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中国時代劇「蘭陵王」第39話 あらすじ

2014年04月03日 07時03分07秒 | 蘭陵王(中)

雪舞は宇文邕に会いに行く。体を心配し「何ゆえもっと休まぬ」と言う宇文邕。折り入って話があると雪舞が言い、宇文神挙は部屋を出て行く。雪舞は助けてくれたお礼を言った後「なれど命の恩人だからって、妃にはなれない。それでは蘭陵王に申し訳ないもの」と宇文邕に言う。

「見せたいものがある」と宇文邕は昨夜、雪舞の寝殿で捕らえた刺客の遺体を見せる。驚く雪舞。「そなたは蘭陵王妃だ。むろんそれは承知のこと。なれど、その身分ゆえに斉はそなたを狙って刺客を送り込む。腹に宿した子まで危険にさらされることをしかと考えよ」と言う宇文邕。いろいろと手だてを考えてみたが、斉を封じ込め、雪舞の身を守るにはこうするしかないと。それでも「なれど私は…」と言う雪舞に宇文邕は「朕は何をしてやれる」と言い蘭陵王が託した手紙を渡す。

蘭陵王の手紙を読み、雪舞は涙が溢れてくる。「人の不幸につけこんで"妻を奪った卑怯者"そう罵られても朕はかまわぬ。どうだ、このまま周で暮らしてもよかろう。妃となり万民の上に立つ、さすれば敵も諦めるであろう。分かるな?」と宇文邕は涙を流しながら話す。そして宇文邕は日増しにお腹の大きくなる雪舞に、名誉と貞節のために蘭陵王の子と明かしてもいいし、朕の子として守ってもいいと言う。「朕の目の届くところにさえいれば、それでよい」と。

雪舞は「つらい思いをさせてしまって私も悲しいわ。ねぇ、阿怪。蘭陵王も私もあなたのような友がいてとても幸せよ」と言い、ひざまずく。そして「感謝しているわ。生まれてくる子と私が
今無事でいられるのは、すべてあなたのおかげよ。あなたには一生かけてでも必ず恩を返すわ」と言う雪舞。宇文邕は自分の頬につたった涙をさっと拭き、雪舞を立たせると、ぜひ周に留まって民を助けてほしいと言う。国や君主こそ違えど民は民だと。

「もちろんだわ。私にできることなら何でも手伝う」と言う雪舞。雪舞は斉の民が苦しみから逃げて来たら、受け入れて救ってほしいと頼む。


酔いつぶれている高延宗に「奥様がお戻りですよ」と嬉しそうに小翠は言う。驚いた高延宗は、立ち上がると「義姉上が?」と聞く。小翠はうなずき「戻られましたよ。周から運んでいらした食糧や銀子を皆で分けています」と言う。急いで身支度をし、高延宗は小翠と会いに行く。


参拝に来ていた阿史那皇后は、天女とお腹の子を守るため、宇文邕が雪舞を妃として迎えることを布告すると報告される。敵のおなごを救うだけなら気にするまでもないが、そこまでするとは、と思う阿史那皇后。阿史那皇后は宮廷に戻る事を決める。


小翠が連れて来た場所には雪舞はいなかった。「よく、ごらんください」と小翠から言われた高延宗は、民が鞭を振るわれ働かされている姿を目にする。鞭を打つ兵を叱りつけ、止める高延宗。助けられた民は、蘭陵王がいなくなった今、頼れるのは殿下だけしかいないと高延宗に言う。

小翠はひざまずき「お許しください。偽りを申しました。奥様はお戻りではありません。ただ殿下に気づいていただきたい一心で。つらいお気持ちはもちろん分かっておりますが、もっと苦しんでいる人が天下には大勢いるのです」と高延宗に話す。蘭陵王ご夫妻の志を継いで民を守れる方は殿下一人しかいないと。

高延宗は小翠を立たせ、汚れた小翠の衣をはらう。慌てて止める小翠に、そなただけは私を見捨てなかった、深く感謝していると高延宗は言う。
帰ろうとした高延宗に男が声をかけてくる。男は他国からの使いだと話し、高延宗に文を渡して去って行く。

