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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第33話 あらすじ

2019年10月14日 22時25分07秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
長孫無極(ちょうそんむきょく)/軒轅旻(けんえんびん)…イーサン・ルアン  
宗越(そうえつ)…ライ・イー
長孫迥(ちょうそんけい)…ワン・ジンソン



「二人の王女」


宗越は「お前が力を貸したのは太淵平定のためと、皇太子の器を証明するため。そして我らの友情のためだ。もう私を助ける必要はない。あとは自分で解決する。斉震の命も一族の復讐も私のやり方でやる」と長孫無極に話す。「だめだ。手伝おう。半分は私が天権の皇太子だから。もう半分はお前を思ってだ」と言う無極。互いに笑みを浮かべる。

宗越が「丑の刻三つ、もう幾刻かすれば、お前と仏蓮姫の婚儀が決まる。璇璣は天下の富を持つ。五州の金銀は璇璣が産する。仏蓮を得れば金山を娶るに等しい」と言う。無極は「からかうなよ。お前は思うか、仏蓮が最良の相手と」と尋ねる。「仏蓮はお前が望んだ人だ」と言う宗越。無極は「初めての出会いは璇璣王宮だった。あの人はまるで痩せた猫だった。だが、その瞳は輝いていた。この世界のあらゆるものが…。美しさも、醜さも、善も、悪も、そのすべてが融けあっていた」と言いながら仏蓮との出会いを思い返す。

互いが子供の頃、蓮の花を咲かせる仏蓮を見た無極。顔が傷だらけだった仏蓮は、無極に気づき逃げようとする。その時、池に落ちてしまった仏蓮。そんな仏蓮に無極は手を差し出した。

「分かっている。あいまいなまま逃れることはできぬ」と言う無極。宗越は「お前は欲しいものは、どんな手を使っても手に入れてきた。明日の婚姻で皇太子の地位も安泰だ。今回も勝った。だが扶揺はどうする気だ」と言う。お前は扶揺に試練を与えては命を懸け救ってきた、璇璣の公主を娶ることを扶揺が知れば…、あの娘を助けるか傷つけるか、と。無極は「傷つけはせぬ。しかし…」と言う。


寝台で眠れずにいた扶揺は、部屋を出て行く皇后を見かけ後をつける。

人目を避け、密会する皇后と徳王。皇后が「ようやく会えました。無極が戻ったわ。天下はもはや我ら母子のもの。お分かりですね」と言う。徳王は「無極が即位しても、我らは天下に受け入れられぬ」と話す。皇后は「本当に何も変わらないと?」と聞く。徳王は「無極が戻ればこそ我らは会ってはならぬ。無極に2人のことを知られてはならぬ」と言う。あの子は長孫迥より鋭い、息子の敬意を失うな、と。

ため息をつく皇后を徳王が抱き寄せる。「私は長孫迥と争う気はなかった。すべてが定めだ。我らの愛が先にあれど、あいにくあの男が…」と言う徳王。皇后は「運命の前には、私たちはしょせん虫けらと同じ」と言う。その時、陰からすべてを見ていた扶揺が音を立ててしまう。急いで逃げる扶揺。
徳王は皇后を戻らせる。


部屋に戻った扶揺は“余計なことに構うから。元皇后と徳王って義理の姉と弟よ。それって…”と混乱する。


徳王は扶揺が隠れて見ていた場所で霊樹の糸織物を見つける。


無極は洞窟で扶揺のことや母から「お前には璇璣王の次女・仏蓮を娶ってもらいたい。天権国もの皇太子妃は仏蓮妃でないとだめ」と言われたことを考えていた。「何をためらう」と言う宗越。宗越は
今日は大事な日だ。ぐすぐすして一生を棒に振っても知らぬぞ」と話す。そこに「殿下」と言いながら江楓が迎えにくる。
宗越は「実は…」と言いかける。ふっと笑い「何だ。私と仏蓮の納采が不満か。嫌ならやめる」と言う無極。宗越が「ひねくれたことを。無駄話はやめよう、いずれ分かることだ」と言い、無極は出て行く。
「仏蓮が扶揺と知れば面白いことになる」と宗越は呟く。


