諾してない」と返事をする。阿繍は心配かけたくなくて言えなかったと言うが「将軍夫人になってから言おうと?宋家が笑い者になった後で俺に言うつもりだったのか?」と言う阿誠。阿誠は白将軍に何もしてないのに標的にされるわけがない、俺の母は一生、貞節を守った、息子の嫁になるのが節操のない娘だと知ったらどう思うか…と言う。そんな阿誠の頬を阿繍たちの父・充棟が殴りつける。「私の大事な娘に勝手な言い草は許さん」と言う充棟。


その後、2日経っても阿誠は阿繍に謝りに来なかった。
充棟は阿繍を南方へやることを決め、阿繍も「やっぱり私は遠くへ嫁ぐのがいい。全て運命で決まってたのよ」と涙を流す。阿繍の様子を見に来た班淑は、その言葉を聞いて「運命ですって。どう生きるべきかいつも教えてるのに、一体、何を聴いてたの?それから江殿。失礼を承知で言うわ。“父が悪い”と言う前に、もっと何かできない?娘が侮辱されたら立ち向かうべきよ。遠くへ嫁にやったら非を認めることになる」と言う。


ーつづくー


今まで北郷公主がやってきたこともよくないけど、阿繍にした嫌がらせはひどすぎるヾ(`Д´*)ノ
内学堂だけのことではなく、都中にうわさをひろめたんだものね…。
白将軍もひどい!!

阿誠の事は、このまま別れてもいいように思うけど…。
やっぱり阿繍を信じてほしかった。
ずっとつらい思いをして来た阿繍に、優しい言葉をかけてほしかったな(;д;)

班淑が言ったことで充棟はどうするんだろう?
班淑に何か考えがあるのかな?



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
卑劣すぎます(怒) (time)
2016-12-17 22:20:16
阿繍への嫌がらせ、大概ですね。
このようなことは今でも日々どこかで起こっていることなので、
本当に人間が成長していないような気がします・・・(寒)

班淑への虫の嫌がせは鄧将軍の鶏でうまく
帳消しになりましたが、
阿繍の方はどうなるのでしょう。。。
ホントに心配です。。。
返信する
卑劣すぎます(怒) (time)
2016-12-17 22:20:27
阿繍への嫌がらせ、大概ですね。
このようなことは今でも日々どこかで起こっていることなので、
本当に人間が成長していないような気がします・・・(寒)

班淑への虫の嫌がせは鄧将軍の鶏でうまく
帳消しになりましたが、
阿繍の方はどうなるのでしょう。。。
ホントに心配です。。。
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