文は雪舞からだった。自分の無事と、急場しのぎで妃になったこと、嵐が過ぎれば必ず会えること、そして高延宗が叔父になることが書かれた文。高延宗は兄・蘭陵王の子を雪舞が身籠っていると知り小翠と喜ぶ。


阿史那皇后が宮廷に戻ってくる。貞と一緒に雪舞も阿史那皇后に会いに行く。挨拶をする雪舞に、老獪な宇文護を討ち取る事がかなったのも、天女と蘭陵王の力添えがあったからこそ、周は蘭陵王から受けた恩を永久に忘れない、遠慮せず好きなだけいていいと阿史那皇后は話す。
宇文邕は公務に戻り、阿史那皇后と二人きりになった雪舞は「改めて申し上げたいことが」と、阿史那皇后を外へ連れて行く。

白鳥を見せながら、白鳥は一途な生き物だと言う雪舞。番いは絆が強く、生涯連れ添う相手は一羽のみ、一方の命が尽きると、残されたほうは寂しさに生きる意欲を失ってしまうと。そして自分が心に決めた相手はただ一人だと言い、陛下が自分を妃に封じたのは命を守るため、このご恩は一生忘れない、亡き夫のため子供を命にかえても守らなくてはいけない、無事に生まれたらここを離れるつもりでいる、その時まで私たち親子を見守ってほしいと話す。「心配しないで。あなたはもう私の妹よ」と言う阿史那皇后。


夜。寝殿の外に出た雪舞は、お腹をさすりながら「聞こえてる?陛下のご家族はとても仲がよいわね。あなたの父親はもうこの世にいないの。生前あれほど子供を望んでいらっしゃったのに。ごめんね、あなたを父親に会わせてあげられない」とつぶやくように言う。


蘭陵王は手足を鎖でつながれ、横たわっていた。雪舞との思い出を夢に見ながら、朦朧とした意識の中で「殿下、まだ寝ているの?殿下、まだ死んでは駄目よ。早く目を覚まして。あなたを死なせたくないわ」という声を聞く蘭陵王。

蘭陵王はハッとして意識を取り戻す。自分がどこにいるのかも、なぜ手足を鎖でつながれているのかも、そして、どうして生きているのかも分からない蘭陵王。人の気配を感じ、蘭陵王は再び目をつぶり横になる。

近付いてきた者が蘭陵王の顔を手巾で拭う。その者の手首をガシっとつかむ蘭陵王。体を起こした蘭陵王は、相手が鄭児だと分かり驚く。「目が覚めたのね。もし、起きなければ、このまま埋めてしまおうとさえ思っていたのに」と言う鄭児。

「いったい、どういうことだ。毒酒を飲んだのに何ゆえ生きていいる」と言う蘭陵王。鄭児は酒の中に闇医者から手に入れた仮死状態になる薬を入れたと話す。それを飲めば薬の効き目が完全に消えるまで呼吸も脈も止る、誰もがあなたは死んだと思うと。
鄭児はことを起こす前に一通りの予想をしていた。宮中に運ばれた蘭陵王に、疑り深い高緯が何をするかも考え、あらかじめ蘭陵王の腹部に毒殺された獣の肉を置いておいた鄭児。高緯と一緒に短刀で刺したのは、その肉だった。そして仮死状態のまま棺に入れておけば本当に死んでしまうと、ここに運んだと言う。

蘭陵王はなぜそんなことをしたのか聞く。鄭児はたしかに死を望んでいたが、あなたが自ら陛下に死を乞うたと聞き、考え直したと言う。「楽に死ねると思う?あなたも楊雪舞も楽に死なせてなるものですか」と。立ち上がり「雪舞は?」と強く聞く蘭陵王。鄭児は、あなたが毒酒を飲んだ日に、兵に追い詰められ崖から落ち、死んじゃったと笑う。蘭陵王は「信じるものか」と言うが、雪舞の櫛を差し出し、あなたの墓に雪舞を埋葬してやったと言う鄭児。

