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泡沫の夏(12話)

2011年12月16日 18時06分27秒 | 泡沫の夏(台)
【出演】
尹夏沫(イン・シャーモー)役…バービィー・スー
洛煕(ルオ・シー)役…ホァン・シャオミン
歐辰(オウ・チェン)役…ピーター・ホー
尹澄(イン・チェン)役…クリス・シェン



一生懸命、母を捜したルオ・シー。
辺りが真っ暗になり、園内も暗闇に包まれた頃、ルオ・シーは母と別れた場所に1人ぼっちで座っていました。泣いているルオ・シーに気づいた警備員が警備室に連れて行こうとしますが、母を待ちたいルオ・シーは警備員を突き飛ばすと逃げてしまいます。警備員から逃れるためルオ・シーは隠れました。


うなされるルオ・シーを優しく起こしたシャーモー。目を覚ましたルオ・シーは寝たまま「同情は要らない」と言います。「そうさ、俺は母親に置き去りにされた。死に別れたんじゃない。生みの親から疎まれて捨てられた」と。だから、里親や君に捨てられても恨む資格なんてない、と言いました。何も言わず、そんなルオ・シーを包むように、シャーモーはもたれかかります。

体を起こしたルオ・シーに、シャーモーは「不安になるのも無理ないわ。でも過ぎたことよ。忘れるの。あなたは今みんなに愛されてる」と言います。でも、運命で逃れられないと言うルオ・シー。シャーモーは「運命じゃない」と言いますが、何度も捨てられてきたルオ・シーは「君だって同じだ」と…。「1人は高貴な御曹司、1人は卑しい孤児」とつぶやくように言うルオ・シーに、シャーモーは「孤児で悪い?自力で生きてきたのよ。自分も他人も傷つける言葉を口に出さないで」と言います。そしてルオ・シーを抱きしめ「お願いだから」と言いました。

「戦旗」降板について、歐華盛社の申し入れをシー・モンがオウ・チェンに持ってきます。「もう決めたことだ」とオウ・チェンは言いますが、報道とファンからの抗議でイメージに傷がつくと説得しようとするシー・モン。それでも譲らないオウ・チェンに「彼がシャーモーの恋人だからですか?」とシー・モンは聞きます。「俺の判断が不当だとでも?」とオウ・チェンが怒りを見せると「坊ちゃん。変わりましたな」とシー・モンは言いました。しかし、今まで隠し事をしなかったシー・モンの方が変わったとオウ・チェンは言います。シー・モンが口ごたえ(というか…)をするなんて意外!オウ・チェンの言う事だったら何でも聞くと思っていたんだけど…。

私の忠誠心は永遠だと話すシー・モン。オウ・チェンが、ならなぜ勝手にルオ・シーを出演させた?と聞くと「歐グループの伝統に従い職務に従っただけです」と答えます。前総裁から創業の際、"尊敬とは長年の信頼に基づくもの。しかし1度の過ちで信頼は崩れる"と言われていたシー・モンは「企業の経営に過ちは許されないのです」と言いました。そこにシャーモーが来たという内線が。

いつまでも会えるまで待つつもりできたシャーモー。そんなシャーモーを見て、オウ・チェンは会わずに車へ乗り込みます。走らせながら「シャーモーの恋人だからですか?」とシー・モンに言われた言葉がよみがえってきました。

オウ・チェンは昔シャーモーが住んでいた家に行きました。
そして近くのベンチに座ろうとした時、オウ・チェンに気づいて追いかけてきたタクシーの運転手が、自分の上着をベンチに置き「おかけください」と言ってきます。その男が誰だか分からないオウ・チェンに「当然です。私のことなどとっくにお忘れでしょうね」と言いました。

その男は、オウ・チェンの腕に巻かれているリボンに気づき「なぜシャーモーさんのリボンを?」と驚きの顔で聞いてきます。しかし、オウ・チェンが睨んだため、そのまま帰りそうに。オウ・チェンはその男を呼び止めました。

タクシーの助手席に乗ったオウ・チェン。その男は12歳から高校2年までオウ・チェンに言われ、毎日送り迎えをしていたシャーモーの専属でした。しかし、シャーモーは車には乗らず、シャーモーの横を車で付き添いをしていただけでした。やめた理由はシー・モンから解雇されたからだと言います。リボンがシャーモーの物なのか聞くオウ・チェンに、ご自身で編んで贈り、毎日身につけさせていたと。
他にもクルーザーに"青い泡沫号"と名前をつけシャーモーと海へ行ったとも聞きます。CM撮影に使われたクルーザーに見覚えがあったのはそのためでした。

