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中国ドラマ「三千鴉(がらす)の恋歌」第30話/最終話 あらすじ

2021年01月13日 21時36分17秒 | 三千鴉の恋歌(中)

傅九雲(ふ・きゅううん)…ジェン・イェチョン(鄭業成)
覃川(たん・せん)…チャオ・ルースー(趙露思)
左紫辰(さ・ししん)…リウ・イートン(劉怡潼)
玄珠(げんしゅ)…ワン・モンリー(王萌黎)
眉山(びざん)…リー・ルーチー
亭渊(ていえん)…マオ・ファンユエン



「再会の日を願って」


目覚めた覃川は傅九雲の名を呼ぶが来ない。外に出てあちこち捜し竹林へ行く覃川。竹に刻んだ傅九雲と覃川の名を見て、覃川は玄珠が霊灯をともしたことを思い出す。
竹に名を刻んだ時「この竹は2人の物だ。たとえ肉体が滅んで魂も記憶も何もかも失ったとしても私たちが生きた証しになる」と傅九雲は言っていた。覃川が「竹が伸びる頃、私は生きていたらおばあさんよ。それでもいいの?」と聞くと「その時は仙人をやめて共に老いるさ」と。

覃川が泣いていると眉山が来る。帰ろう、と言う眉山に覃川は「どこに?」と聞く。眉山は妖王の呪いを解かねばお前の身が危険だ、1年以内に死ぬ、と話す。傅九雲に会えるなら今すぐ死にたいと言う覃川。眉山は「再び会える日まで生きろ」と説得する。しかし覃川は「霊灯がともされた。会えるわけがない」と言う。

「お前の居場所は九雲から聞いた」と言う眉山。覃川が「なぜ彼は来ないの?」と言う。眉山は「九雲は霊灯の灯心として生まれてきた。霊灯がともされれば身を燃やされ魂が飛散してしまう。だが、時がたてば再び姿を取り戻すかもな」と話す。全部、九雲が俺に伝えたことだ、生きろ、九雲は必ず戻って来る、あいつを待て、と。傅九雲と竹に刻まれた字を見ながら「待ってるわ」と言う覃川。


うたた寝していた覃川が目を覚ますと、近くに九雲が座っていた。しかし微笑みながら九雲は消えてしまう。


薬を煎じていた眉山は真珠を見つめる覃川を見る。つらい眉山も酒を飲む。


夜。傅九雲のことを思いながら竹林に来た覃川。後から来た眉山が「呪いは全て解けた。快気祝いだ」とひょうたんを差し出す。受け取った覃川は飲もうとするが酒ではないことに気づき「何、これ?」と聞く。笑いながら「薬だよ。それ以外に何がある?」と答える眉山。覃川はひょうたんを眉山に投げ返す。

酒を飲む眉山に、この1年、飲みすぎだと言う覃川。眉山はお前の嘆きを聞かずに済むようにわざと酔っていると言う。
覃川が遠くを見つめ、眉山は「この竹林は鳳眠山にあったものだ。ここでおとなしく九雲を待っていればいい」と話す。覃川は何も言わず刻んだ名を磨く。

「まだ疑うのか。九雲は約束したんだ、必ず帰るとな。あいつが元の姿に戻るまで…」と言いながら空笑いする眉山。覃川は「元の姿に?彼は燃え尽きて消えたのよ。もう嘘をつかないで。いいの、分かってるわ。私に生きてほしいんでしょ?、九雲もそう願っていた。幸せになってほしいのね。でも無理よ。彼がいない世界は生きる価値もない」と涙を流す。

眉山が「九雲は必ず戻る。絶対に」と言う。「そう信じてるなら、なぜ、お酒ばかり飲むの?」と聞く覃川。眉山が「酒が好きなんだ。俺は酒が…」と答えかける。それを覃川はさえぎり「彼が帰って来るなら、なぜ毎日1人で泣いてるの?」と言う。分かってる、九雲にはもう会えない、と。酒をまた飲んだ眉山は「九雲め。俺たちを悲しませるなんて許せない。お前なんか待つか」と涙を流す。覃川も「もう、あなたを待つのはやめる」と言う。


子供達に学問を教えていた紫辰は、白い衣を着た人を見かける。しかし、それが誰だったのか確かめることはできなかった。


帝位に就いてから働きづめの亭渊を心配する趙。亭渊は「大丈夫だ」と言う。ふと亭渊は覃川からもらった香り袋を見つめ微笑む。その時、亭渊は何かを感じ部屋を出て行く。


覃川は霊灯が置かれている部屋に入る。霊灯を見ながら傅九雲と過ごした日々を思い返す覃川。霊灯が光りだし、涙を流しながら覃川が触れる。そこに扉を開けた亭渊が。より光りが増し、覃川は霊灯と共に消えてしまう。