その櫛を手にした蘭陵王は「噓だな。この櫛はもともと金と銀で一対となる品だ。あの日、雪舞は金の櫛も身につけていた」と言う。取り繕うように、私にも情けはある、だから1つは残してあげたと言う鄭児。

鄭児はこの倚霞殿に蘭陵王を隠した後は、よけいな侍女など置かないようにした、だから普段は誰も近付かないと言う。それに罪を犯し罰せられ死んだ人間、今さら逃げられないと。「さような芝居には騙されぬ」と言う蘭陵王。すでに意識は戻っていた、それほど私を恨んでいたなら、なぜ夜ごと涙にくれていたのだ、回復も願っていたと言う。「だから何なの。これほどまでに慕い続けてきたのに、少しも愛してくれなかった。あなたと私の関係は、わずか数日では変わらない」そう言うと鄭児は出て行く。

蘭陵王がやっと目を覚まし、生き返ってくれたと涙を流し喜ぶ鄭児。


鄭児は高緯に呼ばれる。鄭児の顔を見たとたん、駆け寄り抱きつく高緯。怯える高緯に、陛下にかなう者はいないとなだめ、側を離れないと鄭児は言う。


高緯の不眠を治す方法がないと鄭児は四喜から聞く。鄭児は悪夢から逃れるためには、遊びに興じるしかないと考える。


一人になった蘭陵王は、懐に入れてあった雪舞の櫛を取り出し"私はどれくらい眠っていたのだ。雪舞は無事、周に着いただろうか。生きていることを知ったら、雪舞はいかに思うであろう"と思う。


貞は蘭陵王にお手紙を出すとしたら何て書くか雪舞に聞く。雪舞は"私は元気よ"と書くと答える。殿下はずっと私のことを心配していた、それゆえ安心させてあげたいと。そこに陛下の命で朝儀に出るようにと雪舞に連絡が。「朝儀に?」と雪舞は驚く。


雪舞は朝儀へ行く。天女の考えが聞きたいと言う宇文邕。斉の王妃である天女が、周の国事に関わるのはいかがなものか、敵の回し者かもしれないと言う大臣に「天女は今や朕の妃である。皆の者、礼をわきまえよ。案ずるでない。申せ、上奏があるのだろう」と宇文邕は言う。大臣は斉の蘭陵王と交わした停戦の協定は間もなく期限を迎える、斉を一網打尽にするためにも、我が国は今こそ軍備増強を図るべきだと訴える。それを聞いた別の大臣が、今年はたびたび天災にみまわれ、両国とも疲弊のきわみ、当面の急務は男子を農耕につかせ兵糧を蓄えるべきだと言う。宇文邕は雪舞にいかに思うか聞く。

雪舞はどちらの上奏も一理あり「両方、行なってはいかがでしょうか」と答える。兵役も農作もどちらも大切な仕事、よき田畑を持ち、男子が3人以上いる家から1人兵を出させるとしたら、その家は男手を1人失う事になる、それを解決するために徴兵に応じた家は租税を免除するという措置をしたらどうか、国のためには徴兵は続けるべきだが、兵力が余った場合、停戦中は兵士を農耕に従事させればいい、そうすれば兵力も安定し兵糧も確保できると。大臣たちは雪舞の意見に感心する。


ーつづくー


蘭陵王が生きていたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!ヽ(;▽;)ノ
が、ここから逃げられるのかな?
頑丈そうな鎖につながれてるし、扉も鍵がかかっているよ(;△;)
それに鄭児は蘭陵王をどうするつもりだろう…ずっと閉じ込めていても、いつかバレてしまいそう。
とにかく早く雪舞に会わせてあげたい!!