シャーモーが弟とテレビで歌った時、オウ・チェンは見下ろせる部屋からスタジオを見ていました。歌えなくなってしまったシャーモーを見て、すぐにCMを入れるように言ったオウ・チェン。ルオ・シーが助けに入った所も見ていました。オウ・チェンのこういうシャーモーに対しての気遣いをシャーモーは知らないのよね…。

数日後にフランスに行くとシャーモーに話すオウ・チェン。ルオ・シーとは一緒にいても俺に会うヒマはない、俺がいないほうが君だって気が楽だろう、と言います。ルオ・シーは父さんの養子だと必死に話すシャーモーに「聞きたくない」とオウ・チェンは言いました。そして自分で解決すると言って行ってしまいます。
ルオ・シーのことで家を訪ねた時も、シー・モンはフランスへ行ったと言っていましたが、家の中からオウ・チェンは訪ねてきたシャーモーを見ていました。

その後身を隠したと話す運転手。シャーモーともすっかり縁を切ったと。仕方がない、と話す運転手は「坊ちゃんのお宅も大変でしたからね」と言います。「何か問題が?」とオウ・チェンが聞くと「ご両親とシー・モン様が金銭面でトラブルを…」と。詳しく聞くと、支払いの遅れや契約の問題だと答えます。両親と金銭面のトラブルって、シー・モン何をしたんだろう?未だにオウ・チェンの執事が出来ているってことは、解決したのかな…。

夜になってもオウ・チェンを待ち続けるシャーモー。建物内の明かりが消され、外に出たシャーモーの前にオウ・チェンの車が止まります。シャーモーは車に乗り込みました。
シャーモーが行き先を聞きますが、オウ・チェンは答えません。事故の時、痛めたお腹を痛そうにしているオウ・チェンに気づいたシャーモーは、車を止めさせると雨の降る中外に出て行こうとします。そんなシャーモーの手を掴んで止めると、オウ・チェンは自分の上着を脱ぎ「これを使えと言いました。「すぐ戻る」と言ってシャーモーは駆けて行きます。
「君は俺を捨てた女だ。戻るはずがない」とオウ・チェンはつぶやきました。

しばらくして戻ってきたシャーモーは、オウ・チェンに薬を。温かいミルクも買ってきていました。オウ・チェンはドアを開け薬を捨てると「やめろ」と言います。「俺をバカにするな」と。以前の俺とは違う、同じ手は通じない、と言い、シャーモーに降りろと言います。
偽りの優しさはうんざりだと言われ、降りようとしたシャーモーの腕をオウ・チェンはつかみました。そして「あいつのためだろ?俺に会いに来たのは」とまっすぐシャーモー見て聞きます。シャーモーはつかまれた腕をオウ・チェンの手から放しました。

雨がやみ2人は外へ。「これはルオ・シーへの報復じゃないはずよ」と言うシャーモー。あなたならバレにくい方法を取ると。「ルオ・シー降板の目的は私に頭を下げさせることね?」と言うと「そうだ。来ると思ってた」と返してくるオウ・チェン。「あいつが大事か?」と聞かれ「ルオ・シーを巻き込まないで。私たちの問題よ」とシャーモーは言います。

ルオ・シーが現れたから捨てられたと思っているオウ・チェンは「あの夜、俺に言ったことを忘れたのか?」と言ってきました。驚いたシャーモーは「全部思い出したの?」と聞きます。

両親の事故の知らせを受け、病院にかけつけたシャーモー。しかし両親は手遅れで亡くなってしまいました。弟も集中治療室に入り、助かるか分からないと医師から言われたシャーモーは、心配する専属運転手に「チェンが死んだら私も一緒に死ぬだけ」と言います。

オウ・チェンは車の中でシャーモーの両親が亡くなった事をシー・モンから聞きます。驚いて「シャーモーのそばには?」と聞くオウ・チェンに「親類付き合いもなく、手続きはすべてシャーモーさん1人で」と答えるシー・モン。なぜもっと早く知らせなかった、とオウ・チェンは怒り、急いでシャーモーの元へ。

両親の写真を見て悲しむシャーモー。訪れたオウ・チェンが肩に置いた手を払いのけます。そして外へ。驚いたオウ・チェンは名前を呼びながら追いかけました。事故の原因や弟のチェンの容体を心配するオウ・チェンに「筋書きどおりでしょ?白々しい」とシャーモーは突っぱねます。すべてはオウ・チェンの仕業だと思っているシャーモーは「ルオ・シーを追放し、チェンを病気にした。それでパパも事故を。大成功じゃない。いいえ、あなたは布石を打っただけ。あとの運命は神様が決めたのよ」と言います。