納采の儀の前に五州の危難を乗り越えることに。穹蒼神殿の神力はすでに鼎に注がれていた。各国の使者は図符を献上する。まず天権図を長孫平戎が置く。天煞図、太淵図が続き、残りは璇璣図のみになる。
璇璣の図符は他の図符と違い鸞鷟淵の溶岩からできていた。「天地の五法・金、木、水、火、土のうち璇璣図は赤火を表すとともに五法の神力を凝集することができる」と話す徳王。徳夫人が「では璇璣図が五州の神力を合わせる要と」と尋ねる。

徳王は「しかり。璇璣図の凝集力があってこそ、各国の新緑は1つとなり共存できる」と言う。「その璇璣の女王は?重大な役を担いながら遅れておるのか」と尋ねる平戎。そこに仏蓮になりすました扶揺が来る。扶揺の正体を知っている徳夫人は驚く。
「仏蓮姫が来られたうえは早く璇璣図のご献上を」と言う徳王。扶揺は「こたび参りましたのは2つのため。1つはもちろん璇璣図の献上。ですが大事なものゆえ璇璣図を直接皇帝陛下に献上いたしたく」と話す。

徳王が「もう1つは?」と聞く。扶揺は恒王をチラリと見ると「天煞王は太淵の斉震と組み軒轅王を攻めたうえ、その罪を烈王に着せました。私の願いは烈王・戦北野の無実を証すること」と話す。「烈王が独断で大罪を犯した。仏蓮よ、誰の差し金で天煞王を誹る?」と怒る恒王。さらに扶揺は「戦南城は長瀚山欲しさに斉震と組み、王家転覆を謀りました。しかし斉震は敗走し、野望が潰えると罪を戦北野に着せました」と言う。そして恒王に「そうですよね」と言う扶揺。

認めない恒王は「どこからこんな妄言を…」と徳王に訴える。「今は五州が協力すべき時。天下の衆生の苦しみを思い、おのおのの国の小事や争いは暫時、不問とせよ」と言う徳王。扶揺は「不問なら天権など要らぬ」と言う。五州は天権と他の諸国からなります、天権が他国の上に位置するのは争いを収め天下の民を安泰にするため、王室が争い合い戦を仕掛けるのが小事なら大事とは何?天権が関わるべき大事とは?、陛下のお言葉です“万民の大なるは国の大なり。繁栄も富貴も民にあり。貧しく卑しきは君主なり”、天煞王を見逃すことは兄弟の争いを助長し五州の動乱を座視すること、それでは命を軽んじ民を害する暗君よ、このようなことを天権皇宮はお許しに?、と。

「さすが五州聖女。天下のためを思い民への慈しみにあふれている」と言う徳王。恒王は手を叩き「仏蓮姫は弁の立つ方だ。だが分からぬのは烈王をご存知ないのに、突然、弁護を買って出るとは。まさか天権皇太子妃の座が不満で烈王の王妃になりたいのか」と言う。「恒王殿下。国と国の婚姻は天権皇宮がお決めになる。無極皇太子の婚儀を笑い事にしては…」と扶揺を助ける徳夫人。
扶揺が「私が話したのは烈王のためでなく、人と争う気もない。ただ冤罪は見過ごせぬ。どうか天権皇宮がこのことを…」と言ったところで「そこまでにせよ」と皇后が止める。


あの後、落ちていた霊樹の糸織物を皇后に見せた徳王。皇后は霊樹の寝衣を扶揺に与えていた。2人は密会を見た相手が仏蓮(扶揺)だと分かる。


「各国の朝廷は確かに安定のための大事。ですが今は五州が力を合わすべき時。仏蓮よ、議論は後回しにして璇璣を差し出せ。まずは五州の力を統合しよう」と言う皇后。扶揺は「恐れ入りますが、璇璣図は直接、皇帝陛下に」と言う。