風邪で寝込んでいた子供の燕燕が目を覚ますと、皇帝の父と皇后の母がそばにいた。泣きながら父に抱きつく燕燕。燕燕は夢で“お前の名は川だ”と言われたと話す。川になれと。母は熱のせいで幻覚を見たと思う。


成長した燕燕は玄珠を姉上と呼び仲良くしていた。そんな中、兄が紫辰を連れて来る。4人で座って話し始めたが、早く帰って新しい着物を試さなくちゃ、とすぐに席を立ってしまう燕燕。
琴の音が聞こえ振り返った燕燕は、紫辰のそばにいる玄珠を見て微笑む。

部屋に戻った燕燕が侍女のことを「阿満」と呼ぶ。しかし侍女の名は阿満ではなく翠だった。さらに昨日、弾いた“東風桃花曲”の弾き方を忘れてしまった燕燕。それどころか東風桃花曲という曲名すらすぐにわからなくなってしまう。


絵を見た燕燕は、描かれているはずの琵琶がなく「琵琶が…。私の琵琶…」と声に出す。目の前に座っていた兄が呼び「その独り言は何だ?」と聞く。自覚のなかった燕燕は「琵琶がどうとか…」と兄に言われ「琵琶?どこに琵琶があるの?兄上の聞き間違いよ」と返す。しかし絵を見ているうちに涙が溢れ出す燕燕。燕燕はどうして涙が出るのかも分からない。


燕燕が寝台で膝を抱えながら泣いていると翠が駆けてくる。「白い衣の男の人が」と言う燕燕。その人から“そなたはもうすぐ私を忘れ去ってしまう”と言われたと。思い出したいのに思い出せないと燕燕が言い「夢のことなんて忘れましょう」と翠は落ち着かせる。


驪国。皇后の誕生日。皇帝は未来の婿殿だと皇后に話し、天原国の太子・亭渊と会わせる。

燕燕が1人でいると亭渊が声をかけてくる。亭渊は結婚祝いに父が四方から集めさせたという宝を燕燕に見せる。
香取山主からの贈り物の絵には覃川が出会った人たちが描かれていた。その絵の最後には傅九雲の姿が。燕燕の表情が変わり涙が溢れてくる。そして消えてしまう燕燕。


絵の中。「あなたなのね?」と覃川が言う。琴を弾いていた傅九雲が「川」と言って立つと覃川を見る。傅九雲に駆け寄り抱きしめる覃川。傅九雲も覃川を抱きしめる。


ーおわりー


終わってしまいました(。>ㅿ<。)
やっぱり、ずっと見ていたドラマが終わってしまうのは淋しい。
もっと傅九雲を見ていたかったな。

泣いてる眉山が見ててつらかった。
覃川に傅九雲と再び会えると言いながら、自分にも言い聞かせていたはず(;д;)

燕燕と玄珠が仲が良くて。
燕燕と紫辰も幼なじみではなくて。
紫辰と玄珠もいい雰囲気で。
本当にみんな幸せそう。
でも、これは現実ではないんだよね…。

最後、覃川と傅九雲は絵の中で結ばれたという事なのかな?
あの絵の中なら、ずっと幸せだよね(ノ_・。)



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1 コメント

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Unknown (Berry)
2021-01-23 22:06:46
うさ さん、あらすじを最後まで、本当にありがとうございました!!
 29話で、ストップしたままで、忙しいのと九雲がいなくなった悲しさで、ちょっーと 間をおいてから最終話みました〜

そうして疑問が残りましたが、、離国の父母皇帝や兄などとの風景は、、、現実ではなかったのかな、、?
燕燕は、もとのお顔に戻ってなかったのですが、幸せな、今度はボタンのかけちがいなく、幸せに、、、なるのかなあ、、、と思うと最後は、、覃川(燕燕)絵の中にはいってしまいましたね。。。
 そこで九雲とふたたび出会う、、これは覃川の夢の中なのかでしょうか、、
それとも、みている私達の夢のなかでしょうか、、。
絵の中には、白!鏡もいたらいいなあ、、と思います。
寂しいのは、残った皇子ですが、妃希望者は多いでしょうし、良しとしましょう。
阿満が登場してくれて嬉しかったです。
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