オウ・チォンが「君はこの不幸を俺のせいだと?」と聞くと「そうよ。だからもう二度とあなたの顔なんか見たくないの」と背を向けるシャーモー。「誤解だ」とオウ・チェンは言いますが「あなたには他人の生死なんか軽いものよね」と振り返ったシャーモーは言いました。そんな人間だと思っていたのか聞くオウ・チェンにずっと言いたかった事があると「あなたなんか好きじゃなかった」と言います。オウ・チェンは衝撃を受け、その様子をシー・モンは陰から見ていました。

施設に戻らずにすむため、パパのために付き合っていたと話すシャーモー。でも両親は死に、解雇の心配はなくなったと「やっと別れられてどんなにうれしいか」と話します。ルオ・シーを追い出したのも正解で「私はルオ・シーが好きだった」と…。腹いせに怒らせようとしているとオウ・チェンは思いました。「俺が間違ってた。謝るよ」と言うオウ・チェンに「別れましょ」とシャーモーは言います。

シャーモーはリボンを外し「返すわ」と地面に。そして「今後、あなたとのかかわりは一切経つつもりよ」と言います。「謝っただろ」とオウ・チェンが言っても「謝った?それでこの悲劇がなかったことになるの?」と憎しみのこもった声で言いました。手遅れだと。「絶対に許さない。あなたの記憶をすべて消し去るわ」とシャーモーが言うと、オウ・チェンは両膝をつき「これで許してくれないか?俺が悪かったなら償うから」と言いました。

シャーモーは「償えるわけない。チェンは危篤だし、両親も生き返らない。二度と顔も見たくない」と言って行きそうに。その腕をオウ・チェンが掴みます。そして「俺はどうすれば?お願いだ。どんなことでもする。別れたくない」と涙を流し許しを請いました。シャーモーは静かに「許してあげる。あなたが死ねば」と言います。

ルオ・シーのせいで捨てられたと思っているオウ・チェン。「そんなにあいつが大切なのか?」と言います。シャーモーは「まだわからないの?住む世界が違うの。あなたは私に誰も近づけないようにした。自分が孤独だから、私も同じように孤独にさせたがった」と言いました。「君も孤独な人間だろ?」とオウ・チェンが言い返すと、認めた上でシャーモーは「だからこそ幸せになろうとしてきた。今の幸せを守るためなら何でもする」と言います。もう誰にも頼らない、自分の力で大切な人たちを守る、と。

「俺のせいだと思っていたのか。あれは事故なんだ」とオウ・チェンが言うと「分かってる。でも、あなたに悲しみをぶつけるしかなかった」と返すシャーモー。
いつかシャーモーが離れていくのが怖かったと話すオウ・チェン。だから閉じ込めたと言います。「俺の姿だけを見て、俺の声だけを聞いていれば、いつか好きになってくれるかと」と…。

オウ・チェンは「俺を好きだったことは?」と聞きました。シャーモーは「ないわ」と答えます。これまでに一度も、と。
ずっと痛みで苦しそうにしていたオウ・チェンは「俺が死ねば満足か?君はずっとルオ・シーが好きだったんだろ」と言いました。シャーモーは「あれはあなたを傷つけるためのウソよ。私を恨めばいい。でもルオ・シーは無関係よ。復讐に巻き込まないで欲しい」と言います。本当にシャーモーは好きじゃなかったのかな?オウ・チェンが断ち切れるようにわざと言ってるるのかな?

オウ・チェンは「ルオ・シーが無関係ならなぜ俺を許さない。身勝手は改めると言ったんだ。なのに君は俺を捨てた。無関係なら会いにも来ないはずだ。目的は降板の撤回だろ?」と言いました。だったら頼め、君の頼みなら聞くと知ってるくせに、と。

ルオ・シーの話はもういいと言うシャーモー。苦しそうなオウ・チェンに「病院に行こう」と言います。それには答えず「それならあいつを潰してやる。芸能界追放だ」と言い出すオウ・チェン。「懇願しろよ」と言われ、シャーモーは「分かったわ。ルオ・シーを許して。潰すのなら私よ。私にも落ち度はあった。でもルオ・シーは悪くない」と言いました。ふと笑ったオウ・チェンは「そんなに大事なのか。自分を犠牲にするほどに」と言います。

「もし君が俺の元に戻れば許すと言ったら?」と聞いたオウ・チェンに「ムリよ」とシャーモーは答えました。もう、終わったこと、と…。



ーつづくー




回想が多くて切り替わりが分かりにくいので、今回から回想シーンはこの色にさせていただきますね。



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