平戎の元に訪れた賓客は仏蓮聖女だった。
扶揺が偽物の仏蓮だと知っている平戎が「皆、五州の王家の血を引く者。皇帝と皇后にいかなる違いが?仏蓮姫。言い逃れしているが、璇璣図は持っておられるのか」と言う。仕方なく「では璇璣図を献上します」と言う扶揺。

扶揺も置くべき場所に璇璣図を置くが、分離したまま融合されない。「まさかこれが偽物だからなのか?それとも仏蓮姫ご自身が偽者だからか?」と言う平戎。「皇后、申し上げたきことが…」と扶揺が言い始めた時、本物の仏蓮が来る。
「病は癒えたの?」と仏蓮にかけよる扶揺。しかし仏蓮は「どなた?」とよそよそしい態度を扶揺に取る。初対面だと。「公主は郊外に治療場を設け、民の救済で到着が遅れました。急いで式典に来て見れば偽者がいるとは」と言う巧霊。

扶揺は「そうです。私は仏蓮姫ではない」と認め、数日前、郊外で患者を手当てしていた仏蓮姫に会ったこと、しかし仏蓮姫が疫病に倒れ、病の床で紫鳳腰牌と璇璣図を渡され皇帝に献上するよう言われたこと、重篤と思いやむなく承知したことを説明する。しかし「私は病気にならない。皆が知るとおり、璇璣には秘伝の熔鳳内丹があり、王族は出生の日に服用します。それで百毒を防げます」と話す仏蓮。璇璣王女が疫病にかかることはないのです、と。

「内丹のことは聞き及んでいた。璇璣の王女ならつまらぬ疫病にかかるはずがない」と言う平戎。扶揺は巧霊に証言させようとするが「ただのよ。いじめないで」と仏蓮に止められる。翊王殿下に宮殿に招かれ皇后にお目にかかり一晩置いてくださった、と話しても、平戎は昨日は風邪をひき外に出ていないと嘘をつき、皇后も「昨日はいつ清嵐殿へ?」と言う。誰も証言もしてくれず「分かったわ。昨日、私に見られたからね。だから…」と皇后に言う扶揺。それ以上言わせないため皇后は「誰か、この女を捕らえ処刑せよ。仏蓮に償うのだ」と告げる。その時、皇帝陛下の聖旨が。


扶揺が皇帝陛下に呼ばれ謁見する。「他人のふりで朕の前に出るのは、冤罪の有無に関わらず心乱れることであろう」と言う皇帝。しかし扶揺は「私は危難を救うため遣わされただけ。烈王の冤罪は証拠もある。私が恐れる理由はなく、心も乱れません」と言う。


仏蓮が璇璣図を置き融合する。


皇帝が「さすがは太淵を大いに騒がした娘よ」と話す。「太淵のことを?」と扶揺が尋ねると、頷いた皇帝は「そなたは仏蓮を超える力を持っている。だからやつもそなたに惹かれた。だが娘よ。そなたは王家の血筋ではない。天権の皇太子とはとても釣り合わぬ」と言う。「皇太子?」と扶揺が聞き返す。

皇帝は姿絵を見せながら「そなたには軒轅旻と名乗った。時には元昭詡と。他の名もあるやもしれぬ。だが、ここ天権ではやつは皇太子だ。やつの真の名は長孫無極という」と話す。扶揺が驚く中、「皇太子殿下のお成り」という声が聞こえる。
先ほどまで扶揺がいた場所が映し出され、皇后と仏蓮に挨拶をし、璇璣図を仏蓮と置く無極を見る扶揺。

皇帝は「こやつは愛されすぎた子で、女子に贈り物をしては忘れてしまう。いわゆる悩みを知らぬ貴公子で、ずいぶん浮き名を流した。やつの行いにそなたも心を痛めたであろう。そなたは確かに他の女子とは違う。だから心を動かされた。だが理解せねばならぬ。皇太子たるもの、何事も思いのままにはできぬ。皇太子の婚姻は国や山河に関わり、天下の衆生に関わる。だから仏蓮を選んだ。この婚姻は皇太子16の年、璇璣で決められた」と話す。