でも…小馬ちゃんは雪舞がいてくれて嬉しいよね。
雪舞にとっては"友達の阿怪"でも、小馬ちゃんにとっては大切な人。
形だけとはいえ、ようやくようやく妃にできたんだものね(;_;)
それにしても今回も小馬ちゃんがカッコよかった!!
涙の拭き方もよかった(*´艸`*)

高延宗もつらかったね"(ノ_・、)"
でも小翠のおかげで前を向く事がきそう。よかったー(*⌒ー⌒*)
それにちょっと高延宗と小翠の雰囲気もよかったかも!?
このまま結ばれるといいなぁ(*´ー`*人)

あとは阿史那皇后。
やっぱり阿史那皇后が恐い。笑っているけど、内心は雪舞のこと疎ましいはず!!
阿史那皇后にとっては雪舞が誰を好きかなんて関係ないものね。
問題は小馬ちゃんが誰を想い、大切にしているか…。
雪舞、大丈夫かなヾ(・ω・`;)ノ



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4 コメント

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蘭陵王が生きていた~ (Apple)
2014-04-03 14:44:05
生きていましたよね~誰かのコメント?で言ってましたが、韓国ドラマの太陽を抱く月と同じ方法~
良かった!生きていて良かった~少し光が見えてきました!
絶対蘭陵王が雪舞に会いに行くと思うん、だけど~そうなると子馬ちゃんが可哀想

鄭児って凄いね!で、どうする気なんだろう?
目が覚めて泣いて喜んでいたけれど…
鄭児は蘭陵王が一番好きだったって事ですよね~高緯は?
高緯も裏切られて、知った時は立ち直れないよね…

5爺が立ち直って良かった~小翠がそばにいて良かった(o^^o)
いい感じ!

阿史那皇后と雪舞がお話して納得してくれたように思いましたが~
子馬ちゃんも阿史那皇后をきちんと立てているので、大丈夫かな!
っとホッとしたのに…
予告編がーーーーまだまだ雪舞が心配

このドラマ、どのような結末になるのかな~
最近はそこが気になっています。

うささん、いつもありがとうございます~
うささん更新ありがとうございます=*^-^*= (toria)
2014-04-03 20:57:15
今日も録画を見れていないので
あらすじをありがたく読まさせて頂きました
ありがとうございます。

雪舞は形だけの妃に落ち着いちゃったのですか?∑('◇'*)
そ、そんなぁ~~~Σ(´□`;)
友達とか言われちゃって。。。
友の感情だけで、陛下みずから
敵国に救出には行かないよ~
愛する女性だからこそ必死になって
助けに行っているのに(雪舞、気付いてあげてぇ
宇文ヨウそれで良かったのかな(´△`)
今はあまりにもバタバタしすぎて
こうするより他に手だてがない感じでしょうか。。

しかし、38話でも気になったのですが
安徳王の周りに人がいなくなったのには驚きです。
「蘭陵王が亡くなると屋敷の者たちは去り
残っているのは小翠だけ」とあらすじにありました。
???安徳王は蘭陵王の弟だから
今まで人気があったのでしょうか・・・
大人な小馬ちゃん (time)
2014-04-03 21:05:28
素晴らしいですね、小馬ちゃん。
あの涙の吹き方も、そしてその後の笑顔も。
朝議の時の笑顔もステキ過ぎましたw
人の思いをくみ取り、動かす姿は学ぶべきところが多いです。

久々に、貞ちゃんと雪舞が一緒のシーンも
和みますね~

Appleさんも仰っているように
小翠もいい仕事を。
良いタイミングで文が届いて五爺も復活しそうですね。

最大の驚きは、四爺の復活。
本人も驚きでしょうが、私たちが一番驚いてますよーーー
と言いたいです。
生きてたんかい! (柳花)
2014-04-03 21:36:28
次回予告でも分かりましたけど・・・「10話も残ってる状態で主人公が死ぬとは面白い試みだなあ」と思っていたら、生きてた設定だったのか・・・。
「受身も取らずに勢いよく後ろに倒れたら、後頭部を固い床に打ちつけてそれだけで死ぬんじゃないか」なんて思わず突っ込みましたけど、これからどう動いていくか楽しみです。

しかし咄嗟に「その櫛は金と銀で一対だ」と言えるとは蘭陵王は頭いいな~。
勿論雪舞もすごく頭がいいし。
中国や韓国のドラマ(特に歴史ドラマ)では、女性にしろ男性にしろ「頭の良い人」が主人公になっている事が多い気がします。
反対に日本の歴史ドラマはその点がいまひとつだったり・・・だから面白くないんだと思うんですが、偏見かなあ。

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