「幸い、全王家が集いました。この佳き日に天権と璇璣の婚姻を詔書に認め、天下に告げましょう」と無極に言う仏蓮。平戎が「無極よ、遅かったな。いい場面を見逃した。先ほどここで仏蓮を騙る女が大見得を切った」と話す。「聖女・仏蓮は天下に名高い。あやかろうとする愚か者も出ます。そんな者は処刑すればよい」と無極は言う。


扶揺は映し出された無極の言動を見て「仏蓮を選んだのね」と呟く。「無極が心から仏蓮を愛しているか、あるいは少しでも愛しているのかそれは重要ではない。幼い頃から教え込まれた“皇太子の婚姻は国のため。利のため”と。利と感情ならば皇太子は利を選ぶ。皇太子は何のためらいもなくその選択をする」と言う皇帝。扶揺は「無極皇太子と仏蓮姫はまさに天の選びし良縁」と言う。

皇帝が「そなたは仏蓮を騙り、皇太子に取り入ろうとした。いかに裁こうかな」と言い、ぼんやりとしながら「考えてもいません、他人の名を騙り取り入ろうなど。今日、私がこんな衣で皇宮にいるのは天権皇太子のためだけじゃない」と言う扶揺。扶揺は映し出されている無極を見ながら空しく笑い「あなたはずっと、いくつもの仮面をかぶり、私をだまし続け多くの血を流した。あの痛みは皆、嘘だったの?」と涙を流す。私がばかだった、信じちゃいけなかった、と。

「皇太子と知り合うたのが過ち。希望を抱いたのが過ち」と言う皇帝。扶揺は「なぜ私にこんな話を?」と尋ねる。皇帝は「国と山河、栄辱と生死、その中に我らはいる。煉丹炉のごとくあらゆる材料が入れられ、猛火の中、細心の注意と時間をかけ小さな丹薬になる。それは何か。結果だ。誰もが待っているのは、ただ一つの結果だ」と言う。
皇帝は皇后に薬を持って行かせる。


羽木の衰弱が止まる。「しかし…他にも変化があるはず」と言う徳王。無極は「神力と邪力が相殺し合っている。今、五州は動揺している。この並外れた邪力には各国が手を携えねば。皆も感じておられよう。穹蒼大戦で封印されたものが原因。それがあるうちは羽木も安定せぬ」と話す無極。そこに皇帝から皇后への薬が運ばれてくる。「今は気分が優れないゆえ、置いておけ」と言う皇后。しかし宦官は「私が叱られますので」と言う。


ーつづくー


仏蓮のあの変貌ぶり!!!
あの赤ずきんちゃん、仏蓮だったね(∩˃o˂∩)
無極が軒轅旻として扶揺と親しかったことを知っているんだよね(✽ ゚д゚ ✽)
監視していたということ?
仏蓮や平戎はともかく、皇后まで嘘を!!!
自分の秘密を知られたからといって、ひどすぎる(;д;)

平戎は仏蓮が訪ねてきた時、知り合いみたいな感じだったけど…。
でも扶揺をずっと仏蓮だと思っていたし。
いつ知り合ったの?
どういうこと?

扶揺が持っていた璇璣図の上に、仏蓮が持ってきた璇璣図を置いたのも気になる。
2つ重ねないといけないものなのかな?
扶揺が持ってきた璇璣図がいらないものなら置く前に取り除きそうだけど。

宗越も気にしていたけど、無極は仏蓮とのことをどうするつもり?(;´д`)ノ
皇帝の言ってることも本当?って気もしてしまって。
そんなに浮き名を流したようにも見えないけど(≧▽≦)

皇后が飲まされている薬も気になるぅぅぅぅ( ̄▼ ̄|||)



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